トップ > ニュース&情報 > 国際情勢 > 宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

RSS


メルマガの登録・解除

登録した方には、メルマ!からオフィシャルメルマガ(無料)をお届けします。



宮崎正弘の国際ニュース・早読み

発行日:2/9

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
     平成22年(2010年)2月9日(火曜日)参
        通巻2869号 
△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△

(速報)
 ユーロを狙えと投機筋が80億ユーロを空売りへ
  ギリシア、スペインの経済危機でユーロの脆弱性が投機対象に
****************************************

 英紙フィナンシャルタイムズ(電子版、9日)が速報している。
 投機筋がユーロの空売りに動き出した。投機資金は80億ユーロ(9800億円)。

 BRICSだのNICS(NIESの前身)といわれ、今度はPIGS(ポルトガル、イタリア、ギリシア、スペイン)。
 ユーロに加盟したが、赤字財政の上限などの基準を守れず(たとえば財政赤字は単年度GDP3%以内とか)、統一通貨であるために猛烈なインフレの襲来に経済がガタガタになった国々。
とくにギリシアとスペインが筆頭。

 ギリシアの貿易赤字は432億ドル(同期のドイツの黒字は1817億ドル)。
 経常収支の赤字はギリシアが対GDP比でマイナス12・4%,ドイツはプラス4・2%。つまり、統一通貨は貧困諸国を逆に脅かし、ドイツもこれ以上の犠牲に耐えられなくなって悲鳴を挙げる(数字は英誌「ECONOMIST」、2月6日号)。

 いずれ破綻がくるだろうと予測されてはいたが、統一通貨のバランス維持が不可能とみた投機筋が一斉に空売りに動き出した。
投機筋が動かしているカネは80億ユーロと推定される。
  ◇
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◎読者の声◇どくしゃのこえ☆ ☆DOKUSHANOKOE◆読者の声◎
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
(読者の声1)通巻2866号で中国の残忍な処刑方法の写真ですが、ああいう生きたままの人間を処刑する方法を「凌遅」というのですが、実は韓国では、日本がそういうことをやっていたと非難しています。
忠清南道の天安市に「独立記念館」という国立施設がありますが、そこには日本併合時代の独立運動家たちを拷問して、身体をバラバラにして処刑していったという過程が、蝋人形を使って展示してあるのです。おどろおどろしい効果音と照明、処刑者の悲鳴がそこでは聞かれます。
いやはやとんでもない反日記念館であります。
韓国も「小中華」の国ですから、「凌遅」の処刑もありました。福澤諭吉に取り立てられていた金玉均もこれで処刑されました。在日韓国人たちは、本国での国会議員の投票も認められました。今は日本国内の地方賛政権を要求しています。
いずれは地方議会を動かして、「独立記念館」みたいなものを作ろうとされているんでしょうか。
空恐ろしいことです。民団の幹部の方に聞いてみたい思いがします
   (HT生、大田区)


(宮崎正弘のコメント)重慶に近い大足という「愛国教育基地」では山全体が彫刻になっていて、ご指摘のように生きた人間を鋸で引いている残酷な場面などがずらり、それを小学生が団体で「愛国教育」の一環として鑑賞にきていました。
 こういう光景は中国全土にあります。



  ♪
(読者の声2)貴誌2863号、MT子殿のコメントで余りにも強い反応がありましたので、誤解のないよう最後に一言だけお願いします。
 私が言いたかったのは電磁波問題は(少なくとも日本国内では)まだ方向性の定まらない係争中の問題ですし、何と言ってもこのメルマガの主旨ではないので「深入りせず静観しましょう」と申し上げたものです。
電磁波問題自体は今後とも調査研究が必要ですし、私も関心を持って見守っています。ただ各自がそれにふさわしい場所で学習、意見されるのがよろしいかと思ったまでです。だいたい呼び掛けるなど大袈裟なものではございません。誤解を受けられた方がいらしたならお詫び申し上げます。
 時々このような誤解を基にした炎上コメントをお見受けしますので、知性とユーモア、そして寛容さを持ってこの読者の声欄を盛り上げて行きたいものです。
 今後とも宮崎先生のサポーターとして、読者が一丸となって先生の活動を支えて参りましょう。
思いはそれだけです。本来の趣旨とはかけ離れた電磁波問題などで読者がいがみ合うなど滑稽ですし、左翼の内ゲバのようでメルマガの品位を落としかねません。
  (TM生)


(宮崎正弘のコメント)電磁波は専門外ですので、とくにありません。ご指摘のこと、もっともと思います。
   ◎
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 樋泉克夫のコラム  樋泉克夫のコラム  樋泉克夫のコラム  樋泉克夫のコラム
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
   ♪
 樋泉克夫のコラム
 @@@@@@@@

――良い子の諸君、革命のために大いに、仲良く、元気に遊びたまえ・・・
    『体育花朶向陽開』(北京市東城区革命委員会文芸組 人民体育出版社 1974年)
 

 ▽
文革時代は、毛沢東が掲げる「教育を受ける者が徳育、智育、体育などの方面で成果をえて、社会主義の自覚を持った文化労働者となれるようにすべき」との「我々の教育方針」に従って、体育もまた大いに提唱されていた。

そこで、毛沢東の求める体育とはなんなのかとの疑問が湧いてくる。この絵本に描かれた可愛らしくも革命的な子供たちが飛んだり跳ねたりする姿をみていれば、そんな疑問はあっという間に氷解するだろう。

「児童ラジオ体操」と題された絵には、赤いスカーフを首に巻き両手を水平に、左足を斜めに挙げてバランスを取っている将来の革命の担い手たちが可愛らしく描かれ、「ラッパの響きに歌声高く、赤いスカーフ風に舞う。頭を挙げて胸張って、体を捻り腰を曲げ。一二三四声揃え、一糸乱れず意気高く。毎日体操、しっかり鍛え、労働学ぶはいい気持ち」とある。

次のページの絵は「運動場」。走ったり、飛んだり、投げたりして遊んでいる運動場風景の横に、「丈夫な体を作りましょう。革命重責担うから」。海岸風景の「水泳」は、「魚のように水中を、風や波にも負けません。体を鍛え革命だ」。「バスケットボール」と題された絵には「ボールを持って素早く走り、パスは絶妙相手をかわし。機智勇敢に落ち着いて、政治がなにより大切だ。先輩たちは微笑んで、『子々孫々にうまくなる』」。

草の上でまりを突いて遊ぶ女の子の肩辺りで蝶が戯れる「まり突き」では、「小さなボールはまん丸で、友達だれもが大好きよ。仲良く遊び競い合い、どなたがイチバン頑張るの。今日は体を鍛えましょ、明日は革命受け継ぐの。

しっかり、しっかり、しっかりと」。赤いスカーフを首に巻く丸いホッペの女の子達が楽しげに遊ぶ「縄跳び」は、「赤いスカーフ顔に映え、革命止まることはなし」。幼児の頃から永久連続革命である。空恐ろしい体育だ。

革命のために遊べ、体を鍛えよというわけだが、時代が時代である。子供の遊びにも国防意識が反映される。高い飛び込み台から飛び出す子供を描く「飛び込み」は、「小さな体と大きな心、幼い時から鍛えれば、海の守りの最前線で、きっと大きな働きが」。手りゅう弾の模造品を右手に、いま投擲しようという男の子が描かれた「投擲」は、「小さな小さな手りゅう弾、敵は怯えるばかりです。

今日は投擲訓練で、明日は敵を殲滅だ。階級敵に民族の、恨みの炎は燃え盛る。深い恨みを力とし、帝国主義に修正主義、反革命までひとまとめ、一網打尽にやっつけろ」

革命、それに敵の殲滅ときたら、順序として次のテーマは友好となるだろう。男女の子供のラリーを描いた「ピンポン」は、「ピンポン玉は友誼の種よ、五洲三大洋(せかいじゅう)に播きましょう」。卓球会場だろうか。花束を手にした中国の少女が原色の民族衣装の黒人女性に抱きか掛けられている「友誼の花」は、「私は両手の花束を、会場高く掲げます。それをどなたにプレゼント。大きな瞳を大きくし、『お花は友誼のために咲き、世界中からお友達。中国の子(わたしたち)の心は一つ、友誼を世界に広げるの』」

かくして「毛主席万歳」となり、「東の空に太陽が、昇り祖国は輝くぞ。僕らは生きるこの時代、党の光が胸いっぱい。恵みの雨が苗育て、すくすく元気に育ちます。心の底から毛主席、太陽に向き花開く」。

ここでいう太陽が毛沢東を指すことは、いうまでもない。
あれから30数年。「すくすく元気に育」った「毛沢東のよい子」は、いま何処。
《QED》
   ▽ ▽ ▽
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  《皇紀2670年「紀元節奉祝式典」ご案内》
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
   ♪
神武天皇肇国の古を偲ぶ「紀元節奉祝式典」を下記の通り開催致します
 
とき  2月11日(祝/木)午後4時〜6時
ところ 日本青年館(地下の中ホール)
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4SUNC_jaJP362JP362&q=%e6%97%a5%e6%9c%ac%e9%9d%92%e5%b9%b4%e9%a4%a8
(JR「千駄ヶ谷」「信濃町」/東京メトロ銀座線「外苑前」/都営大江戸線「国立競技場」電話03−3401−0101)

プログラム
 【紀元節祭】神武天皇即位建都の大詔奉読、浦安の舞奉納、紀元節の歌奉唱ほか
 【記念講演】宮崎正弘「日米中関係はどうなるのか」
 【参加費】1000円(学生無料)
 【直会】 式典終了後(午後6時30分。同館4階「アルデ」、会費=5000円)
 【主催】 紀元節奉祝式典実行委員会(代表・三澤浩一)
  電話03−3918−9524
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/2024/
   ◎
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  @@@ 宮 @@@ 崎 @@@ @@@ 正 @@@ 弘 @@@@@
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 △
★絶賛発売中!
 宮崎正弘最新刊 
『中国のひとり勝ちと日本のひとり負けはなぜ起きたか』(徳間書店)
 =産経新聞2月6日付け広告参照=
アマゾンから注文できます。送料無料
http://www.amazon.co.jp/dp/4198629013/
  上製256p。定価1680円
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
お待たせしました 重版出来!
宮崎正弘 v 西部邁『日米安保、五十年』(海竜社)
 安保条約改定から半世紀。日本の防衛体制はこのままで良いのでしょうか?
(ご注文は下記アマゾンからも出来ます。↓ 1680円 送料無料)
http://www.amazon.co.jp/dp/4759311092/ 
  

宮崎正弘 v 石平『増長し、無限に乱れる「欲望大国」中国のいま』(ワック)
 全国書店で売り切れ続出!  945円
http://bookweb.kinokuniya.jp/htm/4898316158.html
 中国の現実を知れば知るほどに抱腹絶倒、やがて哀しき虚勢の大国!

  ♪
< 宮崎正弘のロングセラー 絶賛発売中 >
宮崎正弘+内田良平研究会編
『シナ人とは何かー内田良平の『支那観』を読む』(展転社、定価1995円)
 三刷り出来!

  ♪
『朝日新聞がなくなる日』(ワック、945円)
『中国分裂 七つの理由』(阪急コミュニケーションズ、1680円)
『人民元がドルを駆逐する』(KKベストセラーズ、1680円)
『絶望の大国、中国の真実』(石平氏との共著、980円。ワック文庫) 
『中国がたくらむ台湾・沖縄侵攻と日本支配』(KKベストセラーズ 1680円) 
『トンデモ中国、真実は路地裏にあり』(阪急コミュニケーションズ、1680円)
 http://miyazaki.xii.jp:80/saisinkan/index.html
      ★ ☆ ★ ☆
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◎宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(C)有)宮崎正弘事務所 2001−2010 ◎転送自由。ただし転載は出典明示。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

最新の記事

ブックマークに登録する

TwitterでつぶやくLismeトピックスに追加するdel.icio.usに追加Buzzurlにブックマークニフティクリップに追加Yahoo!ブックマークに登録記事をEvernoteへクリップ
My Yahoo!に追加Add to Google

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

登録した方には、メルマ!からオフィシャルメルマガ(無料)をお届けします。


この記事へのコメント

コメントを書く


上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。
コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  1. コメントはありません。

このメルマガもおすすめ

  1. Japan on the Globe 国際派日本人養成講座

    最終発行日:
    2017/04/23
    読者数:
    13254人

    日本に元気と良識を。歴史・文化・政治・外交など、多方面の教養を毎週一話完結型でお届けします。3万8千部突破!

  2. 月刊アカシックレコード

    最終発行日:
    2017/03/11
    読者数:
    17039人

    02年W杯サッカー韓国戦の「誤審」を世界で唯一「前日」に誌上予測し、誤審報道を「常識化」した推理作家が、政官財界の分析にも進出し、宣伝費ゼロで読者19,000人を獲得。2009年9月から月刊化。

  3. 頂門の一針

    最終発行日:
    2017/04/24
    読者数:
    5541人

    急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

  4. 甦れ美しい日本

    最終発行日:
    2017/04/21
    読者数:
    7056人

    日本再生のための政治・経済・文化などの発展・再構築を目的とし、メールマガジンの配信を行う

  5. 斎藤吉久の「誤解だらけの天皇・皇室」

    最終発行日:
    2017/04/24
    読者数:
    2880人

    君主制の国は少なくありませんが、神話の世界につながるほど古く、1つの王朝が連綿と続くのは日本の天皇だけです。天皇は何をなさっている方なのでしょう。知っているようで意外に知られていない天皇・皇室の世界を、日本人の精神史の語り部が事実に基づいてお話します

発行者プロフィール

宮崎 正弘

宮崎 正弘

http://www.nippon-nn.net/miyazaki/

国際情勢の裏情報を豊富なデータと人脈から解析してゆく。独特な方法と辛辣な批判精神によるニュースの裏側で織りなされている人間模様に興味を持つ。筆者の人生観と執筆を継続する動機の基軸は同じ。ホームページは http://miyazaki.xii.jp/

過去の発行記事