国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み(中国側が尖閣密約を否定)

2010/10/22

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 「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
      平成22年(2010)10月22日(金曜日)
       通巻3109号  
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 「尖閣密約はない」と中国外務省スポークスマン馬朝旭が公式に否定
   「密約説は朝日新聞系『アエラ』の完全な捏造記事だ」と。
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 10月21日の定例会見の席上、中国外交部スポークスマンの馬朝旭は、報道された、所謂「尖閣密約」(中国は出漁しない、日本は拿捕しないと小泉政権下、川口外相が訪中し取り決めた云々)は「存在しない」と公式に否定した。

 馬は「あれは朝日新聞系『アエラ』の完全なる捏造記事である」として、こうも付け加えた。
 「尖閣諸島は古来より中国領土である」。
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  @@@@@@@@@@@@@  読者の声  @@@@@@@@@@@@@@
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(読者の声1)宮崎さんのメルマガを拝見しています。宮崎さんの意見に必ずしも全部が全部賛成ではありませんが、今回の反日デモに関しては実に的確な分析をされていると思います。
貴誌3108号の「読者の声」で「横浜のUI生」さんが「テレビにでてくる評論家とか専門家なる人らは「やらせである筈がない」「大学生の自主的行動だ」「ネチズンに国家権力が後追いしている」などと解説していて、「ん?」と思うのですが。先生とまるで正反対の解説してまっせ」
と述べていました。
対して宮崎さんは「中国では大学の構内に交番があり(マンモス大学に限りますが)、パトカーが常駐しています。それが中国の大学キャンパスの実相です」とコメントされていますが、その通りです。
ここ蘇州大学でもパトカーが常駐し、公安が電動バイクで構内を巡回しています。絶えず学内の動きを監視しています。
それから北京在住の女性(KK子さん)が、女性子供は、全く関心が無いと報告されていましたが、大学生もそうです。
日本語科の学生は一部日本のヤフージャパンからインターネットで反日デモのニュースを得ていますが、全く自分たちとは関係が無いという感じです。他学部のほとんどの学生は反日デモの事実すら知りません。
 連日、学生達と学食で食事をしますが、授業の中身、卒業後の就職のことや日本への留学の話題が多いです。「ノー○○賞」の話題は皆無です(ほとんど知らないから)。反日デモに関する分析は私が知る限り(大学構内の動き、市民生活を含めて)、宮崎さんの分析が一番的確のように思います。
(MA生、在中国)



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(読者の声2)ネットのゴシップ記事で、「中国の反日学生、どさくさ紛れに女性の服脱がす」(10月16日中国内陸部の都市・成都で起こった反日デモの大義名分は、あくまで「領土問題の抗議」であったはず。しかし一部のデモの参加者が、どさくさ紛れに一般人の女性の服を脱がすという、許されざる行為に及んでいたことが判明した)。

 「現地メディアの報道によると、成都でデモが起こった10月16日午後、ファストフード店で友達と一緒にランチを取っていた女性に向かい、突如、反日学生たちが押し寄せてきた。ランチ中の女性たちは中国の伝統衣装「漢服」を身に着けており、それを日本の和服(きもの)と学生たちは見間違えたらしい。
近づけばそれが和服でないことは誰の目にも明らか。にも関わらず、引っ込みがつかなくなったのか、これ幸いと思ったか、学生たちは女性の服を脱がし、最後はTシャツ一枚にしてしまったという。その後、女性は「トイレに逃げ込んだ」という。
最終的に彼女は、心優しい通行人にズボンをもらって無事家に帰ったというが、学生たちは「反日」の名を借りて、やりたい放題やっているもよう。「反日活動は欲求不満のはけ口」とも言われているが……。まさに暴徒といったところだ」。
http://rocketnews24.com/?p=51899
との内容が紹介されていました。
ウソか本当か分かりませんが、傑作な「事件」だと思います。
  (MT生、足立区)



  ♪
(読者の声3)貴誌3108号、尖閣棚上げを打診と、中国が下でに出てきましたので、日本として尖閣諸島の領有権を強く主張するまたとない絶好のチャンスと思われます。
政府関係者には是非強気で領有権を主張していただきたく茲に私見を述べさせていただきます。宮崎先生の方から政府関係筋に本件主旨を強く述べていただきたく思い筆をとりました。宜しくお願いいたします。
(A.S)


(宮崎正弘のコメント)「領有権」の棚上げであって、時間をかせぐ作戦、日本の領有をみとめたわけではありません。米国も「尖閣は安保条約の対象」と言っておりますが、尖閣諸島が日本に帰属することを認めているわけではない。曖昧です。
 


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(読者の声4)貴誌前号。まことに痛快な切り口。米国内の世論は「反中国」「中国は悪魔の帝国」と超党派で一致している。
W・ポストでも、日本のメデイアよりもよく中国を把握している。大人と子供の差がある。USのメデイアは、基本愛国主義ですから。さらに、中国に進出した米企業はしたたかです。
ところで、憲法改正審査会再開と読みましたが、民主党の誰が指導する? 菅ではないでしょう? 菅内閣は180度転換できる?
(伊勢ルイジアナ)


(宮崎正弘のコメント)民主党が改憲の準備会。仄聞しておりませんね。センゴクという官房長官への集中砲火が続いていますが。。。。



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(読者の声5)桜チャンネル10月16日放映の「経済討論番組 上海万博以降の世界経済と日本」
http://www.youtube.com/watch?v=DXnfLFFcRQU
は実に勉強になりました。クライン孝子さんが、しきりに宮崎さんの意見に頷いていたのが印象に残ります。
日本が中国から輸入できなくなって困るのはレアアースのほか、「割り箸と備長炭」の例は、我国民の不安感を和らげます。
また「まっすぐしか走らない新幹線」は、かの国のパクリ状況を象徴的に伝えて下さいまし た。やはりテレビのタレントコメンテーターでは勝負になりません。多くの国民に届くよう祈っております。
(桃太郎 岡山県)



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(読者の声6)日米安保に女性の関心が集まっているとのこと、小生も実感しました。
本日、所用の帰り、駅前で「尖閣諸島を、守ろう!」の署名活動が行われていました。
見ると「私たちが抗議活動をしてもNHKは一向に報道しない。何か行動を起こさないといけないとこの署名活動を行っているのだ。」「カン、仙石を倒そう。」と気炎を上げているのが女性でした。
小生も「おれも民主党本部に仙石に議員辞職のメールを送った。」「NHKみたいな日本反日協会に受信料を払えるか!」(「JAPANデビューの判決を見てから考える。」と、先日NHKの集金人を追い返しました。)と大いに気炎を上げました。ビラを見ると「沖縄の自由を守る会」が主催し、協賛団体には「沖縄の自由と繁栄を願う女性の会」などがありました。
当地は、左の女性の署名活動はうんざりするほどありましたが、このような保守の女性主体の署名活動は初めてだと記憶しております。
やはり尖閣事件が我が国の健全なナショナリズムに火をつけたのでしょう。燎原の火のごとく燃え盛るのを期待して署名しました。
(GV2)



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(読者の声7)閑話休題的に愚民度テストなるものを考えてみました。
9割愚民説を宮崎先生が提唱されて以来、このキャッチフレーズが一人歩きを始めました。この9割が愚民とは何かについて以下に検証してみたいと考えます。
9割=愚民、1割 =賢民と等号が成り立つとして9割と1割を用語として使用しましょう。
ところで読者はご自分をどちらの範疇に分類されているのでしょうか?
多分このメルマガ読者は1割の側に分類されるのでしょうが果たしてどうかというのが小生の疑問でもあります。
小生の独断と偏見に基づき、10問の愚民度テストを以下の通り作ってみました。先ず一度このテストをやってみて下さい。
回答はYes/Noの簡単なものでYesを1点、Noを0点とします。
 1.新聞は朝日を購読している   (Yes, No)
 2.TVはNHKをよく視聴している   (Yes, No)
 3.大会社の一般職、役所勤め、教職関係のどれかの仕事に就いている   (Yes, No)
 4.選挙では革新政党に投票している  (Yes, No)
 5.憲法9条は大事だと思う   (Yes, No)
 6.天皇は女帝でも構わない   (Yes, No)
 7.日本の軍隊は今の自衛隊で十分と思う  (Yes, No)
 8.いざという時米国は日本を守ると思う  (Yes, No)
 9.三島由紀夫の行動を理解できない  (Yes, No)
10.歴史や伝統文化にはあまり興味がない  Yes, No)

結果は如何でしたでしょうか? 8点以上であれば立派に9割側でしょう。
ご覧の通り設問は左翼の価値観と教養度合いに合わせて作成されており高得点であるほど愚民度は高い、つまりサヨク度が高いということをテストするものでした。
(ちゅん)


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  三島由紀夫研究会「公開講座」のお知らせ
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今夜の「公開講座」は新保祐司・教授!
 ご参加おまちしています!
       記
とき   10月22日(金曜日) 午後六時半(六時開場)
ところ  アルカディア市ヶ谷 五階「赤城」
     http://www.arcadia-jp.org/access.htm
講師   都留文科大学教授 文藝評論家 新保祐司
演題   「日本の正気の発現としての三島由紀夫」
会費    おひとり 2000円(三島研究会会員、賛助会員は1000円)
(新保氏は「海ゆかば」(大伴家持)を作曲した信時潔の伝記を書かれ、正論大賞新風賞受賞。産経コラム「正論」でも活躍中です。
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(編集部より)本日、臨時増刊号あります
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