国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

全て表示する >

宮崎正弘の国際ニュース・早読み(円安が日本を救う)

2010/09/03

 ★小誌愛読者=16550名!  ★アクセス・ランキング第一位!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
      平成22年(2010)9月3日(金曜日)
    通巻3049号 <増ページ特大号>
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 GDP519兆円を475兆円に下落させた犯人は民主党政権ではないか
  予算緊縮、所得激縮、雇用収縮、悪性デフレを将来した無能政権
****************************************

 政権与党の民主党は党首選というコップのなかの嵐。誰がなろうと、この未曾有の不況から脱することは出来ないのではないか? 乱暴者オザワ待望論もあるが、所詮、かれにも経済の舵取りは出来ない。

 海外の投機筋は日本の政治リーダーシップの欠如を狙って、悠然と円高を仕掛けている。
 日本はおろおろするばかりで、いまが危機であるという認識さえできない。
 だから投機筋は、世界一の金利安なのに日本の国債と円を買って、ますますの円高を仕掛けて濡れ手に粟のごとくに、しこため稼ぎだし、それでもあきたらず、執拗に次の円高を仕掛ける。貨幣が「商品」に化けて、つまりは狐が木の葉を黄金にみせて狸に渡し、だましあう。

 たとえばドイツは輸出が向上し始めている。
 「ユーロはギリシア・ショック以降、対ドルレートを19%切り下げたが、対円レートはじつに36%! 中国向けドイツ車は全体の5%、増加率は9・1%である」(ヘラルドトリビューン紙、9月3日付け)。

 ならば日本が円安をしかける番ではないのか?
 すくなくとも国益を守るためには「国際協調」は後回しになる場合もあるのだ。

 それにしても無能な人々が政権を担い、ますます日本の衰退傾向が加速された。
 麻生政権末期に、財政出動が功を奏して、GDPは519兆円に恢復したことがあった。



 ▲危機意識を認識できないほどに無能な政府と日銀

 政変があって鳩山政権となるや短時日のうちに希望はかき消え、夢は潰え、徒らな緊縮財政と大衆受けを狙った「仕分け」とやらに狂奔してGDPを押し下げ、つまりは国益を踏みにじって外国投機筋に絶好の商機を提供し、国内経済を灰燼に帰すまでに衰退させてもテンとして恥じず、管政権となると「恐慌」の窓があいた。
 日銀に至ってはなすすべを知らず、世界の投機筋のカモとなった。

 GDPを構成する四つのファクターは「個人消費」「設備投資」「財政出動」「貿易黒字」である。
 デフレのため個人消費はのびるどころか明らかに下降し、設備投資は101兆円から、なんと76兆円に落ち込む(日本企業は円高のため国内工場をやめて中国へ、或いは外国に進出し国内空洞化が加速したためである)。

くわえて円高は「貿易黒字」も激減させた。貿易黒字は90兆円から59兆円に陥没した。
「日産は為替差損で15億円,SONYは20億円、トヨタは30億円を失った。キャノン、ホンダなど上に同じ」(同ヘラルド紙)。

 小学生でもわかるように「円安」に導く政治力がないとなると残る可能性は「財政出動」だけが頼りである。
 ところが民主党は誰に煽られているのか、自主判断が出来ないのか、財政を拡大するべきところを縮小方向にしたためGDPが激減し、日本経済の沈没が確定的となるのだ。

 ギリシア・ショックを梃子として、ユーロ圏は「ユーロ安」を演出し、このため日本から欧州向けの輸出がとまる一方でドイツの輸出は激増する。
 フランスもイタリアも輸出を伸ばしている。韓国も円高の隙間を塗って輸出を大幅に増やした。

 米国の圧力をはねのけて人民元は安いままだから、中国の輸出競争力は維持される。
 オバマ政権は「輸出二倍増」という国家目標を掲げてドル安を続けるために、日本企業は米国工場の増設も視野に入れる。




 ▲日本の衰退は確定したのではないのか

 あまつさえ欧米中は、そろって通貨を増発し、通貨供給量を空前の規模で拡大させて景気回復に努めるときに民主党政権は緊縮、仕分けを馬鹿の一つ覚えにとなえ、くわえて消費税率アップを獅子吼した。
 タイミングを計る能力もないようだ。

 日本の予算は「拡大再生産」には使われず、すべてが後ろ向きの「介護保険」「子供手当」「生活保護」「年金」など非生産部門に巨額が投じられ、経済の根幹である公共事業はストップし、金融、ゼネコン、不動産業界を襲った失業の拡大も留まるところがない。
 自ら墓穴を掘っているのである。
 新卒にも就職口が激減して社会は暗くなる一方である。

 菅も小沢も、この未曾有の危機を突破する構想力が備わっておらず、民主党への期待を抱くのはもはや愚かである。
日本の衰退はしばしとまらないだろう。
     ○○ ○ ○○ ○ ○○ ○ ○○
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<<読者の声 どくしゃのこえ DOKUSHANOKOE 読者の声>>
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
   ♪
(読者の声1)第9回9・29反中共デー東京大会のお知らせです。アンチチャイナのデモ行進に参加してください。
本年11月2日は、山口二矢烈士の五十年祭です。山口烈士は昭和35年10月12日、国賊浅沼稲次郎に斬奸の刃を振るい天誅を下し、11月2日に自決されました。浅沼は媚中派売国奴の巨魁であり、我が国を「反日」「共産」「中華」の三悪国家である中共(中国共産党=中華人民共和国)に売り渡そうとしていました。
山口烈士の義挙は、侵略者や売国奴どもへの正当防衛的反撃であり、中共の侵略を阻止する多大な功績がありました。
昭和47年9月29日、我が国は中共との国交を樹立しました。
しかし我が国と中共との関係が正常かつ友好的であった事はありません。靖国神社に対する冒涜、歴史教科書への介入、我が国の領土および領海への侵犯など、中共による主権侵害や内政干渉は数限りなくあります。
中共の脅威は、我が国だけではありません。満州、南モンゴル、東トルキスタン(ウイグル)、チベット…などに対する侵略・虐殺・苛政。また台湾に対する侵略の野望。さらに中共に支配されている全ての人民たちの苦難。
中共はアジア全民族の脅威であり、人類の敵と断言できます。
我々は草莽の有志として、祖国の危機を坐視する事は、断じてできません。平成14年9月29日、所謂「日中国交正常化」30年の秋、我々は中共との国交断絶を勝ち取る為、第1回9・29反中共デーを開催しました。第8回となった昨年は、東京だけではなく、北海道(札幌)でも東北(仙台)でも中部(名古屋)でも、関西(大阪)でも九州(福岡)でも、反中共デー闘争は展開されています。
第9回となる本年も「9・29反中共デー」の旗の下、勝利を目指して、同志道友が共に起ち上がり、共に闘う事を熱望します。

[日時]9月29日(水)雨天決行 午前11時〜集会開始
正午〜行進出発
[場所]三河台公園(東京都港区六本木4の2の27/六本木通り沿い/俳優座の横)
[合意事項]超党派の運動のため、会旗など団体の旗の掲揚は禁止します。また、車輛での参加および徒歩行進に適さない服装での参加はご遠慮ください。
[主催]第9回9・29反中共デー東京大会共闘委員会
[事務局]TEL/FAX03-3918-9524(三澤浩一)
        (KM生、練馬区)



   ♪
(読者の声2)中国人と日本人の見分け方に関して次の情報がネットに飛び交っていますが、中国専門家の宮崎先生は、これをどうご覧になりますか?
 (引用開始)
「米軍のマニュアルにある中国人・日本人の見分け方 (HOW TO SPOT A JAP)=原典「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年8月30日、第二次世界大戦中の米軍の見分け方マニュアル http://www.ep.tc/howtospotajap/howto03.html(以上が見出し)
 (本文開始)
 「第二次世界大戦の期間中、中国の戦地には、日本軍を退け中国を援けるために米国の兵隊が駐留していた。誰が敵で誰が味方なのか、これは革命においても勿論だが、戦争においては尚更重要な問題であった。当時、米軍が日本のスパイの容疑者を捕えたような場合、いったいどのようにして中国人と日本人を見分けていたのだろうか。
 1942年、米国政府の戦争担当部門は中国の抗日戦争を支援する米軍のために、『日本人の見分け方(HOW TO SPOT A JAP)』という名の小冊子を配布した。この小冊子は75ページで、漫画家のミルトン・カニフ(Milton Caniff)氏が、ユーモアとおかしみを交えて、中国人と日本人の特徴及び両者の違いをイラストで示している。本の扉ページでは、一人の米軍将校が兵士のライアン(RYAN)に、「ライアン、君は長らく中国に行っていたのだから、日本人と我々の東方の同盟軍の違いについて我々に説明してくれないか」と問う。
  そこでライアンは熟知した様子で解説を始める。「まずは体型的特徴を見て下さい。中国人の背の高さはアメリカ人とほぼ同じです。これに対し日本人はやや背が低く、胸部から直接足が生えているかのように見えます」
  「中国人の皮膚の色は黒褐色がかっているのに対して、日本人の皮膚の色はやや薄く、レモンイエローに近いです。中国人の目は少し斜めに傾いていますが、位置は欧米人と概ね同じです。これに対し日本人の目は、もう少し鼻に近い位置にあります。また中国人の歯は比較的平らなのに対し、日本人は出っ歯です」
  「もしも日本人が我々の盟友たちの中に紛れ込んで見分けがつかない場合には、彼らに少し歩かせてみたらよいでしょう。中国人は大股で歩きますが、日本人は足を引きずるように歩きます。もし日本人が偽って大股で歩いたとしたら、彼らを裸足にしてさらに観察してみて下さい。中国人の足は正常な形をしていますが、日本人は軍隊入隊前には下駄を履いていたために、足の親指と人差し指との間が離れています」
   米軍は、ライアンの描写があまりに一面的で主観的なものであると、或いは中国人の中にも漢奸(売国奴、敵側との内通者)がいるということに気がついたためか、1944年以降この冊子は発行が中止された。
   実際のところ、その容貌から中国人、日本人、さらに韓国人を識別することは、世界的な大難題の一つであるといえる。しかし、どのみち私は、容貌から中国人と日本人の違いを正確に見分けることはできない。
  中国人が日本人と間違えられたらどうするか?
  国外に行ったことのある中国人なら、きっと誰しもが日本人と間違われた経験があるだろう。日本人と間違われる感覚は、私もほとんど毎日のように感じている。このような状況には大きく分けて三つの種類がある。
  第一は、中国人・日本人以外の他の国の人から日本人と間違われる経験である。このような状況はごく頻繁にある。外国の街角を気ままに歩いていると、さも愉快気「Kon-nichi-wa」と声をかけられる。
このようなとき我々は、ただ笑顔で応対するほかない。

第二は、日本人から日本人と間違われるという経験である。このような状況は多くはないものの、それでもときどき起こりうる。中国国外(日本以外の国)で、日本人がぺこぺことお辞儀をしながら私に日本語で話しかけてくるのに出会う度、私はおかしくなってしまう。日本ではかつて日本は単に社会文化が独特であるのみならず人種的にも他のアジアの国とは無関係である、というような「日本人論」が流行した。そのため日本人が外国で中国人 と間違われると、大多数の日本人はいくぶんか不快な気持ちになるのである。
  第三は、中国人から日本人と間違われるという経験である。たまにこういう状況に遭遇すると、私は頭のてっぺんからつま先までその原因を探すのである。何か服の着方が違っていたのだろうか、いや、動作が周りから浮いていたのだろうか、それとも髪が乱れて小泉元首相みたいな感じになっていたのだろうか。なんということだ!
   ブラジルの華裔(居留国で出生し、その国籍を取得した中国系住民のこと)作家である袁一平は、『啼笑嫁巴西(泣き、笑って、ブラジルに嫁ぐ)』という作品の中で、「銭さん(銭は姓)」という人物を描いている。ある日銭さんが銀行にお金を支払いに行ったところ、ドアを入るとカウンターの前は長蛇の列であった。そこで彼は厚かましくも、列に割り込んで支払いを済ませた。一人の老人男性が真っ先に怒り、銭さんを罵って言った。「この日本人め、ちっともルールを守りやしない、あきれたもんだ!」 銭さんは何の釈明もせず、ただばつが悪そうに苦笑いをして去った。彼は口の中で自分を慰めるようにつぶやいた。「罵られたのはワシじゃない、ワシは日本人なんかじゃない。なんでもない!」
 しかし銭さんは良い行いをすれば、決まっていつもその手柄を中国人のものとした。ある冬の晩、彼は、中国の教会が橋の下に身を寄せる乞食たちに食べ物を配る手助けをした。その貧しい人々はパンやミルクを受け取ると、深々とお辞儀をし感激の涙をこぼした。施しを与えてくれた人の名前がわからないので、ぺこぺことお辞儀をしながら「ありがとう、日本の方。日本人は本当にすばらしいです」と言った。銭さんは即座に正して言った。「ワシらは日本人じゃない、中国人だ。わかったかね?中国人だよ」 銭さんの論理はこうだ。「時間が経てばやがて、ブラジル人たちは良い行いはみな中国人がやったものと思うようになるだろう!」 しかし、銭さんのたゆまぬ努力も徒労に終わるだろう。なぜならばこのような子どもじみた簡単な手段は、日本人もとるだろうからだ。
   一人の友人が私に言った。
「仮に中国人か日本人かが悪事を働いてそれを意地でも認めないときには、不意に錐で彼を一刺ししてみればよい。大きい声で「アイヨ」と言えば、それは当然我々の同胞中国人だということになる。もし「ああ」とか「バカ」と叫んだとすれば、それは確実にお隣の住人である日本人だ」。
 私にはこれこそが、中日両国人及び韓国人のいずれであるかを識別することができると言い得る、終極的な方法であるように思えるのだ。(出典:翟華『国際公務員奇記』金城出版社2010年8月)。
  以上で引用を終わります。
(SH生、大阪府)


(宮崎正弘のコメント)ネットばかりか、在日華字新聞でも、これが大きな話題となって中国語訳されています。たとえば「如何区分中国人和日本人」(中国人と日本人をいかに見分けるか)として中国語の抄訳が『半月文摘』(9月1日号)にでています。
 米軍マニュアルは古いし、まったく間違っている箇所が多く、参考にはならないのでは?と思います。
 問題は後節でしょう。
この文章の底に流れるのは日本人と間違われたら迷惑という意識の、優越意識の中国人の心理が描かれているからです。
 実際の世界では日本人が中国人と間違えられて殴られたりしていて、迷惑なのは日本人ですが。。。。
 さて中国人を見分ける方法は幾つかありますが、いずれ時間があるときに書きます。
 冗談をひとつ。中国の見知らぬ都市でホテルのフロントへ。「今日とまりたいけど部屋はありますか」「予約がないのですね」「ありません」「部屋のタイプはいくつかありますが、どういうタイプ?」「シングルで安い部屋を」「○○元です」「もっと安くならない」「安くはなりませんが、広い部屋を提供できます」「じゃ、それで」「では身分証明書を」(おもむろにパスポートを出すと)「え、お客さん日本人ですか。中国語うまいですね。てっきり中国人と思ってました」。
 この場合、中国人と見られていた訳ですが、心理は複雑ですよ。



   ♪」
(読者の声3)いささか古い話題ですが、菅直人が日韓併合百周年に当たり「(引用)三十六年に及ぶ植民地支配(中略)。三・一独立運動などの激しい抵抗にも示されたとおり、政治的・軍事的背景の下、当時の韓国の人々は、その意に反して行われた植民地支配によって、国と文化を奪われ、民族の誇りを深く傷付けられました」「この植民地支配がもたらした多大の損害と苦痛に対し、ここに改めて痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明いたします(引用終わり)」というような談話を発表。
http://www.kantei.go.jp/jp/kan/statement/201008/10danwa.html

菅という男はナイーヴな馬鹿左翼なのか日本国家解体を史上の喜びとする危険人物なのだろうか。
インターネットを使える12才の子供なら日本統治時代が韓国や日本極左が描く嘘歴史とは著しく違うと知っている。例えば、栄光の日本統治時代に半島人口が1300万人から2600万人に増加し住民の平均寿命は24歳から56歳に倍以上に伸びた。
また半島住民の識字率が併合時には貴族階級のみの4%程度から35年後に60%を超えた事実。もし日本が近代文明から遅れた僻地朝鮮を拾うのを躊躇ったなら、朝鮮は今日のアフガニスタンの様になっていた。「そんな!」と反発する人には日本が他のアジア・アフリカ諸国に先駆け近代化したのは歴史的必然だという事を理解して貰わないと困ります。

開国以前江戸期日本には「鎖国」と怪しげな形容詞が付いているが、この時期列島の状況は正に近代化の準備作り。参勤交代は交通網を整備し全国諸藩に中央と地方という意識を作った。大事な点はこの時期江戸言葉が普及し標準語として捉えられ、各大名はそれぞれの方言と江戸言葉の通訳を江戸屋敷に抱え他地方の大名と意思疎通した事。例えば、津軽藩と薩摩藩はお国言葉同士では??なので江戸言葉が共通語の役割を果たした。さらに寺小屋の発達は読み書きを僧や武士貴族階級のみならず町人、庶民、女性にまで普及させた。既に江戸中期の識字率は男性50パーセントに女性10パーセントという世界的に見ても非常に高い数字である。
ちなみに欧州ではフランスが革命後に義務教育導入したが、その目的は文字の読める優秀な兵隊を育成する為であった。そのフランスが欧州を席巻したのは当然であろう。その逆にオランダは350年間支配したインドネシアで住民を奴隷の地位に押し留める為に敢えて教育を与えなかった。日本軍進駐時のインドネシアの識字率は2パーセントで朝鮮半島や台湾の高い識字率とは雲泥の差がある。

私は10年以上前に朝日新聞のある写真記事を読んだのですが、それは朝日新聞社の保管していた大戦時のインドネシアの写真。そこにはインドネシアのうら若き女性達が竹槍を持って軍事教練を受けている姿があった。
日本がインドネシアを進駐解放後にまず作ったのは師範学校だったのです!
それも女性教員を養成!彼女達は誇りを持って残忍なオランダ人種主義者達と戦う決断をしたのです!
その為には剣や銃も必要だけど筆やペンも同じ位重要だと知ったのでしょう。そして愛国心に満ちた優秀な教員として建国期のインドネシアを支えた筈です。
朝鮮半島の歴史ですがあまりにも単純化され意図的に歪められていないか。日韓併合とは実は韓国が世界最貧国の状態から一等国へのジェットコースターに乗った栄光の瞬間であり、本当は赤飯を炊いて国中で喜んでも良いのだと韓国人が理解する日が来る事を切に祈ります。
 (道楽Q)


(宮崎正弘のコメント)じつは朝鮮民族の深層心理にながれるルサンチマン、あまりに輻輳しており、日本人からは理解不能のことと思います。もう四半世紀前に池東旭さんと二冊対談集を作りました(『兄弟だから許せない』、学楊書房。『日韓、日朝、ホンネとタテマエ』、総合法令)。
 ルサンチマンと怨、蔑視の裏側にへばりついている事大主義。口だけの愛国、ホンネは日本か米国で生活すること。これらを前著二冊に語り尽くしたと思いますので、ここでは繰り返しません。
  △!)△
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
樋泉克夫のコラム
@@@@@@@@

【知道中国 442回】                    
     ――これが彼らの歴史認識・・・とかく身勝手なものです
        『中國』(阿瓦林等 人民出版社 1955年)
 

 △
 この本は漢字音で阿瓦林と綴られるロシア人らによって書かれた『ソ連百科全書』(第2版第21巻)に納められた「中国」の項の翻訳である。
百科全書の1項目ながら、漢字の字数では25万3千字、頁数では350頁ほどの分量を持つだけに、当時のクレムリンが中国をどのように“解剖”し、どのように看做しているのか――いいかえるなら、ソ連による中華人民共和国に対する関心度、あるいはインテリジェンスの程度が判ろうというものだ。

 ところで、この本が出版された1955年前後の中ソ両国をめぐる情況を振り返ってみると、53年3月にスターリンが死に、56年2月にはフルシチョフによるスターリン批判が行われている。

一方、50年6月に勃発した朝鮮戦争は53年7月に休戦協定調印となり、54年9月に開始された人民義勇軍の撤退は58年10月で完了。
毛沢東が東側社会主義陣営の優位を高らかに宣言したかの有名な「東風が西風を圧する」と題する演説がモスクワで行われたのが57年11月である。

毛沢東のフルシチョフに対する不信感・優越感は芽生えていただろうが、ともあれ“中ソ一枚岩”が内外に強く印象づけられていた情況下での出版だ。

百科全書の解説だけに、国家制度、自然地理概況からはじまり、経済地理、考古学、歴史、武装部隊、政党、中国人民統一戦線、労働運動、中ソ友好協会、出版・放送事業、保健、国民教育、自然科学、技術、哲学、歴史編纂学、言語学、文学、造形芸術、建築、音楽、演劇、映画まで、歴史年表を付し、当時の中国を捉える。

とはいうものの、客観的・網羅的を装う記述の端々に当時のクレムリンの中国観が感じられるから、興味津々。
たとえば政党の項では、最初に中国共産党を置いてはいるが、「中国共産党は中国労働者階級の先進部隊であり、中国全体の働く者の領袖であり、人民民主革命にとっての勝利の組織者であり激励者であり、中華人民共和国を領導する力であり指導する力である。中国共産党はロシアの偉大なる10月社会主義革命の勝利の影響を受け、1919年に開始された帝国主義に反対し、封建主義に反対する人民の運動が昂揚した環境のなかで成立した。・・・
中国共産党は組織当初から一貫して偉大なるマルクス・レーニン主義学説によって指導されてきた。・・・国家の民主改革と国家が社会主義に向かう道を発展させ闘争を進める中で、中国共産党はソ連共産党とソ連社会主義が持つ世界史的意義の経験を指針としてきた」とする。

そこには、後の「偉大なる領袖・毛沢東」も見当たらないし、ましてや北京の独自性など一切認めてはいない。いや認めるわけがない。身勝手は断固罷りならん、であった。
 
また朝鮮戦争については、「アメリカ帝国主義者は1950年6月に朝鮮戦争を発動した後、中国に対する直接的な侵略行動をみせ台湾を侵略し占拠した。アメリカの朝鮮に対する武装干渉は朝鮮人民に奴隷化の脅威を与え、さらに中国人民にも同様な脅威を与えた。・・・1950年10月、中華人民共和国の主権を守るべく、中国人民志願軍は身を挺して出撃し、兄弟である朝鮮人民を援助しつつアメリカ侵略者に反対する解放闘争を進めた」と、“捏造された歴史”に基づいた身勝手極まりない言い分が続く。

 この本はソ連の徹底したゴ都合主義的記述に満ち溢れているが、それというのも当時の北京がクレムリンの“上から目線”に唯々諾々と従っていたからだろう。
この本は、まさに北京がクレムリンのポチであったことを示す鉄の証拠であり、記念碑といえる。
《QED》

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 山中湖「三島由紀夫文学館」からのお知らせ
 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 

   ♪
没後40年 三島由紀夫文学館レイクサロン、ことしは『三島由紀夫最後の原稿』 

山中湖畔の三島由紀夫文学館は没後四十年の今年、六回目の「レイクサロン」を開催する。今年は「三島由紀夫最後の原稿」と題し、三島由紀夫から「豊饒の海」最終回原稿を受け取った小島千加子氏を講師に迎える。また館長・松本徹が「豊饒の海」四部作の最終作「天人五衰」について語る。
要領
日時 2010(平成22)年10月30日(土)   13:00〜16:15    
 ※受付は10:00〜13:00です。ただし、会場への入場は12:00からです。 
受付/会場 徳富蘇峰館視聴覚室(三島由紀夫文学館隣り)
 ※車でご来場の方は、文学の森駐車場をご利用ください 
参加費  1000円
 ※来館の際に徳富蘇峰館受付にてお支払いください。 
申込方法 往復はがき、FAX、電子メールのいずれかで
1・住所、 2・氏名、 3・電話・FAX番号を必ず明記の上、お申し込み下さい。
なお、複数名でのお申し込みの場合もそれぞれの住所、氏名、電話・FAX番号の明記をお願い致します。
申込・問い合せ先
山中湖文学の森 三島由紀夫文学館
〒401-0502 山梨県南都留郡山中湖村平野506-296 
TEL 0555-20-2655 FAX 0555-20-2656 
メールアドレス info@mishimayukio.jp
締切 2010(平成22)年10月29日(金)(往復はがきの場合は10月25日必着)。
 ※ 受付は先着順とさせていただきます。 ※人数に余裕がある場合は当日参加も可。
主催  山中湖文学の森 三島由紀夫文学館
宿泊問い合せ先 山中湖観光協会 TEL(0555-62-3100)  FAX(0555-62-6181) 
講師  特別講師 / 小島千加子 (文芸評論家・詩人)
松本徹 (三島由紀夫文学館館長)   
プログラム
10:00〜13:00  徳富蘇峰館にて受付(ただし、入場は12:00からです)
13:00〜13:10  開会 司会挨拶 
13:10〜13:55  松本徹『「天人五衰」をめぐって』
13:55〜14:00  休憩
14:00〜15:00  特別講師・小島千加子『「豊饒の海」後半の変転』
15:00〜15:15  休憩/質問用紙記入・回収
15:15〜16:15  公開トーク・質疑応答
16:15        閉会

司会      井上隆史(白百合女子大学教授)
パネリスト   佐藤秀明(近畿大学教授)
     ◎ ◎ ◎
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 <<<<<<<<<<<<<<<< ○ >>>>>>>>>>>>>>>>>>
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
   ♪
清流出版からお知らせ
**********
   ♪♪♪
☆宮崎正弘最新刊を “四大特典”つき予約まもなく締め切ります!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
   ♪♪
宮崎正弘の新刊
『上海バブルは崩壊する  ゆがんだ中国資本主義の正体』(清流出版、1680円)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

日本を追い越して、GDP世界第2位の経済大国に浮上した中国だが、さまざまな亀裂が露わになった。中国は、ホントにこのまま繁栄を持続できるのか…。最新情報から自壊の予兆を読み取る。


宮崎正弘最新刊『上海バブルは崩壊する』(定価1680円)、10日全国一斉発売
「四大特典」付きで予約を募集します! この募集は9月6日午前九時締め切りです!
(1)著者サイン入り(先着250名様に)
(2)送料無料(版元が負担します)。
(3)振り込み手数料無料(到着後、お振り込み。手数料も版元負担)
(4)発売前にお手元に届きます

お申し込みはきわめて簡単です!
(1)宮崎正弘の新刊、と書いてください。あとは
(2)郵便番号
(3)御住所
(4)お名前
(5)電話番号
 これだけを書かれて下記へメールをしてください
 fujiki@seiryupub.co.jp
 これで手続きはおわりです
 到着後、本のなかに挿入されている振り込み用紙を使用されてお近くの郵便局からお振り込みください。銀行が便利な方は同封される請求書にしたがって銀行で(ただし銀行振り込みの場合、手数料はお客様負担となります)。
注意事項(1)サイン本は先着申し込み250名。サインのない本がとどいた場合は、251番目以後だったと御斟酌ください(2)発送は9月7日を予定しております。お手元には9日から9月10日には届きます。
  ☆
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 *************************************
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
   ♪
<宮崎正弘の新刊>
宮崎正弘 v 佐藤優『猛毒国家に囲まれた日本』(海竜社、1575円)
http://www.amazon.co.jp/dp/475931122X/
   ♪♪
『日米安保、五十年』(西部邁氏との対談。海竜社、1680円)
http://www.amazon.co.jp/dp/4759311092/
 
♪♪♪
<宮崎正弘のロングセラーズ>
http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
『中国ひとり勝ちと日本ひとり負けはなぜ起きたか』(徳間書店、1680円)
『増長し無限に乱れる「欲望大国」中国のいま』(石平氏との対談。ワック、945円)
『朝日新聞がなくなる日』(ワック、945円)
『人民元がドルを駆逐する』(KKベストセラーズ、1680円)
『トンデモ中国、真実は路地裏にあり』(阪急コミュニケーションズ、1680円)
     ○◎○
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ◎宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(C)有)宮崎正弘事務所 2001−2010 ◎転送自由。ただし転載は出典明示。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2001-08-18  
最終発行日:  
発行周期:ほぼ日刊  
Score!: 99 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • 名無しさん2010/09/03

    そもそも、民主党は、基本的に、経済成長は必要ないと考えているのではないでしょうか?

    ( 小沢一郎前幹事長の経済ブレーンである稲盛和夫氏のスタンスを下に引用します )



    あと、経済全体としては、グローバル経済に逆行した(江戸時代のような?)内需型の経済を目指している。



    、、、そう考えると、民主党が、為替とか、経済成長へ無関心であることは一定理解ができそうです。



    確かに、経済成長懐疑についてはひとつの考え方として頭から否定できるものではないにしろ、民主党、小沢一郎前幹事長のやり方の問題は、経済成長懐疑を国民に問うことなく、むしろ隠し、そうした考え方に沿った反経済成長政策を勝手に進めようとしている可能性のあること。



    そして、そもそも、やはり、経済成長否定、グローバル経済に背を向ける内需型経済は、全く間違った政策であり、そうした間違った政策を大した議論もせず、国民に問うこともなし、そして、むしろ隠して、押し進めようとする民主党、小沢前幹事長の姿勢には極めて危険なものを感じざるを得ません



    http://octhan.blog62.fc2.com/blog-entry-1014.html

    >稲盛氏もこう語っている。

    >「経済成長戦略を描き、日本経済を大きく発展させようと標榜(ひょうぼう)するのも結構だが、世界のエネルギー・資源・食料問題の現状を考えた場合、果たして世界各国が今後何十年も高い経済成長を続けていくことは本当に可能なのか。既にこうした経済成長が限界に達しているとすれば、制約された経済状況の中で、いかに国民が幸せに生きていけるかという視点に立つべきだ。今、求められていることは内需拡大による景気回復しかない」