国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み(中国ジニ係数、0・5を超えて最悪)

2012/03/13

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
    平成24(2012)年 3月13日(火曜日)
       通巻第3583号 
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(速報)
中国新幹線、武漢の橋梁工事現場で鉄橋が崩壊
  開通直前の惨事、新幹線プロジェクトの暗い近未来
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 湖北省武漢は要衝。この武漢を東西南北と結ぶ新幹線は、すでに東の南京までと、南は広州までが開通している。
残る路線は武漢の北側、河南省鄭州と結ぶ新線と、西は重慶と結ぶ新幹線である。

 3月9日、開業まで二ヶ月となって急ピッチの仕上げ段階となっていた武漢近郊の揚子江を跨ぐ橋梁が、おりからの豪雨をついての試験走行中に、300メートルに渡って崩壊した。
12日になって鉄道部が、この事故を公表した(ウォールストリートジャーナル、3月13日電子版)。

 試走運転のため犠牲者がでた報道はないが、鉄橋崩落となると開業が一年以上遅れる。
 この橋梁崩壊は周囲45キロのレールに影響がでる懼れがあり、昨夏の温州における死者40名という事故以来の衝撃。
やっぱり中国の技術では新幹線は無理か?
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 中国が「世界の工場」という神話が崩れ、内陸部へ工場移転したら
  賃上げは回避しても奥地から沿岸部への輸送費は米国までの海運コストより高い
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 猛烈な賃上げによって沿岸部での製造業がコスト倒れ、倒産、夜逃げ。広東省はとくに酷く、旧正月があけても三割の労働者が田舎から帰らず、新規雇用はままならず。賃金を過去四年間、毎年20%アップという優遇条件をしめしたメーカーでも、労働者の15%が戻らなかった。
 
 中国の製造業は世界の五分の一を占める。その製造業、下請け、孫請けなど部品ならびに加工、組み立て工場は広東省の珠江デルタ地帯に集中しており、なかでも世界的に有名なのはiPadを生産する台湾系FOXCOM(郭台銘会長)だが、二月にも賃金を25%アップしたばかりだ。

 2015年までに年率30%の賃上げがあり、環境、福利厚生、電気代、社会保険などのコスト増加も加味すると、中国での生産コストは、ちょうど北米大陸のそれと並ぶ。
 つまり中国で生産する意義は消えて無くなる。

さて、「そうであるならば」とばかり沿岸部から内陸部に工場を移転させたメーカーは、別の難題に遭遇した。
 最初に移転した企業は電力、水道の未整備というインフレ遅れに直面したが、雇用は得やすかった。
ただし熟練工が殆ど不在で、賃金が安いのもそれなりの理由があった。

 過去三、四年のあいだに進出した企業はインフラでは悩まされないが、新しい難題が待ち受けた。

 半導体のような小さな部品ならば空輸という手もあるが、風袋が大きい物資は内陸部から鉄道、トラック輸送となる。そのコストは沿岸部から米国へ輸出する海運の運賃よりも高い場合があり、何のための移転であったのかと反省する企業も多い(英誌エコノミスト、3月10日号)

 悲鳴をあげている工場地帯は広東省、江蘇省、上海、浙江省、それに加えて山東省、福建省、天津、遼寧省など。

 それにしても安い労働力という神話は残る。
成功した富豪も多いが、十億の民は貧困に喘いでいる。

近年、どうやら中国の「ジニ係数」が0・5を超えたようである。最悪の数字である。
 ジニ係数は貧富の落差、特権階級の冨の独占度合いをはかるインデックスで、日本のような万民平等社会でも0・19程度、アメリカは貧富の差が激しくて0・30前後、北朝鮮が045,従来は中国のそれは0・43程度と推計されてきた。
 特権階級はつぎつぎと資産を海外へ隠匿している現状はすでに何回か報じた。

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 読者の声 READER‘S OPINIONS どくしゃのこえ 読者之声
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(読者の声1)韓国系の人達が、米国ニュージャージー州に設置した慰安婦の碑がもとで、現地在住の日本人の子供がいじめ被害にあったそうです。ことここに至って行動しない日本人は、とんでもない意気地なしです。
特に民主党は、子ども(左翼の文字の使い方です)は社会が育てると言いながら、その子どもが不当な被害にあっているのに、座して看過している。
皆さん行動しましょう。
(杉並の噛みつき亀)


(宮崎正弘のコメント)1980年代、北京大学に留学していた日本人学生がキャンパスでよく韓国からの留学生にナイフで脅かされ、「謝れ」と強要される事件が頻発しました。「何に謝るのか?」と訊くと「日帝三十年」。「それじゃ、シナの付録としての千五百年は?」とは誰も訊かなかったらしいけれど、いじめ、弱いものをいたぶるというのは中華思想の根本、ミニ中華の韓国にとって、これはブンカ的体質なのですね。
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 樋泉克夫のコラム  樋泉克夫のコラム  樋泉克夫のコラム
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 724回】          
     ――香港の仇は・・・どこで返すのか
『東と西』(クリス・パッテンハン 共同通信社 1998年)
 

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自らが語っているように、著者は「英国の最も偉大で、かつ疑いもなく豊かだった植民地の最後の総督」である。80年代後半には教育科学相、環境相などを歴任し90年には保守党幹事長に就任し、一時は首相の座まで期待されていたが92年の総選挙で惜しくも落選。かくして92年4月、香港総督として極東の地に送り込まれた。

総督としての彼の仕事は、歴史的正当性を厚化粧させた「中国回帰」のスローガンを掲げ「金の卵を産む香港」を“居抜き“で譲り受けようとする北京を相手に、如何に高く“売り抜く”かにあったように思う。
かりに返還交渉に成功していたなら、つまり香港を高く売りつけていたなら、ロンドン中央政界での復活のチャンスは多分にあったに違いない。

だが「返還準備段階の英国の香港統治に中国が協力しない」。たとえば「旧時代の共産党のシーラカンスや大富豪予備軍、野心に満ちた三流の人物、新たに仕える帝国を見つけた大英帝国の最高勲章者やナイトたち、そしてまじめに間違った言い分を信じている」香港の人たちが、香港における彼の政治的振る舞いを極端に縛り、彼の北京に対する交渉力を著しく弱体化させた。
彼の動きを縛った香港の人たちが、植民地から特別行政区と変じた現在の香港における“勝ち組”であり利得者であることはもちろんだが、じつは彼らこそ植民地香港での“勝ち組”であり利得者でもあった。

彼らかするなら、“飼い犬”に手を噛まれたようなものだろうが、“飼い犬”からするなら、“飼い主”が代わった以上、新しい“飼い主”に忠誠を尽くすフリをすることは当然過ぎるほど当然であり、なんら疚しいことはないはず。この辺の“飼い犬”の心理が最後の総督には納得できなかったに違いない。

一方、「香港はもっと大切にされるべきだった――英国からもっと大切にされるべきだった」と印している点から判断して、北京との交渉で奮闘する彼に対し、英国は彼が期待するほどには支援の手を差し伸べなかったようにも思えてくる。

そんな彼の足元を見切ったからこそ、北京は返還までの「過渡期」において、彼を無視するかのように返還作業を進めた。

総督としてのプライドを傷つけられ、裸の王様ならぬ“裸の総督”として「英国の最も偉大で、かつ疑いもなく豊かだった植民地の最後の」日々を送らざるをえなかった彼の憤懣やるかたない思いが、行間から読み取れるのである。 

■「英国殖民地に対する反感は、民主主義と市民的自由への情熱を上回るほどになっていたのだ。そこで、主権の移譲が進むにつれ、(中略)いつのまにか英国という殖民地権力から、中国というもう一つの殖民地権力へと集団脱走してしまった」

■「多くの中国人にとっては『黙っていれば、金持ちにしてやる』という政府の姿勢は、政府から期待できる最良の申し出のように思われた、一つも自由がないより、せめて金儲けの自由があるほうがいい。だが、これで中国共産党の支配基盤が磐石になったとは思えない。問題はひしめいている」

■「中国が不思議な国だといっても、経済を開放するかたわら、政治は鉄の引き締めを図るなどと想定すべきではない」

かくして彼は、「東でも西でも、われわれはこの原則(政治的自由と経済的自由)を高く掲げ、そのために戦わねばならない。なぜなら、歴史の教えるところ、蛮族はいつも。必ず戻ってくるからだ」と、「蛮族」に対し高らかに戦闘を宣言する。
経済力と軍事力を手に跳梁跋扈する「蛮族」・・・嗚呼、チャイナ・シンドローム。
《QED》



(宮崎正弘のコメント)そのクリス・パッテン、いまではEC議会委員のあと、英国貴族院議員となり、オックスフォード大学総長。三人の娘は美人揃い。中国からは蛇蝎のごとく嫌われたけど、英国から見ればパッテンは筋が通った政治家だった。
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<< 今月の宮崎正弘の雑誌新聞への寄稿 >>
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(1)「現地レポート スペイン、ポルトガル」(『エルネオス』3月号。発売中)
(2)「王立軍の意味するもの」(『共同ウィークリー』、2012年3月12日号)
(3)「次期中国政権は対日強硬路線に」(『北国新聞』コラム北風抄、3月18日号予定)
(4)「ニセモノ王国チャイナと中国人の模倣精神」(『SAPIO』、4月4日号)
(5)「都市人口が過半を超えたチャイナ」(『月刊日本』4月号、3月22日発売)
(6)「習近平は日本に何を要求してくるか」(『撃論ムック』、下旬発行予定)
(7)「中国辺境地帯を行く」(『新潮45』5月号。4月18日発売を予定)
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宮崎正弘の最新刊
『国際金融危機 彼らは「次」をどう読んでいるか』(双葉社新書、840円)
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<宮崎正弘のロングセラー> 
『2012年 中国の真実』(ワック、930円、新書版)
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『中国大暴走 高速鉄道に乗ってわかった衝撃の事実』(1365円、文藝社)
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『中国は日本人の財産を奪いつくす!』(徳間書店 1260円)
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『オレ様国家 中国の常識』(新潮社、1470円)
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<宮崎正弘の対談シリーズ>
『猛毒国家に囲まれた日本』(佐藤優氏との対談。海竜社、1575円)
『増長し無限に乱れる「欲望大国」中国のいま』(石平氏との対談。ワック、945円)
『絶望の大国 中国の真実』(石平氏との対談。ワック、933円)
『日米安保、五十年』(西部邁氏との対談。海竜社、1680円)
『世界が仰天する中国人の野蛮』(黄文雄氏との対談。徳間書店、1575円)
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 宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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  • 名無しさん2012/03/13

    ●中国新幹線

    相変わらず奮闘中ですね。それでも技術は全て自国開発として売り込み続けることでしょう。そして、事故発生時には「これは日本からの技術による製造車両」と公言するのでしょうか。まさか???

  • 名無しさん2012/03/13

     中国の技術がまだまだ未熟である事は明らかですが、日本はいかがでしょうか。」



     韓国のデパートが崩落した時とか、サンフランシスコの地震の際に自動車専用道路が破壊されたときなど、韓国・米国のちぇ位急な技術をあざ笑う論調が日本の論壇にあふれました。



     私も彼らの技術が低い事は認めます。しかし、日本ではどうでしょうか。







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    崩壊!続報、日本のODA、建設会社によるベトナムの橋 

    2007/09/30 06:54 

     

    新聞、テレビはこの件に関して沈黙をまもっている。まるで報道管制がしかれているようだ。英文のサイトを検索した結果を紹介しよう。英文のwikipediaは早々に事故の記事を書いている。それを中心にして、そのほかviet nam netなど。



    1.概要



    ベトナムのカン トー橋建設計画は、メコン川の分流ハオ川にかかるもので、東南アジア最大の中央径間350メートル、全長550メートルの大規模斜張橋を含み、全延長2.75キロメートル、4車線、幅員26メートルというのものである。高さ39メートルで大型の船が下を通過できるように設計されていた。

    2004年着工、2008年完工の予定であった。

    既報の通り、日本のODAにより、大成建設、鹿島、新日本製鐵の3社がその建設を請け負っているものである。



    9月26日 地上高さ30メートルの橋へのアプローチランプのひとつ長さ90メートルの部分が崩壊した。



     事故発生時120人の作業員がランプ上で働いていた。死亡52人、負傷140人、9月27日の時点でこれはベトナム史上最悪の事故である。



    2.事故に対するベトナム側の対応



    ヌギエン クオク ヴ ヴィォン病院の救急診療科長は、108人の犠牲者がコンクリート中から引き出されそのほとんどが死亡していた。なお多数が残っている、といった。



    建設大臣のホ ニギア ダンは、カン タオ橋崩壊に関する緊急報告を政府に送り午後現場に飛んだ。

    交通省は、副大臣ヌゴ シン ヅの下に事故の経緯に関する調査委を発足させた。

    ヌグイエン ノック ロォン交通事業品質検査管理部長はこの事故は、コントラクターの監督のルーズなことが原因だといっている。



    ング イエン ミン トリエ大統領は、カンタオ橋崩壊の事故の犠牲者をカンタオ中央病院に見舞った。

    また現場に行き、なお残骸中にいる人たちを早期に救出するよう最大の努力をせよと支指示した。

    トリエ大統領は地方当局が、迅速に救出作業を行い、負傷者の処置をしたことを賞賛した。

    彼はまたカントー橋プロジェクト当局に、事故による困難を克服し、建設工事を遂行するように求めた。





    3.事故の原因



    事故の原因に3つの説があるようである。



    1).コンクリートを打設した橋脚13,14,15番の上 を渡る全長87メートルのコンクリート桁が崩壊したのである。コンクリート桁上には250〜260人の作業員が作業していた。橋桁のコンクリート打設後、2日というコンクリートがまだ固まらないうちに支保工を外した。これはコントラクターの監督不行届である。ベトナム現地警察の見解。



    2).支保工を支えている川岸の斜面が地滑りした。雨による地盤の軟弱化、あるいは、6000トンという荷重に地盤が耐えられなかったというもの。

    記者会見で、ベトナム交通大臣のホ ニャ ヅンは、 「予備情報では、支保工の”沈下の兆候”があった。支保工の移動が崩壊の原因である」、といったという。



    3).他の情報によれば、崩壊部分を含む工事箇所は橋のケーブルの専門事業者(コンクリートの専門ではない)フランスの会社VSLに下請けにだされており、さらにこの会社が、二つの新規創業のベトナムの会社、Vinh Thin Co.Ltdおよび、Thang Long A Co. Ltdに安全指導を契約中に含まず下請けにだした。

    この二つの会社が、訓練の行き届かない、基本的建設技能無しの地方の若い農民を作業に従事させていたためとされる。労働者募集の面接と雇用はごく簡単なものであったという。



    余談ながら、この橋の現場では、

    HIV対策も行っているという。ご苦労の多いことである。



    www.careintjp.org/partnership/images/csrreport03_taisei.pdf



    よく分からないのは、最初に崩壊したのが橋脚か桁かという点。桁はプレストレスドコンクリートではないのか?桁の上で何の作業をしていたのか。

    橋脚、橋桁のコンクリートの問題ではなく、地盤の問題か?????



    ケーブル専門の業者がランプ部分を下請けした?それをまたベトナムのいい加減な会社に再下請けさせた???



    橋の本体ではなくランプの部分か。まだまだよく分からない。



    rampの理解は正しいか?いわゆる日本語の「ランプ」として理解していいんだろうか。



     2007年ごろ、ベトナムで『日本最優秀」の鹿島建設を中核とする大建設会社が建設中の橋が崩壊して多数の死傷者が出た事実や、数年前にマンションの手抜き光司が発覚して多くのマンションが建設後まもなく完全に作り直された事、その他大規模廃棄物償却装置の手抜き光司で使い物にならずに問題となったり、ダムの工事手抜きで漏水がはなはだしく、崩壊の危険性が気遣われたり、最後にご存知昨年の原発爆発事変で、原発建設工事に大変な手抜きがあった事が判明した等々、ニホンもあまり中国に威張れたものじゃあありませんか。











  • 名無しさん2012/03/13

    新幹線開通が無理なら世界覇権を握るのも無理???