国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2009/12/28


◆平成二十二年まであと四日!
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  「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
     平成21年(2009年)12月28日(月曜日)貳
       通巻2823号  (特大号)
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 来年は国際的な保護主義との重大な闘い、と温家宝首相が会見
  「人民元切り上げ圧力には屈しない」
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 12月27日午后、温家宝首相は新華社との記者会見に応じ、次のように来年の中国経済の展望を述べた。

 「目下、国際金融危機発生以後の世界は保護主義が鎌首をもたげ、中国に対して人民元の切り上げ圧力が高まっている。保護主義は『貿易保護主義』と『環境保護主義』である。
 輸出偏重型の中国経済は保護主義に遭遇すると貿易障壁などで批判される脆弱性があり、このためには品質向上の努力も必要である。それと同時に保護主義の台頭は国際的な輸出市場を縮小させ、事態はさらに悪化する恐れと直面する。中国は98年の『アジア通貨危機』を人民元レートの安定という政策を堅持して乗り越えた。今回の通貨危機にあたっても人民元切り上げという国際圧力に抗して、通貨を安定させる一方で経済の拡大に立ち向かう」。

 つまり中国は人民元切り上げ圧力をかわし、当面、切り上げはしないと表明したことを意味し、国際金融界を失望させた。
 旧正月のあと、3月15日から十日間、中国は全人代を開催する。それまでに人民元切り上げはなさそうである。
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(編集部より)今年度最終版です。読者の皆様、よいお年をお迎え下さい!
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 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
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樋泉克夫のコラム
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――荒唐無稽・空前絶後・抱腹絶倒のダボラでしなかった
『両種社会 両種貨幣』(尚仁杭編 上海人民出版社 1973年)
 

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「人民元が国際金融市場の舞台に登場するや、全世界革命人民の支持を得た。帝国主義は震撼し、社会帝国主義は力の限り誹謗中傷する。・・・かくて全世界に向かって厳かに宣言する。『我が中華民族は敵との血戦を徹底的に戦い抜く気概を持ち、自力更生を基礎にして旧い事物を盛時のように光り輝かせる決心を抱き、世界民族の林立するなかに傲然と屹立する能力を持つ』(『論反対日本帝国主義的策略』)」と、本書もまた「全世界に向かって厳かに宣言する」。

まるで国際経済・金融界で無人の荒野を驀進するようなパフォーマンスを演じている人民元の現状を“予見”してでもいたかのようだ。
だが、なにやら出来すぎの感なきにしもあらず、といったところ。そこで眉にツバをつけて読み進んでみよう。

マルクスの科学的唯物史観によって、金銭の持つ万能の魔力は貨幣それ自体に備わったものではなく、商品の持つ社会体系にあることが明らかにされた。
社会主義制度においては人が人を搾取することもなく私有制も消滅し、労働者が受けてきた労苦・忍従の根源も綺麗サッパリと取り除かれる。
プロレタリアと労働者は自らの命運を自らが握り、生産に関する一切を掌握し貨幣すら支配できるようになった。中国革命は素晴しいん・・・デス。

社会主義社会になったとはいえ、商品の生産と交換は行われている。
だから貨幣は存在し続ける。だが生産に関する一切が公有制に変質した情況においては、貨幣がブルジョワの手に集められ、労働人民を搾取する手段に変質することは金輪際ありえない。
党と国家が貨幣を社会主義革命と社会主義建設の手段として用いることで、社会主義の生産体系を実現させる。

このように、新中国の貨幣=人民元は、誕生の瞬間から旧来の貨幣とは全く異なる使命を秘めていた。
人民元は人民民主主義革命や社会主義革命を進め、国民党や帝国主義による金融支配との激烈な闘いの中で成長し、基盤を固めてきた・・・そうだ。

建国から20数年、中国は貨幣の持つ機能を意図的に運用し、それまで残されてきた工業製品と農産品間の価格の不合理な現象を改善し、工業製品と農産品の価格調整を成し遂げ農業生産の発展を促し続けた。

かくて農民の生産に対する積極性を大いに高め農民の収入を拡大し農民生活を改善し、かくて労働者と農民の結びつきを強固になしえた・・・とか。

とどのつまり資本主義における貨幣とは根本的に違う社会主義の貨幣は、国家の計画経済という枠組みの中で生産、流通、分配、それに消費などの各部門を結びつけるものであり、プロレタリア階級が手にした有力な手段である。

社会主義社会に至って貨幣は搾取のための道具ではなくなったが、社会主義社会にも階級は存在し、階級矛盾と階級闘争は依然として残るということを忘れてはならない。
であればこそ商品と貨幣の関係において旧社会の伝統と痕跡は消えることなく、貨幣はブルジョワ階級によって資本主義活動を復活させるために悪用され、社会主義を危殆に陥らせる可能性を秘めている・・・そうデス。

本書は最後に、「現在、我が国は一に内債、二に外債、三に個人所得税のない社会主義国家なのだ」と胸を張って自画自賛してみせた後、大幅な財政赤字に苦しみ、デタラメな増税策を弄し、紙幣を増刷し、国債を膨らませている一方の帝国主義諸国を嘲笑ってみせる。

 以上が、本書の言わんとするところだ。
だが、こんなことを真顔で考えていたとするなら、呆れてモノが言えない。ですが、大人向けのお伽話と考えれば、楽しい限り。
《QED》
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□読者の声▲□どくしゃのこえ◎◆DOKUSHA―NO―KOE◆◎読者の声◆
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(読者の声1)貴誌に二回に亘って連載された先生の中国経済論、大変有益で参考になります。わたしは商社マンですが、チャイナとのビジネスはほとほと疲れます。
ですが、日本人としてどうしても友情がでたり、相手をおもんばかるあまりに、しなくてもいい妥協をしたり、先生のアドバイスに従えば徹底的に喧嘩した方が良いのですね?
 さてちょっと遅いのですが、先生がPHP発行の『VOICE』09年12月号に書かれた人民元の論文、これこそ極めて有益かつ実践的で、コピィして社内にも回しました。
というのも、日本のマスコミ界で、これほど人民元に関して時系列に理論立てて、しかも人民元の先行きまで予測されている論文を読んだことがありませんでした。メールを借りて御礼も申し上げておきます。
   (大手町次郎)


(宮崎正弘のコメント)当該拙論を含めての文庫が緊急出版されます。
 PHP研究所「VOICE」編集部編『2010年 中国経済攻略のカギ』(PHP文庫)。
1月4日発売。定価438円です。



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(読者の声2)「Google 日本語入力システム」をご存知でしょうか。
GoogleやYahooの検索窓では何文字か入力するとよく検索される候補がでてきます。そのサジェスト機能をオフラインでも使えるようにしたものといえますが、使ってみて驚きでした。
ATOKやMS-IMEでは絶対に変換されない、「穢多・盲滅法」などいわゆる「差別語」や「支那」など新聞・雑誌・テレビなどでの「自主規制用語」が一発ででてきます。人名・地名・固有名詞などサジェストで出てこなくても変換候補として出てくることが多く便利この上ない。
戦国時代や三国志の武将の名前もほとんど出てきますし、大相撲の力士の四股名も一発変換されます。歴代天皇も一発変換、「うまやど」で厩戸皇子など日本史にも強い。
現在では満州と表記される「まんしゅう」ですが、これもきちんと満洲が出てきます。文学では三島の「癩王のテラス」もきちんと変換できます。貴誌によく出てくる人物名を入力してみたのですが、ほぼサジェストや変換候補として出てきました。

みやざきま    →宮崎正弘
ひいずみか    →樋泉克夫
うちだりょ     →内田良平
おそんふぁ    →呉善花
せきへい       →石平

といった具合です。
試しに子供の頃よく見たテレビ番組を入力してみたのですが、

ちろりん        →チロリン村
ひょっこ        → ひょっこりひょうたん島
まぐまた        →マグマ大使
すーぱーじぇ    →スーパージェッター
などなど。

昭和47年当時、まだ小学生の甥がよく呪文を唱えていました。
変身特撮物で「レインボーマン」(川内康範原作)という番組があり、変身する際「あのくたらさんみゃくさんぼだい」という呪文を唱えるのです。
Google 日本語入力システムでは「あのくたら」で阿耨多羅三藐三菩提と出てきます。ウィキペディアによると、「本作品は、レインボーマンに変身するヤマトタケシと死ね死ね団の戦いを描く。しかし単純な勧善懲悪モノではなく、作者・川内康範の東南アジアにおける旧日本兵の遺骨収集の体験が反映された、数々の特徴をもっている。
すなわち、かつて日本に虐待されたとする外国人が組織立って日本人に復讐しようとするという敵の設定、祖国が諸外国から迫害を受けている現実を目の当たりにしながらも、日本を守るために孤独な戦いを続けるレインボーマンの「祖国愛」、主人公の私生活やヒーローとしての苦悩に重点を置き、主人公をヒーロー番組の人物設定にありがちな完全無欠な性格としていない点などである。」
この番組が放送された昭和47年当時は左翼の学生運動が盛んな時代でしたが自虐史観は今ほどひどくはなかったと思います。

 話が飛びました。
MS-IMEでは毛沢東、周恩来、林彪、江沢民までは変換されますが、「こようほう」は雇用法、「こきんとう」は子均等、「しゅうきんぺい」は集金ペイと悲惨な結果。
Googleでは胡耀邦、胡錦濤、習近平と問題なく変換。「とうしょうへい」などは<機種依存文字>と注釈付きで表示されます。経済界ではキヤノンの御手洗冨士夫が出てくるのにトヨタ自動車前社長の奥田碩(ひろし)が変換されないのはGoogle利用者の偏りでしょうか。中国で人気のAV女優さんもほぼ変換されますが、AV女優に関してはYahooの検索窓の方が成績がいいようで、日本での検索シェアトップの実力?でしょうか。

「Google 日本語入力システム」、Googleのウェブサイトから無料でダウンロードできます。現在ベータ版となっていますが実用には十分。ブラウザーもグーグルクロームというタブブラウザがあり、これまたマイクロソフトのインターネット・エクスプローラ(IE)より断然速くて快適。OS(オペレーティング・システム)にも進出するといいますからマイクロソフトにとっては強敵となることでしょう。
  (PB生)


(宮崎正弘のコメント)へぇーと感嘆するばかり。そうなんですか。
 作中の川内康範さんは、いろいろと思い出が深い人でした。森進一のヒット曲くらししかポピュラーなものは知りませんが、民族派学生運動の歌も機動隊の歌も、積極的に作ってくれました。
昭和四十年代は政治的にも大活躍されましたが、オフィスをホテル・ニュー・ジャパンに構えていた頃、よく遊びに行きました。赤坂に自宅をかねた別のオフィスもあり、芸能人も多数出入りしていました。ただ歌手の名前をしらないので誰が来ていたか記憶はありませんが。
日本の政治に絶望したのか、アメリカに渡ったり、晩年は岩手県に籠もり、ときおり東京へでてくると銀座のホテルでした。昨年、亡くなる直前にお目にかかりましたが、絶対的平和主義でしたね。
MSから話が飛躍しました。



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(読者の声3)日本という国柄をこよなく愛するごくごく普通の国民と自認する者にとって、今年ほど「まさか・マサカ」の悪い予感が的中した年はないのではという思いを深くします。
 米国に黒人の大統領が誕生しました。これは世界の多くが祝福しました。かたや世界に恥をさらしたこれほどの売国政党が大差で日本に誕生しました。
 [国民]を盛んに枕詞のように口にするが、[]を中国におきかえたほうがよいのではと思う未成熟政党の[腐った自民党に代わり一度試しに政権を]の甘い言葉についつい乗ってしまったのが、取り返しのつかないことになろうとは。
 【日本は外人のものでもある】といい、今後の国民に過酷な試練を課すかもしれない温暖化ガスの削減計画を、国民に何の説明もないまま世界に約束し、[どうぞ経済破たんに向けて突き進んでください]とばかりに拍手喝采をうけて気をよくする。
 子を産まない楽しさをうたった【産まない選択】の著者福島瑞穂をこともあろうに子を産ませる為の少子化担当大臣にすえる。
これは笑い話ではない。現代の怪談である!
 拉致犯辛光洙の釈放に手を貸し、天皇制を否定する国家反逆者の疑いのある菅直人を次期総理にもっとも近い副総理に据え、憲法違反があきらかな外国人参政権、家族関係の崩壊を来す夫婦別姓法案など反日家を法務大臣に据えた。
 どうしてこれほどまで、だれも日本人の望まぬ、某外国のみ喜ばすことを通そうとするのでしょうか?
 小沢幹事長に至っては、大朝貢団を結成し世界の嘲笑を浴び、韓国では、日本人の性格的欠陥と日本の朝廷の先祖は韓国という驚くべき諂(へつら)いを見せた。
 ここまででも経過をトレースしてきますと、絶望的な思いに駆られてしまいます。
 よくもまあここまで民主党が反日の面々に占拠されてしまったのかと驚きを禁じ得ません。このように国民はほんの試しのつもりがとんでもない政党を選んでしまいました。
 それもあまりにも早く、逆賊政党である本性を早々と暴露しつつあります。しかも平然と、次期選挙に不安を残すと思うのが常識と思うのさえ、せせら笑うかのように。ほとんど国民を舐めきっているのではといはざるをえません。
 敵が牙を隠そうとしない理由を考えますと、大半の全国紙、テレビのマスメデイアを押さえているという自信ではないかという思いに至りました。
 ここで世界情勢を肌で感じ取ってこられた宮崎先生に、これからどうなるのか、保守再興の可能性はあるのか、その方法をお聞きしたいのです。
 小生もつたない思考能力を総動員してその対策を述べてみたいと思いますので、ご批判をいただければ幸です。
 その第一は、保守自前の新聞・テレビなどメデイアの獲得。
毎日それぞれの日常生活の維持発展に向け全力投球している殆どの国民のわずかな時間に得られる情報の手段は、殆どが左傾団体の巧妙な独占状態に陥った媒体であることを認識すべきではないか。毎日の忙しい日々のわづかな時間、朝の出勤前のほんの数分の間に飛び込んで来るメデイア即ち新聞の見出し、テレビの報道の殆ど占領されていることを理解するでしょう。
 今回の中国副主席と天皇拝謁反対デモやNHKジャパンデビュー問題の一連の抗議デモの報道のないことを見れば十分でしょう。私財をなげうち命を賭してでも獅子奮迅されている桜チャネルの水島社長以下が日夜国民にメッセージを発信されているお姿を拝見しておりますと、頭が下がります。しかしこの努力がどれだけの国民に届いているのかを思考しますと哀しくなるのです。
 巨大イメデイアと同志の浄財で成り立つローカルメデイアの影響力の差をまざまざと見せつけるものでした。メデイアを持たぬ国民の悲劇を思わざるをえないのです。
 ある全国紙の読者センターに、連日繰り広げられているデモの報道が全くされない理由を聞きました。
 その返事は、記事に載せるかどうかは、当方できめさせてもらいますと。読者の一人としてお尋ねする者に対してです。即購読を中止したことは勿論の事です。新聞の危機がさけばれていますが、その病巣が読者軽視にあるという自覚が全く感じられません。
 しかしまだまだ、ペーパーの文字の通り、毎日配達される新聞に対する愛着は日本人には捨てがたいものがあります。
 そこで、貧しき頭にもひらめくことがあります。
以前から地方では購読が困難な産経新聞のインターネット新聞を購読してきましたが、地方のローカル新聞の郷土色豊かな記事と産経の読者指向の記事にふれれば退潮著しいとい言はれる新聞の再興が、提携か合併により実現できるのではないかという思いです。
 記事分担のコストダウンにより安価に、また保守に協力いただける広告主も必ず出てくると確信するのです。

 第二に次回選挙において、断じて民主党に投票しないよう、継続的なキャンペーンを続ける。しかもしつこく何時までも。
 第三に不買運動も辞さず。朝日新聞、NHK、岡田イオン。経済的恩恵の前に、どんな正義も棚上げにされる世界的な風潮。あれだけ人権を叫んでいた米民主党も中国に依存する米国債のまえに沈黙する。
 中国、北朝鮮、韓国から某党幹部に流れる資金を突き止める必要を痛感します。
  (MY生、各務原)


(宮崎正弘のコメント)明治天皇の御製を繰り返します。
  「敷島の大和心の雄々しさは ことある時ぞ あらわれにけり」
 近いうちに日本の政治の根幹を揺らす事件が起きるのではありませんか?



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(読者の声4)読者の皆様におねがいです。
 新聞、雑誌、テレビなどで、「外国人参政権」の問題が取り上げられた時、その記事や放送の中で、「外国人参政権問題は、地方参政権でも憲法違反」というコメントが無かった時は、直ちに、その新聞社、雑誌社、放送局に電話し、「外国人参政権は、地方参政権でも憲法違反というコメント(記事)が無かったですね。」と抗議をしてください。
 外国人参政権問題は、憲法違反なので最初から話にもならない、という印象を与えるのです。
  (千里の道も一歩)
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(休刊のお知らせ)年末年始はカレンダー通りに明日12月29日から新年(2010)1月4日まで小誌は休刊です。
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高金素梅を告訴とその報告会

本日、東京地検に高金素梅を告訴・告発します。
◎12月28日(月)の報告集会会場
午後 2時より4時 東京都議会議事堂6階 第一会議室
http://www.gikai.metro.tokyo.jp/outline/map.html

◎報告者(予定)徳永信一弁護士、門脇朝秀氏、古賀俊昭都会議員、西村真悟前衆議院議員他。

告訴兼告発状 
                                                平成21年12月28日
東京地方検察庁検事正 岩村修二  殿 

告訴人兼告発人
門 脇 こ と 岡 本 朝 秀
古     賀     俊     昭
三     宅            博
西     村     眞     悟

告訴人兼告発人代理人
弁護士   高   池   勝   彦
弁護士   松   本   藤   一
弁護士   徳  永   信   一
弁護士   勝   俣   幸   洋
弁護士   本   多   重   夫
弁護士   濱   田   剛   史
                 
                           当事者の表示
告訴人兼告発人     別紙告訴人兼告発人目録記載のとおり
告訴・告発代理人    別紙告訴・告発代理人目録記載のとおり
被告訴人兼被告発人
住所   台北市大安區通化里1鄰信義路第四段302港5号6
      氏名   高 金 素 梅
                     
                告訴兼告発状 
                                                 平成21年12月28日
東京地方検察庁検事正 岩村修二  殿 

告訴人兼告発人(上記に同じ)
                 
       当事者の表示
告訴人兼告発人     別紙告訴人兼告発人目録記載のとおり
告訴・告発代理人    別紙告訴・告発代理人目録記載のとおり
被告訴人兼被告発人
住所   台北市大安區通化里1鄰信義路第四段302巷5号6 
氏名  高 金 素 梅 
                     
告訴・告発の趣旨

被告訴人兼被告発人高金素梅(以下「被告訴人」という。)の下記「告訴・告発事実の要旨」記載の各行為は、礼拝所不敬罪(刑法188条1項)、説教等妨害罪(同条2項)、威力業務妨害罪(刑法234条)、暴力行為等処罰に関する法律違反・共同暴行罪(同法1条)、傷害罪(刑法204条)にそれぞれ該当するので、捜査の上、厳重に処罰されたく、本告訴・告発に及ぶ次第である。

告訴・告発事実の要旨

  被告訴人は、台湾の立法委員であるが、被告訴人が引率する台湾原住民タイヤル族の氏名不詳の男女約50名(以下「氏名不詳者ら」という。)と共に、靖國神社に対し、公然と不敬の行為を行い、かつ、威力を用いて、宗教法人靖國神社の業務を妨害するとともに、靖國神社への一般参詣者の参拝を妨害し、宗教法人靖國神社の職員等が、被告訴人及び氏名不詳者らのこれら行為を制止しようとするときは、同職員らに対し共同して暴行を加えてでもこれを排除しようと企て、氏名不詳者らと共謀の上 

 1 平成21年8月11日午前9時25分ころ、東京都千代田区九段北三丁目1番1号所在の靖國神社境内内参拝者駐車場にチャーターしていた観光バスを駐車させて、氏名不詳者らと共に、胸に「還義祖臺」と染め抜いたTシャツを着用して同バスから降車し、そのころ、靖國神社神門前において、多数の一般参詣者が注視する中、にわかに氏名不詳者らを指揮してデモ隊を組織し、「高砂義勇隊 靖國合祀除名 靖國神社は合祀を止めろ!」と書かれた横断幕を拡げさせ、あるいは、「討伐と反抗」等と書かれたプラカード10数本を掲げさせ、デモ隊の先頭に立って、拡声器を用いて「靖國NO!」、「靖國NO!NO!NO!」、「先祖の霊を返せ」などのスローガンを金切り声で連呼しながら行進を開始し、上記神門をくぐり、境内の石畳を進んで、同日午前9時30分ころ、靖國神社拝殿前に至り、同所において、多数の一般参詣者が注視する中、デモ隊を集結させるや、再び、前記スローガンを連呼し、「ホーホホー」といった奇声を発するなどして、氏名不詳者らを煽り、氏名不詳者らをして、持参していた太鼓などの楽器を打ち鳴らし、タイヤル族の歌を唄わせるなど(中略)。
前記1記載のとおり、宗教法人靖國神社の警備員や神職らの制止を振り切るに当たり、同人らに対し,氏名不詳者ら多数で取り囲み、こもごも、押しのけ、押し倒す等の共同暴行を加え、うち数名に要加療期間不詳の打撲傷等の傷害を負わせたものである。

告訴・告発に至る事情

1 告訴人兼告発人らについて
  告訴人兼告発人らは、いずれも先の戦争で尊い命を捧げた戦没者の御霊を祀る靖國神社及び同神社に祀られた英霊に対する崇敬の念の篤い日本人である。

2 靖國神社について
  靖國神社は、明治2年(1869年)、幕末から明治維新にかけて功のあった志士達から、戊辰戦争以降の日本の国内外の事変・戦争等、国事に殉じた者(国事殉難者)の御霊を祭神として祀る東京招魂社として創建され、その後明治12年(1879年)に改称して靖國神社となり、創建140年となる現在、先の大戦で戦没した者の御霊を含む246万余柱の英霊が祭神として祀られており、多くの日本人が尊崇の念を抱いている戦没者慰霊の中心的施設である。

3 被告訴人について
被告訴人である高金素梅は、台湾原住民タイヤル族(高砂族)出身の母親と安徽省出身の外省人(大陸出身の台湾人)の父親との間に1965年9月台湾彰化県鹿港鎮で生まれ、高校を卒業して芸能界に入り歌手・女優として活躍したが、平成13年に原住民枠で立法委員に選出され、反米・反日的な政治活動を行うようになった。

被告訴人の反靖國運動は立法議員となった平成13年頃から始まり、平成14年8月に靖國神社に赴き、タイヤル族の合祀取り下げを要求して同神社から丁重に断られた後、平成15年2月に小泉純一郎首相の靖國神社参拝によって宗教的人格権等を侵害され精神的苦痛を受けたとして台湾人33名と共に損害賠償請求訴訟を大阪地方裁判所に提訴した(大阪地裁平成15年(ワ)第1307号)。敗訴となった一審判決に不服を申し立てて控訴したが、控訴審である大阪高等裁判所は平成17年9月30日に控訴棄却の判決を下し、同判決が確定している。
 
4 被告訴人は平成17年6月14日にも靖國神社境内ないしその周辺で台湾原住民の霊を取り戻す要求や儀式を行うことを企画し、50名以上の台湾原住民とバス2台に分乗して靖國神社境内に押しかけたが、これを事前に察知して参集していた大勢の日本人有志と警察によって阻止されている。
 今回の被告訴人・告発人の不敬行為は、その計画を秘して警察を油断させ、神社職員の多くが朝の会議に参加して靖國神社の警備が手薄であった午前9時半前後を狙って進入したものであり、しかも予め拡声器、横断幕及びプラカードを用意するなど周到な準備のもとで計画的に行われている。
 しかも約50人もの大勢で押しかけ、靖國神社を否定・冒涜するスローガンが書かれた横断幕を拡げ、拡声器を用いて「靖國NO!」などのスローガンを連呼しながら同神社の境内を行進し、拝殿前を占拠して集団で太鼓等や民族楽器を打ち鳴らして歌を唄うなどした上、拝殿の柵を押し倒して奥の間に押し入るなどして靖國神社を否定・冒涜する言辞を繰り返すなどの不敬行為を公然と行うなど、その態様において悪質であり、もって居合わせて平穏な参拝を妨害された参詣者はもちろん、この暴挙を知った多数の日本国民の宗教的感情を害するとともに、祭神を丁重に奉り、崇敬者の平穏な参拝を迎えるといった靖國神社の神聖な業務を妨害したうえ、警備員や制止するために駆けつけた神職らを集団で押し倒し、取り囲んで揉み合うなどして打撲の傷害を負わせる(傷害の被害を受けた警備員や神職からは、所轄の警察署に対して被害届けが提出されている。)など、惹起された結果は極めて甚大である。

5  被告訴人は靖國神社での暴挙の後、タイヤル人男女50名を率いて彼らを支援している社民党の本部に凱旋し、出迎えた多数の議員・職員らから喝采を浴び、台湾に帰国後、北京に赴き、胡錦濤首席にこれを報告するなど英雄気取りであり、反省の色は微塵もない。

6  およそ国事殉難者を追悼、慰霊、顕彰することは、全世界共通の国民道徳であり、社会国家を持つ人類普遍の宗教的感情である。靖國神社に対する冒涜は、祀られた戦没者の御霊及びその遺族に止まらず、御国のために尊い命を投げ出した英霊を尊崇し、慰霊を祈る大多数の日本人に対する侮辱である。
 今回のような靖國神社に対する公然不敬の暴挙がなんら我が国の司法的制裁を受けずに放置されるなら、偏った歴史観や特定の政治思想によって靖國神社を敵視する勢力による同種の行為を再び誘発することになり、国民道徳や尊い宗教感情は地に落ちるばかりか、台湾人に対する修復しがたい国民的敵対感を惹起することになる。って告訴人兼告発人及び告訴・告発代理人は、被告訴人に対する訴追による厳重な処罰が必要と考える次第である。

           証 拠 資 料
1 林建良著「ついに一線を越えた高金素梅 」(撃論ムック308『迷走 日本の行方』所収)     1通
2 小学教育掛図「靖國神社全景図」
(産経新聞社『やすくにの祈り』より抜粋)       1通
 3 DVD録画 (YouTubeよりダウンロード)          1枚
  (以下略)

<ご参考>
【國神社】 反日の台湾女性議員ら國神社でもみ合い [H21.8.11]
http://www.youtube.com/watch?v=gmdDRaH7ghs&feature=related

【靖国神社】反日台湾人が大暴れ【高金素梅】
http://www.youtube.com/watch?v=FfOLb3ZvPcg&feature=related

靖国合祀に対する台湾原住民の本音(映画「靖国」より抜粋)
http://www.youtube.com/watch?v=WgqbK8cjfa8&feature=related

(参考資料)
◎産経新聞記事 靖国デモ「不敬行為」 台湾議員を告訴・告発へ

 靖国神社(東京都千代田区)で今夏、デモ隊を組織して過激な抗議活動を繰り広げた台湾の高金素梅・立法委員(国会議員)に対し、旧日本軍人や元衆院議員ら4人が、礼拝所不敬や説教等妨害、威力業務妨害、傷害などの罪で近く、東京地検に告訴・告発する。代理人弁護士は「国のために尊い命をささげた戦没者に崇敬の念を抱く日本人の宗教的感情を侵害した不敬行為だ」としている。
 告訴・告発するのは、旧日本軍人で特務機関員を務めた門脇朝秀氏(95)のほか、元衆院議員、西村真悟氏▽東京都議、古賀俊昭氏ら。
 告訴・告発状によると、高金委員は8月11日朝、靖国神社境内で台湾先住民ら約50人のデモ隊を引率し、「靖国ノー」「先祖の霊を返せ」と拡声器で連呼しながら行進。デモ隊メンバーは拝殿に上がり、さくを押し倒して土足で奥の間に入り込んだ。これを制止しようとした神社職員らともみ合いになり、押し倒すなどして数人に打撲などの軽傷を負わせたとしている。高金委員は元女性タレント。
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創刊日:2001-08-18  
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