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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み 「仮疫苗」(ワクチン)スキャンダルには黒幕がいる

2018/08/08

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)8月8日(水曜日)弐
        通巻第5782号  
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 「仮疫苗」(ワクチン)スキャンダルには黒幕がいる
   偽ワクチン騒動と中国共産党幹部との裏のダーティな関係
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 偽ワクチンでは2010年に陝西省で子供四人が死亡し、70人以上が症状悪化となって入退院を繰り返したことが判明している。
当該ワクチンはB型肝炎予防だった。

 七月から世界的に報道されたのが、中国の偽ワクチン問題だ。発端は元従業員の告発で、「不正データ、不合格ワクチンの他省への大量出荷がある。これは党の指導だ」。
 中国の製薬業界は安全基準などを厳格に謳ってはいるが、監督官庁は、賄賂に弱く、適当な審査で許可を出すことでも知られる。

 当初、狂犬病ワクチンが不合格とされ、ついで三種混合ワクチン(破傷風、百日咳、ジフテリア)も不合格だった。それなのに、すでに45万本が出荷されており、そのうちの大半が子供に注射されたあとだった。中国社会はパニックとなった。ただし死人がでなかった(三日後に死亡したケースがあるが、因果関係が不明)。

 「長生薬品は2014年から不正データによる製造をしており、すでに有効性を失った材料を有効とする(期限切れの原液使用)などのデータの改竄により11万3000本が作られた。またジフテリア・ワクチンは225600本が製造された」(サウスチャイナ・モーニングポスト、2018年8月8日)。

 問題は、メーカーが吉林省の長春にある「長生生物科技」という、過去の来歴からしても胡散臭い企業という汚職体質と党との癒着が取り沙汰されていた企業であること。董事長の高俊芳(女性)は、元吉林省党書記だった高荻の娘。つまり地元のボスの子供である。

さらに、この高俊芳は、同社の党書記も兼ねるのだ。同社はつねに薬品安全管理監督当局への収賄、報道機関への圧力などが噂されてきた。

 中国のワクチン製造企業の特徴は、得体の知れない起業家が株式を買い占め、既存の製薬企業を次々と買収して肥り、この業界は「三悪人」(高俊芳、韓剛君、杜偉民)が支配する世界としても知られた。
 買収ののち、企業再編、改名、そして株式上場という錬金術。まさにアメリカのM&Aの異端児の遣り方そっくりだ。かれらが牛耳ったのは江蘇延申、深せん康泰、北京民海生物など。
 とくに高俊芳は恒例『フォーブス』の「中国財閥ランキング」上位400人中、371位(個人資産67億元)だった。 

 政治的背景には、業界が急成長を遂げた時代が江沢民政権のときで、江沢民は政治家の前に長春の自動車工場で働くエンジニアだった。したがって吉林省人脈が豊富である。同時期、東北三省(旧満州)の担当は張徳江であった。

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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)被爆した方で90歳を超えて元気だった人を2人知っている。1人は20Km位離れた平地を行軍訓練中に被爆。もう1人は死体置き場で意識を取りもどした。
 私の亡父(68歳死去)は原爆手帳をもっていましたから、特に意識はしていませんが私は被爆二世ということになります。
広島の実家は爆心地から約2.4キロで、このとき、祖父(84歳死去)はエノラゲイからパラシュート(原爆? 観測機?)が飛ばされた後、エノラゲイは急旋回してすごい勢いで飛び去ったので、すぐに太田川支流の川の土手の影に隠れて難を逃れたと言っていました。父は家のなかにいたようです。
 色んな話を総合すると、爆心地から1.5キロ以内はほぼ殲滅された感触ですから、実家はギリギリ900M位の差で致命傷的被害を免れた感じです。
父は小学6年でしたが、戦後は食料がなくて、太田川支流のエビ・カニ・貝などで飢えを凌ぎ、「川がなかったら飢え死にしていた」と云っていました。
いまなら、放射能で食用とするのは禁止されていたかもしれません。
 私も子供の頃には、川に潮干狩りに行ってアサリをいっぱい食べましたが、今のところ、健康に問題はありません。
 母(存命中)は爆心地から30キロ位の山県郡戸河内というところにいましたが、翌朝(8/7)、風に乗って焼け焦げた新聞紙がたくさん飛んできたといっています。
一番、痛ましいのは21歳だった母の姉(私の叔母)が白島町(1.25キロ位)にいて被ばくし、山県郡の田舎まで逃げ延びて帰り、そこでお盆明け位に青い血を吐きながら死んでいったことです。
小さいころ、母(現在84歳)からよく話をきかされました。病状は最初は良くなりかけたが、だんだん悪化しました。「今日の朝はあの山の木がよくみえんのんよ」・・・母が姉が言った言葉として何度もきいた言葉です。
 広島はサヨクが強く、小学校は「北」礼賛の教師がいました。中学は私立だったので変なのはいなかったが、高校は公立で原爆の話は長々と聞かされました。
色々、いわゆる「平和教育」を聞きましたが、死ぬのは原爆も焼夷弾も一緒です。むしろ、叔母さんみたいも「若くて生殺し」になるのが一番怖い。
 こうした事実を認識した上で、日本の核武装を支持します。
潜水艦五隻程度を核武装して太平洋や日本海、東シナ海に潜航させておいてほしい。いつでも打たれたら打ち返すだけの戦力があれば、日本の500都市に核ミサイルの照準を合わせているシナに抑止がききます。
  (R生、ハノイ)


(宮崎正弘のコメント)不思議な話ですが、ガン治療に聞く温泉は日本に二ヶ所あって、秋田県の玉川温泉と、鳥取県の三朝温泉。いずれもラドン系です。つまり適量の放射能を浴びて、ガンを直すわけです。



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(読者の声2)貴誌5780号、いわゆるドローンは、中国製が世界市場の80%を占めており、中国製ドローンは世界標準です。
ベネズエラの事件に使用された機種は映画撮影にも使われています。従い、中国製ドローンが使用されても、それだけで何らかの特定が可能な訳ではありません。自作自演説のほうが有力でしょう。
  (ZE生)



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(読者の声3) 貴誌5789号は、とくに読みどころ満載でした。原爆投下のいきさつや、沖縄県人を先住民とせよなどという国連人権委員会の話(2014年にジュネーブに言った際にも、NGOのブリーフィングで幾つもの左よりNGOが主張しているのを聞きました)、またLGBTに関する杉田さんの発言に対するコメント等です。
多少付け加えれば、ポツダム宣言とバーンズ回答は矛盾しないのか私は疑問をもっています。
ポツダム宣言では、無条件降伏するのは日本軍だけであったのが、バーンズ回答では、日本政府や天皇の統治権は、連合国最高司令官の指揮下にはいるとダメを押されてしまいました。
日本政府も余計な念押しをしたものです。
アメリカの左傾マスコミに対しては、トランプ大統領は、うまい退治法を見付けましたね、日本の保守も、そろそろうまい対処法を見付けるべきでしょう。
沖縄については、もし沖縄県人が先住民なら、その先住民を追い払った、いわば後住民は誰なのかという質問をぶつければ、先住民だという連中は答えに窮するでしょう。
  (関野通夫)



  ♪
(読者の声4)さき(貴誌5781号、読者の声4)に、原爆投下の経緯についての鳥居民説などを紹介し、「ケモノと接するときは相手をケモノとして扱わねばならない」というトルーマン発言にも言及しましたが、下記のような資料を発見しました。
 これは8月9日付(広島への原爆投下後で、長崎への投下当日)のトルーマン書簡です。これを読むと、少し感じが変わってきます。
思いがけずも大統領という重荷を背負うことになり、心ならずも軍部に引っ張られる形になったとも解釈されるトルーマンの心情が読みとれます。
 「開戦」時とともに、「終戦」時の実状・実態についても、まだまだ研究されるべき余地があるようです。
http://nuclearfiles.org/menu/library/correspondence/truman-harry/corr_truman_1945-08-09.htm
 Letter from President Truman to Senator Richard Russell, August 9 1945
 I know that Japan is a terribly cruel and uncivilized nation in warfare but I can't bring myself to believe that, because they are beasts, we should ourselves act in the same manner.
 For myself, I certainly regret the necessity of wiping out whole populations because of the 'pigheadedness' of the leaders of a nation and, for your information, I am not going to do it until it is absolutely necessary...
 My object is to save as many American lives as possible but I also have a humane feeling for the women and children in Japan.
         (CAM)


(宮崎正弘のコメント)20年ほど前でしたか、『トルーマン』というハリウッド映画を見ました(ひょっとしてテレビドラマの編集版だったのかも)。NYへ行く飛行機の中だったと記憶しますが、ミズーリの片田舎出身。愚直な、政治家にはおよそ不向きな人間が、ひょんなことで大統領になってしまう戸惑いが全編に溢れていました。
 トルーマンは若き日にKKKのメンバーであり、かつフリーメーソンでした。



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(読者の声5)三島由紀夫研究会の10月の「公開講座」は憂国忌発起人で元朝日新聞記者・編集委員の井川一久氏を講師に迎えて下記の通り行われます。
講演テーマのクァンガイ陸軍中学とは戦後残留した日本人将兵が教官としてヴェトナム青少年を教育して精強なヴェトミン軍、ヴェトナム軍の指揮官、将校を育成した陸軍士官学校である。昭和29年ディエンビエンフーで仏軍を撃滅した戦いも、昭和50年サイゴンを陥落させて米軍を撃退した戦いも正にこの学校で鍛えられた日本精神を発揮したが故の勝利であった。井川氏がこの歴史と経緯を熱く語ります。

日時  10月25日(木)午後6時半開会(午後6時開場)
会場  アルカディア市ヶ谷(JR・地下鉄「市ヶ谷」徒歩2分)
講師  井川一久氏(元朝日新聞記者、編集委員、憂国忌発起人)
演題  ヴェトナム独立戦争に挺身した日本人たち
       〜典型としてのクァンガイ陸軍中学教官団
    (講師略歴 昭和9年生れ。愛媛県出身。早稲田大学政経学部卒後朝日新聞入社、以降、外報部で活躍。ハノイ初代支局長をはじめ長年インドシナ情勢を取材。現在も大東亜戦争終結後ヴェトナムに残留し、インドシナ戦争(対仏独立戦争)やヴェトナム戦争(対米戦争)で戦った日本人将兵の記録に取り組んでいる。
会費 会員・学生1千円(一般2千円)

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