国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み <<バルト海で中国ロシア共同軍事演習を展開

2017/09/27

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017) 9月27日(水曜日)参
        通巻第5449号   
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  こんどはバルト海で中国ロシア共同軍事演習を展開
   カリニングラード沿岸で。北欧諸国、ポーランド、バルト三国の目の前
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 9月26日、トランプ大統領は「やりたくはないが、北朝鮮が軍事的挑発を続ける限り、軍事的選択肢の用意はできている」とした。
 中国も、米軍の介入には反対しない姿勢がほのみえ始め、しかも鴨緑江を最初に越えそうなのは中国軍ではないかという観測がしきりにあがりだしている。

 もし10月18日、共産党大会の初日に北朝鮮がミサイル実験を行えば、習近平の怒りは収まらず、戦争に打って出る選択肢は米国から中国へ移る。米軍との共同作戦さえ考えられるシナリオの一つだと観測筋はいう。

 ところがバルト海では対照的な動きがでている。
 海南島の三亜を拠点とする中国海軍の南海艦隊からミサイル駆逐艦、フリゲート艦、支援艦など数隻が南シナ海、インド洋、喜望峰、南大西洋から英国海峡をくぐり、バルト海まで1ヶ月の航海を済ませ、ロシアのサンクトペテルブルグに入港し、ロシア海軍の歓迎を受けた。

 これら中国艦隊はバルト海でロシア艦隊との共同軍事演習を展開し、NATO諸国やフィンランドは一層の警戒を強めた。

 「中国はEU諸国と貿易で潤いながら、NATO諸国に敵対するロシアと共同軍事演習とは何事か」と批判が渦巻いた。もっとも演習自体は2012年から続けられ、これまでは地中海で、2015年には黒海でも行われた。ことしはオホーツク海でも両国の海軍は共同演習を展開してきた。

 すでにアラスカ沖にも中国の偵察船が出没しているが、中国艦船はバルト海での演習を終えた後、NATO非加盟のフィンランドのヘルシンキ港を訪問し、示威活動を展開した。
 フィンランドへの強い牽制である。
       
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)貴誌に投稿される皆さん、「希望の党」には大変厳しいようですが、小池百合子都知事の嫌らしいまでの勘の良さと発信力の大きさは余り侮らない方がいいと思います。 
そのことは都知事就任後1年間何も実績がなかったにも関わらず、都民ファーストが都議選で圧勝したことを見れば明らかです。
 民進党は既に崩壊過程にあり、これから希望の党がどれだけ引き受けるかにもよりますが、衆院選では東京を中心に「大化け」する可能性があります。
 一昨日の会見も、安倍首相がややもたついた感があったのに対し、例え口先だけにしろ小池氏の会見は聴く者を引きつける力がありました。
 新党は1回だけはブームを呼ぶケースが多いのは過去の例を見れば分かります。
希望の党が民進党と野党第1党の座を取って代わることは、決してあり得ないことではありません。
(加藤清隆)


(宮崎正弘のコメント)政治は一寸先は闇ですから、あり得ないこと、あってはならないことが往々にしておこりえます。マーフィの法則では「最悪のシナリオがあれば、事態はかならず、そちらへぶれる」ですからね。
 そうはいうものの、こんどの総選挙は、北朝鮮要素が大きく左右することになるのではと思っています。
 10月18日、共産党大会初日に、金正恩がまた祝砲をぶっ放して、鴨緑江周辺が一気にきな臭くなったりすれば、日本の政治情勢は急変、一気に流動化することになるでしょうから。



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(読者の声2)昨晩の「フロントジャパン」(桜チャンネル)を期待して拝見しました。「えっ」「えっ」「えっ」と、じつに三回、目から大きな鱗が落ちました。
 まずは北朝鮮ですが、五月の「一帯一路」フォーラムという習近平の晴れ舞台の初日早朝、ミサイル発射。九月の「BRICS」フォーラム初日にも、二回目の祝砲と北は習近平の顔に泥を塗りましたが、こんどは10月18日、共産党大会初日に、またミサイル事件を行えば、中国はどう出るか、という指摘です。
考えたこともないシナリオでした。

 つぎにドイツ総選挙でメルケルは事実上の敗北であり、議席ゼロの「ドイツのための選択肢」が94議席、おなじくゼロの「自由党」が80議席と、これは「頑張れ日本! 行動委員会が」いきなり衆議院で80議席に躍進したと同様な衝撃をドイツに運んでいるのだという指摘です。
 こういう見方は、日本のメディアではお目にかかれませんから。

 最後のショックはロヒンギャ難民が43万人にも達しており、欧米、イスラム国家群や日本がミャンマー政府を非難しているが、中国がミャンマー政府を支援している事実。
その背景にはロヒンギャの居住区であるラカヤン洲の沖合アンダマン海に中国の利権である海底油田があり、まさにロヒンギャ居住区の真ん中を通過してミャンマーを縦断し、雲南省へいたるパイプラインの起点であり、そのためにも、武装ゲリラを弾圧するミャンマー政府の支援を北京が行っているのだという指摘でした。
 辺疆の出来事とばかり思っていたのですが、ロヒンギャ問題の底にある列挙の戦略的な利害関係をしることができました。
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  宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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