国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

全て表示する >

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2010/09/24


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
      平成22年(2010)9月24日(金曜日)
        通巻3073号
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 クリントン国務長官が言明「尖閣諸島は安保条約の対象」
  前原外相との日米外相会議の席上、米国は曖昧な態度を変質させた
****************************************

 9月23日、国連総会で菅が演壇に登ると分かると四分の三が退席した。オバマ大統領の演説は満員で、日本はその後だった。菅首相は日本語で演説した。援助をばらまくという内容で、義理で被援助国の代表が座っていたくらい。惨めだった。

 同じ頃、前原外相はクリントン国務長官と会談し、アメリカ外交を司り、女帝ともいわれるトップからたのもしい言質をひきだした。
 クリントンは「尖閣諸島は日米安保条約第五条の対象である」と言明したのである。

「日米安全保障条約第五条」とは、
  「各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従って共通の危険に対処するように行動することを宣言する。
  前記の武力攻撃及びその結果として執ったすべての措置は、国際連合憲章第五十一条の規定に従って直ちに国際連合安全保障理事会に報告しなければならない。その措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全を回復し及び維持するために必要な措置を執ったときは、終止しなければならない」。

  つまり簡単に言えば、米国が日本の防衛義務を負うと書いてある条文である。
  ◎◎◎
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
**************************************
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
   ♪
(読者の声1)本日(23日)成田空港で見た光景です。
中国人団体20名ほど、みな表情がこわばっていました。引率らしき男性がいろいろ注意事項を説明しているようでしたが、必死の覚悟で日本にやってきたといった雰囲気がありあり。尖閣問題を中国が国内でどのように報じているのか、推して知るべし。
日本人は民度が違うから石を投げたりはしないのですがね。
  (PB生)


(宮崎正弘のコメント)北京の日本人学校も大使館周辺の日本食レストランも緊張しているそうですから、それはお互い様では? こういう時に小生は北京へ行きたいのですがねぇ(苦笑)。



  ♪
(読者の声2)尖閣諸島は、我が国の領土です。
共産支那すなわち中共(中国共産党=中華人民共和国)の侵略を絶対に阻止しなければなりません。奴らの暴挙や妄言は「主権侵害」とか、「内政干渉」とか、「領海侵犯」とかではなく、まさしく「侵略」です。
奴らとの「戦争」を覚悟しなければならない時代がやってきたのかも知れません。「軍事戦争」を戦う前に「思想戦争」に勝たなければなりません。日本人の雄叫びを上げましょう。
       (KM生、練馬)



   ♪
(読者の声3)先日、河添恵子さんの講演会があり出かけてきました。ブータンの取材から帰ったばかりでしたので、ブータンの今、から講演は始まりました。
そして近い将来わが国もブータンのようにならないとも限らないと、ニセコの例を挙げて講演を終えられました。
質疑応答での質問者の多くが背筋が凍る思いがしたと語っておられました。
「中国人の世界乗っ取り計画 」の著者でもある 河添恵子さんのお話は、中国人のあくどさを余す所なく語られ、中国人が身近に引っ越してきて、その生活ぶりに日々驚愕している私としてはあらゆる点で納得出来ました。
近所にたった一人の中国人がいるだけで生活の不安がありますのに、国土までも奪われてしまったらと思っただけで、恐ろしくなります。
そうならない為にも河添恵子さんの27日発売の『WILL』十一月号のレポートを多くの人に読んで欲しいと思います。
(FF子、小平)


(宮崎正弘のコメント)尖閣諸島問題で、多くの日本人が中国人の侵略性という本質を目撃できたと思います。



  ♪
(読者の声4)、米国の大手企業は、戦略担当者が作った投資戦略をトップ経営陣が合議で承認・微変更して作ります。戦略担当者は、市場調査情報を販売している会社数社から買った報告書を元に自社状況を反映して作ります。
それらの市場調査会社は顧客企業の企業戦略担当者から聴いた情報を元に報告書を作ります。つまり本来ならインサーダー情報であるはずの一次情報を元にオブラートをかぶせてこれらの報告書は造られます。
これが米国の大手企業の大局的な企業戦略、特に投資戦略を決めます。こういった大手企業の一次情報をもとに作られた市場予測は、IMFや旧経済企画庁が作った報告書よりはるかに正確です。かれらは所詮、統計数字の後講釈しかできないからです。
2009年になって米国大手企業が中国に於けるオフィススペースの大幅削減を行なった主要原因は、中国の市場のうち大手米国企業がビジニスをしている分野では成長率が以前言われていたほど大きくないと報告されたからです。
そしてこれは、一次情報に基づくものです。
だからこそ多くの場合正確です。だからこそ各社なだれをうってオフィススペースを縮小しようとしました。
U氏のような陰謀論者なら大手米国企業がつるんで云々というところですが、それは上記のメカニズムに基づく結果論に過ぎません。私は、そんな陰謀はないと見ています。単に結果的にそうならざるを得ないだけです。
ところで、何故だか知りませんがそれらの報告書の最新版に2011年の日本の給与が大幅に上昇するように書かれているようです。勿論大手米国企業が日本で社員を雇用している分野においてです。これが何を意味しているか、考えてみると面白い頭の体操になります。
  (ST生、千葉)


(宮崎正弘のコメント)やはり米国の或る大手投資会社(本社米国)がポートフォリオを組み替え、いまのうちに安い日本株を大量に仕入れているという情報もあります。投資している本人から聞きました。



  ♪
(読者の声5)「シベリアハバロフスク慰霊祭報告会」
帝国軍人六十万人以上が不法にソ連によって抑留され、数十万人の尊い生命が厳寒の中、帝国軍人としての誇りも希望も奪われシベリアの大地に消えた現地で、八月に弊會総代湯澤貞が靖國神社第八代宮司として慰霊祭を齋行させて頂きました。
日本人として生まれ育ち、歴史を学び、大東亜戦争、靖國神社を知り、国家が未だに神となられた先人との約束を果たしていないことに憤りを隠せません。今回の報告会は単なる集会とせず、今後に結び付け、一日も早く、無念のみたまにご安心いただけるよう具体的な活動を始める一歩としたいと存じます。
公私共にお忙しいとは存じますが、支那中共の脅威に打ち勝ち、日本人の武士道復活、先人との約束を果たすためにご参集頂ければ幸甚に存じます。

日時 平成二十二年十月二日(土) 午後一時より
   シベリア抑留体験談 相澤英之元衆議院議員(予定)他。
慰霊祭報告
会場 靖國会館 偕行東の間
費用 シベリア慰霊祭に賛助頂いた方々はご招待とさせて頂きます。一般の方はお一人様千円お願い致します。
ご注意 お車でお越しの際は出来るだけ靖國神社有料駐車場をご利用下さい。駐車券は事務局までお持ち下さい。
   (以上)
     △ △ △
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  サイト情報
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
米海軍省は9月20日、グアムと北マリアナ諸島への海兵隊移転に関する環境影響評価に基づく決定書を公表した。米海軍省と米空軍省により全文は以下のサイト。
Navy Releases Record of Decision for Guam/Commonwealth of Northern Mariana Islands Relocation、Department of Defense, September 20, 2010
http://www.defense.gov/releases/release.aspx?releaseid=13906 

報告書 Record of Decision (ROD) for the Guam and CNMI Military Relocation: Relocating Marines from Okinawa, Visiting Aircraft Carrier Berthing, and Air and Missile Defense Task Force、Department of the Navy and Department of the Army, September 2010
http://www.guambuildupeis.us/documents/record_of_decision/Guam_Record_Of_Decision_FINAL.pdf 
  ◎
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  @@@@@@@@@@@@@  宮崎正弘  @@@@@@@@@@@@@@
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

<宮崎正弘の最新刊>
 『上海バブルは崩壊する』(清流出版、1680円)
 http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
  全国主要書店で発売中! 品切れ店続出につき暫時おまち下さい!

  ♪♪
宮崎正弘 v 佐藤優『猛毒国家に囲まれた日本』(海竜社、1575円)
http://www.amazon.co.jp/dp/475931122X/

   ♪♪♪
『日米安保、五十年』(西部邁氏との対談。海竜社、1680円)
http://www.amazon.co.jp/dp/4759311092/

♪♪♪♪
<宮崎正弘のロングセラーズ>
http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
『中国ひとり勝ちと日本ひとり負けはなぜ起きたか』(徳間書店、1680円)
『増長し無限に乱れる「欲望大国」中国のいま』(石平氏との対談。ワック、945円)
『朝日新聞がなくなる日』(ワック、945円)
『人民元がドルを駆逐する』(KKベストセラーズ、1680円)
『トンデモ中国、真実は路地裏にあり』(阪急コミュニケーションズ、1680円)
     ○◎○
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ◎宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(C)有)宮崎正弘事務所 2001−2010 ◎転送自由。ただし転載は出典明示。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2001-08-18  
最終発行日:  
発行周期:ほぼ日刊  
Score!: 99 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。