国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み <<ジブチ大統領が中国訪問。軍事基地は「中国とはパートナー」を強調

2017/11/25

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)11月25日(土曜日)
        通巻第5521号 
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 ジブチ大統領が中国訪問。軍事基地は「中国とはパートナー」を強調
  スエズ運河の喉元、アデン湾からインド洋への要衝に中国軍事基地が本格稼働
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 ジブチはエチオピアに向けての鉄道があり、また中国が石油鉱区を有する南スーダンに繋がる。
 ジブチの米軍基地のとなりに中国は海外で初めての軍事基地を造成し、8月1日から稼働させている。
近未来には一万人の人民解放軍が駐屯する大軍事基地となり、米軍の規模(現在4500名)を超える。日本の自衛隊とフランス軍も近くに駐屯しているが、後者弐ヶ国の目的は海賊対策である。

 無政府状態のソマリア、スーダンはISの秘密基地があり、また沿岸の海賊は西側の大型タンカーなどをねらって身代金をとるビジネスに狂奔している。ジブチは地政学的に枢要なポジションにあって、スエズ運河の入り口を扼す戦略的要衝でもあり、中国から言えば、「海のシルクロード」の中継に必要な一大拠点である。

 中国も「海賊退治が目的」と公言しているが、すでにセェイシェルズ諸島には軍事基地(中国は「補給所」と言い張っている)、その先のパキスタンのグアイダール、そしてスリランカのハンバントタ、ミャンマーの軍事レーダー基地など、すっかり「海のシルクロード」も完成が近い。

 ジブチのイスマル・オマール・ゲレー大統領の訪中は、両国関係が「パートナーシップ」であることの確認と謳われ、正式な礼砲と式典の軍隊が赤絨毯で歓迎した。
じつはジブチ大統領の本当の目的は中国から巨額の借款を引き出すことであり、北京政府はジブチに融資することを決めたが、その金額は「非公開」とされている。
中国の富をねらって、おうした国々の「おねだり外交」は続いている。
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)エジプトでスーフィズムのモスクが襲撃され、すくなくとも235名が犠牲になった事件ですが、おやっと思いましたのは、チェチェンのスーフィストらが主体だったISが、同じ宗派のモスクを襲撃するのは、なぜか。という単純な疑問でした。
  (JJセブン)


(宮崎正弘のコメント)エジプトにおける痛ましい事件ですが、過激派の内訌、あるいは主導権争いかも知れませんし、スーフィズムはイランにも蔓延しています。
中世に中東が震えた「アッサッシン教団」も、麻薬を吸って酩酊状態となった若者に暗殺指令が出され、飛び出していったという説があるように、このスーフィズム信仰圏のなかで、テロの背後に何があるのか。
そもそも中東という土地は裏切りの風土でもあり、「血と砂漠と祈り」(村松剛)の土地柄ゆえ、短絡的な分析はできないと思います。いずれにしても欧米のメディアはどれも一面トップで扱っています。
 分析には時間が必要でしょう。

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 本日です!「憂国忌」(第四十七回三島由紀夫氏追悼会)
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とき  平成29年11月25日(土曜) 午後二時
ところ 星陵会館大ホール(千代田区永田町)
http://www.seiryokai.org/kaikan/map.html
資料代 2000円(学生千円)。記念冊子、資料などを進呈します。
どなたでも予約なしで御参加いただけます。

<プログラム>   総合司会  佐波優子
1400 開会の辞 富岡幸一郎(鎌倉文学館長)
1405 奉納演奏 薩摩琵琶「城山」(島津義秀=加治木島津家13代当主)
1430 シンポジウム「西郷隆盛と三島由紀夫」
     (パネラー。五十音順、敬称略)
     桶谷秀昭(文藝評論家)
     新保祐司(文藝評論家、都留文科大学教授)
     松本 徹(文藝評論家、三島文学館前館長)
     渡邊利夫(拓殖大学前総長、学事顧問)
     水島 総(司会兼 日本文化チャンネル桜代表)
1615 追悼挨拶 女優 村松英子
1625 閉会の辞 玉川博己 事務局からお知らせ
1630「海ゆかば」全員で合唱
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 宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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  • 名無しさん2017/11/25

     ジブチ大統領が中国訪問。軍事基地は「中国とはパートナー」を強調  スエズ運河の喉元、アデン湾からインド洋への要衝に中国軍事基地が本格稼働←中国、この巨大な地球のがん細胞を駆除する方法はなにかありませんか?