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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み <<ゴールドマンサックス、JPモルガンなど18社がフランクフルトへ

2018/04/09

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)4月9日(月曜日)弐
        通巻第5666号 
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ゴールドマンサックス、JPモルガンなど18社がフランクフルトへ
  BREXIT以後、合計60社が英国ザ・シティから脱出の構え
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 英国の「脱EU」(BREXIT)以後、ザ・シティという國際金融センターの機能不全を恐れ、すでに18社がドイツのフランクフルトへの移転を決めている(英紙インデペンダント、4月8日、電子版)。
 この脱英国のなかにはゴールドマンサックス、JPモルガンが含まれる。

 また英国筋はほかにも40社が、欧州のどこかへ本社移転を決めており、パリ、バルセロナ、ウィーンなどの都市が候補となっているという。

 おりしも同紙は「世界で安全な飛行機会社はどこか」とランク付けを独自に発表したが、トップは「エミレーツ」(UAE),二位が「カタール航空」。以下三位から十位までは、シンガポール航空、キャセイパシフィック、ANA、エティハド(アブダビ)、トルコ、エバエア(台湾)、カンタス(豪)、そして十位がルフトハンザ。
 英国や中国の航空会社が漏れ、またJALもランク入りしていない。ドイツのルフトハンザは辛うじて十位だ。

 経済優等生として欧州に君臨し、トルコを批判するドイツだが、そのドイツを代表する企業は落ち目が目立つ。ドイツ銀行は経営がふらつき、BMWを別とすれば、ベンツもフォルクスワーゲンも不振。とくに後者は中国市場依存型となっており、中国経済の浮沈と運命を共にするかのようだ。
 政治も、メルケルが総選挙から数ヶ月も連立政権を組めず、また欧州各地でドイツ批判がおこり、とりわけ移民問題では、ドイツの政策に同調する国はなくなった。
 こうした大局観にたつと、国際金融機関がいまさら何故ドイツを目指すのか、理解に苦しむところだろう。

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 書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW 
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 日本のアウトローはいかような処死観をもっていたのか
       多様多彩な人間像を追求しながら存在の根源を問う

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山平重樹著『アウトロー臨終図鑑』(幻冬舎アウトロー文庫)
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 本書に登場するのは筆者の言葉を借りれば「世代差や有名無名の違いこそあれ、いずれも世間から見たら型破り、異端といっていい男たちである。
維新者、革命家、プロッスポーツマン、芸能人、カーレーサー、映画人、作家、政治家、冒険家、カメラマン、シージャッカー、任侠人・・・・・と、あまりカタギが見当たらないのは、激烈でドラマチックな生と死を経た男たちとなれば、無理からぬところか。」(本書「はじめに」より)と、実に幅広い分野から約70名もの人物が登場する。
この中から私の関心をひく人物をあげると維新者・民族派運動家では三上卓、影山正治、森田必勝、阿部勉、三浦重周、野村秋介、江藤小三郎など、作家・文学者では村上一郎、檀一雄、高橋和巳、川内康範など、そして唐牛健太郎であろうか。(以下敬称略)

  三上卓は五・一五事件の首謀者であるとともにいまだに民族派の聖歌というべき「青年日本の歌」(「昭和維新の歌」)の作者として永遠に語られる存在である。
大東塾の影山正治塾長は戦前から維新運動家をして知られ、また保田與重郎、林房雄など日本浪曼派の巨人たちとの交流を持った文学者、歌人であった。三島由紀夫を「昭和の神風連」と称揚し、「憂国忌」の発起人にもなった。影山正治塾長は昭和54年5月青梅の大東農場で元号法案の成立を熱祷して壮烈な自決を遂げた。私は学生時代に大東塾の行事に招かれた際、影山塾長自ら日本酒を振舞われたことがある。その優しい目と温容が記憶に残っている。
森田必勝、三浦重周は我々の運動の先輩であり、同志であった存在でありこれ以上は付記しない。

  作家・評論家の村上一郎は晩年の三島由紀夫と濃密な交流を持ち、昭和50年3月東京・武蔵野市の自宅で愛蔵の日本刀で三島のあとを追うが如く自裁した。先般二月の公開講座で講演をされた西村繁樹元一等陸佐が、青年自衛官のとき三島由紀夫から村上一郎の『北一輝論』を直接贈られたことを述べておられた。
私も村上一郎とは面識を得ることはなかったが、その晩年の著作はむさぼるように読んだものである。村上一郎の葬儀で弔辞を読んだのが戦後『試行』の同人であり、生涯の友人であった吉本隆明であったという。
  檀一雄は私の好きな作家の一人であった。戦前の『花筐』から晩年の『火宅の人』までその作品の根底には如何にも日本浪曼派の出身らしいロマンチシズムが流れている。最後の作品であり、愛人との行状を描いた『火宅の人』は不倫小説と揶揄されることもあったが、私はこの作品は、本当は見事な青春小説ではないか、と思う。
  高橋和巳は大学紛争当時、全共闘の学生から圧倒的な支持を受けていたというが、当時民族派学生運動をしていた私も高橋和巳の『非の器』や『邪宗門』は愛読書であった。また高橋和巳は三島由紀夫の自決の報道には大きな衝撃を受けた、といわれる。
  川内康範は民族派学生運動に理解を持ち、日本学生同盟(日学同)の同盟歌「我らは誓う」もつくった。私は今でも「風が吹くなら吹くがいい たとえ嵐になろうとも 〜」というこの歌の歌詞が好きである。
 唐牛健太郎といえば60年安保のときの全学連委員長であり、その後右翼の大物・田中清玄との関係で世の注目を浴びた。毀誉褒貶の多い人生で晩年は酒とさすらいの旅を愛し、昭和59年に46歳の若さで他界している。
唐牛健太郎については60年安保ブントの同志であり、今年1月に自裁死を遂げた西部邁氏の『六〇年安保〜センチメンタル・ジャーニー』に詳しく描かれており、まさにあの時代の青春群像が浮かび上がる
                                (評 玉川博己)
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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1714回】        
 ――「支那人の終局の目的は金をためることである」――廣島高師(3)
  『大陸修學旅行記』(廣島高等師範學校 大正3年)

   ▽
 一行は日露戦争激戦地の1つである遼陽を訪ねる。
 郊外の畑の中に「露人が戰爭前早くから買ひ取つて壕などを掘つてゐた」広大な場所が数カ所あった。「戰爭の結果當然日本の手に移る筈であつたのが」、日本側は知らないままに放っておいた。そこで「いくら助力してやつても有難がる人間ではない」である「支那人が畑として仕舞つてゐた」。だが、ささいなことから村人が喧嘩を起こし、一方が、ここは日本側の土地だと申し出た。かくて1カ所だけは日本側に帰属することとなったというのだ。この一件から、日本側の手抜かりはもちろんだが、「いくら助力してやつても有難がる人間ではない」などと言いながらも、そういった人々の“セコさ”に乗じられてしまう日本人のお人好しさを示すと同時に、日本側に黙ってればよかったものを、なまじ告げ口をしたことから土地を失う羽目になってしまった“間抜けさ”も示しているようだ。どうやら「いくら助力してやつても有難がる人間ではない」人々はシタタカにセコイと同時に、限りなくヌケテいるようにも思える。

  じつは「遼陽には露人が三人商人だと云つて居住してゐるそうである」が、人数は同じだが常に人が変わっている。ということは、どうも純然たる商人ではなさそうだ。そのうちの1人が租借地の境界線を石で印している日本人を笑って、「日本が弱い國であればとにかく、強國である限り木で境界標を建てゝ、その木が朽れば一歩を進めて新しいのを建てる樣にしなくては」といっている。この“助言”を「スラブ人の侵略思想を以て日本人の人心を忖度したものと云ふべもである」としている。

  おそらく「スラブ人の侵略思想」が世界の常識であり、租借地を自分から固定化し強国として当然に採るべき領有地拡大方法を自ら封じてしまう日本は世界の非常識ということなる。かくて世界の常識からするなら、日本の振る舞いの“謙虚さ”に何か下心があるのではないのかと、あらぬ疑いをかけられてしまうことになるわけだ。日本人が厚かましいことこの上ない「スラブ人の侵略思想」を身に着けたとしても付け焼刃で終わってしまうのが関の山。ならば「スラブ人の侵略思想」を徹底して学び、それを超える智慧を持つ必要があるが、やはり言うは易く行うは難い。だが、世界は「スラブ人の侵略思想」に充ち満ちていることを固く心に留めておくことは絶対に必要だ。

  遼陽の後、奉天を経て朝鮮半島に入り、やがて釜山で乗船し帰国の途に就く。
 以上の「旅行日誌(其の壹)」に「旅行日誌(其の貳)」が続く。同じ行程を歩いているから同じような感想が記されていると思いきや、やはり生徒によって目の付け所も受け止め方も違うから面白い。

  先ずは上海の名門で知られる復旦大学の前身である復旦公学を訪れた時のことだ。
  青々と茂る庭樹と「純支那式の鴟尾高く天に聳えて居る瓦屋根」とを「背景として高く四邊を睥睨して居」る「此の校の設立者で前代の日本――世界の列強の間に新米として顔出した日本――の?史の上に忘れ難い深い印象を刻むだ李鴻章の像」を前にするや、案内者が「上半身は純金ですよ」と。

  そこで目を像の上半身に転ずると、「其の偉大な顔の邊から點々と薄黒くなつて居る」ではないか。どうやら純金はウソで「鍍金らしい」。かくして「凡ての支那の眞相が此の偉人の像の半身に刻みつけられて居る樣であった」と。「此の偉人の像の半身」から「凡ての支那の眞相」を見抜くとは、じつに素晴らしい感覚といっておこう。

 道端の乞食の住まい前で道を聞く。彼らは「實は乞食ではなくて田舎からの破産者」の家族であり、「こんな處に引き越して假小屋生活をして居るのである」。
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)「バラカイ島が、4月26日から半年閉鎖される。「環境汚染浄化」との理由で現地を視察したドゥテルテ大統領の鶴の一声で決まった」由ですが、南北に7キロの島に、2017年は200万人が訪問したそうです。
 下水処理施設が容量オーバーで、インフラ施設を突貫工事し、半年後(3-4か月後)には復活します。当然、半年近く観光業の仕事がなくなりますが、トップダウンで将来への布石を打つ。国民の支持を背景にドゥテルテ大統領のトップダウンの素早い判断は効果的と思います。
 結局、五輪に間に合わない道路建設。築地移転判断をのばしに延ばした都とはえらく違いますね。 ついでながら、貴誌でも議論のある西部さんの問題から、高瀬舟の「安楽死」について議論がありました。
 元気な頭のしっかりしているときから自分で終止符を打ちたいと話していた人なら安楽死もいいんじゃないでしょうか。乱用されれば、刑事事件に通じる危険性がありますから慎重な対応(要件)が必要でしょうが、各自、色々な考えが有り、色々な環境制約、個々の健康状態もある。私は医療大麻にも賛成します。
  (R生、ハノイ)



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(読者の声2) 日本文化チャンネル桜からお知らせです。10日(火曜)午後八時からのフロントジャパンに宮崎正弘さんが出演します。ホストは福島香織さん。中国問題が中心のテーマとなる予定の一時間番組です。
 ご期待下さい。



  ♪
(読者の声3) マルクス主義の共産主義グローバリズムと、金融資本の経済グローバリズムとの、人類を不幸にする共通した理論的誤謬は、国家の軽視・否定であり、部分の不当な全体性化、つまり特殊性の不当な一般性化です。
その理論的誤謬は、ソ連・中共・北朝鮮における社会主義経済の破綻、および英国のEU離脱に現れたEUグローバリズムの失敗など、現実世界においてすでに実証されています。ペキン共産主義グローバリズムは、今や合理性無視の国家主義経済グローバリズムへと変質し、その理論的誤謬は理論など云々するレベルでないほどに劣化しています。
にもかかわらず、どうしていまだに力を持っていられるのか?それを正して、人類が歩むべき正しい道が明らかになっていないからに他なりません。
 いずれにしてもマルクス主義の共産主義グローバリズムのトロイの木馬は、じつに恐ろしいものがあります。
中共が蒋介石の国民党に勝利できたのも、米国内のそのトロイの木馬のせいでした。蒋介石の妻の宋美齢とズブズブの関係にあったルーズベルト大統領の死後、宋美齢を嫌うトルーマン大統領の周りはマルクス主義者で固められていました。だから、米国は突然国民党への支援を止めたので、蒋介石の国民党は敗れて台湾に逃れる羽目になってしまいました。
 さらに、その後に勃発した朝鮮戦争においても、マッカーサー率いる米軍主体の国連軍は、米国中枢のトロイの木馬の国益に反するシビリアンコントロールによって、完全勝利できないようにされたのです。マッカーサーは、その時の悔しさを「懐古録」に赤裸々に綴っているそうです。

 そしてその後の社会主義経済建設に大失敗した中共が、どうして異常な形で経済的に膨張できたのかは、米国の経済グローバリストたちの支援(もちろん日本の経済援助も)のたまものであって、自力でなし得たものではありません。
それに乗って勢力を伸ばしたのが江沢民派のマルクス主義(?)経済グローバリストたちでした。そして、彼らが北朝鮮の核開発にも協力していたのです。
ところが金正恩が調子に乗って、米国を直接攻撃できる核ミサイルがもうすぐできるとやってしまったものですから、トランプとやり合っている米国内の経済グローバリストたちも、習近平が江沢民派をどんどん潰して悪質なやり方で世界制覇の野望をあらわにしてきたことと相まって、もう収拾がつかんとトランプと手打ちして、東アジアから手を引いてしまったそうです。それが今の状況の背景なわけです。

 以上をみれば、マルクス主義的な共産主義グローバリストや金融資本による経済グローバリストたちによって、世界が、国家のまともな発展が阻害される形で、勝手に引っ掻き回されて、如何に世界がおかしくなってしまっているかが、よく分かります。
 それを正道に引き戻すには、どうしてもヘーゲルの復権が不可欠ですが、それを説く前に、とても面白い本がありましたので少しそれを見てみたいと思います。
それは、経済やくざだった猫組長というペンネームを持つ人物の、「−政財暴一体で600億稼いだ男の錬金哲学」という副題のついた本の中の一節です。それがとても興味深い内容なのです。

 「日本ではあまり知られていないがヨーロッパにおいては貴族・王族を保有しているかいないかが、その国の価値を決める一つの基準となっている。民主主義国家となった現在でも、モナーク(君主)を持っているかないかいないかは、ナショナルバリューにおいては非常に大きな問題なのだ。あの芸術大国を誇るフランス人の最大のコンプレックスこそ、貴族や王族の不在である。18世紀、世界に先駆けて市民革命を起こしたことで、フランスの貴族や王族は滅亡し、そのことで、王室外交においてフランスは格下に置かれているのだ。」
「どれほど巨万の富を築いても『歴史』を買うことはできない。つまり、『歴史』は価値なのだ。その歴史が育むものが『文化や伝統』である。希少性こそが最も価値を創造する要素であり、唯一無二には高いバリューがある。
 現在世界に王室は27しかない。
 その中で一番古い君主こそが日本の天皇である。日本はキングでなくエンペラーを持つ唯一の国、天皇家は古事記と日本書紀を信じれば紀元前660年から、きちんとした資料によれば6世紀以降から続く『万世一系』である。現在の覇権国であるアメリカ大統領が、自分より格上の儀礼としてホワイトタイ(白い蝶ネクタイ)で空港まで迎える人物は、ローマ法王とイギリス女王、そして日本の天皇であることを知らない日本人は多い。」(「アンダープロトコル」猫組長著)

 これは、唯物論の市民革命が、人類に何をもたらしたのかを見事に示してくれた、素晴らしい論稿です。そして、これは国民国家論の欠陥を見事にあぶり出してくれています。これに対して、ヘーゲルはまともな国家はどうあるべきかを示してくれています。

「しかし国家は個人に対して(国民国家とはー稲村)全く別の関係をもつ。国家は客観的精神であるがゆえに、個人自身は、ただ国家の一員であるときにのみ、客観性・真理・人倫をもつ。諸個人の統合そのものが国家の真なる内容および目的であって、個人の規定は、普遍的生活を営むことである。個人のその他の特殊的満足、活動、ふるまい方は、この実体的なもの、普遍妥当するものをその出発点とするとともに成果とする。――理性的であることは、これを抽象的に見れば、一般に普遍性と個別性との浸透し合う統一のうちにあり、これを具体的に見れば、内容の点では、客観的自由すなわち普遍的実体的意志と、個人的知識としてのまた特殊的目的を求める個人意志としての主観的自由との統一のうちにあり、――したがって、形式の点では、思惟された、すなわち、普遍的な法的に永遠にして必然的な存在である。」(「法の哲学」より)

 ここには何が説かれているかと言いますと、国家は「国民国家」における国家のような国民の下僕などではなく、むしろ、客観的精神すなわち人倫的理念の現実性であって、その現実性である国家の象徴が君主だということです。
したがって、国民の側は、その君主が示す人倫的理念の高みに、誇りをもって自らの主体的・主観的自由意志をもってその高みとの統一を図るべく登って行かねばならない存在であり、かつまた国家は、国民に対してそれを要求するものでなければならない、ということが書かれています。
だから、君主制の国家は、国民国家とは国家そのものの品格が違うのです。これが、猫組長が書いていた中身なのです。

 次に、再び猫組長さんの話に耳を傾けてみましょう。そこには、日本の国家のもつ特徴が、他の国家とは次元が違うことを如実に表す内容が説かれています。

「私は思想を持たないプラグマティストであるが、プラグマティックに考えれば、『天皇』は国家の価値であり、この歴史が日本の文化や伝統を生んだのだ。 『文化や伝統』を検証するには、『日本列島』という地政学的特徴も加味しなければならない。海に囲まれた日本は、異文化・異民族が交流する『大陸』とは違う。閉鎖的な環境である島国という社会にあって、誰かを騙せば逃げ場はない。こうして騙した後で逃げ場のある大陸とは違った形での文化的、社会的秩序も含めた、倫理観を生んだのである。
 ビジネスにおいて利害を関係付ける『契約』には、その国の文化や伝統の在り方が如実に反映されるが、この点で比較するとそれは明らかである。海外と取引すると実感するのは、日本の契約書の薄さだ。海外では契約を結ぶ際に、両者が『相手を騙そう』『自分が騙されるのではないか?』という疑念から出発するので、そうした疑いを排除仕組みが契約書に全部入り、必然的に契約書は分厚いものになる。」(アンダープロトコル」猫組長著)

 ここに説かれているのは、日本の国家が、外国の国家とは、そもそもの国家としての成り立ちが全く別物であったことを示すものです。
それは通常は日本の国家が外国の国家とは違う特殊性としてとらえられがちですが、その特殊性こそが、じつは人類の国家が本来持つべき人倫国家としての普遍性なのだ、ということです。そしてその違いが何に由来するものなのかについて、猫組長さんの分析は傾聴に値するものですが、それはビジネスにおける契約書の違いから類推されたものですので、そこからさらに構造的に深化する必要があります。

 通常の外国の言語に一般的に含まれている構造は、まずイエスかノーかを示す構造です。
 それは、負けたら殺されるという弱肉強食の世界において、如何に自分の身を守るか、そのために即自の自分中心に、自分の身を守るために、相手を敵と見なして信用しない、ということを前提とする精神構造によって造られた言語構造なのです。
 そういう精神構造は何故造られたかと云いますと、大陸は一般的に食料が充分でなかったからです。だから、ですから、人類の戦争史を見てみますと、人口が増えますと必ず戦争が多くなります。
そういう世界にあって、例外的に戦争が少ない時期というのは、ローマ帝国などの統一国家の強大な権力によって抑えられていた時代なのです。しかし、皮肉なことに戦争がないということは、奴隷が得られないということになって、人口の増大に比して生産力が落ちていって、国力が落ちて衰退していくという皮肉な現象が現れることになります。
 そういうことに左右されなかった、唯一の国が日本です。
日本の国家はその成り立ちから和をもって貴しとなす共存共栄の国でしたから、人口が増えてもそれに合わせて墾田したり、生産力を高めるさまざまな工夫をして、人口が増えても戦争が増えることはなかったのです。戦国時代の様な時にも、各国が生産力の増強の競争をして社会の安定を保とうと努力していたので、他の国には見られないさまざまな技術や文化の発展を実現することができたのです。

 じつは外国にもそれを克服して、人類の国家としての普遍性を持つ日本のような、人倫国家へと飛躍する機会と可能性が生まれた時期がありました。
それはそれまでの西欧社会の弱肉強食の基本構造に見合った、敵か味方かの、あれかこれかの形而上学的論理学を、破壊的に変革してできた、あれもこれもの和の共存共栄の弁証法の論理学が、ヘーゲルによって創られて大きな影響を及ぼし始めた時期でした。ところが、それが広がり定着して西欧人の意識革命を成し遂げる前に、マルクスによって壊され、代わって、敵対的対立をますます煽る、前の形而上学よりも質の悪い唯物弁証法の形而上学的論理学を、マルクスが、ヘーゲルのものよりも進んだものとして宣伝し、それに人類がすっかり騙されてしまったことです。その結果がどうなったかは冒頭に述べたとおりです。

 ですから、歴史を巻き戻して人類が道を踏み外した時点に立ち戻って、ヘーゲルの復権をして、如何にマルクスがニセモノで誤っているかを、人類に示していかなければならないと思います。そしてその運動の先頭に立つべきなのは、日本でなければならないと思います。
なぜなら日本はヘーゲルから独立に、ヘーゲルの学問を、自然成長的な形で見事に実践してきたからです。ですから、日本は、自らの歩んできた道の意味を、ヘーゲルの学問を通して、客観的かつ冷静に反省することによって、目的意識的・学問的に日本の再生を図っていかなければならないと思います。   
   (稲村正治)
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宮崎正弘 v 室谷克実『悪あがきを繰り返し突然死の危機に陥る中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 室谷克実『日本に惨敗しついに終わる中国と韓国』(徳間書店) 
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宮崎正弘 v 渡邉哲也『世界大地殻変動でどうなる日本経済』(ビジネス社、1404円)
宮崎正弘 v 渡邊哲也『激動する世界経済!』(ワック、994円) 
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宮崎正弘 v 石平、福島香織『日本は再びアジアの盟主となる』(宝島社、1296円)
宮崎正弘 v 石平、福島香織『中国バブル崩壊の全内幕』(宝島社、1296円)
宮崎正弘 v 田村秀男、渡邊哲也『中国経済はどこまで死んだか』(産経新聞出版) 
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 宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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  • 名無しさん2018/04/09

    安倍政権の致命的なミスは、米軍に質の劣った鉄鋼を売りつけたことだ。



    中国勢は低品質鉄鋼に対するペンタゴンの苦情に、大変冷静な反応を見せている。中国の高官たちは、これが2015年には知られていた問題で、2017年には一掃されていたと指摘する。中国指導層は、品質管理に対する自国の評判というものは値段が付けられないほど貴重な国家資産だと認識しているからだ。



     興味深いことに、その同じ会話の中で、中国は9.11の廃棄物のサンプルを大量に保管しており、核やテルミット反応やエネルギー放射等、関連する科学捜査要素が残留していないかテストしていたことにも言及した。



    もしドナルド・トランプ大統領が9.11の独自調査を支援する準備を整えた時には、中国勢は関連証拠となるレベルの情報を有しているようである。







    先週、米国の裁判官の一人が、9.11攻撃を巡って自身に対する訴えを棄却させようというサウジアラビア政府の試みを却下した。

    http://abcnews.go.com/International/wireStory/judge-rejects-saudi-arabias-attempt-toss-911-lawsuits-54084366



     

    これら攻撃の背後にいた真の犯人たち――つまりハザールマフィアを暴き出すことを目的としている。正義の輪【※司法手続きのこと】はゆっくりと廻っているが、粉々になるまで廻り、着実にこれら殺人犯どもを追い込みつつある。



    この件について、ハザール悪魔マフィア連中に対する極秘起訴の総数が2万5千件に近付いており、その判決の結果ギットモゥ【=グァンタナモ米軍基地の略称】への収容を拒否された面々は、ピーター・ムンクのように死体で発見されるかもしれない。



    ピーター・ムンクはカナダの採掘業界の大物で、その会社バリック・ゴールドは帳簿外の金(きん)を相当大量に動かすのに利用されていた。それが会社の主要な目的だった。ムンクは9.11攻撃について犯罪レベルの関与をしたかどでネバダ州のとある裁判にて訴追されていたのが、それは盗まれた金(きん)の洗浄に関わるものだった。



     

    その他に訴追されていたのは「リチャード・チェイニー、ジョン・ブレナン、ジョン・アシュクロフト、ロバート・ミュラー、ジョージ・W・ブッシュ、ジョージ・H・W・ブッシュ、ケヴィン・スペイシー、バラック・オバマ、ジョン・マケイン、ジェイムズ・ベイカー、エドガー・ブロンフマン・シニア、ポール・ウォルフォウィッツ、リチャード・パール、コンドリーザ・ライス、ジョージ・ソロス、ジョン・ケリー、バンダル・ビン・スルターン、デイヴィッド・ロックフェラー、ブレント・スノウクロフト、ズビグネフ・ブレジンスキー、そしてヒラリー・ローダム・クリントン」である。

    https://archive.org/stream/D2PeterMunkGeorgeSorosCheneyPaulWolfowitzH.W.BushGWBushJohnKerryClintonSeptember11Attack/D2-Peter-Munk-George%20Soros-Cheney-Paul-Wolfowitz-H.W.Bush-GWBush-John-Kerry-Clinton-September-11-Attack_djvu.txt





    ハザールマフィアに対するもう一つの大きな動きは、奴らのインターネット洗脳装置に対する現在進行中の攻撃だ。フェイスブックのスキャンダルの次は、グーグルやツイッター、アマゾン、テスラ、そしてマイクロソフトも標的にされるようになった。



     一つの集合体としてこれら企業群は、グノーシス・イルミナティが人類を脅かしているならず者人工知能と呼ぶところの目に見えている部分だ。人類が解放されたいのであれば、これらの企業を洗脳の中心拠点から公益事業へと変容させるのは必須条件である。



     



    ならず者の人工知能といえば、残念なお知らせがあるのだが、カバールの金融システム乗っ取りを暴く上で主要な役割を演じてきたニール・キーナンが殺害され、その犯人どもが彼の身分をここ数年に渡って乗っ取ってきたことを示す証拠が増えているのだ。



    ニール・キーナン自身のサイトhttp://neilkeenan.com/上で彼が殺害されたとの報告が、削除されるまでの短い時間、掲載されていた。その後、ニール・キーナンを名乗る人物とスカイプで会話したのだが、本人であれば知っている筈の、私がどこへ彼宛ての金(かね)を送金したかといった質問に答えられなかった。また、キーナンは突然、カバールの陰謀を暴くことを止め、代わりに“ヒーリング・コンピューター”とやらの販売員と化してしまった。



     



     2014年11月の終わり頃、キーナンはここインドネシアの未公開の場所にある掩体壕の一つを開けるとの複数の動画を投稿し……キーナンと彼のアシスタントがようやく開けた小さな箱には銅のインゴット【=鋳塊】が入っていた。金塊ではなかったのだ。金は変色したり酸化したりはしない。しかし銅はそうなる。これは当初から虚言だったのだ。



    インドネシアの入国管理局で調べたところ、当時あの国をキーナンが訪れたという記録は一切なかった。



    キーナンはゴールデン・ドラゴン・ファミリーから1京5千兆ドルを強奪する企てについても語っていた。以下が2014年6月7日に投稿された彼のブログからの抜粋だ:





    「最も直近ではバチカンが、資産管理を任された長老の一人で、ドラゴン・ファミリー国際担保口座群資産の守護者ないしは持ち主である、スールー王国のスルタンと結託して、ドラゴン・ファミリーから1京5千兆ドルを盗もうと企んだ。しかし彼らの試みは阻止された。





    これはキーナンの完全な妄想だった。



     世界中の財務大臣たちがモナコに集まるという会合は一度として開かれたことがなく、キーナンが大きく取り上げていた「モナコ協定」なぞといった合意は何一つとして存在したことがなかった。



    それ以来、こちら側の並々ならぬ尽力にも関わらず、誰一人として彼が生存していることを裏付けられないのだ。キーナンとの面談を取り付けようという度重なる試みも上手く行かなかった。これが間違いならば、こんなに嬉しいことはない。



    もし我々がキーナンを殺害し、本人になりすますことを始めた人々を追跡し、捕まえることが出来れば、ハザール・カバールの金融システムを終わらせる真の機会を手にすることになるため、この件は重要なのだ。





    更なるカバールの基地破壊とポータルの閉鎖により、掃討作戦は進展している。



     

    ベンヤミン・ネタニヤフなどの目に見えているカバール指導者を排除することが重要だとは断言出来る。



    また、ロシアのFSB【=連邦保安庁】は、地上の問題の根幹がスイスのチューリッヒに巣食っていることを突き止め、それが何らかの形でCERN計画と繋がっている。

  • 名無しさん2018/04/09

    「皇帝」ロックフェラーに滅ぼされた国を挙げよと言われたら、5指をもっても足りない。その一つがサダム・フセインが支配してきたイラクだ。



     イラク戦争はアメリカによる石油奪略戦争であることは、もはや世界の常識である。フセインが「大量破壊兵器を隠し持っている」というデッチアゲを根拠にイラクを侵略し、支配下に置いた。そして、フセインを絞首刑で処刑した。まさに、強盗国家そのものの悪行である。正義の戦いと信じて砂漠に派兵された兵士たちこそ、いい面の皮である。結局、大量破壊兵器など嘘八百だった。自分たちは、石油略奪という汚い戦争の手腕に使われた。その苦い怒りを描いたハリウッド映画がマット・デイモン主演「グリーン・ゾーン」である。9・11以来続く、軍産複合体(ネオコン)による戦争ビジネス、そのやりたい放題の戦争犯罪にハリウッドの良識派が告発の一矢を報いたのだが、話題にすらならなかった。



     さらに魔王ロックフェラーが狙ったのがリビアである。カダフィ大佐は、欧米メデイアに、独裁者「アラブの狂犬」と言う恐るべきあだ名を冠せられた。世界のマスメデイアは、魔王が支配しているのだから、言いたい放題である。この洗脳で、世界中の人々は、彼が手の付けられない狂犬だと信じ込んだ。実は、カダフィ大佐ほど国民に対して善政をしていた指導者はいない。同国の石油売り上げを国民に均等に分配することで、税金を免除し、住宅、医療さらに教育費を無償とした。まさに、夢の楽園である。彼は自国の石油利権をアメリカなど他の帝国主義国家に譲ることを断固拒否した。見事である。



     しかし、国民本位の彼の善政を、世界メデイアは一秒一字伝えることなく、ただありもしない「マッド・ドッグ」のイメージ戦略で攻撃続けた。そして、秘密工作員が送り込まれた。



     1986年、リビア指導者カダフィの自宅に発信機を密かにおいて、そこからテロ放送を流し、カダフィはテロリストであると扇動した。それを口実に米大統領ロナルド・レーガンはリビアを攻撃する。この悪質な作戦を、実行犯のイスラエル秘密警察モサドの工作員が認めている。そして、ヒラリー・クリントン国務長官は、狂犬ならぬ善人カダフィの惨殺を密かに指示、実行させている。こうして、善政の主は、群衆に嬲り殺しにされた。戦争はイルミナティにとって最大のビジネス金儲けである。だから、シリア、アフガニスタンと米軍の派兵と略奪、殺戮は止まらない。



     これだけ嘘と恥にまみれた戦争が繰り返され、派兵されていると、さすがに関係者も気づき始める。自分たちは一部の支配者の金もうけのために騙され、使われている。米軍にも、CIAにも、誠実な良識派がいる。彼らは祖国アメリカを守るという大義のために、働いていると信じていた。しかし、現実は金融マフィアと軍事マフィアの戦争犯罪の先兵として使われていた。米軍やCIA内部で覚醒した良識派による反発、蜂起が始まっている。それは歴代大統領による犯罪への反省、告発にもつながっている。パパブッシュ、ベビーブッシュ、レーガン、クリントン、オバマに至るまで全員、フリーメーソンの忠実な下僕だった。言い換えると、魔王ロックフェラーの下僕、傀儡(操り人形)に過ぎなかった。そうして、数々の戦慄の戦争犯罪や国際謀略が繰り返されてきた。



     今、アメリカ国家による犯罪が次々に露見されている。その典型がヒラリーの犯罪だ。副島隆彦氏は『ヒラリーを逮捕。投獄せよ』と言う過激な本を出版している。つまり、ヒラリーがイスラム国(IS)を作った、恐怖の国家機密がメール問題で暴かれていくとある。ヒラリーはかつてうっかり「タリバンもアルカイダも、アメリカが作ったもの」と失言して、緊急入院した前歴がある。そしてISも同じ。戦争を仕掛ける要諦は、まず敵をでっちあげること。そのためには敵を偽装して、見方を攻撃させる。そして「卑怯な攻撃は許さない」と国民の怒りを煽り、鼓舞して、戦争というビジネスを展開する。それが戦争のセオリーなのである。その仕掛けを偽旗作戦と呼ぶ。これは人類の戦争史で使われてきたテクニックである。しかし、純朴な大衆はいまだに気づいていない。



    「ヒラリーは大きな戦争をしようとしていた。この6年間、中東全体に火をつけまわったのはヒラリーです。次は極東(東アジア)でもやる。ヒラリーは大統領になったら、中国と戦争しようとしていた」(副島氏)



     ISを作ったもう一人の犯罪人がいる。それがジョン・マケイン上院議員だ。ISの創設者はバグ・ダディと呼ばれるイスラム教徒とされていが、その同一人物がマケインのプライベート写真に写りこんでいた。それはサイモン・エリオットという人物だ。その正体は、イスラエル秘密警察モサドの工作員なのだ。つまり、イスラエルのスパイが、極端な反米武装集団のリーダーに化けていた。さらに、マケインの写真では、イスラム国(IS)の幹部たちと笑顔で記念撮影している。彼らもモサドの工作員なのだ。こうしてサイモンとマケインは親しい知人同士だった。つまり、マケインこそが過激派「ISイスラム国」の真の創設者なのだ。国際謀略のイロハを知れば、これしきの事は、驚くほどのことではない。これら仰天の陰謀、犯罪に対して、米国政府並びに軍部の厳しい調査が進められている。アメリカ軍部の厳しい取り締まりを恐れて、現在、旧体制側の多くの権力者らがアルゼンチンやニュージーランドへと逃亡を始めている。ただし、ブッシュやクリントン、ロックフェラーのような目立つ権力者の一族は、すでに当局によってアメリカから逃げられない状態になっている。

  • 名無しさん2018/04/09

    経済優等生として欧州に君臨し、トルコを批判するドイツだが、そのドイツを代表する企業は落ち目が目立つ。ドイツ銀行は経営がふらつき、BMWを別とすれば、ベンツもフォルクスワーゲンも不振。とくに後者は中国市場依存型となっており、中国経済の浮沈と運命を共にするかのようだ。

     政治も、メルケルが総選挙から数ヶ月も連立政権を組めず、また欧州各地でドイツ批判がおこり、とりわけ移民問題では、ドイツの政策に同調する国はなくなった。

     こうした大局観にたつと、国際金融機関がいまさら何故ドイツを目指すのか、理解に苦しむところだろう。←宮崎先生、情報ありがとうございます。

  • 名無しさん2018/04/09

    法務省人権擁護局、民団・総連と繋がっていたhttp://hosyusokuhou.jp/archives/42368194.html

    【森友問題】朝日新聞スクープ等は大阪地検の女性特捜部長のリーク!? 江田憲司議員が暴露 

    http://toriton.blog2.fc2.com/blog-entry-5519.html

    武健一氏から辻元清美氏への献金疑惑

    http://www.jijitsu.net/entry/2018/03/20/053000

    再会

    https://www.google.co.jp/search?q=%E5%86%8D%E4%BC%9A&tbm=isch&tbs=rimg:CeuiHUebWaWlIjjwQlfQeAgQZ3FfjfRMtyePzLakxO1qvk-8XatTFA-Av6P-Az-l54puQQWmldgxqhnMfiLfsY1zAioSCfBCV9B4CBBnEZx9H9GrmSIVKhIJcV-N9Ey3J48R6lN8huZ4qyQqEgnMtqTE7Wq-TxGcfR_1Rq5kiFSoSCbxdq1MUD4C_1EcUShB6gxkXhKhIJo_14DP6Xnim4RSTXCHf2Z1fsqEglBBaaV2DGqGRE06ritd6eAXyoSCcx-It-xjXMCEWPxMTlz3s08&tbo=u&sa=X&ved=2ahUKEwiSk5KqranaAhVQ6bwKHYCRBn8Q9C96BAgAEBg&biw=1097&bih=518&dpr=1.75

    左翼議員のブラック・マネー

    http://melma.com/backnumber_115_6667786/

    堀川の奇跡って知ってますか? 

    http://gerge0725.hatenablog.com/entry/20130604/1370343861

    大久保の危機救った五代友厚 志學館大教授・原口泉氏

    https://www.sankei.com/region/news/150612/rgn1506120025-n1.html

    中川八洋氏『山本五十六の大罪』(弓立社)を読む 

    https://blogs.yahoo.co.jp/yasusan2525/55909012.html

    アメリカ銃社会の正義

    https://ameblo.jp/nakasugi-hiroshi/entry-12366281868.html

    嫌韓

    http://hatekorea.blog.fc2.com/blog-entry-362.html

    韓国歌手が、日本に失敗しても来る理由

    http://blog.livedoor.jp/tonycyoppa/archives/25675567.html

    ガンで肥える悪魔の産業

    https://ameblo.jp/milkymilky-9060/theme3-10083239193.html

    ”「ゴーマニスト」宣言(128) 

    https://nittablog.exblog.jp/14419676/

    メディア

    http://1qazxsw2.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-73c4.html

    ■夫婦別姓で日本は一夫多妻制の不倫大国に?

    https://ameblo.jp/konichiwa/entry-10732952305.html

    二重国籍疑惑はほぼ黒、誰か止めてやれよ 

    https://ttensan.exblog.jp/23463631/

    国保・海外療養費と再入国手続き

    https://samurai20.jp/2014/11/kokuho-3/

    【衝撃】中国人が偽造免許を使って日本の米軍基地で働いた結果wwwwww

    http://www.akb48matomemory.com/archives/1070397580.html

    太平洋戦争の大嘘 

    http://gekiokoobachan.blog.fc2.com/blog-entry-148.html