国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2010/03/03


☆小誌愛読者15800名、まもなく創刊2900号!
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  「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
     平成22年(2010年)3月3日(水曜日)
       通巻2895号 
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 この話は本当か? 中国版「生類あわれみの令」
  「犬肉」、「猫肉」をメニューに書くと罰金か懲役刑
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 この十年だろうが、中国の都会ではペットに犬、猫を飼う人が増えた。
それも高級で高価なペットを自慢そうに連れて散歩したり、ブリーダー同士で道ばたでペットを見せ合いながら会話している風景がみられるようになった。

 「ん?」
 中国では犬と猫は食べ物じゃないの?
 中国黒龍江省延辺地区、吉林省から遼寧省の北朝鮮国境にかけて二百万人といわれる朝鮮族の居住区へ行くと、軒並み「狗肉」レストランの看板が並んでいる。
 朝鮮族自治区ばかりではない。北京にも堂々と犬肉レストランがある。

 猫の肉は華南へ行くと「甘み」があるといってやはり好物の人がおおく、猫肉レストランがある。
そもそもSARSは「ハクビシン」が原因で、あの愛玩動物も、中国人が食べていた。

 すでに全人代では「犬肉、猫肉を食べることを禁止する法律」が可決しているが、反対が多くて法律の実施は事実上、宙に浮いたまま。最近の噂では「メニュー」に掲載を禁止する措置を、その第一歩とするらしい。

 町の市場へ行くと、生きたままの鶏を売っているし、客の目の前で、客が選んだブタを屠殺するし、サファリ・パークへいけば生きたままの鶏をライオンの檻に投げ込み、食わせている。

 動物愛護団体や環境団体の活動により、全人代は犬・猫の食事を禁止してゆく方向にあるのだが、「冗談は止せ。これは数千年つづく中華の食文化だ」とする抵抗が強く、実際は裏町や、別の看板で犬猫レストランの営業が続いている。

 そこで「当面の措置として『罰金5000元以上』『禁固15日以内』という法律ができた。
 またペットと偽って犬や猫(とくに犬)を家庭で飼い、ころあいをみて調理する手合いが多いので、「家庭内の犬も一匹以内(ひとり犬政策?)、体長35センチ以内」ということになった。(英誌エコノミスト、2月27日号)。

 銀行が駄目なら地下銀行があるさ、上に政策あれば、下に対策ありの中国、そんなことくらいで収まりますかね?
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(読者の声1) 1日の「テレビ朝日」系「たけしのTVタックル」という番組で外国人参政権の問題を取りあげていましたが、その際、朴一(パクイル)という在日韓国人三世の方がコメントされていました。
見るからに鬱屈とした表情をされていましたが、それはさておき、そのコメント内容に驚きました。
 要約すると、在日という立場に恨みを持ち不本意ながら日本で生活しているが、この間違ったあり方を指摘していくことが自分の使命だから日本に居続けるというような内容でした。
 これは私から言わせると親の意向で仕方なく結婚した(在日になった)が、結婚したからにはあなた(日本)と一つ屋根の下で暮らし続けます(家庭内別居状態)。ただし生活費だけは入れて下さい(参政権は下さい)ね、という風にしか聞こえません。
 なんと都合の良い、失礼な話じゃないですか。
こんなことを奥さんから言われて正常な夫婦関係、家庭が作れますか?
つまり国家運営ができますかということ。日本が嫌いならとっとと母国に返る、日本が好きで参政権も取得したいなら日本に帰化する、それでいいじゃないですか。なんで自ら進んで目の上のたんこぶ、地縛霊となり呪い続けようとするのか理解不能です。
 しかもこんな反日思想の持ち主が専門は経済学と言えども大阪市立大学教授という立場で公立大学に巣くっている。選んだ人々は狂気の沙汰じゃないですか?
 全国見渡せば北は北海道、南は沖縄の大学、東京大学にまで居ますよね。日本解体は秒読み段階じゃないですか。 
  (TM生)


(宮崎正弘のコメント)サルコジ仏大統領は選挙で訴えました。「汝はフランスを愛するか。でなければ、この国から去れ」と。



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(読者の声2)「レーニンが後悔したでしょうね。スターリンが後継などとは!」とありましたが、まさに言いえて妙です。そしてマルクスがスターリン対していだいた最大の不満は毛沢東を殺さなかったことです。毛沢東が行ったことためにマルクス主義への評価が事態を客観的に観ることのできる人々の間で決定的に下がったからです」 
との投書ありました。
感想です。
1.マルクスの毛沢東への不満:これは、マルクスは19世紀の人であり、毛沢東は20世紀の人なのであり得ません。ただし1949年の中共成立後毛沢東はモスクワに行きますが、宿舎に3か月近く足止めを食らいました。これはスターリンが中共の指導者を毛沢東にするか、別の人間にさせるか、を考えていたものと思われます。戦前のスターリンは気に食わない共産党指導者はモスクワに召喚して処刑していました。このため毛沢東はパニックになりましたが幸いスターリンの眼鏡にかなって帰国を許されました。以後毛沢東はスターリンの生存中は二度とソ連を訪ねることはありませんでした。

2.マルクス主義の評価の変遷:マルクス主義の評価は、1949年以降の毛沢東の八千万人を殺したという残酷な恐怖政治で下がったわけではありません。

1)1941年の独ソ戦:この混乱でソ連人が西側に大量逃亡し、スターリンの恐怖政治の実態が欧米に知られたため、マルクス主義の信奉者が激減したのです。それまでは西側の高学歴者の間で1929年の大恐慌をマルクスの予言の的中と誤解した人が多く、ソ連と共産主義、マルクス主義への信奉者が非常に多かったのです。この中にソ連スパイ工作に使われた各国の左翼理想主義者たちがいます。このため戦後は、戦前のような理想主義によるソ連スパイは激減し、米国のようにソ連スパイが政権中枢に入り込み、自国政策をソ連寄りに誘導することは難しくなりました。

2)ソ連の崩壊:1991年のソ連の自滅で、東欧の衛星国が崩壊し、共産主義政権の恐ろしい犯罪政治の実態が全世界に暴露されました。
これにより西欧の共産党は支持者が激減し崩壊しました。その点、まだ共産党の存在を許している日本人は完全に遅れています。
共産主義は犯罪の思想なのです。

3)マルクス主義:この思想は理想実現の社会主義と違い、ユダヤ教の終末論の焼き直しであり、理想社会の必然的到来を予言するものです。
このため信奉者は、未来を現実とするため、現実は過去となり、その改善を否定し、むしろ現実の破壊が理想社会の到来を速めると考え異常な破壊行動をとるのです。
共産主義運動の指導者のレーニン、スターリン、毛沢東らは、マルクス主義の本質が荒唐無稽の古臭い妄想であることをよく知っていましたが、共産主義の愚かな信奉者が左翼運動に金と労力を提供してくれるので、権力の奪取と恐怖統治の正当化に利用したのです。
  (東海子)
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米国務省は国際薬物取引と資金洗浄に関する年次報告書を発表した。第1巻は2009年の国際的な麻薬取引撲滅に対する各国の取り組み、第2巻は資金洗浄などについての取り組みが詳述されている。
(1)国際麻薬取引年次報告書
 http://www.state.gov/p/inl/rls/nrcrpt/2010/index.htm 
Volume I: Drug and Chemical Control
Volume II: Money Laundering and Financial Crimes
(2)デビッド・ジョンソン国務省国際麻薬・法執行担当次官補によるブリーフィング。
http://www.state.gov/p/inl/rls/rm/137531.htm
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  • 名無しさん2010/03/03

    (読者の声1) 1日の「テレビ朝日」系「たけしのTVタックル」という番組で外国人参政権の問題を取りあげていましたが、その際、朴一(パクイル)という在日韓国人三世の方がコメントされていました。

    見るからに鬱屈とした表情をされていましたが、それはさておき、そのコメント内容に驚きました。

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    テレビ欄を見たときから、内容は予想できたのでこの番組は見ませんでした。

    マスゴミには期待していません。

    所詮、奴らも最後には裏切られる運命ですから。悪のお役っていう奴ですね。

    憎まない、恨まない。