国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み <<CSISは「BRI」を「デジタル・シルクロード」

2019/02/07

★小誌愛読者23400名!
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成31年(2019年)2月7日(木曜日)
         通巻第5985号  
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「いま中国のBRIと戦わなければ十年後に世界は中国に支配される」
  CSISは「BRI」を「デジタル・シルクロード」と新命名
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 ワシントンの有力シンクタンクCSISは、中国のシルクロートは、情報の安全が疑わしい。サイバーセキュリティの分野で関連諸国は脅かされている」とする報告祖を出した。
 シルクロードは「デジタル・シルクロード」というわけだ。

「日米ならびに西側列強は、ファーウェイ、百度、アリババなどが関与するプロジェクトに対抗するための共同の作業を検討し、早急にアジア諸国にデジタル投資を積極化するべきである」という。

 また國際政治改良財団のロバ−ト・アトキンス理事長は「いま西側が団結して、中国のデジタル・シルクロードに対抗しなければ、十年以内に世界は中国の5Gシステムに支配されてしまうだろう」と戦闘的な考慮を促している。

 中国がパキスタンのグアダール港から人民解放軍一万を駐屯させているアフリカのジブチまで、6200キロの海底ケーブルを工事していることが判明、アフリカと中東の通信市場も、独占する野心が見えてきた

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(休刊のお知らせ)小誌、海外取材のため2月9日―13日が休刊です  
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◎読者の声 ☆どくしゃのこえ ★READERS‘ OPINIONS
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(読者の声1)貴誌でおりおりに話題となったフェルメール展、雑誌『正論』もずっと表紙、裏表紙がフェルメールです。老生、やっと時間を見つけて行ってきましたが、長い列、一点をみるのに一人平均30秒でした。これで一人1800円! 宮崎先生も上野の森美術館へ行かれましたか?
  (TY生、水戸)


(宮崎先生のコメント)小生はオランダの各地の美術館とドレスデン、それからアイルランドのダブリンの美術館で、ゆっくりと、それこそ一点15分ほど。客が少ないし、写真撮影もOKでした。したがいまして上野には拝観に行っておりません。



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(読者の声2)『正論を聞く会』から次回講演会のお知らせです。次回は水島総氏の独演会となります。どなたでも予約なしでお参加しただけます。

とき    2月19日(火曜)午後六時半
ところ   大手町「産経プラザ」三階大会議室
講師    水島総(日本文化チャンネル櫻代表)
演題    「失うものは何もない。残るは希望と祖国のみ」
参加費   おひとり1500円(学生千円)
お問い合わせ 「正論の会」(代表 三輪和雄)03−3407−0637



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(読者の声3)貴誌5984号掲載のケネス・ロゴフ(ハーバード大学教授)による、次の金融危機は、「従来型ではなく、ハッカーによる市場攻撃という不確実性と、主要各国の金利政策が突如異変(世界が一斉に高金利)に陥ったときに起こる」という警告は注目せざるを得ませんね。
 記事中には、なぜか日本の名が出てきませんが、周知のように、日本の一般政府債務残高(17年末)の国内総生産(GDP)比は224%と、米国の105%、英国の118%、ユーロ圏の105%の2倍近いものとなっています。
日銀の国債保有残高(17年度末)のGDP比も82%と、FRBの12%、BOEの21%、ECBの17%を大きく上回っています。そして、19年度の一般政府債務残高は国内総生産(GDP)の230%にまで達しています。
 一時期、「国債破綻」が盛んに言われ、そうした内容の著作が相当数出版されましたが、その後、こうした警告、予想などは一向に実現せず、現状は不思議な「茹でガエル」状態にあるように思えます。一体、今後の現実の展開はどうなるのでしょうか。金利が高騰すれば、我が国の財政が破綻するほかないことはあまりにも明らかです。
(CAM)


(宮崎先生のコメント)日本は対外債権(海外純資産)が3兆ドル強、対外債務は事実上ゼロ。経常収支はつねに黒字。国民の金融資産はGDPの三倍以上あります。
したがって日本にはロゴフ理論は適用されないでしょう。IMF世銀でも、日本の財務省の工作員(出向者)によるロビィ工作で「大変だぁ」と騒ぐレポートが出されますが、ほかのIMF報告は、「日本の財政は何も心配がない」と明言しているのです。
 財務省筋がながす日本のGDP224%だから危険という説は増税を目論む官庁が工作するフェイクニュースです。そもそも赤字国債をGDP比とする計算の遣り方は、経済学的に重要な意味はありません。
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「一帯一路」は「末路」なのに、日本は「協力する」と前向きなのは危険すぎないか?
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 ●インドネシア新幹線、マレーシア新幹線など中断、挫折
 ●CPEC(中国パキスタン経済回廊)危機、パキスタン債務不履行か
 ●マレーシア、スリランカ、モルディブ、そしてマダガスカルで親中派元首が落選
 対抗して日米豪印はインド太平洋共同軍事訓練。米豪は南太平洋のマヌス島に軍事基地を建設合意。「インド太平洋」プロジェクトへ米国は600億ドル。
 豪・NZなどが「南太平洋インフラ投資銀行」設立へ。英仏海軍は共同で南シナ海「自由航行」作戦に合流。ペンス演説は「対中準宣戦布告」に等しい!
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宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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  • Apeman生2019/02/08

    【 我が国の財政が破綻するほかないことはあまりにも明らか by (CAM)氏 】



    (CAM)氏の論考は、いつも興味深く・賛同しながら拝読致しておりますが、日本の財政破綻に関するご意見だけは同意できません。 宮崎正弘氏も、わざわざコメントされておられる様に、日本の財政は極めて健全です。 高橋洋一教授などの指摘されている様に、「バランスシート」で評価すれば、何の問題もありません。



    (CAM)氏は、かなり以前にも同様の懸念を提起されたと記憶していますが、是非とも「バランスシート」の検証を・・・。



    更に、テレビ東京の朝番組では、各国の国債の利回りが日々報じられています。

     ・日本国債 : 0.001%(最近は、マイナスになることも)

     ・ドイツ国債: 0.05%

     ・米国国債 : 2.90%

    馬の目を抜く金融業界でも、日本国債の評価がいかに高いかご理解頂けるかと。

  • 名無しさん2019/02/07

    「いま中国のBRIと戦わなければ十年後に世界は中国に支配される」

      CSISは「BRI」を「デジタル・シルクロード」と新命名