国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み <<マレーシア総選挙、野党連合勝利の可能性が高まる

2018/02/03

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018) 2月4日(日曜日)
         通巻第5606号 <前日発行>
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 マレーシア総選挙、野党連合勝利の可能性が高まる
  暫定首相はマハティールだが、後継はアンワル元首相か
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 マレーシアの政局に大きな動きがでてきた。
 政界を退いたはずのマハティール元首相が復帰するかも知れないという大逆転のドラムが進行中だからだ。

 マレーシア与党はナジブ・ラザク首相が率いるが、なにかと汚職の噂が絶えず、どのプロジェクトにも賄賂、収賄、腐敗の匂いがすると言われる。この体質につけ込んで巨額を投じているのが中国だから、ナジブ政権は中国を批判しない。

 不人気ゆえに、総選挙は野党の勝利かと思いきや、マレーシアは人種複合、華僑、インド系、マレー系そしてボルネオ系の原住民があった少数野党が乱立状態。だから与党は楽勝してきた。その与党を割ってでたマハティール元首相が、「ラジブ政権打倒」を呼びかけるや、マレーシア政治史が始まって以来の椿事がおこった。
野党が連合し(野合ともいうが)、ともかくラジブ打倒が目的の野党連合「希望」を2017年に結成し、首相候補にマハティール元首相を選んだ。
 
 とはいえマハティール元首相は92歳、過去の人(首相在任は1981−2003)である。自身がリリーフと心得ており、すぐにもアンワル元副首相と交代すると言明している(ただしアンワルは獄中にあるため政権を掌握後、恩赦を与えるとしている)。

 慌てたのはナジブ現首相である。与党勝利継続のため、選挙戦略を組み立て、大票田のボルネオ島サバ、サラワクに土木工事をともなう新規プロジェクト「ラブアン発展ブループリント2030」を作成し、東マレーシアの大開発に乗り出すとした。

 ボルネオにはコタキナバルなど観光地もあるが、クアラルンプールとは経済格差がひらく一方で、多くの貧困層が与党に不満を抱き、次の野党連合に希望を託している。ただし地区によって天然資源に恵まれて輸出が好況のため、北部の少数民族居住区とはますます経済格差が拡大し、マレーシア政治の大きな問題となってきた。

 マレーシア総選挙は日程が未定だが、6月までには行われる見通し、選挙戦が始まると中国系がどう動くかが注目されている。
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