国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み (読書特集)

2017/08/25

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)8月25日(金曜日)弐
         通巻第5403号
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(読書特集)
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古田博司『韓国・韓国人の品性』(ワック)
井上政典著 兵土剛編『オッショイ! 福岡の神社が面白い』(啓文社書房)
加藤康男『昭和天皇 七つの謎』(ワック)
 樋泉克夫のコラム  
「レクチャーコンサート三島由紀夫が聴いたチェンバロ」
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 書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW 
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 地形が悪すぎるから品性も悪くなった韓国人
  いまこそ「非韓三原則」を日本外交の基本とせよ

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古田博司『韓国・韓国人の品性』(ワック)
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 なにしろ韓国の専門家が言うのだから間違いはない。
「非韓三原則」で、これからは韓国に対処せよ、という基本方針を日本の外交方針に据えるのである。
すなわち「助けず、教えず、関わらず」という三つの基本姿勢の貫徹である。
 韓国人にかぎらず朝鮮人は見栄っ張りで嘘つきだが、法治の概念がない。卑劣という言葉の意味するところが理解できず、あるのは憎悪の反日ナショナリズム。だから救いようがない。
膨大な援助をしても、恩を仇で返すのが常識の国、その品性にはもう付き合いきれない。
 古田教授はまず「地形と歴史が悪すぎる」と指摘する。したがって人柄も悪い。
 「もったいないのが在日韓国人である。せっかく親の先見の明で朝鮮半島から脱出し、新天地で伸び伸びと育ったのに、ナショナリズムか何か知らないが、戻ってきて韓国人から罵られる。『なんで韓国語ができないのか。おまえの親に愛情がなかったからだ』と、言われる。あんまりではないか。本当は脱出した者に嫉妬を向けているだけなのだ」と古田教授の表現力は直截で肺腑をえぐる爆弾のようである。
 とはいうものの、そういう醜悪な国家が我が国の隣にあるのだ。
 「地理だからどこかよそに引っ越すというわけにはいかない。日本人には嫌なものから眼をそらす癖がある。いま北朝鮮からミサイルが飛んできても、きっと落ちないだろうと目を逸らしている。嫌なものを見たくないので、どうしても無傷を想定してしまう。そうやってアメリカと戦争して負けたのだ」
しかしそろそろ「歴史から学んでもよい頃だろう」
 地形が悪いというのはパレスチナに似ており、しかも戦争となると必ず国王が逃げ出す。
 したがって「王権が弱く、家臣が王の言うことを聞かない。世継ぎも国王あるいは王后と家臣団が相談して決める。テレビの在日のコメンテーター辺眞一氏が朝鮮は長子相続だと言っていたが、自国の歴史を知らないにもほどがある。たとえば、李朝の初代国王、太祖の世継ぎは家臣団が推薦する末っ子の李芳碩(11歳)に決まった。ところが、異母兄の実力者、靖安大君が立腹し、地方官の私兵を使って王宮を囲み李芳碩を暗殺、四男・李芳幹とは開城で市街戦を繰りひろげて敵対する派閥を全滅させて第三代の王位に就いた。これが太宗である」。
 いま、北の王朝も似たようなことをしている。
 本書は三年前に古田氏がだした『醜いが、眼をそらすな、隣国・韓国!』に新しく一章を加えて加筆した新版である。清涼剤をまとめて二十本ほど飲んだ気分、それが読後感だった。
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 書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW 
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 世界遺産になった神やどる沖の島と関連遺産群
  『三社祭り』は福岡だけの習慣だったのか

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井上政典著 兵土剛編『オッショイ! 福岡の神社が面白い』(啓文社書房)
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 評者(宮崎)の母親は佐賀県武雄市が故郷。うまれて半年ほど武雄で過ごし、以後も毎年のように佐賀へ行った(らしい)。
記憶が始まるのは小学校高学年、夏休みに二週間ほど滞在し、蓬莱山の麓から街へ降りると竜宮城のような武雄温泉。隣町は炭鉱で栄え、大きな共同風呂があった。
しかし炭鉱不況と同時に始まったモータリゼーションの波で、親戚の殆どが最初は愛知県へ、そして自動車部品、タイア工場に職を得て、関東へでてきた。いま武雄には僅かの親戚しかいない。
ところが親族を超えて、何回も「佐賀土曜サロン」に招かれている内に佐賀県に多くの知り合いができた。
 その佐賀の隣は福岡県である。
 福岡にも知り合いが多く、そのうえ頭山満、内田良平の故郷でもあるから保守系の思想の持ち主が多い。あまつさえ酒が滅法強く、お祭り大好きという人が夥しい。
 学生時代の後輩など、福岡へ講演に行った夜、中州からはじまって七軒を梯子、夜明け近くにホテルへ帰ったときはふらふらだった。ただし四半世紀前の話。
 その酒席の会話で、飛び出してくる話題といえば、福岡名物の荒っぽい山車。祭り。政治経済の話には到らなかった。

 さて、この福岡男子の性格はいかにして形成されたのか。その源泉を著者らは福岡県に点在する神社の謎との関連に求める。
 福岡と言えば白村江への出撃拠点、防人。元寇では戦場となった。
 福岡は二千年以上も前から大陸との交流、交易でさかえ、しかし「何度も戦禍に見舞われて焼け野原になっていますし、先の大戦までは、対馬・壱岐と並んで元寇の被害、つまり外国の軍隊の侵入を受け大きな被害を被った」。
 ここからが福岡自慢である。
 「ヤマト王権の中心だった畿内でもその歴史はおよそ1600年。794年から都となって栄華を極めた京都も、福岡に比べたら時代がずっと新しい」
 よりミステリアスなのは、京都の神社は「創業年や誰が建立したのか明記されていますが、福岡の神社はいつ、誰が、そして何をまつってあるのかさえ分からない神社がたくさんあります」
 なかでもユニークなのが埴安神社だ。ハニヤスはイザナミが火傷して、嘔吐物から金山の神、糞から埴安の神、尿から和久産巣日神などを産んだ。ハニヤスと名のつく神社は福岡を中心に北部九州に21ケ所が確認できるという。つまりほかの地域に埴安神社はないのである。『古事記』の神々は福岡にいた、というわけである。
 著者らは住吉神社、宗像神社、箱崎宮、太宰府天満宮に出かけ宮司、権宮司、禰宜にインタビューを重ねながら、そのユニークな歴史の謎に挑む。
 カラーで様々な場所の紹介もあり、一種観光ガイドも兼ねている。
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 書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW 
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 『現人神』から『人間宣言』へいたる過程で何が起きていたのか
  「よもの海」の替え歌に潜んでいる重い意味を70年ぶりに検証

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加藤康男『昭和天皇 七つの謎』(ワック)
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 筆者の加藤康男氏のことを改めて紹介する必要はないだろう。
張作霖爆殺事件の真犯人は河本大作ではなかった。関東大震災で朝鮮人虐殺はなかった。ラストエンペラーの真実から、最新作は『慟哭の通州事件』、そしていまは『通化事件』の真相に歴史的視野に立脚して挑んでいる。
 現代史の謎は夥しい。
しかも戦後の歴史家がスルーしたか、意図的に無視したか、あるいは曲解したことがあまたあって、昭和天皇にしぼっても、そこには大きく七つの謎がある。
 なぜ昭和天皇が無理矢理「反戦主義者」として祭り上げられたか。天皇側近に赤いユダがいたのではないのか。
 天皇は退位を思いとどまられたが、その背景には何があったのか、歴史の謎解きハンター、加藤氏がこの大きなミステリーに挑んだ。
 まず最初の謎は天皇が御前会議で示された明治天皇の和歌である。
 開戦直前の御前会議。昭和天皇は明治天皇の御製を引かれつつ、或る決意を示されていたのだが、七十年以上も、見過ごされてきた事実が浮かび上がる。
 「よもの歌」は替え歌だった。
 御前会議で昭和天皇は懐中からメモをとりだされ、

   四方の海みな同胞と思ふ世になどあだ波のたちさわぐらむ

 「之を御詠みあげになり『余は常にこの御製を拝誦して、故大帝(明治天皇)の平和愛好の御精神を紹述せむと努めて居るものである』と仰せられた」
 児島譲に拠れば、二度繰り返して朗詠されたと言う。
 
 ところが明治天皇の御製は次のようである

 よもの海みなはらからと思ふ世になど波風のたちさわぐらむ

 つまり「あだ波」ではなく、「波風」が元の詩である。これは本歌取りではなく、替え歌である。
 『あだ波』には二つの解釈があり、一つが徒波。いまひとつは仇波もしくは敵波である。飛躍していえば、米英蘭が敵波であり、「これらを鎮めよという意味が潜んでいた」というのが「正しい解釈ではないか」と加藤氏は問題を提議している。
 これが謎の第一。以下、六つの謎は読んでのお楽しみに。
     
   □◇□み△□◇や□▽◎ざ□◇□き◎□◇  
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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1618】        
――「獨乙・・・將來・・・無限の勢力を大陸に敷けるものと謂ふべきなり」(山川8)
  山川早水『巴蜀』(成文堂 明治42年)

   △
成都における日本の外交活動を指して「固より正路に遵ふものなり」ではあるが、「氣脈を四川幹の官憲に通ずると、四川諸般の事情を調査すると、列國領事の云爲如何を觀察するとの點とに於て、少なからざる不便あるを覺悟せざるべからず」と苦言を呈す。

  「固より正路に遵ふ」がゆえに「少なからざる不便あるを覺悟せざるべからず」の日本に対し、列強諸国は「正路に遵ふ」のはタテマエに過ぎない。実質的には宣教師を手足のように使い、必要に応じて「高壓手段」を混ぜながら巧妙に外交を展開するわけだから、山川の説くように日本は「少なからざる不便あるを覺悟せざるべからず」ではある。

 ここで山川の苦言から60年ほどが過ぎた1972年2月のニクソン米大統領の電撃的訪中を、是非とも思い起こしてもらいたい。ワシントンが一貫して掲げてきた反共・反中の外交姿勢に沿った“ワシントン御用達”の「正路に遵ふ」という立場を固く守る佐藤首相の脳天を、ニクソン=キッシンジャーのコンビは後ろからドカ~ンとブチのめしてくれたものだ。じつは佐藤も、水面下で様々なルートを使って当時の共産党中枢、わけても周恩来周辺への接触を試みていたが最終的に周恩来ルートは田中角栄に先を越されてしまい、断念せざるをえなかったという。なにはさておき次の会話を読んでもらいたい。

 :我々が日本人に対していつも経験していますが、彼らは秘密を守ることが出来ませんね。(笑い)
B :彼らにひっかけられたと思いますか。

A:いいえ、でも我々が彼らに言ったことは全部新聞に話してしまいますね。

A :日本の外交官に何か話すと彼は秘密を守ると誓いますが、それは七十二時間はという意味です。

C:でも日本社会党の指導者の例では日本人はちゃんと秘密を守るということを示していませんか。あなたが実際に言ったことは何も言っていないですから。

A:私は何も言っていないですよ。

D:台湾が本土に復帰した後でさえ、我々には台湾に核基地を建設する必要がありません。つまり我々は台湾を日本に向けて使用しません。日本にはその点安心してもらいたい。

F:日本との比較をさせてください。例えば、我々の軍隊が日本から撤退すべきだという総理の立場を知っています。コミュニケにも示されているように、私はそれに同意しません。私は在日米軍を撤退させません。【なぜならば、日本を抑制することが太平洋の平和にとって利益になると私は信じているからです。】私たちが話し合ってきたすべての状況が、我が軍の駐留をもとめています。

 D:米軍がいる間に日本軍を台湾に入れさせない。【何があっても避けようとするでしょうが、抑止するには日本に軍隊を置いておくことが必要です。

 F:(米軍が)撤退したあとも日本軍を台湾に来させないようにします。(中略)日本に我々の軍隊がいなければ、日本は我々のことを気にもしないでしょう。】

 以上は1972年2月のニクソン訪中時に北京で行われた一連の米中秘密交渉のうち、日本に言及した部分である。
因みにA=キッシンジャー(国家安全保障担当大統領補佐官)、B=喬冠華(外交副部長)、C=章文普(外交部西欧・北米・太平洋州局長)、D=周恩来(国務院総理)、F=ニクソン(大統領)。『ニクソン訪中機密会談録(増補決定版)』(毛利和子・興三郎訳 名古屋大学出版会 2016年)から引用した。
なお同書に拠れば【 】の部分は1999年の機密措置解除当初は「抹消」処分されていたが、2003年末に回復された。 
 「正路に遵」い中国政策を進めていた佐藤政権の痛々しさが伝わってくるだろう。
《QED》

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 もう一本!
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【知道中国 1619】         
――「獨乙・・・將來・・・無限の勢力を大陸に敷けるものと謂ふべきなり」(山川9)
  山川早水『巴蜀』(成文堂 明治42年)

   △
こう見てくると、米中首脳が手に手を取り合って、互いの国益のために日本を手玉に取ったということだろう。当時もワシントンは一貫して日米同盟の重要性を説き、北京は「子々孫々までの日中友好」を声高に叫んでいたはず。であればこそ、日本は1970年代初頭に日米同盟と日中友好という“アホダラ経”の狭間で愚弄されたことを深く懲りるべきだろうが、その後も反省したようには一向に感じられない。お人好しにワルという“国際的オレオレ詐欺”の図式は依然として続いている。

  それにしても突然の米中握手に度肝を抜かれ、蔣介石政権対策に狂奔する日本を横目に、米中両国首脳陣は北京で共に高笑いをしていたことだろう。

  とどのつまり外交とは、一方で「正路に遵ふ」ような振る舞いを見せながら、時に「高壓手段」をチラつかせつつ相手の要求を抑え込み、最終的には自国の国益の最大化を目指すゲームだろう。であればこそ終始一貫して「正路に遵ふ」ことを旨とする日本では、哀しいかなマトモな外交が展開できそうにない。やはり他国も「正路に遵ふ」と健気――バカの一つ覚えともいう――にも妄信してしまっている日本の外交姿勢は、栄養満点な子羊が猛獣の群に丸腰で飛び込んでいくようなものだ。無謀・無知・無策・無恥・無効・無法・無為・無益・無惨・無能・無理・無道・無稽・無謀と、いくら「無」を重ねてもキリがない。これを我が外交当局の伝統というなら、余りにも哀しく情けないかぎ。だが、この悪しき伝統を一挙に改める方策が考えられない以上、もはや処置ナシ。

この辺りで山川に戻る。
彼によれば、成都、重慶の2大都市を除くと、四川省に居住する西洋人は宣教師であり、「是等の宣?師は、率ね英米佛の三國に限られ、其の多くは、家族を携ふる男子に屬し、其れ其れ要處に割據」している。特にフランス人宣教師は「百二十數人の巨數に及び」、なかには辺境の大雪山山麓や金沙江河畔にまで足を延ばし布教に努めている者すら認められる。加えて、辺境に向うフランス人宣教師の動向を、「吾人は彼等が其何處に在るを問はず、單に宣?師として閑日を費し居るものとは信ずる能はず」と記す。

19世紀末からフランスは植民地としたヴェトナムを拠点に南東方面から、イギリスは植民地のビルマを経由して西南方面から、共に雲南省を目指した。その雲南省の北に位置するのが四川省である。「百二十數人」が四川省辺境に展開する理由は判ろうというもの。であればこそ、同じようにイギリスも多くの宣教師を、この方面に投入していたと考えても不思議ではないだろう。

  橿原神宮、平安神宮、明治神宮、朝鮮神宮、靖国神社神門、築地本願寺などを設計し、明治から昭和前期を代表する建築家の伊東忠太(1867年〜1954年)は、山川の四川踏査の2年後に当る明治40(1907)年の秋から冬にかけ、中国西南辺境に残る寺廟、仏塔などの旧い建築物を調査するため、雲南を抜け緬甸(ビルマ)北部を歩いている。

  伊東は長い旅の日々を「支那旅行談」に書き留めた。それによれば、中国西南辺境から北ビルマの要衝で知られるバーモの間を歩いた60余日の間に、日本人2組、イギリス人2組、フランス人3組と遭遇している。
日本人は「何れも探検的性質のもの」だそうだが、イギリスとフランスの両国人は「己の勢力範囲内の土地を普通事務の為や旅行の為」に旅行していたわけだ。
英国人宣教師の1人は雲南在住で「今緬甸の方から帰るところであるが今日は日曜日であるから旅行を見合わせ一日読書に耽っていると云う」。だが、たんに「宣?師として閑日を費し居るものとは信ずる能はず」である。
  やはり彼らは他国の地を「己の勢力範囲内の土地」として踏査していたのだ。
《QED》
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(読者の声1) 以前より、三島由紀夫の若い頃の作品と、東文彦について研究し、論文を発表しております。
 このたびは、第一回文彦忌としても位置付けられる、「レクチャーコンサート三島由紀夫が聴いたチェンバロ」を10月5日(木)午後6時より、東京オペラシティー3階、近江楽堂にて、計画しております。
 三島は、亡くなる一ヶ月前に書いた文章の中で、戦争中に聴いたチェンバロの音色を思い出すと、東文彦の小説が思い出されて来ると述べています。
 それはなぜか、どうして三島の記憶の中では、文彦とチェンバロとが強く結びついているのか、について、私がこれまで積み上げて来た調査・研究をもとにして、解明していきます。またそれと同時に、チェンバロの演奏を聴き、当時の状況や、文彦という人物、そして友人三島の思いなどを推測する場としていただきたいと考えております。
 私が個人的に計画したものでありますが、もしもともにお聴きいただき、ご意見を承ることができたならば、私も幸甚です。(阿部孝子)
 記
「レクチャーコンサート三島由紀夫が聴いたチェンバロ」
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とき     10月5日(木)午後6時より(1730開場)
ところ    東京オペラシティー3階、近江楽堂
             (京王線 「初台」東口
プログラム  イタリア協奏曲、平均律クラヴィーア曲集より
       ゴールドベルク曲集より
演奏慣習   八百坂正巳(チェンバロ演奏家)
解説     阿部孝子
主宰     チャンバロと文学を考える会(025−274−4626)
チケット   前売り4000円(当日4500円)
チケット受付 東京オペラシティチケットセンター(03)5353−9999(月曜休)
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  宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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  • 名無しさん2017/08/25

    痛快!テキサス親父】金もうけに必死の韓国、異常な「妄動」蒸し返し 慰安婦、徴用工…すべて解決済み 

    http://tokua777.blog.fc2.com/blog-entry-4935.html

    朝鮮人の特技 

    https://ameblo.jp/nakasugi-hiroshi/entry-12277522188.html

    中国人による日本の税金でタダで高額ガン治療…医療制度のヤバ過ぎる抜け道…

    http://kwsklife.com/highcost-cancer-treatment/

    在日韓国人によるヘイトクライム事件発生 深夜のコンビニで日本女性の首を刺す

    http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53247127.html

    日本による制裁対象は、国連安全保障理事会決議に基づく分を含めて計72団体・81個人に拡大する。対北朝鮮制裁を巡っては、米国が22日に中国企業や、ロシア人経営の企業などを追加制裁対象にすると発表した。

    https://blogs.yahoo.co.jp/matarou5963/18617082.html

    敗戦国日本を貶める者ども

    http://hatekorea.blog.fc2.com/blog-entry-378.html

    日本におけるテロリスト候補

    https://www.google.co.jp/search?q=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E3%83%86%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E5%80%99%E8%A3%9C&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjijoXh6vHVAhXBXbwKHbrbBsEQ_AUICygC&biw=1097&bih=531

    大阪市ヘイトスピーチ条例

    http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/2016/01/11/414-%E3%80%80%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%B8%82%E3%83%98%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%81%E6%9D%A1%E4%BE%8B/

    打つな、ワクチン

    http://wonderful-ww.jugem.jp/?page=24&cid=11

    ひかり(共鳴振動)で、がんは簡単に治療出来ていた!

    http://blog2.tumuzikaze.net/index.php?QBlog-20131224-1&mode=category&catname=%E7%99%8C%E3%81%AE%E6%B2%BB%E7%99%82

    人間が生きていけるのは微生物のおかげ 

    http://www.long-life.net/new_page_302.htm

    遠い想い出 

    http://ksmv.jp/room/20161011-7724

    プロパガンダの考察3

    http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ytgw-o/puropaganda3.htm

    極真総本部指導員裏話その二

    http://www.oyamakaratejpn.com/essay/?p=787

    けんかえれじい

    https://ameblo.jp/pd74-mus/entry-11786483804.html

    都バス一日乗りたい放題のお勧めコースについて

    https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8064440.html

    二重国籍の件3 

    http://payoku.requiem.jp/6699

    歴史から何も学ばない日本人ーー『暗黒大陸中国の真実』より 

    http://propagandawar.info/blackchina-japanese/

    岡檀の名言

    http://earth-words.org/archives/13817

  • 名無しさん2017/08/25

    古田博司『韓国・韓国人の品性』(ワック)

    ←なにしろ韓国の専門家が言うのだから間違いはない。「非韓三原則」で、これからは韓国に対処せよ、という基本方針を日本の外交方針に据えるのである。すなわち「助けず、教えず、関わらず」という三つの基本姿勢の貫徹である。←もう、古田先生のおっしゃるとおりだとおもいます。

  • 名無しさん2017/08/25

    最近のアメリカを見ると、組織的に精神異常が発生しているとしか思えない状況になっている。例えば、国際法に違反していきなりシリアをミサイルで攻撃した。しかも、ロシアが軍隊を配備しているシリア政府軍の空軍基地を爆撃した。アメリカ政府は「シリアのアサド政権が、罪のない市民に対して恐るべき化学攻撃を行った」として、シリア攻撃の正当性を訴えている。しかし、その証拠とされるビデオを調査したスウェーデンの人権医師団体は、「ビデオに映し出されているどの幼児にも化学攻撃の被害者である兆候は見られず、アヘン剤の大量摂取で意識を失っている状態である」と分析した。また、「映像の中で行われている偽の医療行為が子供たちの命を奪ったのは明らかであり、これは意図的な殺人行為だ」と断じている。要するに、子供を殺した映像を発表して、それを理由にアメリカとロシアの戦争を起こそうとしたわけである。



     その後、北朝鮮を武力で威嚇し、そこでも核戦争を起こそうとしている。ソ連が崩壊する前夜みたいな状況が今アメリカで起きようとしていて、今回のアメリカの暴走の原因である。



     今までアメリカの「債務上限引き上げ問題」が出るたびに何度も見られた状況だが、その支払期限の前に、あの手この手を使って何とか次の支払いを先送りしようとしているのが近年のアメリカである。それを裏付ける情報が出ている。



     今、アメリカの従来の権力者たちは、「国家倒産の危機」という非常事態を目の前にして、戦争を起こそうとしている。まず、2001年9月11日は、ブッシュやロスチャイルド、ロックフェラーなどの家族の群れが、第2次世界大戦勃発の直前に台湾勢から借りた金を返す期限だった。1938年、アメリカは、戦艦7隻分の金を中国の富裕層や政府から預かった際、「60年後にそのすべての金を返還する」と約束し、その代わりに大量の債権を発行して中国政府に手渡した。ところが1998年にそれらの債権が満期を迎えると、アメリカは知らぬふりを決め込んだ。そこで、当時アメリカに預けた金の所有者の子孫が、米連銀(FRB)を相手に裁判を起こした。その判決でFRBは敗訴し、当時返還を約束した金を分割で返却していく約束をした。そして、最初の金の受け渡しが予定されていたのが9・11の翌日、2001年9月12日だった。



     それで結局、その金を保管していたとされる世界貿易センタービルを爆破して金は、行方不明となる。しかも、その金の裏付け債権の多くも貿易センタービルにオフィスを構えていたカンター・フィッシュジェラルド証券と共に爆破され、さらにはこれに関わったスタッフ全員が死亡した。そして、貿易センタービルから離れた場所にあったにもかかわらず、何故かこの件を捜査していた海軍警察など、各関係機関が入っていた第7ビルも一緒に崩壊し、この件はうやむやになってしまった。その後、それを理由に、中近東を侵略し、油泥棒をした。イラクの侵略である。イラクの油のお金は全部中国への借金返済に充てられた。要するに、自分たちの倒産を避けるためにガソリンスタンド泥棒をしている国が今のアメリカなのである。



     次に大きかったのは2011年3月11日の東日本大震災である。この地震をアメリカが仕掛けたと思っている。海底に原子爆弾を埋め込んで、日本に対して人工的に津波と地震を起こしたと考えている。アメリカの兵器が人工地震を引き起こしたことには相違ない。



     ハザール王国を復活しようとしている。その人たちが今追い詰められて危険な状況である。