国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み <<豪政界も中国に汚染され、三人の高官がファーウェイの代理人だった

2019/01/30

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成31年(2019年)1月30日(水曜日)弐
        通巻第5973号     
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 豪政界も中国に汚染され、三人の高官がファーウェイの代理人だった
  孟晩舟はファーウェイ(豪)の取締役としても、陰謀に加担していた
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 豪政府高官だった三人をファーウェイは、「取締役」に雇用し、高給を支払って事実上の代理人を務めさえ、オーストラリア市場の拡大に協力させてきた。
 豪政府は労働党のジラード政権からターンブル保守政権まで、国家安全保障部門は、ファーウェイの警戒を怠らなかった。

 「ファーウェイ(豪)」は現地法人を装いながらも、事実上のスパイ機関として、機密情報を入手していた。

2011年からファーウェイ豪の取締役になっていた三人の高官とは、ジョン・ブルンビー元ヴィとリア州副首相、ダウナー外相、そしてジョン・ロード元海軍中将で、いずれもが「ファーウェイのスパイ行為という陰謀論には証拠がない」と中国を擁護してきたため、豪メディアは疑惑の目を向けてきた。

 さてカナダで拘束されている孟晩舟だが、2005年10月から2011年8月まで、このファーウェイ豪の取締役を務め、中国と豪のあいだを行き来していたのだ。

 米国が起訴に踏み切ったのは23の容疑で、イランへの不法輸出と迂回路の送金のほかに様々なスパイ容疑が俎上には網羅されている。資金洗浄と迂回送金に利用されたHSBCは、ファーウェイとの取引から撤退している。

 中国はなんとしても孟晩舟の米国への身柄引き渡しを阻止するべく、在中国のカナダ国籍13名を拘束し、さらに中国人だが豪国籍をもつ楊という作家を拘束し、カナダに対して猛烈な圧力をかけた。

 弱腰トルードー(カナダ)首相とて、ファーウェイ政策には厳しい姿勢をしめすようになり、駐北京カナダ大使の親中発言に激怒、大使を召還した。
 ファーウェイ問題、これからの裁判の行方に注目があつまる。

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◎ 読者の声 ☆どくしゃのこえ ★READERS‘ OPINIONS
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(読者の声1)昨夜の「フロントジャパン」(日本文化チャンネル櫻)を録画し損なったのですが、アメリカ大統領選挙で宮崎先生が何枚かパネルを用意されて説明していました。パネルの再掲載をお願いします。
   (GH生、茨城)


(宮崎正弘のコメント)ユーチューブでご覧になれる筈ですが、手元のパネル原稿が残っていましたので、下記に若干の修正を加えて、掲げます。
 小生のテーマは{トランプ再選は磐石か}でたした。
 (要点)米国大統領選とは論戦を通じて、政治の中心となり、重要政策に大きな影響が出る。政治力が資金、キャンペーンで問われ当落に関わらず党内の力関係が定着する。
 以下パネル、項目別に。
▼民主党の有力候補は「暴走老人」
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最有力の三人はバイデン前副大統領(78)、サンダーズ上院議員(79)
ヒラリー・クリントン元国務長官(72)、大富豪ブルームバーグ(76)も準備中
 ▼ヤングパワーは「老人はもう不要だ」
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中間選挙で保守地盤のテキサスで、テッド・クルーズを追い上げたビトー・オローク下院議員に注目。ほかにラテン系ではジュリアン・カストロ(元「住宅省長官)が名乗り。
 ▼「ウーマンパワー」の四人組
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リズ・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ)、ギルブランド上院議員(NY) 
トウルシー・ガバード下院議員(ハワイ)、カマラ・ハリス上院(カリフォルニア)と東海岸と西海岸にかたよっている。したがってリベラル色が濃厚だ
 ▼選挙システムに異変が
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最大票田のカリフォルニア州がコーカス方式から「スーパーチューズディ」に切り替わると、左翼のメッカのカリフォルニア大票田はカネのある候補。そして極左リベラル候補が有利になる
 ▼さて共和党の候補は?
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メキシコの壁予算、政府機関閉鎖でトランプ一色から分裂含みとなり、ネオコンが独自候補模索(トランプ以外を)。保守本流はケーシック前オハイオ州知事を担ぐ動きがある。
ほかにも共和党の泡沫候補たちがいて、ウィリアム・ウェルド(前マサチューセッツ州知事。リバタリアン党副大統領候補で善戦)。ベン・サッセ上院議員(ネブラスカ州選出)。
そして、ジェフ・フレーク前上院議員(アリゾナ州)も準備中だ。
 (追記)29日にスタバの創業者が立候補準備中と報道された。



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(読者の声2)「韓国への警戒」
1.韓国の企図不明
レーダー照射事件は、韓国政府の異常な対応に驚いて韓国を馬鹿にする向きが見られるがよくない。というのはこの事件の裏がまだ見えていないからだ。
これは日本人が気付かない事情があるということでそれは即日本にとって危険ということである。分かるまで警戒を固める必要がある。

 2.制裁論
こうした状況で制裁を声高に主張するものがいる。しかし、制裁は強い者が弱い者にすることだ。日本は韓国に比べて強いのだろうか。たしかに経済力は大きいが国防力ではどうか。政治力などを含めた総合力ではどうか、見直す必要がある。なお極東では武器と金なら武器を取ると云われている。武器があれば金は巻き上げられるからだ。

 3.武器
専門家の間には両国の新型戦闘機の性能を比較する人がいる。しかしこれは第二次大戦の発想だ。国防力は政治を含めた総力戦だ。核ミサイルを除き武器、兵器の優劣は二の次、三の次の話だ。

 4.政治力の差
そこで、韓国の日本に対する浸透振りを見ると、半端ではないことに気付く。何しろ国政の最高機関である議会に多数の議員を送り込んでいるのだ。一方日本はどうかというと、韓国議会に日系議員は見当たらない。また、帰化した朝鮮人が政財官マスコミ文科教育界に多数いると言われている。
それが日本社会の韓国エッジになり、日本の正常化を妨害しているという。
では日本人は韓国に同じように浸透しているだろうか。全く聞いていない。それどころか今年、多数の著名な日本人の国会議員が恥ずかしそうに東京の韓国人の新年会に出席していた。当然理由があるのだろう。ということで、韓国を軽視することなどまったくできない。これでは制裁どころの話ではない。自衛を固めなければならない。

 5.国家の基本
地政学は「隣国は敵対する」と規定している。マキャベッリは「隣国を助ける国は隣国に滅ぼされる」と記している。国家と人間関係を混同してきた戦後日本の対韓外交は大失敗だった。
 6.国防の心配
今日本と韓国の軍事力を比較すると韓国は徴兵を完成している。愛国心も非常時の組織行動も日本人より優れている。また最近水中発射ミサイル装置を持つ潜水艦を進水させた。これを北朝鮮に供与すれば北は固定基地に縛られることなく自由に核ミサイルを発射できるようになる。
米国は身代わり被曝はしない。だとしたら日本が核自衛するしかない。時間が無いから占領憲法は棚上げして特例法で再軍備し核自衛すべきだ。核開発には3年、3兆円が必要というが年間予算と比べると安いものだ。国民に急速に危機到来をひろめるべきである。
   (落合道夫)



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(読者の声3)「ラジオ日本」の番組「マット安川のずばり勝負」からお知らせです。
きたる2月1日(金曜日)、宮崎正弘先生が生出演されます。
 2月1日の1230−1500の番組中、宮崎先生の出番は1250から1357を予定しておりますが、途中、米国からの中継がありますので、予定時間は変更になる可能性があります。
 国際情勢の解説、分析に加え、リスナーの皆さんからの質問にお答えするユニークな番組です。ご期待下さい。
  (ラジオ日本「マット安川のズバリ勝負」担当者)
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