国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み <速報> 張陽(中央軍事委員会前政治工作部主任)が「首つり自殺」

2017/11/28

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)11月29日(水曜日)
         通巻第5527号   <前日発行> 
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<速報>
 張陽(中央軍事委員会前政治工作部主任)が「首つり自殺」
   巨額の賄賂を郭伯雄、徐才厚らに上納して「のし上がった」
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 八月に査問され、消息が途絶えた張陽(前中央軍事委員会政治工作部主任)が11月23日に自宅で首つり自殺をとげていたことが発見され、29日に発表された。享年66歳。

 張は軍高官のなかでも、失脚した郭伯雄、徐才厚ら元副主任らに取り入り、大出世を遂げたとされ、広東省に贅を尽くした豪邸を持ち、自宅からは巨額の現金ならびに贅沢品が見つかった等と「公式発表」がなされた。

 八月にもうひとり、房芳輝(参謀部長)が取り調べを受け、第十九回党大会出席名簿から来ていたため、失脚が推定されている。

 張陽は42集団政治部主任を経て、広州軍区政治部主任、中央軍事委員会政治工作部主任をつとめた大物であり、本当に「自殺」だったのか、これ以上、軍隊内の汚職がばれないように口封じだったのか、不明である。

 政治部主任は軍の序列でいえばナンバー4に該当する。したがって彼の自殺の意味することは甚大である。軍は習近平の友だち、仲間がベテランを押しのけて、現在の幹部層を形成しており、客観的にみても、この軍隊は末端に到るまで不満が蓄積されていて、戦争に機能しないと見られている。

 しかし単なる失脚ではなく、「自殺」というのは郡内における「大事件」として、強い衝撃を人民解放軍に与え、軍人らの習近平に対する怨念は、ますます深まったと見るべきだろう。
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)いつも貴重な情報を有難うございます。貴著「連鎖地獄」を読書中です。 
中国は世界各地で借款やインフラ投資等により莫大な資金をばら撒いていますが、この財源はどこから出てくるのでしょうか? 中国の税収がどうなっているのか、ご存知でしたら教えて下さい。
   (千葉、川の流れ)


(宮崎正弘のコメント)資金は市場原理的に言えば経常収支の累積が外貨準備高ですから、ここからの出費というのが原理です。しかし中国はドルペッグ体制ですので、外貨がなくても人民元がドルと交換できるというマジックを利用して、裏付けのない貨幣を印刷してばらまいています。
 いずれ破綻が来るというのではなく、いよいよ始まっています。



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(編集部から その1) 小誌に連載されている「知道中国」の著者で愛知大学教授の樋泉克夫先生の講演会が開催されます。
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電話      (090)7270−2066

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(編集部から その2) チャイナウォッチャーの近藤大介さんの書評が下記にあります。
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引き続き、よろしくお願いします。
    (DK生)

 
        
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