国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み <<メルケル政権、中国の独ハイテク企業買収を却下へ

2018/07/30

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)7月30日(月曜日)
        通巻第5773号   
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 「独中蜜月」に明白な転機
  メルケル政権、中国の独ハイテク企業買収を却下へ
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 嘗て中国がドイツのロボット製造企業「クーカ社」を買収したとき、ドイツ財界では反対も少なく、というより国を挙げて中国フィーバーに浮かれていた。メルケルは14回も北京に通い続けた。

 ドイツ・メディアの中国礼賛も目がまわるほど、反比例して日本の報道に関しては中国と同様な歪んだ記事を書き続けた。

 フォルクスワーゲンは200万台から300万台を中国で製造し、販売している。そのフォルクスワーゲンに融資しているのは中国の国有銀行である。
 またドイツ銀行最大の株主が中国のファンド、そのドイツ銀行が経営危機に陥り、さらにフォルクスワーゲンも不正データ問題でピンチに立たされた。フォルクスワーゲンにとっても、ドイツ銀行にとっても、中国は死活的なパートナーとなった。

 実際に中国の富裕層は、近年、ベンツ、BMWを所有することをスティタス・シンボルとしており、中国企業が買収したスェーデンのVOLVOは、いまひとつ人気がない。車をよく分かっている中国人はトヨタのレクサスだ。

 ともかく「独中蜜月」関係と言われた時代は、大きな転換期を迎えたようである。
 独の精密機械メーカー「ライフェルト・メタル・スピニング」に対して中国の「煙台市台海集団」が買収の動きを見せている。
この事態に、ドイツ政府は「国家安全保障上、脅威となる」として許可しない方針を固め、最終的にはメルケル首相が近日中に判断を下す。同社は宇宙ロケットのハイテク技術に卓越しているとされる。
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)映画「ムルデカ」上映と勉強会が行われます。
インドネシア独立戦争を支えた日本兵およそ2000,このうち1000名が戦死しています。ムルデカは、インドネシア語で「独立」を意味し、映画は、この日本兵の勇気と真実を描いた作品で、津川雅彦、榎木孝明らが熱演。2001年に東映で配給されました。
 貴重な機会でもあり、また解説は加瀬英明氏らです。
             記
とき   8月17日(インドネシア独立記念日) 午後四時
ところ  憲政記念館講堂(定員496名)
司会   葛城奈海(女優、キャスター)
解説   加瀬英明(外交評論家)、奥本康大(「空の神兵」慰霊顕彰会会長)
参加費  1000円
共催   二宮尊徳学園、空の神兵慰霊顕彰会



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(読者の声2)三島由紀夫研究会、8月の公開講座は澤村修治氏を講師にお迎えします。
        記
日時   8月24日(金)18時半開演(18時開場)
場所   アルカディア市ヶ谷(私学会館)
http://www.arcadia-jp.org/access.htm
講師   澤村修治(作家・文芸評論家)
演題  「西郷隆盛、日本浪曼派、そして三島由紀夫」(仮題)
<講師略歴>昭和35年生れ。東京都出身。千葉大学人文学部人文学科卒。大手出版社勤務、新書や選書の編集長をつとめる傍ら、主に評論と評伝の執筆を行う。『表現者』にも寄稿。主な著作『悲傷の追想「コギト」編集発行人、肥下恒夫の生涯』(ライトハウス開港社)『敗戦日本と浪曼派の態度』(ライトハウス開港社)『唐木順三―あめつちとともに』(ミネルヴァ書房〈日本評伝選〉)『西郷隆盛 滅びの美学』(幻冬舎新書)その他多数。
会場分担金 会員・学生1千円(一般2千円)

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宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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  • 名無しさん2018/07/30

    トランプ大統領は、“FRBの経営権を握る”つもりのようです。そうなれば、ロスチャイルド家を権力から排除することができます。おそらく、米ドルは金で裏付けられるいくつかの準備通貨の1つになるのでしょう。新金融システムが背後で準備されており、トランプ大統領の一見破壊的な政治姿勢は、そうした新金融システムでより良いポジションを取るための戦術なのだと思います。

  • 名無しさん2018/07/30

    「独中蜜月」に明白な転機 メルケル政権、中国の独ハイテク企業買収を却下へ 嘗て中国がドイツのロボット製造企業「クーカ社」を買収したとき、ドイツ財界では反対も少なく、というより国を挙げて中国フィーバーに浮かれていた。メルケルは14回も北京に通い続けた←とにかく、ドイツとは二度と、同盟はくまない!日本は歴史を学習すべきです!ねw宮崎先生w



     ドイツ・メディアの中国礼賛も目がまわるほど、反比例して日本の報道に関しては中国と同様な歪んだ記事を書き続けた。

  • 名無しさん2018/07/30

    世界中を踏破して現地の現状を、詳しく解説して頂ける唯一のニュースです、お身体にお気おつけられてこれからもよろしくお願いいたします。