国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み(在日華字紙、コミュニティの影響大)

2010/11/18


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 「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
      平成22年(2010)11月18日(木曜日)
         通巻3135号  
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 「日本外交の迷走」は事実だが、中国人に言われると複雑な心境になる
   在日華字紙、一斉に菅外交を批判、「四面楚歌」だって。
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 「近未来の戦争は中国、ロシア、北朝鮮 vs 米日韓」の構図になるが、「さてどちらが勝つか」などと物騒な物言いは「網博週報」(11月12日号)。
 最近の国際情勢を観察し、独自の嗅覚と世界観から新冷戦構造を予告するような論調だ。

 「日本外交の迷走」と指摘するのは「連合週報」(11月4日号)。わかっていることだが、それを中国人からは指摘されたくないって。
 「東方時報」(11月18日号)はやや角度が異なり「日米関係ふたたび緊密化したが、日中関係も時間をかけて修復に至るだろう」と楽観的。

 09年推定で在日中国人は80万人を突破した。毎月一万人のペースで激増しているので、2010年11月推定で90万人を越えている計算になる。
 イナゴの大群のように日本に押し寄せる中国人の脅威は日増しに強まるが、政府はなんの対策も講じない。在日中国人の発行する新聞、雑誌は54種類。いまや、かれらのコミュニティで甚大な影響力を持ち始めた。

 詳細は本日発売の『新潮45』、12月号所載の拙論『池袋は中国人に乗っ取られるゾ』(特集「尖閣諸島だけが問題ではない」)を参照されたし。
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(読者の声1) 尖閣ビデオ流出問題もうやむやになりそうなここ数日の動きですが、民放テレビで見た佐々淳行氏の解説はとてもわかりやすかった。
・官房長官には今回の事案を秘密にする指揮権がない 
・「行政起訴処分前置主義」(刑事罰の前に行政罰(訓告・戒告・懲戒等)、今回の事案では、まず国土交通大臣による行政処分が行われるべき)、に反する。
・秘密区分の指定がされていない。
・仙谷官房長官も馬淵大臣も行政のことを何も知らない、と言っていました。行政罰としては減給程度が妥当だろうとも。
たとえ保安官を起訴に持ち込んでも「自首減刑」(刑法第42条)もあり、公判維持は難しい。検察の線では略式命令で罰金が妥当だと。
佐々氏のホームページで「sengoku38氏」支援の署名を集めたら、あっという間に一万件を超え、サーバーがダウンしたとか。
日本は法治主義だと思っていましたが、民主党政権を見ていると、政府の気に入らないことは秘密にする、政府の意に反した言動・人物は取り締まろうとする、中国そのままの人治主義に近づいているようです。
左翼の美辞麗句は政権を取るまでの手段でしかないのは中国や南ベトナム「解放」時を見ても明らかなのに、何度ダマされてもわからないのですね。東京でも美濃部都政の頃、水道料金は全国一高く、公用車は使い放題、都下のある自治体では給食のおばさんの退職金が4000万円、と話題になりました。
若い人達は昔のことは何も知らないから民主党に投票したのでしょうが、自民党には厳しく、民主党には甘すぎるメディアの偏向報道の影響も大きいのでしょう。
メディアの偏向といえば、NHKではやたら韓国がらみの話題が出てきていやになります。
韓国の女性歌手グループの話題など、朝・晩のニュースはもとより「クローズアップ現代」まで取り上げる始末。たぶん紅白歌合戦に出演させるための宣伝でしょう。
NHKは携帯のワンセグ向けに独自の番組を作っていますが、たまたま見た教育テレビの「ワンセグ2」の番組では、日本にいる外国人に日本の良いところを聞くというものでした。
ところがインタビューの場所が「新大久保」、当然のことながら外国人といえば中国・韓国人がほとんど。中国・韓国に媚びるような番組で気持ち悪くなります。
ネットの書き込みを見ていたら、いま三島が立ち上がったら、自衛隊も決起するかもしれない、というコメントがありました。菅内閣支持率の急降下を見ても、尖閣の中国船はペリーの黒船に匹敵する影響を日本に与えたのかもしれません。
 (PB生)


(宮崎正弘のコメント)殆どテレビを見ない小生ですが、偶然どこかのレストランで佐々さんの出ていた番組を見ました。半分ほどですが。
 じつに歯切れがよかったですね。



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(読者の声2)貴誌前号「読者の声」の「ST生、千葉」氏のご意見に賛成する。
新年から米議会はよじれます。共和党は、オバマ民主党の政策を覆し、民主党の法案に反対する。
2012年11月に新大統領が選ばれる。保守政党の大統領です。
ここまでを主観としてもですね、保守政党の国家安全政策の最優先がイランの核であることは明白です。ぼくは、“USはイランを攻撃する”と考える一人です。反対意見は、ホルムズ海峡封鎖論が一番声が大きいが、現実に、イランと中国・ロシアは急接近している。
全て、原油・ガスのパイプラインを中国が敷くという提案からです。中央アジア・イランの資源を守るために、中国・イラン・ロシア・パキスタンが軍事同盟(枢軸)を組む。ここまで来ると、USとその同盟国は正念場を迎える。日本は緊張感どころか、ぼんやりしている。
日本の対米コミットメントによって、PLAの日本本土攻撃も考えられる。そうしたら目が冷めるかもしれませんが。。
(伊勢ルイジアナ)


(宮崎正弘のコメント)カーターが再選されなかったように素人大統領は災禍のたぐい。一期でおしまいになる蓋然性は極めつきに高いと思います。



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(読者の声3)今週号の『サピオ』、宮崎正弘先生の巻頭論文は圧巻でした。中国の指導者をセクト別に色分けし、解説する試みはこれまでになかったようにも思え、画期的でした。
 さて同時に楊中美さんの最新作を読んで、おや、宮崎先生とチト違うのではと思ったのは、先生同様に次期政治局常務委員を狙う若手候補として、広東書記の王洋、重慶書記の薄き来、副首相の王岐山をあげているのはともかくとして、先生がほぼ無視された李源朝を、楊氏はたかく評価しています。
この色分けの差違に関して、ご意見をいただければと思います。
   (YH生、埼玉)


(宮崎正弘のコメント)楊先生は天安門事件で、日本の在日留学生の先頭にたって民主化を訴えた人だけに趙紫陽グループに一種郷愁と同情が強いかと思われます。
 しかし趙紫陽ら改革派は、そのご、田紀雲、故啓立ら所謂「改革派」が影響力を希釈化させていったように李源潮(前江蘇省書記。現政治局員)の再浮上は、やや考えにくいシナリオではないでしょうか。もちろん、政界は一寸先が闇、番狂わせはありうるでしょうが。。。。。



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(読者の声4)第二十七回「新嘗を祝ふ集ひ」の御案内
十一月二十三日は、日本の最も伝統的な祭祀である「新嘗祭」(にひなめのまつり)が宮中に於いて御親祭されるめでたい日です。今年も天地の恵みに感謝すると共に、この祭祀の意義につき有縁の皆様と共に考へるひとときを持ちたく、ここにご案内を差し上げる次第です。
思ふに古代から中世そして近世・近代と日本の政治制度は絶えず変化し、また経済社会も幾多の変遷を経て参りましたが、その中で一貫して変らざる日本文明の基調を形成してきたのが、階級に拘はらず米を最高の食とするこの列島の民の暮らしであり、国家的な「まつり」の中心者である天皇の御存在です。
御歴代の天皇は、天孫降臨神話に示される皇御孫命(すめみまのみこと)の表現者として、一世一代の大嘗祭と年毎の新嘗祭を斎行してこられました。大嘗祭や年毎の新嘗祭は、日本列島の生態系に最も密着した農作物である稲の収穫と食の祭祀である「新嘗」(にひのあへ=新穀聖食)文化の粋であります。また「新嘗」文化の根を皇室と共有する国民は、各地で自らの新嘗祭を執り行ひつつ、皇御孫命の表現者として祭祀を斎行される天皇を、世俗的覇者以上の国家の正統的中心者として仰ぎ、ここに国民同士の共同性と国家の連続性の根元つまり「国体」が着々と育って参りました。
 「新嘗を祝ふ集ひ」の趣旨は、高度分業社会の都市生活に於いて、日本文明の「背骨」をなす民族伝統のこの祭祀を回想・復元し、暮らしに根ざした国体顕現の端緒たらしめむといふにあります。
今回は、「新嘗を祝ふ集ひ」実行委員の物史亙委員長にお話いただきます。ご多忙中とは存じますが、お誘ひ合はせの上ご参集賜りますやうお願ひ申上げます。
 平成二十二年十月
                                新嘗を祝ふ集ひ実行委員会
                 記
日時   平成二十二年十一月二十三日 午後四時受付、四時半開会、八時半まで
講演 「新嘗祭とは何か――いのちの継承の祭り」
     物史亙(「新嘗を祝ふ集ひ」実行委員長)
場所  文京シビックセンター四階和室(東京都文京区春日一―十六―二十一)
会費  千円(会場費、資料代など)
※参列者各自一品食物をお供へ下さい。祭典後みなで共にいただきます。

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MMMMMMM 三島 MMMMMMMMMMMM 三島 MMMMMMMMM
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いよいよ、あと一週間後に迫りました!

第四十回 三島由紀夫氏追悼会
 『憂国忌』
 ――三島由紀夫を通して日本を考えようーー
   たとえ大雨でも雪がふっても命日に憂国忌は行われます!
        記
 と き   11月25日 午後五時(四時開場)
 ところ   九段会館大ホール
 会場分担金 1000円

 プログラム
第一部鎮魂祭(齋主 乃木神社宮司。祭主 松本徹)1700−1755
第二部シンポジウム 『没後四十年 日本はここまで堕落したか』 
<1810−2010を予定>
井尻千男、遠藤浩一、桶谷秀昭、西尾幹二(司会 宮崎正弘)
  当日会場ではロビィに関連グッズの展示。また関連図書の頒布があります。

 どなたでも予約なしで参加できます。あの驚天動地の三島事件から四十年、追悼儀式のあと、明日の日本を御一緒に考えましょう!
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『中国ひとり勝ちと日本ひとり負けはなぜ起きたか』(徳間書店、1680円)
『増長し無限に乱れる「欲望大国」中国のいま』(石平氏との対談。ワック、945円)
『朝日新聞がなくなる日』(ワック、945円)
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