国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み <<「ブラジルのトランプ」=ボルソナロ新大統領が中国批判

2018/11/04

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)11月4日(日曜日)
        通巻第5876号 
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 「ブラジルのトランプ」=ボルソナロ新大統領が中国批判
  われわれは「侵略者から国を護る」と当選後の第一声
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 10月28日のブラジル大統領選挙は、「ブラジルのトランプ」と言われたナショナリストのボルソナロが当選し、喜びの声はホワイトハウスから、悲しみと落胆は北京から起きた。

 選挙中、ボルソナロは「MAKE BRAZIL GREAT AGAIN」とまるで、トランプ風の標語と掲げ、「汚職追放、国有企業削減」ばかりか、「台湾との関係強化」、「イスラエル大使館のエルサレム移転」なども公約としていた。

 11月1日、ボルソナロ次期大統領は初めての記者会見に応じて、「われわれは侵略者から国を守る。基幹産業を外国には渡さない」と発言し、間接的に中国を痛罵した。かと言って具体的に中国への貿易制裁や、規制強化などのプランを発表したわけではない。

 ブラジルは人口が2億900万人(世界第五位)という大国である。
国民ひとりあたりのGDPは9900ドル、日系移民が190万。国民の65%がカソリック、そして公用語はポルトガル語である。

日本との関係は歴史も長く、深い。フィリピンから帰還した小野田少尉もブラジルに渡って牧場を経営したし、近年は日本への出稼ぎが多く、浜松あたりでは「ブラジル村」ができたほどだ。

安倍首相は五輪委員会で2016年にブラジルを訪問している(このとき東京五輪が決定した)。ボルソナロ大統領当選直後に祝電を送った。

 さて、ボルソナロ新政権は反中路線を掲げて、基幹産業の鉄鉱石や農作物への中国資本への不満を述べたが、現実問題としてブラジルが中国を排斥することは考えにくい。
貿易相手国として、すでに中国が米国を抜いてダントツの一位であり、双方の貿易額は750億ドルに達している。

 そのうえ近年、中国資本は通信、自動車から金融にも及んでおり、27ある州のうち、北部では70%の融資が中国工商銀行によって為されている。
 北京はブラジル新政権の出方を固唾を呑んで待っているという構図である。
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(速報)
 ロシア金保有、初の2000トン突破
  保有米国債は140億ドルに激減
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 世界の国別の金保有や産金国の生産状況、価格推移などを統括するWGC(ワールド・ゴールド・カウンシル)が11月1日に発表した直近の統計がある。

 ロシアの金保有は年初来93・2トン増やし、全体で2000トン突破の新記録となった。これは世界の中央銀行が保有する金全体の17%を占める。
 また金価格を、当日のレート(1214・8ドル@オンス)で計算すると、時価になおして780億ドルに達する。

反面でロシアは米国債を市場で売却し、その残高は140億ドルに激減させていた。
また中国から大量の金を買い付けたほか、一部の国の貿易決済を金で受け取ったことが大きな要因と見られる。
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  11月25日は憂国忌です!
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三島由紀夫氏追悼 第四十八回 追悼の夕べ
「憂国忌」のご案内
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 前略 貴台におかれましてはご健勝のことと存じ上げます。
 ことしもまた憂国忌の季節となりました。三島先生の没後四十八年にあたり、政界、言論界でも「最後の檄文」の主張にもある憲法改正の方向性が出てきました。

 また本年は明治百五十年にあたり、背景に明治の残映から始まる三島先生の傑作『春の雪』(『豊饒の海』第1巻)を中心としたシンポジウムなどを執り行います。万障お繰り合わせの上、ご臨席いただきますれば幸甚です。 実施要綱は下記の通りです。
      記
 日時   十一月二十五日(日曜) 午後二時(午後一時開場)
 場所   星陵会館大ホール(千代田区永田町2−16)
 資料代  お一人 二千円 

<プログラム>                      (敬称略、順不同) 
                     総合司会     菅谷誠一郎
午後二時   開会の挨拶        三島研究会代表幹事  玉川博己
      『春の雪』名場面の朗読              村松えり
      『天人五衰』最後の場面朗読            村松英子
午後二時半 シンポジウム  「『春の雪』をめぐって」
                    小川榮太郎、富岡幸一郎、松本徹 
                  司会  上島嘉郎(『正論』前編集長)
    
  追悼挨拶「憲法改正の時が来た」   中西哲(参議院議員) 
午後四時十五分    閉会の辞。 全員で「海ゆかば」斉唱    
 <憂国忌代表発起人> 入江隆則、桶谷秀昭、竹本忠雄、富岡幸一郎、中村彰彦
西尾幹二、細江英公、松本徹、村松英子
  (なおプログラムは予告無く変更になることがあります。ご了承下さい) 
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  読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)貴誌前号5875号の「読者の声1」の文中、何か所も「普天間」とありますが、これは「辺野古」ですね。地名についての基本的な知識を欠いた投稿は、掲載される前に、是非十分チェックされて下さい。
  (一愛読者として)



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(読者の声2)米国がイラン産原油の禁輸例外国の8か国に日本、インド、韓国が含まれているとマスコミが報道しています。ここで私が注目するのは韓国が含まれていることです。
 イランは北朝鮮製の武器の最大の輸入国と言われています。韓国がイラン産原油を輸入するのなら、輸入代金から北朝鮮からの武器輸入代金を差っ引き、韓国がこっそり北朝鮮に差っ引かれた分を渡す可能性があります。
 かつてイランが経済制裁を受けていた時、韓国が代金をウォンで支払うことを条件にこっそり石油をイランから輸入していたという説があります。イランがこのウォンをまだ全部ドルに交換できていないのなら、この取引にウォンの引き取りを含めることもできます。
 韓国にとっても為替市場でウォンを大量に売りに出されて、ウォン暴落となるよりましでしょう。
 以上はこうなる可能性もあるというだけで、そうなりつつあるという情報を私は持っていません。ただし米国政府の北朝鮮アナリストたちは当然この可能性もあることは知っていると思います。その上で、禁輸例外国に韓国を含めたのです。
 妄想で終わるか、実際に行われるか、いずれかは分かりません。ただし、現実に行われれば、米国政府は確実に情報を掴むと思います。
  (當田晋也)
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