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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み <<書評 呉座勇一『陰謀の日本中世史』

2018/05/17

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)5月18日(金曜日)
         通巻第5703号 
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 (本号はニュース解説がありません)
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書評 呉座勇一『陰謀の日本中世史』(KADOKAWA)
樋泉克夫のコラム
「読者の声」ほか
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 書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW 
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 明智光秀の「本能寺の変」の真実は何処にあるのか
  黒幕説、陰謀説を徹底的に冷徹な論理で論破する打撃力

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呉座勇一『陰謀の日本中世史』(KADOKAWA)
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 ベストセラーとなった『応仁の乱』の著者が書き下ろした新作で、従来の歴史家が謎としてきた歴史の深奥部、アカデミズムからこぼれた人々が書く陰謀論など、その俗説を次々と切り捨てる意欲的な作品で、こんどはKADOKAWAが版元である。
 六つのテーマに絞り込まれて、「足利尊氏は陰謀家か」「日野富子は悪女か」「関が原は家康の陰謀だった?」など興味の尽きない話題が並ぶ。
本書の圧巻はなんといっても本能寺の変の重厚な考証である。
 なにしろ昨今の歴史論壇も、根拠の薄い「陰謀論」ばやりである。古くはユダヤの陰謀論があるから、読書人の多くが、じつはこの類いが好きなのであろう。しかし大概は真実を見ようともしないで、都合の良い事柄をつなぎ合わせて、一方的な想像と妄想で組み立てた論理破綻の類いが多い(ちなみにユダヤ陰謀論に関しは評者も84年だったか、『ユダヤにこだわると世界が見えなくなる』という反論を書いたことがある。いずれ改定版をだしたいものである)。

 ▼「野望説」と「怨恨説」の間違いは明瞭である

 本能寺の変で明智光秀が行ったことは「野望」「怨念」説がこれまでの歴史学では主流で、前者は高柳光壽、後者は桑田忠親と錚々たる歴史学者が唱えた。諸説がこんがらがった糸を解きほぐしたのが徳富蘇峰だった。
 呉座氏は、まずこの三つを丁寧に反駁し、否定する。
 明智光秀の野心を証拠立てるものがなく、高柳光壽は結局、「愛宕百韻」が、それだとしたが、評者に言わしめると、「ときはいま、天が下知る五月かな」の読み違えである。この点で「とき」を「土岐源氏」と読み、土岐家再興がねらいだったという説もすこぶる怪しい。
 怨念説は、桑田説から強力になるが、総じていえるのは光秀の過小評価から、判断を間違えることになったのだろうと思われる。呉座氏も同意見である。
 俗説がおびただしくでたのは江戸時代である。第一級資料とはとても言えない、しかも事件から百年以上を経過しての歴史書から、適当な推量、妄想の拡大が、とんでもない説を大量に世に送り出した。
 そもそも明智を「主殺し」の裏切り者と決めつける印象操作を行ったのは秀吉である。そのほうが横から信長政権を簒奪した、極悪人として評価されることを恐れた秀吉が真実をぼやかし、嘘でゆがめる効果があったからだ。
したがって後世の後時江が多い『太閤記』に加えて、『信長紀』『信長公記』が生まれ、これらによって、じつは信長への過大評価も同時になされたのである。
 率直に言って織田信長への評価は著しく高い。
 信長はそれほどの天才的軍略家でもなく、抜きんでた指導者としては、手ぬかり、判断の甘さが目立つ武将である。とくに信長への過大評価を生んだのはイエズス会の報告書が最近全訳されたことも大きい。
 最近、こうした所論を比較検討しつつも、「いや、そうではない」、「あれは義挙だ」と言い出したのは井尻千男と、小和田哲男である。
本署では、小和田の「信長非道阻止説」を取り上げて、かなり評価をしているが、井尻作品に関しては読んでいる形跡がない。
だから本書は裁判官が高みから所論を裁断したという印象はあるが、たいした熱情を感じないのは、あまりに論理的で冷徹に走りすぎた観があるからだろう。


 ▼黒幕説が盛んなのは光秀の過小評価が原因だ

また黒幕説がこれほどまでに世間をにぎわせたことも珍しい。光秀を陰で操っていたのは誰か、という推理ゲームの延長である。
黒幕説の嚆矢となったのは、結果的に一番得をしたのが秀吉だから、秀吉が黒幕だった。ついで家康説がはびこったが、いずれも否定された。証拠がないばかりか、時系列な事実比較を研究するだけでも、ありえないことがわかる。
黒幕説は朝廷説、足利説から、果ては毛利、長宗我部説となり、最近はキリスト教布教団、つまりイエズス会の陰謀だったという珍説まで飛び出した。いずれも荒唐無稽と切り捨てる。呉座氏は、これらひとつひとつを取り上げながらも、それぞれを一撃のパンチで退けている。
ならば黒幕はいったい誰か。
いないのである。せいぜいが事前の連絡をほのめかしていた朝廷側近や公家、武将はいたが本心を打ち明けた様子がない。親友の細川藤孝にさえ事前の相談をしていない。というよりも、黒幕がいるという論拠は、光秀を過小評価しているからだ。光秀ごときが、大それたことを単独でできるはずがないという推量をもとに論を広げる傾向がある。
政治の本質、その基本を確認すると、諸説の成り立ちに不安定要素が強すぎる。

▼檄文はまだ発見されていない。おそらく握りつぶされたのだ

以下は本書ではなく、評者の所論である。
第一に明智がもし天下を狙ったのであるなら、朋輩や仲間への打診、組織化を怠るはずがない。ところが事前工作を展開した証拠はなにもない。
第二に明智が怨念を晴らした発作的行動だったと断定するには、これまた証拠が何もなく、後年の江戸自体の資料は「作文」でしかない。
実際に亀岡城をでて京都を目指した光秀に従った主力は丹波兵である。臨時の混成部隊でしかなかったのだ。
となると、残るは「義挙」という可能性だ。呉座氏はかならずしも、この立場をとらないが、意外にも理解が深いとみられる。
大塩平八郎は血気に至る訴状を書いていた。それは伊豆代官が握りつぶしたが、後年発見され、大塩の義挙の理由は判明した。
 赤穂浪士の義挙については資料がありすぎて、説明の必要もない。
 三島由紀夫は義挙の理由を「檄文」にしたため、当局が握りつぶすことをおそれて知り合いの記者二人を呼んで、コピィをわたしていたほどに念を入れた。
この点でいくと、明智は決起に至る理由を準備していない。いや、おそらく檄文を準備したであろうが、秀吉が握りつぶしたと考えられる。
 というわけで、本書の結論は「突発的単独説」であり、評者は、この立場さえ疑っている。
 明智は当時の環境から考えても、ほとんどが憂鬱で邪魔な存在だった信長を乗り除くという義挙を、誰もが薄々期待し、しかし誰もが日和見主義にたって、状況を傍観していた。一瞬の隙を捉えて立ち上がった光秀には、北畠親房以来の天皇を守り抜く、すなわち国体を守るために、信長を仕留めなければならないという歴史認識に立脚していた。
あくまでも「義挙」であり、それゆえに事前の工作も、事後の組織化もなく、ライバルの来襲に備える情報網もいい加減に対応していたのである。
事件後の天下の青写真を光秀は描いていなかった。佐賀の乱も、神風連の乱も、萩の乱も、秋月の乱も、そして西南戦争も、天下取りではなく、邪な政道への抗議であり、その後にいかなる国家を建設するかというグランドデザインがないという文脈においても、光秀の突発的行動は、どう考えても単発的義挙としか言いようがない。
 そして、事後の歴史の推移をみても、織田家臣団、遺族を除く周囲の武将で、秀吉は立場上、悪評をまき散らし続けるが、光秀を恨んだものがほとんどいないという事実は何を意味するだろう。
 徳川に至っては明智の幹部だった齋藤利三の娘を家光の乳母に採用しているし、信長が壊滅させた武田武士団から家康は大量の家臣を採用しているように、家康が光秀を恨んだり、あるいは主殺しとして遠ざけた気配がないのである。

▼明智光秀は謀反人ではなく義挙をとげた悲劇のヒーローではないのか

 ここで、呉座氏が無視した井尻千男『明智光秀 正統を護った武将』(海竜社)を取り上げる。
井尻は正統とは何か、歴史とは本質的にいかなる存在か。なぜ正統なる価値観が重要なのかを追求し、歴史と正面から向き合い、国家の自尊をもとめた。
 歴史の正統という価値観に立脚した思考、評価を掘り下げていけば、明智光秀が英雄であり、本能寺に信長を葬ったのはやはり「義挙」であるということになる。
戦後、とくに左翼知識人や天皇を否定する進歩的文化人が流布してきた安易な評価への逆転史観が生まれる。
 となると本能寺の変を「謀反」と位置づけた、浅はかな歴史改ざんをもともと行ったのは誰だったのか?
 評者(宮崎)は、天下を合法性なく握った秀吉が張本人だと踏んできたのだが、井尻は秀吉より先に誠仁親王と、その周辺とみる。
そして義挙はいったん成功するが、公家、同胞の日和見主義により、秀吉の捲土重来的巻き返しの勢いに叶わず、また土壇場で評価が逆転した。この悲劇の武将=明智光秀と二・二六の将校らに井尻氏は近似を見いだすのである。

 豊臣秀吉は棚ぼた式に権力を簒奪し天下人となったが、その『合法性』は疑わしく、右筆らを動員して、なんとしても明智を『謀反人』と仕立て上げる必要があった。でなければ天下を収める理由なく、せいぜいが信長軍団の内紛として片付けてもよいことだった。
 他方、明智にはそもそも天下を収める野心がなく、君側の奸を討ち、天下に正義を訴える目的があった。
 ともかく天皇を亡き者にしようと企んだ乱暴者、仏教徒を数万人も虐殺し、よこしまな覇者になろうとした織田信長が、なぜ近代では「法敵」という位置づけから唐突に転換し、英雄視されることになったのか。
井尻の『明智光秀』はその歴史の謎に迫る会心作である。
 近代合理主義の陥穽におちた歴史解釈を白日の下にさらし直し、本能寺前後の朝廷、足利幕府残党、公家の動向を、かろうじて残された古文書、日記(その記述の改ざん、編集し直しも含め)などから推理を積み重ねて、事件の本質に迫る。構想じつに二十年、井尻千男畢生の著作ができあがった。
 執筆動機を井尻氏は次のように言う。
 「小泉純一郎総理が皇室典範の改正を決意したと思われた頃、市川海老蔵演ずる『信長』(新橋演舞場)を観劇していたく感激したということがメディアで報じられた。そのことを知った瞬間、私は光秀のことを書くべき時がきたと心に決めた。思うに人間類型としていえば、戦後政治家のなかで最も信長的なる人間類型が小泉純一郎氏なのではないか。言う意味は、改革とニヒリズムがほとんど分かちがたく結びついていると言うことである。そもそも市場原理主義に基づく改革論がニヒリズムと背中あわせになっているということに気づくか、気づかないか、そこが保守たるか否かの分岐点」なのだ。

 ▼合理主義とニヒリズム

 第一の例証として井尻氏があげた理由は、「近代史家のほとんどは信長の比叡山焼き討ちを非難しないばかりか、その愚挙に近代の萌芽をみる」からであり、「宗教的呪縛からの自由と楽市楽座という自由経済を高く評価する」から誤解が生じるのだ。
 つまり「啓蒙主義的評価によって、信長の近代性を称賛する」。保守のなかにも、そういう解釈がまかり通った。『政教分離』の功績をあげた会田雄次氏もそうだった。中世的迷妄という迷信の世界から、合理主義という近世を開いたのが信長という維新後の歴史評価は、信長の「底知れぬニヒリズムを」見ようとはしない。
 南蛮から来たバテレンを活用し、既存宗教に論争をさせた信長は、さもキリスト教徒のように振る舞った印象を付帯するが、信長は耶蘇教を巧妙に利用しただけである。
 安土城跡には二回ほど登ったが、麓の総見寺のご神体は信長である。また安土天守閣は「天主」であり、「天守」ではない。このふたつのことからも信長の秘めた野心がほの見えてくるようである。信長の耶蘇教好きは演技にすぎず、自分が神に代わることを夢見た
 井尻氏はかく言う。
 「信長が、キリスト教という一神教に関心と好意を懐いたのは何故か。一つの仮説は信長が一神教の神学に信仰ではなく、合理主義を発見した、ということである。(中略)その合理性に比べるに、我が国の当時の宗教界は神仏混淆で、はなはだ合理性を欠いていた。というよりも、そもそも合理性というものにさしたる価値を見なかったのである。それに室町期に隆盛した禅宗文化は直感と飛躍と閃きにこそ価値を見いだすのであって、いわゆる合理性には価値を置かない」のだ。
 「神なき合理主義がほとんどニヒリズム(虚無主義)と紙一重だということに」、日本の哲学者、歴史かの多くが気づかなかった。あるいは意図的に軽視した。それが信長評価を過度に高めてきたのである。
 かくて正親町天皇に対して不敬にも譲位を迫り、誠仁親王を信長は京の自邸(二条御所)に囲い、あろうことか征夷大将軍しか許されない東大寺の「蘭奢待」を切り落として伝統と権威をないがしろにした。
天皇と公家を威圧するために二度にわたる馬揃えを展開し、覇者への野心を目ざす。これを諫めようとした荒木村重一族を想像を絶する残虐さで虐殺し、ついに知識人が信長打倒で、ひそかに連合し、光秀をたのみ、とうとう正統を護るために光秀は義挙に立ったという経過を辿る。
 従来の解釈とは、光秀の遺作「ときはいま天が下しる五月かな」の「とき」は土岐だろうという推定だったが、そうではなく、また『天』は野心を秘めた光秀の天下取りの「天」ではなく、井尻氏は「天皇が統める国」、すなわち明智の意図は、正統に戻す、国体を護るための決意をのべた句であるとする。
『古今和歌集』の一節に遡及して、「かかるに、いま、天皇の天下しろしめす」にこそが源流で、「天」は天皇、下は「民草」、しるは「領る」、ないし「統治」と解釈される。
 尊皇保守主義の復権を目指した光秀の行動と重ねると、一切の符帳はあう。 

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宮崎正弘の新刊予告  宮崎正弘の新刊予告  宮崎正弘の新刊予告   
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宮崎正弘『アメリカの「反中」は本物だ』(ビジネス社)
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 6月3日発売予定、予価1412円
 ――トランプは歴史的な同盟の組み替えを行っている。TPP離脱、NAFTA見直し、パリ協定離脱、イラン核合意離脱。なにもかも、そのグランドデザインは、中国を同盟国から敵国への認定替えにあるのだ!
 ――現況を世界史的視点から見つめ直すと、世界とアジアはこうなって見えてくる
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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1731回】     
――「支那人に代わって支那のために考えた・・・」――内藤(32)
  内藤湖南『支那論』(文藝春秋 2013年)

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最後は改革・開放政策を打ち上げ、毛沢東政治の大部分を否定し、国家の方針を政治から経済へと不退転の決意で大きく転舵させた1980年8月の鄧小平の発言を紹介しておく。

 ●「幹部らは職権を乱用し、現実からも一般大衆からも目を背け、偉そうに体裁を装うことに時間と労力を費やし、無駄話にふけり、ガチガチとした考え方に縛られ、行政機関に無駄なスタッフを置き、鈍臭くて無能で無責任で約束も守らず、問題に対処せずに書類を延々とたらい回しし、他人に責任をなすりつけ、役人風を吹かせ、なにかにつけて他人を非難し、攻撃し、民主主義を抑圧し、上役と部下を欺き、気まぐれで横暴で、えこひいきで、袖の下を使えば、他の汚職にも関与している」。

 もはや多言は必要としないだろう。そこで内藤に還る。
 中国においては「つまりあらゆる職業のうち、官吏ほど産を積むに最も便利なものがない」のである。

 以上を総括するなら「支那の従来の官吏は、つまりあらゆる職業のうちの最も割の良い者というものを認めておったので、今日新しい共和政府の官吏としてもその考えを脱し得るや否やということは疑わしい」。ということは辛亥革命によって成立した共和制の中華民国にあっても官吏は依然として「その考えを脱し得」ていないということになる。

先に示した林語堂、楊威理、鄧小平、さらには政権就任当時に「反四風運動」「反浪費八項目規定」を高々と掲げ「虎もハエも」と豪語した習近平から判断して、共産党政権独裁の中華人民共和国にあっても、「その考えを脱し得」ていないのである。もうこうなったら「その考えを脱し得」ることは、未来永劫にムリと考えるしかない。いや絶対にムリだ。

 ここで内藤に戻る。
内藤は官吏が伝統的に持つ体質を論じたうえで、「革命党のような一介の書生どもが空拳して天下を取った」中華民国において、「生まれたから贅沢の味を知らぬような者が政治上の中心になり、大総統にもなれば、あるいはおもなる官吏にもなるというのであれば、あるいは政治上の組織を一変して」、費用対効果の優れた行政は可能だろう。だが、現に中華民国の政柄を握る袁世凱以下は既に清朝時代に官吏を経験した者である。官吏の「弊習が身に染み込んで、半貴族生活を送った者が中心となっておる行政であっては、とうていこの数百年来あるいは数千年来の積弊を一掃することは思いもよらぬことである」。

  ところで「生まれたから贅沢の味を知らぬような者が政治上の中心にな」った中華人民共和国においてはどうだったろうか。そこで紹介したいのが、戦時中に中国人留学生と結婚し中国に渡り、やがて中国共産党に参加する韓瑞穂(日本名は平山瑞子)が、自らが歩んだ稀有な人生を回想した『異境  私が生き抜いた中国』(新潮社 2000年)の一節である。些か長い引用になるが、彼らの生態を知るうえで大いに参考になるはずだ。

●「たいていの人は安楽な生活を求める。特に解放によって権力を得た人々は、その権力を行使することで、それは容易に手に入った。いや、権力を行使するまでもなかったと言うべきかもしれない。この長い文明を持つ国では、権力を握っただけで、おのずと手に入る特権があった。歴代皇帝や国民党、さらに言えば外国人が残した財産のすべてを受け継いだからである。
例えば、住宅がそうだった。山中にこもっていた農民ゲリラの指導者の多くが、解放と同時に豪華な住宅を与えられた。そこには立派な調度品もあった。それだけで、指導者たちは自分が偉くなったと感じるようになった。物質は人の思想を規定し、そして物質的要求には際限がない。権力を持つ人の一部は自らの生活向上のため、ほとんど無自覚に不正に染まっていった」。嗚呼、処置ナシの一言というほかナシ、である。
《QED》

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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)5月25日の三島由紀夫研究会の「公開講座」は憂国忌発起人でもある井上隆史先生をお迎えします。
           記
日時 5月25日(金)午後6時開場、6時半開演
会場 アルカディア市ヶ谷(私学会館)
    (JR・地下鉄「市ヶ谷」駅徒歩2分)
講師 井上隆史先生(国文学者、白百合女子大教授)
演題  「もう一つの日本」を求めて、『豊饒の海』を読み直す」
    (講師略歴 昭和38年生れ。横浜市出身。東京大学文学部国文科卒。文芸評論家。百合女子大学教授。専門は日本近代文学。著編書に『三島由紀夫幻の遺作を読む〜もう一つの『豊饒の海』』(光文社新書)、『混沌と抗戦〜三島由紀夫と日本、そして世界』(共著、水声社)など多数。最新著に『「もう一つの日本」を求めて〜三島由紀夫『豊饒の海』を読み直す』、現代書館)
会場分担金  会員・学生千円(一般2千円)
 この会は公開講座につき、どなたでも予約なしで御参加いただけます。
   (三島由紀夫研究会)



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(読者の声2)「台湾の声」というメルマガに「台湾の敬天愛人・西郷菊次郎(台湾の声編集部 加藤秀彦)というコラムがあります。
 (引用開始)「NHK大河ドラマ「西郷どん」では西郷隆盛が「菊池源吾」と名を変えて奄美大島に流されました。西郷隆盛が奄美大島にいた1861年、二階堂ふみが演じる愛加那(とぅま)との間に長男・西郷菊次郎が生まれます。この西郷菊次郎は後に台湾へ渡り、宜蘭に「西郷堤防」と呼ばれる堤防を建設したことで知られています。この堤防建設には父・西郷隆盛の座右の銘「敬天愛人(天を敬い人を愛する)」を感じさせるエピソードが残っていました。

★訪台までの西郷菊次郎
 9歳で妹の菊子とともに鹿児島の西郷本家に引き取られ、わずか12歳で開拓使(農業)としてアメリカへ留学します。2年半の留学を終えて帰国し、17歳で西南戦争に薩摩側で参戦します。その際右足に銃弾を受けて膝下を切断、負傷兵となった西郷菊次郎は永田熊吉に背負われて政府軍の西郷従道(西郷隆盛の弟)に投降し一命を取り留めます。
 1884年に外務省の御用掛、会計局勤務を申しつけられ、翌年外務書記生に任じられてアメリカ公使館勤務となります。1887年から1890年に再びアメリカ留学を経験し、当時としては相当な英語力を身につけました。1891年から外務省翻訳官に任じられ、日清戦争では陸軍省大本営付に任じられました。
 日清戦争後は台湾総督府参事官に就任し台湾へ渡りました。そして1896年に台北支庁長、1897年には宜蘭支庁長に就任しました。

★西郷堤防と匪賊対策
 宜蘭支庁長として着任した西郷菊次郎は住民生活の改善を図りました。西郷菊次郎は支庁内の仕事の合間に積極的に町へ出て住民の現状を自らの目で確認していました。
 ある雨期の朝、強い雨が降り続き時間とともに雨脚が強くなり、ついには大暴風雨となりました。そしてある農民が支庁に駆け込んで「宜蘭河が氾濫した!」と訴えました。西郷菊次郎は直ちに部下数名を現地に派遣し、自ら地図を広げて対策を練りました。奄美大島生まれの西郷菊次郎は暴風雨の脅威をよく分かっていましたが、宜蘭の台風は奄美大島以上に強大でした。また広大な平野や深い山を抱える宜蘭で発生する水害は非常に広範囲に被害をもたらすことを察知したのです。当時の宜蘭河には低い堤防しかなく、豪雨になるとたちまち氾濫し、濁流が堤防を乗り越えて田畑や家を押し流してしまいます。雨は夕方には上がりましたが、宜蘭の田園地帯は大きな被害を受けました。
 翌日、西郷菊次郎は舟に乗って被害現場を訪れました。そしてあまりの惨状に落胆し、同じような被害を2度と起こさないように誓ったのです。そのためには宜蘭河の堤防を高くするしかないと判断しました。
 しかし堤防工事には莫大な資金が必要でした。当時は領台初期で匪賊が各地を跋扈しており、台湾総督府はその対策に追われていました。宜蘭という田舎の治水工事より優先順位が高そうな事はたくさんあったのです。
 また資金以外にも問題がありました。機械化されていない当時の堤防工事は、文字通り人海戦術が必要でした。実際、堤防の第1期工事では延べ8万人、第2期工事では延べ74万人が工事に関わりました。資金と人手という2つの大きな問題が西郷菊次郎に突きつけられたのです。この2つの問題に一石二鳥とも言える方法で対処しました。
 西郷菊次郎は匪賊が武装して住民を襲うのは、それ以外に彼らが収入を得る手段がないためだと考えました。そこで堤防工事の工夫として匪賊を雇ったのです。もちろん、匪賊といえども投降して武装解除した者のみを対象としました。
 堤防工事が治水事業のみならず匪賊対策にもなることを中央に訴えました。西郷菊次郎にとって幸運なことに、この時は第4代児玉源太郎 台湾総督、後藤新平 民政局長の治世でした。児玉・後藤コンビは台湾発展の基礎を築いたと言われており、鉄道建設、築港整備、土地測量、製糖会社創設などのインフラ整備を積極的に行いました。この流れに宜蘭の堤防工事も乗ることができただけでなく、後藤新平は宜蘭の匪賊対策を西郷菊次郎に一任しました。
 こうして西郷菊次郎は堤防工事の完成と匪賊の減少という2つの成果を上げました。堤防工事終了後も工夫には道路工事や開墾の仕事を与え続け、再び匪賊に戻ることがないように配慮しました。
 西郷菊次郎が自ら町に出て住民と直接交流していたからこそ、匪賊が匪賊を続ける理由を見いだせたのです。そして過去の行いを問わず仕事を与えたのは、匪賊であっても「人を愛する」という視点で見ていたからです。まさに敬天愛人の精神と言えるでしょう。

★現在まで伝わる西郷菊次郎
 1902年、西郷菊次郎は母親の死を機に宜蘭支庁長を辞して内地へ帰り喪に服します。1904年から1911年まで京都市長を務めた後、郷里の鹿児島へ戻り、1928年に68歳でその生涯を閉じました。
 宜蘭河には今でも西郷堤防が残っています。堤防完成後の1905年には住民有志が「西郷庁憲徳政碑」という石碑を建て、西郷菊次郎の治世を顕彰しその功績は現在まで伝わっているのです」(引用止め)
 参考になるかと思い投書します。
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(休刊のお知らせ)海外取材のため小誌は23日から31日が休刊になります
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西部邁 vs 宮崎正弘
『アクティブ・ニヒリズムを超えて』(文藝社文庫)
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 6月5日発売!  定価720円(税抜き)
 「主権国家」であるはずの日本に外国の軍隊があり、事実上、アメリカの保護領であるという基本的認識を共有しているので議論が噛み合わないということはなかった。
とりわけ合点したのは自存自立の精神の回復であり、西部氏が盛んに「アクティブ・ニヒリズム」に言及し、また三島由紀夫論の精髄を語り、アンドレ・マルローへの憧れを語った。「アクティブ・ニヒリズム」を西部氏は「ひたすら何かのアクションへ自分を駆り立ててしまえという衝動」と言った。安保反対運動も全学連も、西部氏の中ではチャレンジであり、保守への目覚めも「転向」ではなく「天性」のものだった。
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▼宮崎正弘の新刊   http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
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<宮崎正弘の書き下ろし単行本>
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『米国衰退、中国膨張。かくも長き日本の不在』(海竜社、1296円) 
『AIが文明を衰滅させる  〜ガラパゴスで考えた人工知能の未来』(文藝社、1404円) 
『習近平の独裁強化で、世界から徹底的に排除され始めた中国』(徳間書店、1080円) 
『連鎖地獄―日本を買い占め、世界と衝突し、自滅する中国!』(ビジネス社、1188円)
『西郷隆盛 ――日本人はなぜこの英雄が好きなのか』(海竜社、1620円) 
『金正恩の核ミサイル 暴発する北朝鮮に日本は必ず巻き込まれる』(育鵬社、1512円)
『米国混迷の隙に覇権を狙う中国は必ず滅ぼされる』(徳間書店。1080円)
『日本が全体主義に陥る日  旧ソ連圏30ヵ国の真実』(ビジネス社、1728円)
『吉田松陰が復活する』(並木書房、1620円)

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<宮崎正弘の対談・鼎談シリーズ> 
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宮崎正弘 v 福島香織『世界の中国化をくい止めろ』(ビジネス社、1404円)
宮崎正弘 v 河添恵子『中国、中国人の品性』(ワック、994円) 
宮崎正弘 v 渡邊惣樹『激動の日本近現代史 1852−1941』(ビジネス社)
宮崎正弘 v 藤井厳喜『韓国は日米に見捨てられ、北朝鮮と中国はジリ貧』(海竜社) 
宮崎正弘 v 福島香織『暴走する中国が世界を終わらせる』(ビジネス社、1188円)
宮崎正弘 v 高山正之『日本に外交はなかった』(自由社、1080円)
宮崎正弘 v 馬渕睦夫『世界戦争をしかける市場の正体』(ビジネス社、1188円)
宮崎正弘 v 宮脇淳子『中国壊死』(ビジネス社、1188円)
宮崎正弘 v 小川榮太郎『保守の原点』(海竜社。1620円) 
宮崎正弘 v 室谷克実『赤化統一で消滅する韓国、連鎖制裁で瓦解する中国』(徳間書店) 
宮崎正弘 v 室谷克実『悪あがきを繰り返し突然死の危機に陥る中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 室谷克実『日本に惨敗しついに終わる中国と韓国』(徳間書店) 
宮崎正弘 v 室谷克実『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店、以上4つは1080円) 
宮崎正弘 v 石平『いよいよ、トランプが習近平を退治する!』(ワック、994円)
宮崎正弘 v 石平『私たちの予測した通りいよいよ自壊する中国』(ワック、994円) 
宮崎正弘 v 渡邉哲也『世界大地殻変動でどうなる日本経済』(ビジネス社、1404円)
宮崎正弘 v 渡邊哲也『激動する世界経済!』(ワック、994円) 
  ♪♪
宮崎正弘 v 石平、福島香織『日本は再びアジアの盟主となる』(宝島社、1296円)
宮崎正弘 v 石平、福島香織『中国バブル崩壊の全内幕』(宝島社、1296円)
宮崎正弘 v 田村秀男、渡邊哲也『中国経済はどこまで死んだか』(産経新聞出版) 
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(休刊のお知らせ)海外取材のため小誌は5月23日から31日を休刊します
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創刊日:2001-08-18  
最終発行日:  
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  • 名無しさん2018/05/18

    我が家の家紋は桔梗。そのためか光秀モノは気になる。義挙説は今後マークしたいのですが、大河ドラマへは本説の影響有りなのですかね。

  • 名無しさん2018/05/18

    日本人と在日朝鮮人の戦いが始まった

    http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/2018/05/16/2519-%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%ba%ba%e3%81%a8%e5%9c%a8%e6%97%a5%e6%9c%9d%e9%ae%ae%e4%ba%ba%e3%81%ae%e6%88%a6%e3%81%84%e3%81%8c%e5%a7%8b%e3%81%be%e3%81%a3%e3%81%9f/

    辻元には

    http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68714310.html

    共産党には人権も民主主義もない

    元共産党・板橋(松崎いたる)区議が告発

    http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53280027.html

    蓮舫のツイートに対して百田尚樹がツッコミ「自分がいつ国籍を取得したか忘れる人がいるのだから…」 →蓮舫がツイートを削除 

    http://katasumisokuhou.blog.jp/archives/9128624.html

    フォーマル

    https://www.google.co.jp/search?tbm=isch&q=%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%AB&backchip=g_2:%E3%83%AC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%B9&chips=q:%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%AB,online_chips:%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%96&sa=X&ved=0ahUKEwiYvbH55YvbAhUIp5QKHbbkBKgQ4VYIJCgB&biw=960&bih=465&dpr=2

    働き方改革さらに改悪へ、維新が中小企業(全企業の99.7%)の残業時間上限規制を骨抜きにする「配慮」を求める

    https://buzzap.jp/news/20180516-hatarakikata-kaikaku-ishin/

    沖縄空手の必殺技 「マッカーサーの三年殺し」

    https://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/9dc88ef8570704817b0c3f2ebbc5891b

    皇族関連年表(明治)

    http://kyukouzoku.web.fc2.com/contents/history-m.html

    NHK嘘翻訳

    http://deliciousicecoffee.jp/blog-entry-7083.html

    吉田康一郎氏だ。公式プロフィールを貼っておこう。

    https://blogs.yahoo.co.jp/matarou5963/18915644.html

    日教組とは?

    http://hatekorea.blog.fc2.com/blog-entry-244.html

  • 名無しさん2018/05/18

    明智光秀の「本能寺の変」の真実は何処にあるのか 黒幕説、陰謀説を徹底的に冷徹な論理で論破する打撃力 ♪呉座勇一『陰謀の日本中世史』(KADOKAWA)←宮崎先生、情報ありがとうございます。あわせて、深い分析に読みながら驚嘆しております。に、しても、ここで、井尻千男『明智光秀 正統を護った武将』(海竜社)、、井尻先生が登場するとはおもいませんでした・・・目から鱗の情報に、きょうも感謝です。

  • 名無しさん2018/05/17

    宮崎正弘さまへ

    .

    .

    「半蔵門インテリジェンス総研」というサイトをこれから

    作ろうかと考慮中の

    (↑上記名称はまだ非公開です)

    ツイッター名「EA総研」のRyuUと申します。

    .

    .

    「陰謀の日本中世史」

    今回の書評は素晴らしい内容だと感謝致します。

    明智光秀の信長討ちは単独義挙か?

    黒幕に天皇家がいるか?

    これについては、最近、落合莞爾先生が続々と、

    天皇家の秘密について歴史公開しています。

    続々刊行されている書籍と、有料動画サービス

    「インペリアル・アイズ」があります。

    今月の会員募集は締め切りましたが、

    募集はほぼ毎月やっています。

    https://imperialeyes.com/lp/

    .

    .

    今月は、大本教が、天皇家の諜報機関として

    色々工作していた、というお話。

    創価学会に通じるその恐るべき工作。

    北朝鮮にも通じるその恐るべき工作。

    ベトナム統一の工作のその工作。

    同様の工作で南北朝鮮の統一工作。

    セウォル号沈没で秘密積載していた金塊は

    京都皇統から韓国政府に、北主導の統一を

    受け入れるように誘導する資金だった・・・。

    .

    .

    天皇家は最古から永続する王族として、

    最古の私的諜報機関をずっと保持して

    現在に至るという事実。

    .

    .

    血液型分類で輸血が可能になる知識とデータは、

    ドイツから、欧州在住の天皇諜報機関が工作して、

    大日本帝国の諜報部が連携して、ゲットして、

    日本にもたらしたものだった!

    .

    .

    圧倒的な簿外資産を保有して、

    金融世界を牛耳ることで、世界を支配している

    世界王族連合。

    そのセンターに位置する、英国王室と天皇家。

    .

    .

    秀吉は、単なる百姓の子ではなく、

    天皇家の諜報機関に所属していたこと。

    もちろん、光秀も、ある程度、諜報部と関係を持っていた

    であろうこと。

    .

    .

    来年の、新天皇即位の御代替わりで、

    いよいよ、明治維新に続く、新元号での維新としての、

    新・大日本帝国への出発がなされる予定です。

    .

    .

    明治維新のとき、英国諜報部と、天皇諜報部が連携していた

    アーネスト佐藤がその良い事例。

    アーネスト佐藤は、佐藤栄作と、先祖は同一祖先。

    日英同盟は、天皇家の意向。

    そして、現代の日本が自衛隊から、

    日本国防軍となり、諜報部を持つときには、

    英国MI6の全面協力を得ることになるだろう等々。

    .

    .

    堀川辰吉郎は、マッカーサーをも、

    金塊の力で、丸め込んでいた?!

    .

    .

    東京湾金塊引揚げ事件で、引き上げられた現在の価値

    14兆円にものぼる金塊は、米国に接収された。

    しかし、岸信介が交渉して取り返した。

    その交渉力の源泉は、天皇パワーである。

    リビア・カダフィーの金塊や

    イラク・フセインの金塊は、米国に強奪されたまま。

    米国から取り戻すには、よほどの力が必要。

    天皇家にはそれがある。

    .

    .

    新天皇即位の御代替わりに伴い、天皇家の隠された秘密を

    京都皇統が語り出しており、工作も活発化しています。

    今年のNHK大河ドラマに「西郷どん」が選ばれたのも

    無関係ではないでしょう。

    西郷は、島津のお庭方である以上に、

    天皇の諜報機関所属だからです。

    また、

    今度、NHK大河ドラマで、明智光秀が取り上げられ、

    「義挙」を美化する流れになる可能性もあります。

    .

    .

    朝鮮半島が統一されると、

    天皇の諜報機関でもある創価学会が、

    半島への布教活動を活発化させ、

    日本の芸能界が創価学会会員大半であるのと同様、

    朝鮮半島を創価学会会員にして行きます。

    朝鮮半島が覇道キリスト教に浸食され、

    ひいては天皇制の国体が危機に瀕するのを

    未然に防ぐ工作の一貫です。

    これは、

    覇道キリスト教と、天皇制国体護持との

    激烈な「秘密宗教戦争」という側面こそが

    真実。

    .

    .

    .

    田中角栄が日中国交正常化を達成する前、

    佐藤栄作がその前にチャイナと秘密交渉をしていました。

    これはBSのNHKでも放送され、当時、「月刊宝石」に

    一部情報が出ていたものです。

    この秘密交渉を担当したのは、天皇諜報機関の者です。

    .

    .

    また、「国体奉公衆」という政治家がいます。

    天皇諜報機関に所属している政治家と言えます。

    古くは、天皇家の血筋と関連深い

    伊藤博文、

    桂太郎、その他の公家。

    岸信介、佐藤栄作、池田勇人、そして安倍晋三。

    そして、小池百合子。

    他に、三木武夫も、私の洞察では国体奉公衆です。

    国会議員になる前に若くして米国留学5年していますが、

    この留学は日銀総裁の勧めでもありました。

    おそらく、米国在住の天皇諜報機関で

    訓練されていたのでしょう。

    三木武夫が政治資金に困らないように、

    財界人が婚姻から何からバックアップ。

    彼らも、在野財界の国体奉公衆でしょう。

    .

    .

    池田勇人が、仙人からの御告げで、総裁選出る、

    の言葉が残っていますが、これは天皇諜報機関の伝令役が

    烏天狗と呼ばれていることから来ているのでしょう。

    .

    .

    現在の天皇の諜報機関と「接触を密にしている」のが、

    先祖が天皇家に連なるという「系譜」の記録が京都皇統にある、

    といわれる、落合莞爾氏です。

    ゆえに、京都皇統は、落合氏に情報をどんどん提供しています。

    .

    .

    そんなことをする真意は?

    .

    .

    国体護持のための「新日本人」

    を育成するためです。

    .

    .

    彼の歴史たる「ヒストリー」を持つ

    天皇がしろしめす日本。

    そのプライドを覚醒させ、国防意識、

    国体護持の意識を再び覚醒させるべく、

    京都皇統の活動が始まっています。

    .

    .

    宮崎先生も、是非、この情報を吟味して下さい。

    ちなみに、藤井厳喜さんはは、落合莞爾先生と昵懇なので、

    ツーカーです。

    京都皇統の計画と、世界王族連合の動きがわかると、

    世界の国際情勢を読み違えることがなくなる、と思います。

    .

    .

    それでは、ますますのご健筆に期待しております。

    .

    .

    敬具

  • 名無しさん2018/05/17

    マネーカーストとは、世界経済がもたらす「新・貧富の階級社会」を意味する。



     考えてほしい。毎朝ラッシュアワーの電車で職場に行き、夕方以降はサービス残業。月給は常に最低生活費ギリギリで、貯金するだけのお金が残らない。いつまでも親と一緒の実家暮らしか、狭いワンルーム住まい。正社員採用の道は閉ざされており、いつになっても派遣・契約社員のまま。結婚できたとしても先々への不安から、子供を持つ気になれない。今の日本で、このような生活を送っている人々は少なくない。果たしてこんな生活が本当に「仕方がない現実」なのだろうか?



     アメリカ市場株価及び日経平均株価は、近年まれにみる上昇を示している。だが、この数字上の好景気によって、あなたの生活水準が上がったと実感できただろうか。実際には賃金は一向に上がらず、物価や税金は上がる一方。結局、何の恩恵も受けていないのではないだろうか。断言してもいい。あなたの生活は絶対に豊かにならない。なぜなら、現代は「マネーカースト」で経済的に階級化された不平等社会だからだ。



     ヒンズー教のカースト制は、4つの階級に別れており、ピラミッド型の構造になっている。だが、マネーカーストは、富める者と貧しいものと言う2つの階級のみ。比率も1%の超富裕層対99%の貧困層となっている。世界の富を独占する1%の資産家は、残りの99%を貧民と見ている。つまり、世界経済は、新たな貧富の階級社会を生み出しているのである。



    「国際NGO「オックスファム」は、2018年1月22日、世界で1年間に生み出された富(保有資産の増加分)のうち82%を、世界で最も豊かな上位1%が独占し、経済的に恵まれない下から半分(37億人)は財産が増えなかったとする報告書を発表した。資産の偏在が格差拡大を招いているとして、世界の指導者に対して対策を呼び掛けた」(朝日新聞デジタル)



     この記事から分かるように世界の富は、富裕層の中でもより上部へと集めつつあるのだ。



     アメリカではビル・ゲイツ、ジェフ・べゾス、ウォーレン・バフェットの3人が、アメリカの人口の半分、つまりは1億6000万人分の資産の合計より、多くの富を持っているという異常な状況が生まれている。現在のアメリカで急増しているのは、「借金地獄」である。多くのアメリカ国民が住宅ローンや学生ローンなどの借金の焦げ付きで逮捕されて、民間刑務所に収容されている。7700万人の借金が民間機関に回収業務(取り立て)を移管された。さらに、28ドル(約3000円)の借金を理由に債務者が逮捕された事例を報じている。取り立て屋たちは債務者を民間刑務所にぶち込み、馬車馬のように働かせている。



     債務者の投獄は、州法及び連邦法により禁じられており、これは明らかに違法行為である。しかし、アメリカではこのような「借金地獄」が現実にまかり通っている。アメリカで起こったことは10年後に日本でも起きる。



     なぜ、このような史上最悪の経済格差が生まれ、広がりつつあるのか? 富を独占する人間たちが、そうなるように仕組んでいるからだ。1%の富裕層ーーさらにその1%を支配しているわずか700人の人間が世界をそのように導いているからだ。



     たった700人で構成された寡頭勢力が絶対的な権力と暴力を持ち、独裁的な経済システムを作り上げて、壮大なペテンにかけることによって、世界中の富を吸い上げ、独占し、管理している。結果、彼らの息のかかっていないアメリカ大統領ドナルド・トランプが生まれた。世界金融を牛耳っていたロンドン・シティも、宗教を通してこの世界に大きな影響を持っているバチカンも、大きな変動機を向かている。さらには、世界経済の覇権は、アメリカ(米ドル)から中国(人民元)へと移行しようとしている。世界は大きな転換期に差し向っている。日本経済の未来も、あなたの家族の生活も、世界の大変動の影響下にある。明日を生き延びるためには、世界の現状の向こう側にある真実を見つめなくてはならない。