国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み  <<中国は静かに、しかし着実に中東の油田をおさえ、中東秩序を壊乱している

2018/06/23

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)6月23日(土曜日)弐
         通巻第5734号  
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 中国は静かに、しかし着実に中東の油田をおさえ、中東秩序を壊乱している
  ホルムズ海峡に60%の原油輸入ルートを依存する日本の脆弱性
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 日本はイランとオマーンに挟まれたホルムズ海峡に60%の原油輸入ルートを依存する。紅海ルートを含めると80%、そのうえガスをカタールに大きく依存している。
この日本の資源ルートの脆弱性は過去半世紀にわたって有識者から指摘されているにもかかわらず、エネルギー依存源を多岐に分散していないのは日本政治の貧困からか、戦略的発想が不得手だからのなのか。

 対照的な対応をとるのが、いわずとしれた中国である。
 米国のイラン制裁の余波でイランから撤収をはじめたフランスのトタル社の鉱区利権は中国シノペックが横取りする。
中国はイラン、イラク、クエート、そしてサウジアラビア、UAEからも大量の石油を輸入している。

 中東の地図をじっくり眺めてみよう。
 ホルムズ海峡からぐるりと時計回りにオマーン、イエーメンを回って西南へ行くと「紅海ルート」の入り口。手前がソマリアの海賊が横行するアデン湾、そこからスエズ運河へ向かうタンカーや船舶はイエーメンとジブチに挟まれるマンドス海峡(「パブルマンデブ海峡」が正式名称)を航行し、サウジの西海岸の石油積み出し港ジェッダへ向かう。

サウジの石油は西海岸のカフジ油田が有名だが、長いパイプラインを西へも敷設して、ジェッダからも輸出している。そのさきがシャルムエルシェイク、そしてエジプトのスエズ運河だ。シャルムエルシェイクはいまではロシア人の保養地となっており、二年ほどまえにもロシアの飛行機が墜落し、世界から注目を集めた。

 この地図を地政学的に解釈すると次のようになる。
 資源を一つのルートに依存するのは安全保障上からも危険極まりなく、嘗て大英帝国が七つの海を支配して世界に覇権をとなえることができたのは、船舶が通過せざるを得ないチョークポイントを軍事的に抑えたからである。
いまも英国はジブラルタルを抑え、シンガポールに拠点を構築している。
 
日本はマラッカ、ロンボク海峡に原油タンカーの航行ルートを依拠しているが、その北が南シナ海で広大な海を中国が見張っている。


 ▲中国はなぜジブチに一万人の軍事基地をつくったのか

 さてマンドス海峡ルートだ。
 この狭窄な海峡の西が内戦中のイエーメン。しかもイエーメンの西南部はイランの支援を受けたシーア派の軍事拠点だ。この武装組織をサウジアラビアとUEAが空爆し、直近では地上軍も派遣したが、完全に制圧できていない。イランからの武器はアデン湾あたりから陸揚げされている様子だ。

 対岸のジブチは米軍海軍基地があり、その隣が中国の軍事基地である。中国軍が一万人規模で駐屯している。
 中国が開発した南スーダンの原油も、700キロのパイプラインを通って、ポート・オブ・スーダンに運ばれ、一日20万バーレルが紅海ルートを南下して中国に運ばれる。なんのために中国軍がジブチにいるのか、もはや説明の必要がないだろう。

 中国は中東諸国に「一帯一路」をセットにしたプロジェクトの妙味と経済発展を語り、イランもイラクもクエートも、そしてカタールもUAEも中国の投資を当てにする。ドバイの高級マンションは中国の温州集団が巨額を投機した。
 そのうえで中国は長距離ミサイルをサウジアラビアに供与して、サウド王家に深く食い入り、サウジアラビアからも大量の石油を輸入している。あまつさえ中国はサウジアラビアから「砂」も買っている。大量の砂はセメント材料であるため、土木事業が旺盛な中国には必要だからだ。

 こうした状況下にあって、トランプのアメリカは中東に興味を失いつつある。
 なぜなら国内のシェールガス開発が成功し、原油とガスは自給自足が出来るからだ。残る問題はイランの核武装阻止であり、トランプはオバマ前政権が主導した「核合意」からあっさりと離脱した。欧州との亀裂は、この措置にEU諸国が反撥してからだ。

 サウジアラビアは米国が最後まで守ってくれるとは考えなくなった。
 オバマ前大統領がリヤドを訪問したときは冷遇された。投資も先細りになり、皇太子の呼びかけた文明国への脱皮のための近代化プログラムにも米国は興味を示さない。
 米国とサウジの冷却をチャンスと捉えたのがロシアだった。サウジ王と皇太子は、頻繁にモスクワを訪問するようになった。


 ▲中東の基本構造はサウジとイランの対決だが。。。。。。

 中東の基本構図はサウジアラビアとイランの対決である。
 しかしトランプは、イランとの核合意離脱、エルサレムへの大使館移転をやり遂げたが、サウジのためというより、イスラエル対策であり、全米600万のユダヤ票田の掘り起こしと、ユダヤ人実業家からの献金が副次的狙いとみてよいだろう。

 サウジはイランの西側の背後にあるアフガニスタン、パキスタンに支援お手をさしのべているが、とくにパキスタンには巨額を寄付した世界最大のモスクを寄付したほか、核兵器開発の胴元となった。もしイランが核武装すれば、サウジはパキスタンから相応分の核兵器を移転させるか、あるいはパキスタンから代理行為をさせるだろう。
 
 トランプはアリバイ証明的にシリアにミサイルを59発お見舞いしたが、事前にロシアに通知していたので、標的とされた場所には誰もいなかった。

 この打算的外交を知っているネタニヤフイスラエル首相も、モスクワに近付いてバランスを取り、さらには中国と軍事技術の提携に走って相当密接な関係を築いている。イスラエルはヨルダン、レバノンに展開しているヒズボラ、ハマスなどイラン代理兵の軍事拠点をミサイル攻撃しているが、これは間接的にはサウジの安全保障にも寄与するからサウジは米大使館のエルサレム移転に反対しなかった。
不思議なことにエジプトも黙っていた。つまりアラブ諸国はパレスチナ支援などと口では唱えているが、もはや政治生命をかけて支援するほどの問題ではないのである。

 イランは周囲を囲まれ、孤立したかに見える。
 ところが背後から支援の手をさしのべ、武器を供与し、石油を堂々と輸入しているのが中国であり、イランにも、サウジにもシリア同様に手を伸ばしているのがロシアという輻湊した構造になる。
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  • 名無しさん2018/06/23

    年表

    http://kyukouzoku.web.fc2.com/contents/history-b.html

    しんぶん赤旗を配ってる共産党員の皆さん、そろそろ覚醒したら? 

    http://gekiokoobachan.blog.fc2.com/blog-entry-315.html

    遺伝子の研究は人種差別につながるか?

    https://ameblo.jp/nakasugi-hiroshi/entry-12084841813.html

    『第三国人に売るぞ』が脅し文句だった戦後の混乱期

    http://hatekorea.blog.fc2.com/blog-entry-284.html

    天皇陛下の「御意向」の影にある「象徴強要」問題 

    https://blogs.yahoo.co.jp/umayado17/65637225.html

    慰安婦問題は南鮮朝鮮人による自称元売春婦の「慰安婦詐欺事件」です。

    https://blog.goo.ne.jp/ranka830/e/3bce300b6c4b8b0676392e0fef3b9217?fm=entry_awp

    ソ連人は残虐な国民、道徳性はないー不法に侵攻してきた

    https://blog.goo.ne.jp/kyuudou-syugyounikki/e/b15ecb84e50caf146d9737440e836a0d

    韓国の理不尽な要求を『日本企業が折れて飲む羽目になる』最悪の情勢に。既成事実が積み重なる

    http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50511632.html

    7カ月内に国境に着いた301名の子供はニセ親同伴:米国土安全保障省

    https://www.trumpnewsjapan.info/2018/06/20/301-kids-arrived-at-border-with-adult-posing-as-parent/

  • 名無しさん2018/06/23

    メディアではその全貌が報じられていないが、アメリカ国内では「内戦」が続いている。比喩としての内戦ではない。本当の「軍事的」内戦である。それは、トランプ政権を擁立した勢力による、ハザールマフィアをアメリカ政府の中枢部から駆逐する戦いである。トランプ政権を擁立した勢力とは、具体的に、アメリカ軍制服組、CIA(中央情報局)、FBI(連邦捜査局)、NSA(国家安全保障局)のキャリア官僚からなる集合体である。



     この勢力の中心的存在であり、トランプを神輿に担いで合法的に軍事クーデターを描いたのが、アメリカ軍制服組である。さらに、その中心人物は、統合参謀本部議長ジョセフ・ダンフォード、国防長官ジェームズ・ノーマン・マティス、大統領首席補佐官ジョン・フランシス・ケリーの3人である。皆、アメリカ海兵隊の愛国派軍人である。



     2016年の大統領選は、ハザールマフィア、クリントン一族の人間であるヒラリー・クリントンを打倒することが目的だった。ヒラリーさえ排除できれば、大統領になる人間は必ずしもトランプでなくてもよかったのである。



     だが、アメリカ軍なくしては「軍事クーデター」が成功することはなかった。「トランプ政権は、軍事政権である」と言うのは、そういう意味である。



     アメリカ軍のハザールマフィア打倒の意思が本物であることは、海兵隊制服組主導からもうかがえる。なぜなら、海兵隊制服組は、ハザールマフィア勢力にとって超が付く「危険人物」を信奉しているからだ。その危険人物とは、スメドリー・バトラー少将である。



     バトラーは退役後、「戦争はいかがわしい商売だ」と題するパンフレットを刷り、第1次世界大戦やバナナ戦争(アメリカが行った中央アフリカ諸国への軍事介入)で莫大な利潤を納める軍需産業を非難した。さらに「戦争はマフィアの金儲け」とまで公言。当然の結果、アメリカ・ナチス派のハザールマフィアと対立する。



     第2次世界大戦後も、アメリカ軍をハザールマフィアの私兵へと変貌させたパパ・ブッシュに、最後まで盾突き続けた。そのバトラーの意思を継いだ海兵隊制服組が、バトラーの長年の敵であるハザールマフィアに対して宣戦布告をしたのである



     アメリカ軍の第1の目的は、アメリカ・ナチス派のハザールマフィアから、アメリカ国民の手にアメリカ軍を取り戻すことである。



     アメリカの全戦力は陸海空海兵隊を合わせて140万人規模、年間予算は6000億ドル(約63兆円)にも及ぶ。しかし、国土の防戦だけであれば、現在の10分の一の戦力で十分だと言われている。ハザールマフィアが世界を侵略・支配するために、国防に必要な戦力の10倍まで規模を膨張させてきたのだ。そして今、ハザールマフィアの限界を超えた搾取の果てにボロボロになったアメリカ経済の中で、アメリカ軍の存続自体が危ぶまれているのだ。



    「これ以上ハザールマフィアの金儲けに使われたくない」と言う意思の下、アメリカ軍は「トランプ軍事政権」を樹立したのである。

  • 名無しさん2018/06/23

    今回も楽しく読ませていただきました。

  • 名無しさん2018/06/23

    中国は静かに、しかし着実に中東の油田をおさえ、中東秩序を壊乱している

      ホルムズ海峡に60%の原油輸入ルートを依存する日本の脆弱性←宮崎先生、情報ありがとうございます。