国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み  天皇皇后両陛下、神武天皇陵に御親拝。

2019/03/27

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成31年(2019年)3月27日(水曜日)
   通巻第6028号  
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 中国インターネットの帝王、14年の実刑、300万元の罰金
  TIMEの「50人」にも選ばれたハイテク分野の実力者がなぜ失脚したのか?
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 江蘇省寧波裁判所は、嘗て中国のインターネットの帝王(網絡皇帝)とまで言われた魯偉に対して14年の懲役と罰金300万元を言い渡した。
魯は2017年10月に「党規約を深刻に逸脱し、3200万元の賄賂を受け取った」として職を解かれ、収監されていた。
判決による罪状は収賄と権力を利用しての女漁りという醜聞だった。

魯の経歴が凄い。
 新華社党委員会秘書長、副社長。継いで北京市党委員会常務委員。同市宣伝部長、北京市副市長。国務院新聞弁公室副主任。中央宣伝部副部長(サイバーセキュリティ小委員会弁公室主任)。準閣僚である。

 ファイスブックのザッカーバーグが北京を訪問し、習近平と表敬訪問した折、となりに紹介者のように振る舞っているのが当時「中央宣伝部副部長」として、ネット監視の重責を担い、権勢の頂点にいた魯である。
米有力週刊誌の『TIME』が「将来有望な世界の指導者50」のリストに、この魯を加えるほど世界的にも有名人だった。

インターネット監視の立場にあって、なぜ収賄が可能なのか、或いは機密漏洩という別の側面があるのではないかと、様様な揣摩憶測が世界のインターネット業界に飛び交う。なにしろインターポール総裁だった中国人が北京に召喚され拘束、王岐山と関係の深い「海航集団」のCEOがアルプスの崖から落ちて「事故死」したり、将来を嘱望されて物理学者がサンフランシスコで「自殺」したり、不思議な事件が頻発しているくにだけあって、ネット帝王の失脚事件くらいで驚いてはいられない。
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 天皇皇后両陛下、神武天皇陵に御親拝。
  皇祖御即位の畝傍の麓。「東宮への御譲位」の「親謁の儀」
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 平成三十一年(西暦二千十九年)三月二十六日、天皇皇后両陛下は奈良橿原にある神武天皇の御陵を御親拝され、「親謁の儀」を厳粛におこなわれた。
近鉄の特別列車で到着された橿原駅から橿原神宮までの沿道には、両陛下をお迎えする国民およそ二万二千余名が、厳粛に並び、国旗をふりながら御即位以来の御訪問を歓迎した。

 メディアは「退位」の「報告」などとあっさり報じているが、皇祖神武天皇が即位されたのが橿原神宮、我が国の肇国は畝傍山の麓でなされたのである。
その日が紀元節となって皇紀二千六百七十九年の歴史が刻まれ、光格天皇から二百年ぶりに御譲位の儀となった。

 前夜に京都に立ち寄られた両陛下はゆかりの深い御所において茶会を行われ、往時の京の繁栄、その歴史の中枢の舞台となった場所における伝統の儀式に、多くの国民は深い思いを寄せた。

 戦後、喧しかった議論は「神武天皇はいなかった。日本書紀はつくり話」という左翼の天皇制否定論だが、こんにち神武天皇の実在は疑う余地のない歴史的事実とされ、むしろ外つ国の宣伝文書(魏志倭人伝)による卑弥呼の存在が疑わしいこととなった。

 邪馬台国は一豪族が支配した地域の名称と想像され、卑弥呼は霊力をおびた巫女と考えられるものの、卑弥呼神社は全国何処を探しても存在しないように、その実在は極めて疑わしい。外国の宣伝文書を、日本の歴史学者がまじめに議論したこと自体が、意味のない作業であったのだ。
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 読者の声 READERS‘ OPINIONS  どくしゃのこえ 
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(読者の声1)御新著『明地光秀 五百年の孤独』(徳間書店)をすぐに拝読しました。
 「えぇーっ」と声を挙げること数回、いまのいままで明智は竹藪で百姓の竹槍に倒れたと思っていましたから、これが天下を簒奪した秀吉の創作だったとは!
 文中、和歌の本家取りの素養、実際に愛宕百韻の霊峰に登山されて、ここで連歌会の解釈が光秀の悲壮な決意、それを参加者は十分に理解しており、また細川と吉田兼見が義挙を予兆していたことなど、歴史の深淵をのぞく思いで夢中で読みふけりました。
 それにしても中国経済の著作が多い宮崎正弘先生が、このところ吉田松陰、西?隆盛と歴史物を次々とまとめられ、ときに三島由紀夫論からニーチェへ飛躍し、これは同一人物なのか、いや、中国論はひょっとして余業なのだろうかと思ったり、十分堪能させていただきました。
  (MK子、杉並)



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(読者の声2)御新刊の『明地光秀 五百年の孤独』(徳間書店)、さっそく拝読、一気呵成に読み終えました。
最後に引用されている福田恒存の『光秀』の舞台を観た記憶が懐かしく思いおこされ、高麗屋の光秀と杉村春子の妖婆は記憶に鮮明です。
 又五郎の秀吉も(おそらくカリカチュアもあったのでしょう)面白く創られていました。 来年の大河ドラマ(「麒麟がくる」貴著同様に面白くなるといいのですが。
   (HF生、神奈川)



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(読者の声3)またまた御新著、じつに八面六臂、迅速は筆力に脱帽ですが、この度のタイトルが「五百年の孤独」とはじつにぴったりです。
なにしろ明地光秀は五百年もの長きにわたって謀反人のレッテルを貼られたまま、孤独に耐えてきたのです。
 その孤独から救い出した本書もまた義挙でしょうか。あの霊峰・愛宕神社に登攀された紀行文の記述も読ませます。
ますますのご健筆を祈ります。
    (HS生、奈良)
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 これほど誤解された武将はいないが、原因は『光秀ごときが』という黒幕説だった
 ――信長への過大評価と光秀への過小評価が真実を隠蔽してきた
 「主殺し」、「謀反人」という逆宣伝で光秀を貶めたのは秀吉と誠仁親王だった
 当時の空気。人々は予兆していた。光秀がことを起こそうとしていることを
 ――謎は愛宕神社、あの「愛宕百韻」の発句が「ときはいま天の下しる五月哉」にある
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(休刊のお知らせ)小誌、海外取材のため4月4日から8日まで休刊となります
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