国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2010/02/13


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  「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
     平成22年(2010年)2月13日(土曜日)
       通巻2873号 
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王楽泉(新彊ウィグル自治区党書記)が更迭の噂
  孟建柱(国家公安部長)と交替し、さらなる弾圧強化か
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 香港の『明報』は近く王楽泉・ウィグル自治区の党書記が更迭され北京へもどされると伝えた(13日)。交替でウィグル弾圧に赴任するのは、強硬派の孟建柱(公安部長)。

 孟は昨年七月のウィグル騒乱のおり、警察部隊を率いて弾圧にあたった。
 また王楽泉は過去十四年にわたってウィグルに圧政を敷き、民衆の憎悪の的となってきた。ウィグルの娘等を大量に山東省の工場へ送り込み、漢族の男性と強制的な結婚を奨励したことでも悪名高い人物。

 このほか十一の省で幹部の入れ替えが行われると多維新聞網(2月13日)が伝えた。
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◎読者の声 ◇どくしゃのこえ☆ ☆ DOKUSHANOKOE ◇読者の声◎
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(読者の声1) 宮崎先生はテレビをほとんどご覧にならないということですが、私も最近は朝の出勤前に時計代わりとして見ている情報番組とスポーツ中継のほか、決まって見るという番組はほとんどなくなり、テレビを点けている時間は大分減りました。
それで、最近よくニュースで取り沙汰されているトヨタのリコール問題ですが、12日朝の某情報番組では「豊田章男社長のお辞儀の角度が浅いので誠意が足りないのでは?」という米ニューヨークポスト紙の記事を取り上げ、マナーの専門家を取材したVTRを流したり、スタジオでは大きな分度器まで作ってお辞儀の実演までやっていました。
ニューヨークポストがどんな新聞か知りませんが、お辞儀の習慣が無い国に言われるのも癪ですし、それを取り上げて延々とニュースの時間を割いている番組に憤慨し、テレビを切ってしまいました。
この番組では7時台のニュースで、これが2番目に取り上げられていました(トップは宮城の3人殺傷事件)。朝の情報番組に高尚な内容を求めてもしょうがないのですが、いつも宮崎先生のメルマガで質の高いニュースを読んでいるせいか、日本のマスメディアには失望しっぱなしです。
また見る番組がひとつ無くなりました。
   (名古屋市 キノシタニンタ)
 

(宮崎正弘のコメント)それにしてもひどい話ですね。ニューヨークポストというのは日本で言えば「日刊現代」。センセイショナル専門のタブロイド、率直に言うとイエロー・ペイパーです。
 経営者はあのルパート・マードック。かれはウォールストリート・ジャーナルという高級紙を買収したメディア王ですが、他方で儲ければいいという扇情新聞もだしていて、この新聞の読者はそれなりに愉しければすべて良いという層です。
 日本でもいるでしょ。「野村監督が(次の参議院選挙に)出れば、おれは必ず投票に行く」という層が。。。あれと同じ知的レベルの大衆が相手です。



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(読者の声2)貴誌通巻2872号に「米国エコノミストの間では、これは人民元切り上げの前兆として捉えており、インフレを調節するために金融引き締めをはかり、ドル相場への介入を減らし、金利を上げるなどによって米中の通貨バランスを図ろうとする施策
であろう、という分析が主流となっている」(貴見引用止め)。
とあります。
人民元を切り上げないとインフレが昂進し、切り上げれば、ドルベースでの中国での生産コストはますます上がり、製品輸出、特に最近下落しているユーロ圏への輸出はますます薄利になるか、減少する。
どちらの道をとってもつらいところですね。
しかも金融引き締めをやれば、国内市場拡大で輸出減少をカバーすることも難しくなります。
アバターより刺激的なドラマの幕開けです。まさにミュージカル「The Wicked」の世界ですね。
  (ST生、千葉)


(宮崎正弘のコメント)旧正月明け、各地で異変が始まると思います。



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(読者の声3) 中国映画「孔子」の映画評ですが、中国の百度(www.baidu.com)で検索してみました。
評価は散々です。「孔子影評」で検索トップにでてきたサイトでは19751人の評価で、
☆☆☆☆☆  6.5%
☆☆☆☆   11.2%
☆☆☆     25.3%
☆☆     14.1%
☆       42.9%
DVDの無料ダウンロードなどが検索に多数でてきますから、お金を払って見たものではない可能性が高いですけどね。
   (PB生)


(宮崎正弘のコメント)は、は。やっぱりねぇ。上からの押しつけ映画というのは、だいたいそういうあたりですね。でも六割近くが星二個以下とは駄作か失敗作というところでしょう。



  ♪
(読者の声4)先生の紀元節奉祝式典での御講演を大変興味深く伺いました。新聞では全くわからない国際情勢について、イメージが出来ました。
私には難しい諸問題ですが、国民が正確な事実を学ぶことは大切と思います。
ところで2月11日、紀元節の会場で、「海道東征」が流れていましたね。
   (YY子、鎌倉)


(宮崎正弘のコメント)主催者にうかがったところ、あのレコードは都内某図書館から借りだした由で、数年前にキングレコードが五千枚プレスしたのち、またも品切れ。なかなか入手困難です。
 北原白秋と信時潔が命がけでつくった紀元は2600年記念の、この歴史的な「海道東征」のレコードが、日本で自由に手に入らないなどという事態も信じられないことです!



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(読者の声5)建国記念日にテレビ朝日系列から55分番組として毎年恒例に放映される”民教協スペシャル”の本年度の番組をたまたま見ました。
「少年たちは戦場へ送られた」と題した満蒙開拓青少年義勇軍頓所中隊の軌跡のドキュメンタリーは、頓所好文中隊長の足跡を7歳で別れた長女の方が、昨年旧満州の現地を訪ね、往時を知る支那人との会話や溢れる亡き父への思慕の様等を紹介しておりました。そのドキュメンタリー映像は自然で感動的でもありました。
しかし、語りの男性に、「少年を苦しめ中国人を苦しめ・・・ はじめから戦場へ送られるための農業開拓団だった・・・、少年たちを置き去りして関東軍は先に・・・」等と語らせる意図的な反日・反戦ストーリーの創作ぶりは、なんとも後味の悪い番組編集でした。
ちなみに、このドキュメンタリーの名乗らない”制作者から”の解説には「日本では、世界にも類をみない国家による残虐な行為が起きました。満蒙開拓青少年義勇軍です。」、「反戦のメッセージを未来に渡って継いでいくために、体験者の証言を掘り起こし、狂気の歴史を検証したい。」・・・と、さもありなんとのコメントです。
この制作者には民教協の会長(三浦朱門氏)からの指導鞭撻の効き目は期待薄でしょうから、支那ないしロシアにでも出張されて「世界にも類をみない国家による残虐な行為」とそのノウハウとは何かを取材されて、来年度の番組としていただきたいものです。
なおテレビ朝日での当番組スポンサーは、大正製薬、明治乳業、富士フィルムなどです。
【参考】(民教協 (財)民間放送教育協会のHP)
http://www.minkyo.or.jp/01/2010/01/002424_2.html
  (KU生、世田谷)


(宮崎正弘のコメント)誰が広めたのか、開拓民を残して関東軍がさきに逃げたというデタラメな左翼の宣伝が依然まかり通っています。
反軍思想と左翼の自虐史観が混在した、転倒史観ですが、反論するときには時宜を逸しないで反論しておきませんと。
 事実は第一に「ソ連軍が予想をこえる迅速さで満州を侵略し始めた」こと、第二にソ連軍があれほどの残虐行為を働くとは日本側は想像だにしていなかったこと。ですから防御ラインの構築に時間的遅れが生じたのです。
 関東軍は参謀本部を通化にさげて、巨大な防衛戦をはり、開拓民を収容するプロセスにありました。この作戦に時間差という齟齬がおきて、結局70万もの日本軍がシベリアに抑留され、わかっているだけで、このうちの6万6千人の日本兵が亡くなりました。
日本の兵隊が民間人をおきざりにして先に逃げる? 
シナの兵隊ではあるまいし。



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(読者の声6)貴誌2872号の読者の声1の電磁波問題を拝読いたしました。韓国のニュースを再度調べましたら、今回のトヨタの電磁波干渉疑いをうけて、電磁波対策関連株がまた急騰しているという報道がありました。
正常に海外ニュースが報道されていることの表れではないでしょうか。電子機器への電磁波干渉問題はもちろんですが、人体への影響も懸念されており、韓国では、市と電力会社協働で送電線地下埋設が進められているという最近の報道もあります(光明市)。
さらに電気カーペットなどに変わり、電磁波の出ないことを売りにした、無動力温水マットなどの商品開発が進んでいます。
ぜひ日本でもこのコンセプトの製品開発に力を注いでもらいたいものです。
国際ニュース遅読みで恐縮ですが、1990年代、欧米では超低周波電磁波が癌などを引き起こすのではないかという懸念が社会問題となり、当時のクリントン大統領も電磁波問題に言及、市民の最大の関心事として、多数のメディアが特集を組みました。送配電線や変電所はもちろん、特に心配されたのが体に密着する電気毛布です。
電気毛布は、二十年前の1989年には、米国の代表的な消費者団体、Consumers Unionが「妊婦と子どもは電気毛布を使わないように」という発表をしていたそうです。その後、メーカーが電気毛布の電場と磁場の対策を自主的に取り、商品テストをしても問題のない低電磁波レベルにまで落ち着いたようですが、
(Microwave News http://www.microwavenews.com/news/backissues/j-f97issue.pdf )
 
日本ではまったく、報道されませんね。我が国は、二十年、遅れているようです。電気毛布と同レベルの強い電磁波を出すコタツの下に、電気毛布以上に強い電磁波の電気カーペットを敷いて、この記事をお読みになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。我が国で販売されている、最近のファン付コタツは、さらに漏電磁波がパワーアップ、中心部が160ミリガウス(=16μT)、四隅で20ミリガウス、電気カーペットは300ミリガウスを超える製品があるそうですよ。
これがどういう数字かというと、米国の消費者団体ならきっと、電気毛布と同様、勧告を出すのではないかと思いますが、荻野晃也著「健康を脅かす電磁波」にまとめリストによると、数ミリガウスで小児白血病や脳腫瘍の増加を示す論文は60近くあるようです。

そうした研究を総括、2007年、WHOでさえ、新たに発表した環境保健基準の”本文”にて、3〜4ミリガウス(=0.3〜0.4μT)以上の環境で成育する子どもの小児白血病倍増傾向を認めました。それを受け、日本政府の電磁波の審議会は、「(WHO事務局が本文からまとめた)”ファクトシート”の方はそんなことをいっていない」と主張、野放し状態から、1000ミリガウス(=100μT)という規制値を作成すべしと発表。とうぜん、それを問題視した消費者団体との攻防が続いています。(ちなみに、環境省調査によると、リニアはその1000ミリガウスさえ超過してるようです。
http://ameblo.jp/kitakamakurakeitaing/entry-10439187849.html
 
欧州では、WHOの環境保健基準やICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)の古臭い基準では市民の健康は守れぬという主旨の、「バイオイニシアティブ国際報告書」が2007年、発表されました。最近の、数ミリガウス環境でも、がんなどに影響するという論文を分析・紹介し、欧州議会、そして欧州市民や(報道されぬ日本以外の)世界の市民を大きく動かしています。台湾では、消費者団体が”1ミリガウス以下に規制すべき”という声明を出し、また、独自に家電類の測定値を公表、それが報道されています。
(測定値報道例(動画)
http://news.cts.com.tw/cts/general/201001/201001190392328.html 
一部のリスク評論家で、「小児白血病はそもそも稀な病気、それが二倍になるだけ」などという見解を出している人がいるようですが、なぜ小児白血病を調べるかというと、早ければ数年で結果が出ることや、炭鉱のカナリヤとしての意味があるからだそうです。
 
トヨタ事件を機に、車や携帯電話の企業だけでなく、日本の電機メーカーや、インフラ企業も真剣に電磁波対策を直視し、力を入れるべきだと思います。欧米が電磁波問題に再注目しているなか、このままでは、これら問題を直視、対策を講じようとしている韓国などの海外メーカーに抜かれてしまいます。
 さらに、我が国の生活環境の悪化。たとえば、ガスのエネルギーを電力にシフトする、オール電化が持てはやされていることもあり、家庭の電力消費量はウナギのぼりですが、電力を使えば使うほど、既存のインフラである送電線・配電線類からの漏洩電磁波が増えるわけです。
しかし既存の電力設備のインフラは、それら需要に対応できていないように思えます。街を歩けば、WHOでさえ、白血病倍増を認めた3〜4ミリガウスを超えるような住宅地や、住宅を、もはや多数見つけることができます。
先日、電磁波測定を行った議員に伺った話。
「3ミリガウスを超える地域?もはや、そこいらじゅう!って感じ!一体どうなってるの?」
 欧州では、配電線の多くが地中化され、送電線しか問題にされない上、送電線下に住宅を建てることもないようですが、日本は違います。居住空間のすぐ外、窓の外に配電線、配電線は走っています。このこともぜひ、宮崎さま、みなさまに知っていただき、お考えいただけましたならば幸いです。
   (MT子)
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<編集部から>電磁波問題で貴重な投書をくださった現職エンジニアの方。編集中にデータが飛んでしまいました。畏れ入りますが、まだデータ・ファイルにお持ちでしたら再送願えませんか?
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 樋泉克夫のコラム  樋泉克夫のコラム  樋泉克夫のコラム
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樋泉克夫のコラム
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――文革で舞い上がった道化者たちの末路・・・
     『“文革闖将”封神榜』(陽木編著 団結出版社 1993年)
 

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それまでは名前すら聞いたこともなかったような人物が権力闘争の最前線に突如として躍り出る。
内外からの熱い視線を浴びながら一切の妥協を排し先鋭で過激な姿勢を貫く一方、時に圧倒的な暴力を揮って権力の階段を一気に駆け上る。

だが政治情勢・権力闘争の綾に気づくことなく権力を弄ぶ愉しさに翻弄され、いつしか政治舞台から放逐される。文革期のみならず、古来、中国における権力闘争の歴史では極くありふれた光景だ。

この本は、文革期に権力という得体の知れない魔物に弄ばれた政治的道化者を「文革闖将」と呼び、彼らが味わったはずの政治的恍惚の一瞬を綴り、侘しく喜劇的な末路を淡々と追う。

この本が取り上げた文革闖将は、文革初期に理論家として頭角を現した王力。理論誌「紅旗」に拠って過激な理論を展開した関鋒。北京大学造反派指導者で初めて大字報(壁新聞)を張り出し毛沢東から「全国初のマルクス・レーニ主義の大字報」と絶賛された聶元梓(この本では「乱世狂女」と呼ぶ)。精華大学造反派リーダーの蒯大富。北京航空学院造反派リーダーの韓愛晶。元中学校女子教員で北京師範大学革命委員会主任の譚厚蘭。白紙答案の裏に点数で合否を判断する知識偏重の試験制度は反革命だと綴り一躍して教育革命の英雄となった張鉄生。

江青の寵愛を一身に受け“幻の江青政権”で大臣に擬せられた京劇役者の銭亮。文化部長だった作曲家の于会泳。元卓球世界チャンピオンの荘則棟。4日だけ外交部長だった姚登山。全国人民代表大会副委員長を務めた元労働者の姚連蔚など。

彼らの栄光から悲惨へのストーリーは文革の一側面を浮き上がらせ、興味深い。たとえば姚連蔚だが、貧農家庭に生まれ中卒で農民に。
解放軍での軍務を終え共産党に入党し西安機械工場では工員から叩き上げて政治指導員にまで上り詰め、「生産突撃手」と「毛主席著作積極分子」という称号を授与されていた。

文革がはじまるや西安機械工場造反派指導者に就き、67年9月の死者110人、負傷者290人を出した西安の武闘では自らの組織に赫々たる戦果をもたらし西安での文革指導者として重きをなす。貧農、解放軍兵士、労働者、党員で、そのうえ造反派の指導者とくれば、文革派にとって願っても無い“革命的経歴”の典型だ。そこで、江青ら文革激派は彼を北京に召喚し、中央指導部の一員に加える。

姚は当時を「中卒レベルの学力で日々国家枢要な大事を処理しなければならないのだから、耐えきれないような重圧だった。立ち居振る舞いのすべてが公式の記録に残される。まるで針の筵に座らされたような毎日を過ごした」と悔恨気味に回想するが、国政の中枢に参画し、考えられなかったような充実感を味わい、権力の甘い蜜を楽しんだに違いない。

だが76年10月に四人組が逮捕されるや、突如として人生は暗転する。四人組一派として2年半の刑期を務めたが、出獄後の84年には「文革中の重大な誤り」を理由に党籍剥奪。そして失踪。彼の動静は絶えた。まさに一躍千丈・・・一転直下で一落千丈。嗚呼。

88年春、西安の下町の茅屋で漢方医学書の古典を読みながらヒッソリと暮らす彼をやっと探し当てた著者に向かって、「出獄後、共稼ぎ家庭の留守番から飯炊きまで出来る仕事はなんでもやった。

俺は世間の茶飲み話の話題なんかなりたくない。落ちるところまで落ちた人間だし、この世には未練も無い。ただ人生をヒッソリと終えたいだけさ」
こうみると、「歴史は笑い話だ」という著者の弁を納得せざるをえないだろう。
《QED》

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次の「正論を聞く会」は宮崎正弘が講演します。
      記
とき    2月17日 午後六時半(六時開場)
ところ   大手町「産経プラザ」三階会議室
講師演題 宮崎正弘「日米中関係と民主党」
参加費   おひとり1500円(学生1000円)
      (質疑応答を含めて二時間の予定です)
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<宮崎正弘のロングセラーズ>
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『中国分裂 七つの理由』(阪急コミュニケーションズ、1680円)
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『中国がたくらむ台湾・沖縄侵攻と日本支配』(KKベストセラーズ 1680円) 
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 http://miyazaki.xii.jp:80/saisinkan/index.html
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◎宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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  • 名無しさん2010/02/13

    電磁波も怖いけど、差し迫った「都市攻撃」の方がもっと怖い。

  • 名無しさん2010/02/13

    私の叔父もタシケントに抑留されておりましたが、ソ連は中国人からの攻撃を防止するため、満州の5キロ以内に中国兵を入れるなと日本軍に武装解除目に通達を出して日本軍は、それを守り国境の守りを最後まで担当して居たのだそうです。

    日本兵が命令無くして逃走するのは有り得ない事ですが、朝鮮人らしき通訳兵が調子の良い兵隊で帰国時には、相当痛めつけられたようで別に帰国させられたと聞きました。