国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2010/02/03


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  「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
     平成22年(2010年)2月4日(木曜日)
         通巻2861号 (2月3日発行)
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 フィッチが中国の二つの銀行を格下げ
  過去六年間で初めて。異例の格下げをめぐる噂
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 中国の銀行は安易な貸し出しが異常であることを感得し始めたようだ。あまりに早急なクレジット供与拡大に不安を抱いているからだろう。

 格下げされた銀行は中国CITIC銀行と中国招商銀行。ABCDランクで[D]となった。フィッチがカバーする他の14の銀行の格付けは変更がなく、またムーディズとS&Pの二社は、フィッチと評価を異にして格付けは変更なし(フィッチは世界的な格付け機関のひとつ)。
 Dとは、普通の投資家ならまず投資しない対象。

 中国銀行関係者は不動産貸し出しには金利を高めに設定しているという。
2009年の貸し出しは1兆4千億ドルで、これは08年の二倍。いまの段階では「不良債権は低率である」(ウォールストリートジャーナル、2月3日)。
理論的に言えば外貨準備高が2兆400億ドルだから、不良債権の埋め合わせを外貨から回してできる。最近、中国が米国債券購入を減少させている事実と、銀行の不良債権の隠蔽とはどのような因果関係となるか?

 フィッチは「隠された不良債権は入手できる範囲の情報公開からは正確に計算は出来ない」としながらも、格付けレートの格下げは六年ぶりであるとした。
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読者の声◇どくしゃのこえ☆ ☆DOKUSHANOKOE◆ 読者の声
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(読者の声1)左翼とサヨクについての読者の方のメールで反応してしまいました。私の学んだ大学では、まだ左翼が活動していて、ヘルメットをかぶった人間がよく、集会とかやっていました。
私は当時から、右翼とされていまして、彼らとよく議論したものです。しかし、なぜか、議論をしてお互い相容れないと理解しても、友人になった者が何人かいます。そいつらは、日本の企業に就職できず外資系に就職して、今や、凄い金持ちになっております。
人生ってわからないですね。一番つまらない人生を送っているのは結局、要領がいいと思われたノンポリでした。
 (天地人)       


(宮崎正弘のコメント)石平さんの話では北京大学で天安門事件前夜にデモをしたりして闘った嘗ての同志のうち、ひとりは権力に媚びて大学教授。研究助成金をおおいに誤魔化して私腹を肥やし、もうひとりは権力と癒着してデベロッパー。ひそかに貯めた金を外国へ送っている。もうひとり要領が悪かったのは貧乏長屋に住んで毛沢東万歳、あの時代は平等であり、社会正義があったと過激な寝言を言って、それぞれが「自由化」を要求した時代を忘れているそうです。



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(読者の声2)最近貴誌において電磁波障害のことが取り上げられておりましたので、下記に「電磁波対策研究会」のURLを掲載させていただきます。
ご参考程度にお考え下さい。
 http://homepage3.nifty.com/vocemf/
 私は医者をしておりますが、表立って電磁波の健康被害が取り沙汰されているのを見たことがありません。あえて言うなら公衆衛生医学の分野なのでしょうが、私の専門ではありませんのであしからず。 
 電磁波は目に見えないものであり、悪徳商法や宗教などの格好の餌食になりやすいものなので読者のみなさんも注意しましょう。かつて千乃○○とかパナウェーブ○○とか怪しい団体も出没しましたし。
 将来的に国が対策を怠り、薬害、石綿のような事態まで発展しないとも限りませんが、今のところ深入りせず、静観されたほうが得策かと。 
 (TM生)
 

(宮崎正弘のコメント)参考情報を頂きました。有り難う御座います。



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(読者の声3)少しレベルの低い話題で恐縮ですが、「小沢民主党幹事長不正資金疑惑問題」と「横綱朝青龍暴行疑惑問題」と、非常に共通点があるように感じられてなりません。
いずれも世間は「やっている、クロだ」と確信しているのですが、本人のその業界での「勢力・実力」ゆえに業界(利益)関係者が正論での対応処置を決断し兼ねており、本人も表立っては「シラを切って」います。
しかし果して世間(観衆)は、「政治業界」に対して、あるいは「相撲業界」に対して清廉潔白(正論)を求めているのでしょうか?
「マスコミ報道の傾向(正論を求める)」が、必ずしも世間の最終的な賛同を得るとは限らないと思うのですが、、、、如何でしょうか?
(KI生、尼崎市)


(宮崎正弘のコメント)小沢不起訴の流れですが、民主党内の影響力は半分失せたとみて良いのでは。しかも彼が幹事長のママ選挙に直面するとすれば党勢減退、想像以上に苦戦は免れないでしょう。
 相撲のことはよく分かりません。悪しからず。
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   @@@ 宮 @@@ 崎 @@@ @@@ 正 @@@ 弘 @@@@@
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「正論を聞く会」、一年ぶりの宮崎正弘独演会!
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とき   2月17日 (水曜日) 午後六時半(六時開場)
  ところ  大手町「産経プラザ」3階会議室
       http://www.s-plaza.com/map/
  講師   宮崎正弘
  演題   中国問題と民主党
  資料代  おひとり1500円、学生1000円
  主催   正論の会(代表 三輪和雄)
お問い合わせ (03)3505−6585
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<<<<< お知らせ >>>>>
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故・永野茂門(元法務大臣、参議院議員、元陸幕長)お別れの会
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 安全保障論議に欠かせない役割を果たした永野茂門さんが87歳で生涯を閉じられ、このたび下記の要領でお別れの会があります。
      記
とき    3月1日(月曜) 午前11時
ところ   明治記念館「蓬莱の間」
http://www.meijikinenkan.gr.jp/access/index.html
会費    おひとり 一万円
服装    平服でどうぞ。
発起人代表=中条高徳
発起人=愛知和男、ジムアワー、石破茂、岡崎久彦、櫻井よしこ、田久保忠衛、平沼赳夫、
森本敏、山谷えり子、山本卓真、屋山太郎ほか。
参加希望の方は「日本戦略研究フォーラム」(電話5363−9091)まで。
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創刊日:2001-08-18  
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  • 名無しさん2010/02/04

    昭和初期「財閥悪」「階級対立なくす」「クリーンな政治」「政権交代」と叫んで子供手当(配給制度)を作り「人権擁護法案(治安維持法)を作り、陸軍の臨時機密費にヒントを得た様な「政治資金」を税金から出して、議員を縛りつける。

    「軍の言う事なら何でも聞く議員」と「小沢の言う事なら何でも聞く議員」が重なります。国家を思う人なら未だしも「国家観」も「愛国心」もない連中がやるのですから、恐ろしい限りです。