国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2010/02/21

★小誌愛読者15800名!
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  「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
     平成22年(2010年)2月21日(日曜日)貳
 通巻2884号  
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ニジェールの軍事クーデター(続報)
  タンジャ独裁政権崩壊を祝福する群衆がデモ
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 2月18日未明に発生したニジェールのクーデターは、タンジャ独裁政権を崩壊させた模様で、「民主主義回復最高評議会」が当面の政権を掌握し、夏前の民政移管、選挙実施ならびに民主主義の回復を訴えた。

 クーデター成功をよろこぶ群衆、野党、労働組合ならびに人権団体およそ一万人が首都の国会議事堂前に集まり、デモ行進をした。
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オランダで連立政権が崩壊。アフガニスタン政策が原因
 今夏8月から撤退開始はNATO軍にドミノ効果をもたらす?
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 アフガニスタンからの撤退をめぐる政策の調整が暗礁に乗り上げ、オランダでは連立与党のあいだに政策上の齟齬が発生、オランダの連立政権はもろくも崩壊するに至った。

 バーカネンデ首相(キリスト教民主党、中道右派)は十六時間にも及んだ閣議のあと、記者会見にのそみ、「これ以上の連立維持は不可能であり、撤退時期の決定は次の内閣に移行する」と語った。
 オランダの総選挙は九月に予定されている。

 オランダは06年にアフガニスタンへ派兵を開始し、現在1906名。これまでに21名のオランダ兵士が死亡している。

 オランダ軍はアフガニスタンのほぼ中央に位置するウルズガン県に豪州軍とともに展開しており、NATO軍を中核とする部隊。もし完全撤退となるとカンダハル、ヘルマンドなどタリバンが猖獗を究める地域と首都カブールを繋ぐルートの保全に警備上の支障が生じ、米軍主導の作戦に大きなマイナスがでると予測されている。

 教訓。普天間基地で政策合意のない鳩山連立政権。やはりオランダ式崩壊ですか?
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(読者の声1)過日、貴誌に「鳩山由紀夫の博士論文」の話があったので、関連の駄文を添付します。
  「鳩山由紀夫とOR」
 鳩山由紀夫は専修大学で、OR (Operations Research)を教えていたそうです。OR は 「与えられた条件のもので最適解を求める応用数学の技法」ですね。
その中のひとつ リニア・プロミングを勉強したことがありますが、船舶が荷物を降ろし新たに荷物を積んでいくとき、どの荷物をどの船倉のどこに積み、いくつかの港湾にどういう順序で立ち寄るか、などの最適解を求めるなどはそのほんの一例です。
数日前、民主党に詳しい政治評論家、U.S.氏から聞いた話ですが、このORの尻尾が鳩山由紀夫の思考方法につながっていると見られるというお話。
たとえば 沖縄・普天間基地の移転問題を考えるとき、5月まで模索して、期限切れ直前になって、その時点で普天間居座り (あるいは 辺野古移転)以外にないとなれば、普天間居座り(あるいは 辺野古移転)が その時点の、その条件下の最適解ということになり、それで最適解を答えとすればいいのだから特段の苦労はいらない・・・鳩山さんは一般人の考えるほど深刻には考えていないではないか、という話です。代数的な「解」であるので、感情や政治の介入する余地はなく、冷静でいられるという。
 入社当時エンピツの購入に関わった人は、生涯エンピツに一家言あり、社長になっても文具調達の担当に口出しするとよくいわれます。
小沢一郎は法律(憲法および訴訟法)の尻尾をひきずり、鳩山由紀夫はOR の尻尾から自由ではない、という見方もあながち間違いとは言い切れない感じがします。
   (TK生、世田谷)


(宮崎正弘のコメント)なるほど!と膝を打ちますね。



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(読者の声2)『フォーサイト』3月号を読んでついに来るべきものが着てしまったか、と驚愕するとともに恐ろしくなりました。
同誌80頁「中国ビジネス最前線 CHINA SCOPE」によると、2009年の太陽電池パネル生産量のうち四十%を中国が生産したとのことです。
それはある意味で当然のことです。ここ数年来効率の落ちる低価格太陽電池パネル市場で台湾産が市場占有率を伸ばしてきたことからみても、次に中国がくるのは当然予想できました。
私が驚いたのは、太陽電池の中の主流を占めるシリコン結晶系のものの主原料であるポリシリコンの価格が2009年に大暴落しその結果太陽電池パネルの価格も大暴落していることです。
そしてポリシリコンの最大生産国は中国です。その中国が低価格で大増産しているのです。
数年前ビタミンCが大暴騰して薬局の商品棚から一時期消え去ったことがありました。
低価格で中国の企業がビタミンC市場に進出し、市場占有率が徐々に高まり、40%に達しプライスリーダーと成ったとき、一挙に大幅値上げをしたからです。
これと同じことがポリシリコンでもおきえます。ビタミンCの場合は、原材料の大豆は簡単に手に入るので、短期間に他の国のメーカーの増産で価格が沈静化します。
しかし一旦、太陽電池がエネルギー源として大きな役割を果すようになった後、原材料の主要生産国が生産を止めると恫喝するか、大幅値上げすれば、その影響は多大です。代替技術の開発を急がないと大変なことになりえます。
 
ところで、ダッチハズバンドは「キツーイ冗談」ではないようです。Web検索してびっくりしました。中国の通販サイトで、カタカナで「ダッチハズバンド」とあって日本語で説明があるものを見つけました。
明らかに日本人の顧客をターゲットにしています。毒入り餃子のように欠陥品が出てきたら利用者に大きな害がありえます。
  (ST生、千葉)



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(読者の声3)かつての参政権付与賛成派の憲法学者が讀賣新聞で反対の論陣を張りました。当然のことです。
皆さん、重複しても構いません。友人諸士にどんどん転送して欲しいものです。
http://www.yomiuri.co.jp/adv/chuo/opinion/20100215.htm
  (HT生、大田区)
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 http://miyazaki.xii.jp:80/saisinkan/index.html
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(休刊のお知らせ)小誌は地方講演旅行などにより2月25日―27日を休刊します。
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