国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

全て表示する >

宮崎正弘の国際ニュース・早読み  <反プーチンのデモ隊は想定内だが、想定外はリビアだ

2017/06/13

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)6月14日(水曜日)
        通算第5325号  <前日発行>
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 順風が吹いたかに見えたプーチンに強い逆風
  反プーチンのデモ隊は想定内だが、想定外はリビアだ
****************************************

 回復軌道にようやく乗りかけたロシア経済。原油価格がバーレル50台近辺に近づくと弱含みだったロシア通貨が、1ルーブル=3円台回復が目の前となっていた。
 6月第三週があけるとおや、ルーブルが急落し、1ルーブル=1円93銭となった。

 モスクワやサンクトペテルブルグで反プーチンの集会が決行され、数百の逮捕者を出したことに拠るのではない。「反プーチン」の抗議集会やデモは露西亜全土で、かなりの規模に膨らんでおり、とくにメドベージェフ首相の汚職嫌疑は若者達の間に反プーチン感情の爆発となって現れている。
といっても小規模であり、メディアを握るプーチン主流派にとっては想定内のこと、あまり深刻な事態とはみていない。

 想定外の要因は北アフリカのリビアから吹いてきた。
 2015年、無政府状態のリビアで、仏蘭西系、イタリア系の油田は操業を再開しており、日産30万バーレルに達していた。これが2016年には日産50万バーレル。そしてことしの生産予測は80万バーレルである。

 先般、サウジアラビアがようやく原産に応じたのは、オバマ政権の反サウジ路線が覆され、パリ協定離脱を高らかに唱えたトランプ政権となって、増産をやめた。
サウジの無茶苦茶な増産は米国のシェールガス開発潰しにあった。最大の競合相手をはやめに潰そうとしてきた。その米国との敵対をやめたのである。

 トランプは外遊の一番にサウジアラビアを撰び、王室は大喜びで赤絨毯でむかえたうえ、大量の武器を注文した。

その影でサウジは米国のシェールガス生産現場が増産している事態に殆ど文句も言わなかった。

 ところが無政府状態に陥っていたリビアで、国内治安が極度に悪化しているにも関わらず、原油生産は増えていたのだ。

 原油価格低迷によりベネズエラのデフォルトは時間の問題といわれ、南米全体の経済発展にも暗い影を落としている。したがって急速な回復は望み薄とはいえ、プーチンは原油価格上昇で経済回復を掌握できるとしていた矢先、リビアの増産というおもわぬ伏兵にぶつかったわけで、ルーブル下落となった。

     □▽◎み□◇□や□▽◎ざ□◇□き◎□◇ 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ▼読者の声 ▼どくしゃのこえ ■READERS‘ OPINIONS ●読者之声
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
(読者の声1) パンダに赤ちゃん誕生といってテレビは朝から晩まで大はしゃぎ、腹が立ってなりません。そもそもパンダはチベットの動物であり、漢族がチベットを侵略したあげくに盗んできた動物。それを「日中友好の使者」だとか、馬鹿馬鹿しいにもほどがあります。
 この日本の浅はかで、いかれたメディアのパンダ報道狂想曲、なんとかならないものでしょうか?
    (TH生、港区)


(宮崎正弘のコメント)昔、パンダが死んだとき「パンダが亡くなりました」と言う。
そのうえ「ご遺体は」などと敬語の使い方も間違えた錯綜報道がありましたね。
 こんかいも「パンダーー上野動物園――中華料理」という連想ゲームで、東天紅の株価がストップ高。精養軒の10%アップなど、異常な市場の動向が付帯しています。
北朝鮮の核ミサイルという軍事的な脅威にはあいかわらず不感症で、些末な事件を大きく採り上げ、安倍政権を引きづり降ろすことばかりにメディアは熱中していて、殆ど救いがありません。



  ♪
(読者の声2)「北朝鮮の企図を見ぬく」
 北朝鮮の核開発の狙いが不明という。加瀬氏は北朝鮮は米国の認知を求めているという。しかし北朝鮮は国連に加盟しており米国はすでに認知しているから事実ではない。では何か。
それは日本の征服と併合と思われる。彼等は「小よく大を呑む」と豪語しているという。日本人は気が付かなかった。過去北朝鮮は指導者の奇行や美女で企図を偽装してきた。北から戻ったアントニオ猪木は「日本は標的ではない」といったが、それは標的だからだろう。
日本人は騙された。以下分析してみよう。
1.核ミサイル開発:既に日本は射程内。中共の北京上海も射程内だ。長距離核ミサ
イルも米国を射程に収めるのは時間の問題。これにより米国を日本から追い払い,日
本政府を威嚇すれば日本は手も足も出ない。米国は身代わり被爆はしないとオバマ大
統領が述べている。日米安保は張り子の虎だ。それなのに日本人はいまだに占領憲法
の毒蜘蛛の糸に絡み取られ、もがいている始末だ。追加情報を分析する。
2.古代史工作:米国で日本人は古代朝鮮人の末裔であると宣伝し始めている。日本
人は驚くが、紀元前三世紀に半島から朝鮮人が米作を持ち込み、縄文人を絶滅させて
日本人になったと言う説だ。これが弥生人だという。実際日本の義務務教育で教えら
れている。文科省が放置しているのは恐ろしい。壮大な民族なりすまし工作だ。
人類学では「民族は言語と神話で区別する」きまりだ。日本と同じ民族は大陸、半島
にはいない。長浜浩明氏は、男子Y染色体の同一性から、日本民族は沿海州から樺太
経由で沖縄まで南下した民族で大陸や半島の民族ではないと述べている。今も昔も全
員縄文人だ。
3.慰安婦工作の狙いはなにか:単なる日本人への嫌がらせか。そうではない。世界
から日本を孤立させる壮大な企みだ。下準備を終えて北朝鮮の対日攻撃を報復として
正当化するのだろう。南北は裏で提携していると見る。
4.実際の作戦:北朝鮮は日本政府に無条件降伏を要求する。抵抗すると日本海側の
米国人の少ない小都市を核攻撃する。石平氏が言うように北は情け容赦ない。日本政
府は広島級の惨状を見て降服する。世界は北朝鮮を非難するが核を恐れて何もしな
い。そして百年、誰も日本のことなど覚えていない。
5.拉致被害者群像:朝鮮が恐れているのは拉致被害だ。明らかに日本の被害だから
だ。これは朝鮮人の被害者偽装工作を打ち破る明白な証拠だ。そこで日本側は拉致被
害者の銅像を内外に建立することだ。日本人には北の脅威と戦後日本人の油断の大罪
を想起させることになる。
6.日本の子供の安全は憲法に優先する。国防は憲法に優先する。憲法棚上げ再軍備
だ。まだ時間はある。  
(東海子)


  
  ♪
(読者の声3)下記の通り、平成の大演説会を開催いたします。
平成の大演説会Vol.22===「急げ!再軍備」
 緊迫する朝鮮半島情勢は、わが国も決して対岸の火事ではない。今すぐにでも再軍備して、拉致被害者を奪還しなければならない。
     記 
【と き】6月16日(金)午後6時30分〜(開場6時15分)
【ところ】文京シビックセンター・小ホール
      メトロ丸の内線・南北線「後楽園」駅。大江戸線・三田線「春日」駅
【講演者】西村眞悟(前衆議院議員)
【ゲスト】堀茂(国家基本問題研究所客員研究員)
会費  1500円
【主催】  展転社
          ▽□◎▽□◎□▽◎□◇
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  宮崎正弘の最新刊 宮崎正弘の最新刊 宮崎正弘の最新刊   
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ★
宮崎正弘の緊急書き下ろし! 
  ♪♪♪
『金正恩の核ミサイル 暴発する北朝鮮に日本は必ず巻き込まれる』(育鵬社)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

  北朝鮮の崩壊は近いか、トランプは防御的先制攻撃に打って出るか?
   韓国大統領が替わって朝鮮半島は泥沼になるか?
六回目の核実験が行われると米国は「レッドラインを越えた」と判断
     韓国は壊滅するか、新大統領はどうでるか?
   https://www.amazon.co.jp/dp/4594077374/
         ▽□◎▽□◎ 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(休刊のお知らせ)地方講演旅行のため、6月17日―18日休刊です。 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  宮崎正弘新刊ラインアップ  宮崎正弘新刊ラインアップ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪♪
『米国混迷の隙に覇権を狙う中国は必ず滅ぼされる』(徳間書店。1080円)
https://www.amazon.co.jp/dp/4198643660/
『トランプノミクス』(海竜社、1080円)
『日本が全体主義に陥る日―旧ソ連邦・衛星国30ヵ国の真実』(ビジネス社、1728円)
『世界大乱で連鎖崩壊する中国、日米に迫る激変 』(徳間書店、1080円) 
『トランプ熱狂、アメリカの反知性主義』(海竜社、1404円) 
『中国大恐慌以後の世界と日本』(徳間書店、1080円)
『アジアインフラ投資銀行の凄惨な末路』(PHP研究所、999円)
『日本が在日米軍を買収し、第七艦隊を吸収・合併する日』(ビジネス社、1512円)
『日本と世界を動かす悪の「孫子」』(ビジネス社。1188円)
『吉田松陰が復活する』(並木書房、定価1620円)
『中国 大嘘つき国家の犯罪』(文芸社文庫、713円)

♪♪♪
<宮崎正弘の対談・鼎談シリーズ> 

宮崎正弘 v 石平 『いよいよ、トランプが習近平を退治する!』(ワック、994円)
宮崎正弘 v 渡邉哲也『世界大地殻変動で、どうなる日本経済』(ビジネス社、1404円)
宮崎正弘 v 福島香織『暴走する中国が世界を終わらせる』(ビジネス社、1188円)
宮崎正弘 v 高山正之『日本に外交はなかった』(自由社、1080円)
宮崎正弘 v 馬渕睦夫『世界戦争をしかける市場の正体』(ビジネス社、1188円)
宮崎正弘 v 室谷克実『悪あがきを繰り返し突然死の危機に陥る中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 室谷克実『日本に惨敗しついに終わる中国と韓国』(徳間書店) 
宮崎正弘 v 室谷克実『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店、以上三つは1080円)
宮崎正弘 v 宮脇淳子『中国壊死』(ビジネス社、1188円)
宮崎正弘 v 石平『私たちの予測した通りいよいよ自壊する中国』(ワック、994円)
宮崎正弘 v 渡邊哲也『激動する世界経済!』(ワック、994円)
宮崎正弘 v 小川榮太郎『保守の原点』(海竜社。1620円)
宮崎正弘 v 川口マーン惠美『なぜ中国人とドイツ人は馬が合うのか?』(ワック)
*****************

宮崎正弘 v 石平、福島香織『日本は再びアジアの盟主となる』(宝島社、1296円)
宮崎正弘 v 石平、福島香織『中国バブル崩壊の全内幕』(宝島社、1296円)
宮崎正弘 v 田村秀男、渡邊哲也『中国経済はどこまで死んだか』(産経新聞出版) 
            ◎◎◎◎◎
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(休刊のお知らせ)海外取材のため小誌は6月21日から30日まで休刊です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2017 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2001-08-18  
最終発行日:  
発行周期:ほぼ日刊  
Score!: 99 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。