国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み <<「雄安新都市」の建設現場へ突撃潜入した在米華字紙が衝撃のレポート

2018/04/02

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)4月2日(月曜日)
        通巻第5656号  
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 「雄安新都市」の建設現場へ突撃潜入した在米華字紙が衝撃のレポート
   トラックが数珠つなぎ、高層ビルがはやくも十数棟出現
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 道路は舗装されていない。道ばたにゴミのかわりに建材が積み上げられている。
土埃を被って、それも雑然と斜めに積み重ねられ、駐車場には北京、天津、上海のクルマが目立つ。
在米華字紙『多維新聞網』の記者が現場に潜入し、映像盗撮によるルポを発表した。
http://culture.dwnews.com/renwen/news/2018-03-31/60049218.html

現場は二十四時間の突貫工事である。
 道路の両脇には「頑張ろう」「新都心」「夢の実現へ」とか、勇ましい標語、嘗ては麦畑か、湿地帯だった。

貧困な農地も、作物の育たない荒地もたちまち開墾され、セメントが流し込まれ、僅か一年で高層ビルも乱立、いやはや、いかにも中国らしい。高層ビルの一階では、はやくも雑貨店などが店開きしている。

 習近平の号令一下、新都心「雄安都市l」の建設が布告されたのが、2017年4月1日だった。
爾来、不動産取引は厳格に禁止された。ところが、公付前に、政権中枢に繋がる利権集団が、あらかたの土地を買収し、発表後四倍で売り抜けたという「濡れ手に粟」の集団もあったという。

 幻想からうまれ、習近平が側近の薦めに応じて新都心建設を決めた。不動産ブームを継続し、成長を維持するというお題目が唱えられ、社会科学院などの移転が強制されることが決まった。
 北京から西南へ80キロ、保定という蒋介石の軍事学校舎跡地の荒くれ者が多いところから、さらに西南へ50キロ、誰も相手にしなかった地方である。
 これは国内版シルクロード、結末の惨敗ぶりを早く見たいと、ネットには過激な批判記事も投稿されるが、すぐに削除されている。

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 書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW 
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 嗤ってすまされる問題ではない、哀れな末路に陥没した隣国
  欠陥建築、老人虐待の恐ろしさ、なのに文在寅は従北路線を突っ走る

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室谷克実『なぜ日本人は韓国に嫌悪感を覚えるのか』(飛鳥新社)
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 読了しての感想は、韓国ならびに韓国人のあり方が、嗤ってすまされる問題ではないということである。
 「反日」を叫んで国民を糾合しようと足掻くが、心底では北朝鮮に憧れを抱き、王朝の正統性が韓国にはないという劣等感にさいなまれ、哀れな末路に陥没した隣国が、これほどまでに酷い状況に陥っていたとは!
 漢字を廃止してハングルに統一してしまうと、言語学的にもおかしな表現力しか得られない。たとえば、国防部長官は、「国放部長管」となる。発音が同じだからだ。
 「47・8%が自分の子供の名前の漢字を間違えて書いたり、書けなかった。30・2%は子供の名前を一文字も書けなかった」(26p)
 仏僧が盧武鉉没後に墓石に揮毫した。ところが盧武鉉の「盧」の字は「虎冠」ではなく、「まだれ」になっていたが、ケンチョナヨ(ま、いいか)を心情の国であるだけに、そのままにした。
同じように悲劇的な笑い話は至る所に転がっている。
 日本語ができるという触れ込みの女子学生を助手に採用したときのこと、念のため漢字をかかせてみて仰天した。「水」は「フ」から書き始め、「フ」の下の「はらい」が直線だった。
 「田」の字は、横三本、縦三本の順に書いた。つまりハングルは直線と○だけで、斜線はあるが、漢字の筆法の「はらい」も「止め」もないからである。
 大久保で展開されたプラカードに「チョンでていけ」との落書きが多数あったが、これは日本がヘイト国家だと証明しようとしたのだろうが、「チョン」が「テヨン」となっている。
つまり「自作自演で被害者になりすますことは、韓国の国技のようなもの」(32p)。なにかあると電車でチマチョゴリを切られたと朝日新聞が書くのも、同様かな?
 韓国の大学進学率は80%だが、そのうちの2%しか大企業には就職できない。
「現代の両斑」はホワイトカラー。しかし「大学浪人に兵役、そしてプラスアルファの資格をつけるための留学」「大学男子の初就職年齢は平均30歳」になる。
 そうまでして現代の両斑を目指しても、まともな職はなく、「僅かな年金しか収入がない65歳の父親のもとに、30歳を過ぎた息子がパラサイトシングルをしている・・・暗鬱なる思いになる」(54p)
 老人は居場所がないので、夏は公園の日陰に早朝から集まる。ところが早く行かないと場所がなくなり、それなら喫茶店の二階で何も頼まないまま冷房に過ごす。
「韓国の老人の40%はカネがないから病院に行かない」、(中略)「段ボールや古物を拾ってきた生計の足しにしている老人は全国で175万に上ると推計されている」(中略)「老人同士の団ポールの奪い合いにより殺人事件まで起きている」(63p)
 「ソウルの無料公園は老人が集まる場所だ。そこには昼下がりから60歳代、70歳代の売春婦が出没する。『バッカスお婆さん』だ。50歳代なら『バッカスおばさん』だ」、これぞまさしく「『慰安婦大国』の日常風景」である(66p)
 例を挙げれば際限がないので、本書の逸話紹介はこのへんで措く。
この隣国が何を勘違いしたのか、日本時代に「慰安婦」「強制連行」があったと難癖をつけ、日本を貶めることに躍起になるのである。
       
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)貴誌前号(5655号)にでた「このままではメコン流域が『第二の南シナ海』になってしまう ーー中国、メコン河に巨大ダムをあちこちに建設、地元住民は反対」という記事は驚きでした。
ほかの日本のメディアには、こういう中国を批判するようなキツイ論調の記事がありませんからね。
 ところで、こうした基調なお話を是非伺いたいのですが、宮崎先生の独演会予定は、今後、スケジュールはありませんか。
   (HI生、川崎市)


(宮崎正弘のコメント)どなたでも参加できる公開制の拙講は、さしあたっては5月12日(土曜)、東京で独演会があります。そのあと東京での一般公開の独演会は8月でしょうか。
 名古屋方面のかたは、8月4日です。
 いずれも公開ですので、どなたでも入場できます。具体的詳細は、ちかくなってからこのメルマガでも告示します。



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(読者の声2)貴著新刊『米国衰退、中国膨張、かくも長き日本の不在』(海竜社)を近所の本屋には置いてなかったので、池袋の旭屋書店で買い求めました。AD欄には重版とありますが、初刷り分でした。
 そんな些末はともかくとして、二日かけて、一行一行を噛みしめながら読了し、いろいろと複雑な気持です。
それは日本が世界史のプレーヤーを降りても、誰も、どの政治家も、そのことを深刻に認識できず、いや理解もできず、国家安全保障という一番重要な議論を逃げて、我が国の国会は「モリカケ」とかのマイナーで愚かな議論をやっている。この国は未来を自ら破壊しているとしか思えません。
やはり先生がいわれるように普通の国家なら自衛力を強化し、そのうえでの軍事同盟という道のりは遠いと思います。
  (GH生、足立区)


(宮崎正弘のコメント)華字紙にこんな諷刺漫画がありました。習近平が羽織袴で講義していて、黒板には「道」。教室前列に座っているのは金正恩で、頭の中は「◎+*▲?」(つまり理解できない)、後列のトランプは授業も聴かないでスマホに熱中しているという構図のマンガ。現在の政治状況をシンポライズしていると思いました。



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(読者の声3)今月の『WILL』誌上で、宮崎正弘さんと矢板明夫さんとの激談(「対談」というより「激談」がふさわしい)を拝読、中国の惨状という状態が理解できました。で、どうでしょうか。この延長で、対談本を出されては?
  (JJセブン)



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(読者の声4)立花隆氏が『週刊文春』(4月5日号)に西部邁氏を評して『思想的ひねくれ者』と書いています。
 どうみても立花氏のほうが『ひねくれ者』ですが?
   (BN生、千葉)


(宮崎正弘のコメント)半藤一利氏と立花隆氏と、もう一人を入れて『文春三バカ』と言いますが、左傾化してしまった文春ですからね。朝日攻撃の急先鋒だった文藝春秋が、こんにちでは朝日と『共闘』するのは、なんとも畸形な風景です。

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大増刷出来!
宮崎正弘『米国衰退、中国膨張。かくも長き日本の不在』(海竜社)
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 それとも半恒久的に米国の附録なのか? (定価1296円 アマゾンは下記 ↓)
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<宮崎正弘の書き下ろし単行本>
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『習近平の独裁強化で、世界から徹底的に排除され始めた中国』(徳間書店、1080円) 
『連鎖地獄―日本を買い占め、世界と衝突し、自滅する中国!』(ビジネス社、1188円)
『西郷隆盛 ――日本人はなぜこの英雄が好きなのか』(海竜社、1620円) 
『金正恩の核ミサイル 暴発する北朝鮮に日本は必ず巻き込まれる』(育鵬社、1512円)
『米国混迷の隙に覇権を狙う中国は必ず滅ぼされる』(徳間書店。1080円)
『日本が全体主義に陥る日  旧ソ連圏30ヵ国の真実』(ビジネス社、1728円)
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<宮崎正弘の対談・鼎談シリーズ> 
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宮崎正弘 v 渡邊惣樹『激動の日本近現代史 1852−1941』(ビジネス社)
宮崎正弘 v 藤井厳喜『韓国は日米に見捨てられ、北朝鮮と中国はジリ貧』(海竜社) 
宮崎正弘 v 福島香織『暴走する中国が世界を終わらせる』(ビジネス社、1188円)
宮崎正弘 v 高山正之『日本に外交はなかった』(自由社、1080円)
宮崎正弘 v 馬渕睦夫『世界戦争をしかける市場の正体』(ビジネス社、1188円)
宮崎正弘 v 宮脇淳子『中国壊死』(ビジネス社、1188円)
宮崎正弘 v 小川榮太郎『保守の原点』(海竜社。1620円) 
宮崎正弘 v 室谷克実『赤化統一で消滅する韓国、連鎖制裁で瓦解する中国』(徳間書店) 
宮崎正弘 v 室谷克実『悪あがきを繰り返し突然死の危機に陥る中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 室谷克実『日本に惨敗しついに終わる中国と韓国』(徳間書店) 
宮崎正弘 v 室谷克実『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店、以上4つは1080円) 
宮崎正弘 v 石平 『いよいよ、トランプが習近平を退治する!』(ワック、994円)
宮崎正弘 v 石平『私たちの予測した通りいよいよ自壊する中国』(ワック、994円) 
宮崎正弘 v 渡邉哲也『世界大地殻変動でどうなる日本経済』(ビジネス社、1404円)
宮崎正弘 v 渡邊哲也『激動する世界経済!』(ワック、994円) 
宮崎正弘 v 西部遭『日米安保五十年』(海竜社。絶版) 

宮崎正弘 v 石平、福島香織『日本は再びアジアの盟主となる』(宝島社、1296円)
宮崎正弘 v 石平、福島香織『中国バブル崩壊の全内幕』(宝島社、1296円)
宮崎正弘 v 田村秀男、渡邊哲也『中国経済はどこまで死んだか』(産経新聞出版) 
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 宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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