国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み <<劉暁波氏逝去1周年追悼集会が世界各地で

2018/07/14

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)7月14日(土曜日)
        通巻第5760号 
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(休刊予告) 小誌は海外取材旅行のため明日7月15日から22日まで休刊となります。 
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 劉暁波氏逝去1周年追悼集会が世界各地で
  香港と台湾には銅像や記念碑が建立された
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 「わたしに敵はいない」(我没有敵人)と遺言し、去った。ノーベル平和賞受賞の自由活動家、劉暁波氏の一周忌にあたる7月13日、世界各地で追悼の催しが開かれ、故人の業績による思想の拡大ぶりや、数々の著作を偲んだ。

 香港では劉氏の銅像が建立され、その前に数百人が集まった。台北では似顔絵が描かれたオブジェが完成し、その前で追悼集会が開かれて、ウアルカイシ氏が追悼講演を行った。またドイツでは、未亡人の劉霞女史はベルリンに入ったと見られるが、彼女は欠席のまま、キリスト教会で追悼集会が開催された。

 おなじ日に、台湾国民党名誉主席の連戦が、北京で習近平と会談した。劉暁波の命日に、中台会談を行うという北京の意図はありありとしているが、この恥辱を飲んで北京へいく、連戦の神経も、相当おかしいのではないか。
 
 さらに同じ日に、でっち上げ容儀で拘束してきた日本人に「スパイ容儀」を被せて、五年の懲役という判決を出した。

 他方、ドイツでも旧東ドイツに中国は巨大資金を投下して電気自動車用の電池工場を立ち上げると発表し、メルケルのやや中国に批判的な政策に搦め手での対応をしている。ドイツは自動車産業が苦況に陥っており、またドイツ銀行の経営悪化が囁かれている。
 背に腹は代えられないというのがメルケルの対中異常接近の背景にあるようだ。
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)貴誌の書評で昨年取り上げた、田中英道『日本人にリベラリズムは必要ない』(KKベストセラーズ)を読了。書評では触れていませんでしたが19世紀以来のユダヤ問題がこれほど明確に指摘されているとは驚きでした。
戦前の本ではたびたびユダヤの危険思想に気をつけろ、との警告がなされていましたが、戦後はナチスのユダヤ人迫害を盾にユダヤに関する問題はすべて陰謀論・人種差別主義者のレッテル貼りで封じ込められました。
同書では20世紀最大の事件ともいえるロシア革命は断じて「共産主義革命」ではない、と強調していましたが、戦前の本ではユダヤ革命とはっきり指摘しています。
ロシア旧体制の指導層は処刑・亡命・収容所送りになり、その後を埋めたのはほとんどがユダヤ人だった。当時の日本に置き換えてみるとユダヤ人は朝鮮人ということになるのでしょうか。
実際、朝鮮人によるテロは数知れず、戦後の朝鮮進駐軍の暴虐ぶりから思うに、欧州の1920〜30年代に革命思想に燃えたユダヤ人が騒ぎを起こせば起こすほど、ナチスの支持が高まったとしてもおかしくないとさえ思えてきます。

 ソ連崩壊後も左翼勢力が衰えない理由として「フランクフルト学派」の隠れマルクス主義者が大学・マスメディアを抑えたためというのは納得。日米欧ともメディアは左巻きが牛耳っています。
ところがトランプ大統領の当選でマスメディアは少数派が多数派を偏向報道で押さえ込んでいたのがバレてしまった。
学生運動が盛んなころ、大学の自治会を抑えた民青・革マル・中核その他セクトは少数派であっても、多数であるノンポリの学生では太刀打ちできなかったのと同じです。
東大の安田講堂事件やあさま山荘事件で過激派への支持は激減するも左翼はしぶとく生き残ってきました。その生き残りの正体が「フランクフルト学派」のマイルド左翼だったということでしょう。
アメリカのユダヤが分裂しグローバリゼーション・ユダヤからイスラエル・ユダヤ(ナショナリズム・ユダヤ)に転換したのがトランプ大統領誕生の背景という指摘は新鮮でした。憲法九条の真の目的が二段階革命の武装蜂起を鎮圧する軍隊を持たせないためだった、というのもの納得。

 田中英道氏は美術史の第一人者ですが、美術の世界でもユダヤ思想による衰退を嘆いています。
西洋美術における伝統とは「キリスト教美術」なのに、キリスト教を否定するユダヤ思想によって「宗教美術」と呼び替えられる。
とにかくキリスト教を否定するためのユダヤの論理はすべて「否定・破壊の論理」になってしまう。在日朝鮮人の天皇否定・神社否定・日の丸否定とそっくりです。
戦前の本ではユダヤの戦略として宗教の否定(ユダヤ教除く)、皇室・王室の廃止、国家・家族・結婚などすべての伝統を否定するとあります。さらに大きな狙いとして民族の純度を下げることだとも。欧州の現状をみると移民の増大はまさに民族の純度を下げるというユダヤの戦略通り。なにかの本で読んだのですがユダヤ人は最後の最後でいつも失敗するとありました。
欧州のイスラム系移民増大は結局のところユダヤ人排斥につながり、将来的に欧州にユダヤ人の居場所がなくなるのかもしれません。
   (PB生、千葉)


(宮崎正弘のコメント)田中英道氏には本職の美術論のほかにフランクフルト学派研究、占領政策とOSSの関係、さらに驚くべき作品は支倉常長の研究です。
そして日本の仏像美術の紹介もされていて、カバーされている範囲は広く、近年は「日本国史学会」を率いておられますね。



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(読者の声2)貴誌前号で紹介した貰った『1910〜1945朝鮮に於ける日本の植民地支配の遺産:新しい視点から』ジョージ・アキタ & ブランドン・パーマーですが、当該書の日本訳版はまだ出版されていない、と書きましたが、これは間違いでした。
複数の方からご指摘いただきました。
 2015年にアメリカで発売になるとすぐに、草思社より、『『日本の朝鮮統治を検証する1910-1945』というタイトルで出版されていました。無知をお詫びいたします。書評もいくつも出ていました。ご参考までに、二つほど紹介します。
 ■「九分どおり公平」だった
 実証主義的歴史学者アキタ教授が若いパートナーと、今日きわめて微妙かつ重大なテーマである日本の朝鮮統治問題を取り上げ検証する試みに先ずは敬意を表する。著者らは主として「韓国語あるいは英語を母国語とする朝鮮問題の専門家」の研究などを取り上げる。これらの多くは民族主義的歴史観(朝鮮民族の優秀性や自立性を強調するいわゆる「民族史観」)の信奉者で、著者らの立場はそれへのアンチテーゼとしての追究「修正主義史観」である。
 検証方法は、「民族主義的歴史観」的研究の立言の根拠を検討し、比較的最近の「修正主義史観」的研究から、信頼できる根拠に基づく事実を拾い出すことと「列強の植民政策との対比」を行うことだった。
 第15章では「朝鮮人は史上最も残酷だったとして知られる日本の植民地支配の下で生きたか否か」を検証する。強制労働と強制収容所に代表される欧米の植民地支配に対し、日本が朝鮮の経済・産業・教育等の施設構築のためにはるかに多くの努力を払ったとしている。日本による教育・産業開発への「巨額の投資」や公衆衛生の取り組みは、他の植民地保有国を凌(しの)ぎ、朝鮮では一度も飢饉(ききん)が起きていないことをも指摘。
 総督府の地籍測量を通じ朝鮮人所有地を収奪したという主張も修正主義史観による調査で完全に否定し、産業化と土地制度の改革が植民地時代後の朝鮮の発展を可能にした最重要の要素としている。
 第17章「修正主義陣営の多様な声」は多様な実証的な研究成果を取り上げる。いわゆる「従軍慰安婦」が“性的奴隷”だったというのは「不適切な主張」とし、李朝時代から引き継がれた「鞭打ち刑」が三一運動後に廃止されたこと、「少なくとも日本と同等の刑法制度を」もたらしたと指摘する。
 そして「朝鮮の近代化のために、日本政府と朝鮮総督府が善意をもってあらゆる努力を惜しまなかった…。汚点は確かにあったものの、同時代の他の植民地保有国との比較において、…『九分どおり公平』だった」と結んでいる。(ジョージ・アキタ、ブランドン・パーマー著、塩谷紘訳/草思社。評・伊藤隆・東京大名誉教授)
 以上です。
      (茂木弘道)
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