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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み <歯の浮くような儀礼的言辞のやりとりから米朝首脳会談は始まった

2018/06/12

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)6月12日(火曜日)
         通巻第5723号 
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 歯の浮くような儀礼的言辞のやりとりから米朝首脳会談は始まった
  金正恩は前夜にマーライオンを観光するなどリラックスを演出したが
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 2008年6月12日、シンガポールのセントーサ島のリゾートホテルで、「世紀の会談」が始まった。会場に市内から離れた豪華ホテルを選んだのは、おそらく盗聴器をしかける余裕を与えないためだろう。警備がしやすいというのは口実に過ぎない。

 トランプは予想された最大の献金者としてもしられるアデルマン経営の「マリーナ・ベイサンズ・ホテル」を宿泊先に選ばず、むしろマレーシア華僑の「シャングリラ・ホテル」としたのは、過去連続して「シャングリア対話」の会場であり、マティス国防長官ら歴代国防長官が宿泊しての経験上からではないか。

 問題は金正恩の背後にいる中国である。
 朝鮮の歴史的体質はまず内ゲバありき、ついで必ず外国を巻き込むのだ。金正恩は、韓国を米国との仲介役兼メッセンジャーボーイとして使い、中国を蚊帳の外の置くふりをして、習近平を合わせてさせ、しっかりと支援を取り付けた。
 そのうえ土壇場でロシアを巻き込んで、周りを固めてからトランプとの会見に臨んだ。

 中国は子分の暴走を防ぐために重度の介入を示し、あげくには遠距離を飛ばす飛行機がないというので、共産党最高幹部専用機を、例外的に金正恩に貸与したのだ。
つまり通信施設や、乗務員は中国人であり、おおよそすべての会議内容が、中国に伝えられる。

 米朝首脳会談は歯の浮くような言辞のやりとりから始まった。前夜に金正恩は夜中の散歩を試みて、マーライオンを観光するなどリラックスを演出したが、当日の表情は緊張してこわばっていた。
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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1743回】     
――「我は大清國の民なりと」――遲塚(2)
  遲塚麗水『山東遍路』(春陽堂 大正四年)

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 もう少し遲塚の目に映じた一般庶民の日常生活を追いかけてみたい。
 「宗?上の信仰につては、殆ど何者も持つて居ない、死を恐れることは生まれつき知つて居るが、その命の價は極めて安い、死人を取扱ふ道としては廟がある、これは宗?的の意味は殆ど無く只死人を葬る一の形式に過ぎない」。

 明治39(1906)年に1ヶ月ほどをかけ奉天(現在の瀋陽)、大連、旅順、営口、山海関、天津、北京を旅した徳富蘇峰も『七十八日遊記』(民友社 明治39年)に「総じて支那にては、流石に四億余の人口ある故にや、人間程廉価のものは此れなく」と呆れ気味に綴っているが、「その命の價は極めて安い」のは、やはり膨大な人口という「特殊事情」に起因するのではないか。人権無視。いや、御幣を恐れずにいうなら、そんなもの最初からなかったのではい。現時点でもそうだが、1億2千万余の日本の人口スケールの11倍以上の14億強の人口を抱える国であることを決して忘れてはならない。

  「死骸を火葬にする事は非常に嫌ふ、皆土葬にする、其棺は立派な事はこれ又以外に驚くより外は無い、平常殆ど食ふや食はずの生活をして居る農民でと(おそらくは「も」の誤植ではないか)、死んで入る棺だけは實に立派なものを作つて置く、生きて居る中から、ちやんと用意して居るのである」。

 「邊鄙な田舎には何等娯樂の機關の無ければ、遊戯の方法も無い」。では何が楽しみか。じつは年に数回開かれる廟会(縁日)であり、縁日に掛けられる芝居が一般的だが、遲塚は「農民は暇さへあれば、煙草をふかす事と生芋を咬る事が唯一の娯樂」だとしている。

「妻に對する態度は、愛すると云ふよりは寧ろ仕へると云つた方が至當」で、「妻には一番奥の部屋をへて置いて、日が暮れると、勞働に疲れた夫は、小さい妻の便器(壺)を抱へて其閨に入つて行く」。とはいうものの食うや食わずの一般農民が「一番奥の部屋」があるような家を持てるほどの余裕があるわけはないだろうから、この辺りは遲塚の勘違いか。はたまた誤解だと思うのだが。

  ドイツ軍を破った後の青島の行政・治安は日本側の青島軍政署が司っているが、戦後混乱期の「いまだ軍政を布かざるの前は、支那人の盗賊横行して無人の家屋に侵入し、盛んに奪掠を擅にした」。そのまま一般人を市内に呼び入れたら「支那の不逞の徒更に多く入り込みて、市の秩序を攪亂するの虞あれば、秩序其緒に就き次第、順次一般に入市せしむる方針を定め、先市内に財産を有するものに限り入市して之を整理せしむる事とした」のであった。

  日本にだって「不逞の徒」はいる。だが、なにせ膨大な人口だ。分母が大きいだけ分子に当たる「不逞の徒」は多いはず。さぞや青島軍政署は苦慮したことだろう。

  人力車を駆って青島市内観光に出掛ける。「甚だ乘心地好からぬやうに思はれたるが」、予想が外れた。「宛ら安樂椅子に凭りたる」ようだが、「唯だ辮髪を巻ける車夫の首が、眼の前に出頭没頭して行く手の看めを妨ぐることゝと、時に手洟をかみ、又唾を吐いて、飛沫の面を撲つあることゝは仲々に心地惡し」。まあ郷に入ったら郷に従え。我慢、ガマンだ。

 某日、「青島に入るの關門」に当たる「臺東鎭に遊ぶ」。雑踏と人いきれの市を歩いた。
 「物を賣るに皆秤量を用ゐたり」。包子(肉まんじゅう)でも1つ1つ手に取って少しでも「重さうなものを撰り取るなり」。そこで包子は「實に幾十人の掌の上に載せられたるなり」というから、その「幾十人の掌」の汚れで包子がコーテイング(!?)されていることになる。かくして「余はこれを觀て、支那人は燐寸を買ふにすら、一枝一枝と算へて數多きを撰り取るなりと曾て聽けるは、眞なりと想へるなりき」。
《QED》
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(休刊のお知らせ)6月14日から18日まで海外取材旅行のため小誌は休刊です。 
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)月刊文春の最新号(7月号)に、「小池百合子『虚飾の履歴書』」という小論が掲載されていますね。
昨年の秋でしたか、この女性政治家が大きくクローズアップされそうになった以前から、私はこの人物の底の浅さを見抜いていたつもりですが、この記事を読んで、(かなりの部分は既に周知の内容ではありましたが)あらためてその虚飾性に暗然となりました。
それ以上に不愉快なのは、こうした「虚飾の人」「底の浅い人物」にすり寄っていく連中です。さすがに評判が悪いことから、顧問制は廃止されたようですが、無内容な人物の下に無内容な連中が集まって虚勢を張る、最悪の状況だったと私には思えます。
大阪市の橋下元市長の下でも同様の現象があった。小泉、橋下、小池・・・・スタンドプレーだけで無内容な連中にはうんざりです。
  (CAM)



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(読者の声2)杉田水脈議員が国会にて、国家の発展に寄与すべき文科省の補助金科研費が、日本国に敵対的な外国の団体と親密な研究者の日本国を貶める研究に提供されているのは、おかしいのではないか!と問い質しているところを拍手喝さいしながら動画で見ました。
 ところがSNSなどによると、これに対してどうやら批判された側がいろいろ反論しているようです。
その主な論点は政治は学問の自由に介入すべきでない、これは改憲勢力による護憲勢力の力を削ごうとする陰謀である、人類の幸福という正義のために、悪の国家を騙して利用するのは、当然であり正当な行為であるなどがあります。
 反論の反論に移る前に、この質問に対する文科大臣の答弁が、法令等に規定された手続に従って行っているというもので、一体どこの国の大臣なのか分からない、
国家第一主義ならぬ省益第一主義の煮え切らぬ答弁に終始したことには、大いに失望させられました。
杉田議員は遠慮して、それ以上は追及しませんでしたが、これは日本国が日本国を貶める活動に資金援助していることですから、海外の慰安婦問題に対する外務省のサボタージュよりもずっと質の悪い問題だと思います。

 さて話を本題に戻して、まずは杉田議員の国会での質問が、学問の自由に対する政治の介入になるのか?という問題ですが、もし国家がその研究を禁止したのであれば、学問の自由を持ち出して反論することは、一定の合理性・正当性を有します。
ところが科研費の問題は、国家が国家の発展のために学問をどう使うかという、政治の問題です。国家が学問をどう使うかは国家の自由であって、学問の自由の問題ではありません。

 ですからその使い方が国家のためにはなっていないのではないか、という杉田議員の質問は極めて妥当で正当な政治活動ですので、学問の自由を振りかざしてとやかく言われる筋合いはありません。
それをことさらにスジ違いの学問の自由を持ち出して、正当な政治活動を押さえつけようとすることの方が、スジの通らない歪んだ政治活動であり、むしろ「学問の自由」を冒涜する行為であると言えます。
 つまり「学問の自由」を持ち出して、杉田議員の国家の金の使い道を正そうとする活動を妨害して、自らの科研費受給を守ろうとすること自体が、政治活動そのものであって、<学問の自由>の主体的精神に反するものだということです。
そしてそういう行為が一体何を意味するかと云いますと、その反論者の研究と称するものが学問といえる代物では到底なく、杉田議員がいみじくも指摘しているように、日本国を貶めるための、政治的(反日的)プロバガンダの材料を見つけ出すための歪んだ研究でしかないということです。
 他の反論は検討する価値のない低次元のものですから、ここではそもそも<学問の自由>とはどういうものであるかという根源的な問題について検討してみたいと思います。
 というのは私は常々、日本の再生は学問をもってする、学問立国を目指すべきである、と説いてきたからです。
 正直言って、現在、「学問の自由」は死語になってしまっていると思います。
 それは嘗て「学問の府」と称された大学の現実が、そのことを如実に物語っていると思います。文科省や教授の顔色を窺って、自由にものを云えない現実が存在するからです。しかし、それは現象的な問題にすぎず、本質的な問題は、現在の大学には、そもそも学問自体が存在しない、という厳しい現実があることです。
 あるのは実用科学技術の研究ばかりだからです。だから学生たちは、青雲の志をもって大学に入っても、指導されるのはデータベースで、誰もやっていない重箱の隅をつつくようなつまらないテーマを、わざわざ検索して調べて設定して、その研究させられるという退屈な日々に嫌気を指して、離れて行く学生が多いという現実があるのです。
 学問の自由を云々するのであれば、こういう現実こそが問題にされなければなりません。ところが、皮肉なことに、こういう現実を作り出した大本が「学問の自由」を政治利用する者たちの信奉するマルクスなのです。
 マルクスは、哲学を否定し、学問の冠石を否定し、学問の体系化に必要不可欠なヘーゲルの弁証法を壊して、役に立たない中古のポンコツに最新の装飾を施して、さも本物の学問的な弁証法だと偽って、人類を騙したのです。
 そもそも学問とはこの世界のあり方に即して、世界を論理的に体系化するものです。つまり学問は、本来、体系化を本文とするものなのです。
したがって部分的な事実にもとづく科学的な相対的真理は、すべて哲学的・全体的な絶対的真理の体系の中に正しく位置付けられ、組み込まれて、初めて、学問的真理となります。
ですから実用的な科学的真理は、それだけでは学問とは言えないのですが、ほとんどの研究者は自らの研究の成果を学問化しようという意志を持っていないのが、偽らざる現実です。
 それは無理もないことなのです。
マルクス以来、学問の冠石・統括者であるべき哲学が否定されてしまったので、学問の体系化の道は閉ざされてしまったからであり、学問への道がなくなってしまったからです。だから学問とは名ばかりで、実用的な科学技術の研究だらけになってしまって、学問そのものを志す者がいなくなってしまったのです。
これが、「学問の府」であるべき大学が、実質的に「学問の府」でなくなってしまった理由です。
 学問立国を目指す日本が、まずなすべきは、本物の学問の復活であり、そのためのヘーゲルの復権なのです。
   (稲村生)



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(読者の声3)日本の心を学ぶ会「皇位継承と日本国體を考える」
来年の御譲位と改元まで一年を切りました。御譲位によって皇位が継承されることは約200年ぶりのことです。政府は「退位式」を行い今上天皇に、天皇としての最後の御言葉を国民が賜ることを検討しています。
 「現行占領憲法」が天皇の御地位を「国民の総意に基づく」と規定していることから「譲位式」という言葉は使われないそうです。
このこと以外も即位の礼は「国事」として行われるが、大嘗祭は「国事」とはしないなど、皇室の伝統と「現行占領憲法」の「政教分離の規定」との矛盾が露呈しております。
 しかしながら、「現行占領憲法」が天皇について如何なる規定をしようとも、日本天皇の皇位継承は世俗の国家元首や権力者の交代とは別次元の問題です。
 そもそも日本天皇の皇位は「天津日嗣の高御座」とも言われており「高天原におられる天照大御神の御霊統を継承される御方の座される高い位」という意味です。
これは天皇を祭り主として仰ぐ信仰共同体・祭祀国家としての日本の国體の根本にかかわる事柄でありいかなる形であれ世俗の国家権力が介入することはあってはならないことです。
 我々が真に考えなくてはならないことは信仰共同体・祭祀国家としての日本にとって皇位継承が如何なる意味を持つのかということでしょう。
 そこで今回の勉強会では皇位継承と日本国體について考えてみたいと思います。みなさんの御参加をお待ちしております。(今回の勉強会は文京区民センターで開会いたします。文京シビックセンターではありませんご注意ください)
               記
【日時】平成三十年六月二十四日 午後六時から
【場 所】文京区民センター 2-B会議室
http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/kumin/shukai/kumincenter.html
【住所】東京都文京区本郷4-15-14
【アクセス】都営三田線・大江戸線「春日駅A2出口」徒歩2分、東京メトロ丸ノ内線「後楽園駅4b出口」徒歩5分◎東京メトロ南北線「後楽園駅6番出口」徒歩5分、JR水道橋駅東口徒歩15分◎都バス(都02・都02乙・上69・上60)春日駅徒歩2分
【講 演】「ご譲位・皇位継承・憲法」
【講師】 四宮正貴氏 四宮政治文化研究所代表
【司会者】林大悟
【参加費】資料代500円終了後、近隣で懇親会(2千円くらいの予定です)
【連絡先】渡邊昇 090-8770-7395

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  • 名無しさん2018/06/13

    習近平はその野心にまみれた独裁者であり、

    世界共産化を目指すコミンテルンのであると

    されています。しかし、それらはあくまで政体が描くフィクションであって、

    國體に軸をおけば、真相は全く違います。中国の本当の姿が見えてきます。

    それでは、中国の本当の姿とは何か?

    中国を動かす者の正体とは誰か?

    既存の世界史を完全に覆す禁断の秘事の数々を

    お読みください。

    https://imperialeyes.com/lp/

  • 名無しさん2018/06/12

    2008年6月12日、シンガポールのセントーサ島のリゾートホテルで、「世紀の会談」が始まった。会場に市内から離れた豪華ホテルを選んだのは、おそらく盗聴器をしかける余裕を与えないためだろう。警備がしやすいというのは口実に過ぎない。←宮崎先生、情報ありがとうございます。やはり、盗聴対策ですか、、納得です。

  • 名無しさん2018/06/12

    関東大震災時の朝鮮人虐殺というウソ。「不逞鮮人」と呼ばれてたやんか 

    http://gekiokoobachan.blog.fc2.com/blog-entry-299.html

    NHK

    http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/2018/06/11/2557-%ef%bd%8e%ef%bd%88%ef%bd%8b%e3%81%82%e3%81%be%e3%82%80%e3%81%97%e8%a9%a6%e6%a1%88/

    日米韓包囲網を作れば、韓国が必ず穴になる

    http://fetia.blog34.fc2.com/blog-entry-1182.html

    男系男子継承と女性宮家反対を

    http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-4672.html

    韓国がタブーにする日韓併合の真実

    http://hatekorea.blog.fc2.com/blog-entry-156.html

    在日特権の醜い実体

    http://kkmyo.blog70.fc2.com/blog-entry-1092.html

    2018・川崎言論封殺事件(3)

     全く反省していない妨害逮捕者

    http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53283206.html

    拡散【漫画】試される覚悟、踏み出す勇気。ネット保守の現場戦力化【日本を護る人はシェア】

    https://samurai20.jp/2018/06/goahead-8/

  • 名無しさん2018/06/12

    アメリカの自転車操業を続ける経済、石油支配のために膨張する軍事費、そして飽くなきハザールマフィアの金銭欲・・・。金食い虫と化したアメリカが向かった先は「金融ギャンブル」であった。勿論、万に一つも負け越すことはないと踏んで始めた「いかさま博打」である。



     1999年11月12日、クリントン政権下において、「グラム・リーチ。ブライリー法」が制定される。これは、世界恐慌の引き金となった銀行と証券の兼業、いわゆる投資銀行を禁止する「グラス・スティーガル法」の効力を無効化するものであった。世界恐慌の一因となったとされる、投資銀行への反省を否定する法案であった。



     2001年に始まったブッシュ政権下でも無軌道な金融の規制緩和が進んでいく。2004年4月28日、政府機関であるSEC(アメリカ証券取引委員会)が、一切の報道機関を締め出して、本部ビルの地下会議室で会議を開き、レバリッジ(自己資本を担保に他人資本を借りて金融活動を行うこと)の大幅な規制緩和を決定した。事実上、政府は投資銀行に対する管理責任を投げ出した。



     ギャンブルができる体制になった投資銀行は、各種のデリバティヴ商品を開発する。レートを無限まで上げたギャンブルの元締めを始めたのである。天文学的なレバレッジにより、ドルの流通量は実体経済の100倍以上までに膨れ上がった。



     最大限のレバリッジを使うヘッジファンドが人気を呼び、個人から企業までがその餌食となり、破産していった。その果てに、2008年にサブプライムローンが破綻し、リーマンショックが引き起こされた。



     2012年2月16日、イギリス上院議員、ロード・ブラックヒースによって巨額詐欺疑惑が告発された。この巨額詐欺こそ、ハザールマフィアによる、リーマンショックを含む壮大なスキーム(計画)なのである。この計画は、2005年に進められていた証拠が確認されている。その流れをまとめると次のようになる。



    FRB元議長であるアラン・グリーンスパンらを中心に、アジアの富豪から700トンの金を5億ドルで購入する。



    その金に1000倍のレバレッジをかけて75万トン分の金裏付け債券を発行する。



    その債券を担保にして23兆ドル分のドルの信用を裏付ける。



    ヘッジファンドを使ってリーマンショックを引き起こす。



    23兆ドル分のドルで、下落した企業株や金融商品などを買い叩き、世界の金融支配を強化する。



     このように「いかさま賭博」によってリーマンショックが起こった結果、世界中が失業者であふれることとなった。ドルを取り巻く金融界は、「狂った鉄火場」と化しているのだ。



     しかし現在のところ、アメリカはいまだ巨大国家であり、世界経済に対するドルの影響力も多大なものがある。そのアメリカに対抗できる国家が中国である。そして、ドルに対抗するまでに国際通貨として力をつけてきているのが人民元である。



     21世紀に入り、日本を抜いて米国債の最大保有国となり、アメリカ経済の首根っこをつかんでいるのも中国である。その中国が、ここ数年、米国債の保有量を如実に減らしつつある。そして、2018年1月10日、ついに米国債の購入停止を含む勧告を出した。



     来るアメリカ経済破綻の影響を最小限に抑えるために、紙くず同然の米国債を売りさばいている。中国は2011年をピークに右肩上がりに中国の米国債保有量を減らしている。中国が本腰を入れてアメリカの経済的支配から脱却し始めたのが、まさにこの時期である。



     2011年と言えば、アンチドルシステム勢力であるBRICSの首脳会議が中国・北京で行われた年である。このBRICSを裏から支えているのが、アジアの王族=ドラゴンファミリーである。アジアの王族はアメリカのドルシステム設立に際して、国際金融資本(ハザールマフィア)に金を貸し出し、ドルの裏付けに力を貸した勢力である。なぜ、ドルシステムの融資元が、ドルシステムを脅かす流れを作り出したのか? 

    それは9・11テロ以降のナチス派ハザールマフィアの横暴と、アメリカ経済の末期的な状況に強い不安を覚えたために行った方向転換である。中国共産党をバックアップして中華人民共和国を作らせたのも、このドラゴンファミリーである。長らく米中両サイドにまたがっていた重心を、中国サイドに移行した。