国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2009/12/07


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   「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
      平成21年(2009年)12月7日(月曜日)
          通巻2793号  
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(本号はニュース解説がありません)
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故片岡鉄哉さん、三回忌「追悼の夕べ」のご案内
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(下記に案内文を掲げますが、この会は一般読者の方も、片岡鉄哉ファンだった方も参加できます。参加ご希望の方には正式の案内状を郵送しますので、下記メルアドへ「〒番号」「ご住所」「お名前」と書いてお送り下さい。
 Sna76980@yahoo.co.jp


(案内文)謹啓 平成十九年師走二十六日に亡くなった、国際政治学者・片岡鉄哉さんの三回忌を友人、教え子、ファンが相集い、左記の要領で「追悼の夕べ」を開催することになりました。
片岡さんは昭和三十年に渡米してシカゴ大学へ入学、学位取得後はニューヨーク州立大学・ヴァサーカレッジなどで教鞭をとり、四半世紀を経て帰国。『黒船待ちの日本』(英語版は『真珠湾待ちの日本』)で論壇に鮮烈デビューされました。
代表作となった『さらば、吉田茂』(のちに『日本永久占領』と改題、講談社文庫)を書かれ、日本のドゴールといわれました。その後、筑波大学教授を経て再び渡米し、スタンフォード大学フーバー研究所ではコンドレーサ・ライス女史(後に国務長官)とテニス仲間。シカゴ時代は学生寮で連戦(国民党名誉主席)と同級でした。
遺作となった『核武装なき改憲は国を滅ぼす』で日本の行く末を熟慮、真剣な問題を提議されたまま冥界へ旅立たれました。師走の慌ただしいなかですが、どうか万障お繰り合わせの上、お知り合いにも声を掛けていただき、御出席頂ければ幸いです。
         記
  とき    十二月二十一日(月曜日) 午後六時半(六時開場)
  ところ   市ヶ谷
会費    おひとり一万円(お土産の書籍、DVDを含みます)
  式次第   献花、黙祷、追悼挨拶(発起人数名)、献杯。ヴィデオ上映(十五分ほど)。
参加者の歓談後、御遺族から謝辞。
発起人 井尻千男(拓殖大学「日本文化研究所」顧問)、入江隆則(明治大学名誉教授)、遠藤浩一(拓殖大学教授)、呉善花(評論家)、大島信三(元『正論』編集長)、岡崎久彦(元サウジアラビア大使)、加瀬英明(外交評論家)、川口マーン・惠美(作家)、白川浩司(元『文藝春秋』編集長)、田久保忠衛(杏林大学客員教授)、田中英道(東北大学名誉教授)、田母神俊雄(前空幕長)、富岡幸一郎(文藝評論家)、永野茂門(元法務大臣)、西尾幹二(評論家)、西部邁(評論家)、西村幸祐(ジャーナリスト)、長谷川三千子(埼玉大学教授)、花田紀凱(『WILL』編集長)、浜田和幸(評論家)、藤井厳喜(評論家)、藤岡信勝(拓殖大学教授)、水島総(桜チャンネル社長)、宮崎正弘(評論家)、山本卓真(財団法人「国策研究会」会長)、渡部昇一(上智大学名誉教授)

実行委員  青木偉作(翻訳家)、岩崎旭(李白社)、植田剛彦(評論家)、佐々木俊夫(三島研究会)、力石幸一(徳間書店)、比留間誠司(憂国忌事務局)、松本道明(ワック)、南丘喜八郎(月刊日本)、和田憲治(片岡メルマガ編集)。(順不同、敬称略)。
  
追記 なお、氏の長女はアメリカ在住。弟ふたりと妹が御健在。当日は画家(独立美術協会会員)である実弟・片岡伸介氏が描いた肖像画が会場に飾られます。
故人はパソコンを閉じたまま旅立たれたので、交友関係リストが不在です。この人も、というかたを思い出されたらご連絡下さい。御周囲に周知していただければ幸甚です。
一、当日は平服でおでかけ下さい
二、遺言にしたがって密葬、海への散骨儀式を済ませました。友人の多くから「ちゃんとお別れをしていない。三回忌の機会があれば是非」という声を頂戴しておりました。
  事務局 李白社気付
      162―0815 新宿区筑土八幡町5―12 相川ビル二階
      電話(03)3513―8571 FAX(3513)8572
         (担当 岩崎旭)
  ◆
(参加ご希望の方は下記に「〒番号」「ご住所「お名前」をお知らせください。折り返し、案内状を郵送します」。
 Sna76980@yahoo.co.jp

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  読者の声 どくしゃのこえ DOKUSHANOKOE 読者の声
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(読者の声1)先般、問題提起した上記の日本語標記の件ですが、小学館の世界大地図(11月27日発売)の「EAST CHINA SEA」,「SOUTH CHINA SEA」の日本語表記を確かめてきました。
「東シナ海」、「南シナ海」と表記されていたので安心しました。
(GV2)


(宮崎正弘のコメント)中国の命令に従っていたら、「東中国海」「南中国海」という表記になるところでしたね。
 ところで台湾に昨晩までおりましたが、帰りの中華航空機のヴィデオは「東シナ海」を「東海」と表記していました。



  ♪
(読者の声2)国家視野狭窄の連中が生意気な顔をして「仕分け人」と称して幅を利かす、実に情け無い日本国に成った物ですね。
 「おい、42歳の蓮舫よ、国防が何たるかも理解していな嘴が黄ない『ひよ子』に国防費の仕分け等が出来るのか、其の口の聞き方は何だ、逆上せ上がるのも好い加減にせい」とTVに向かって怒鳴りながら将校のひ弱さにも憤慨しています。此れも国民の選択か、と「ごまめ」は歯軋りしています。
 「鳩山総理すてき−、奥さん可愛いね−、私大好き。麻生さんとは大違い」、と喜んでいる脳天気な連中の様を見ると、「貴様らっ」と怒鳴りたくなります。
   (北九州素浪人)


(宮崎正弘のコメント)呶鳴るのは健康の元? 朝日新聞を読まないと精神衛生上、健康になります。
 レンホウ議員って、もう42歳ですか! 驚き。彼女が北京大学へ留学前に何回か飲みましたが。。。。。



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(読者の声3)古今、支那はデタラメ国家とよく知っていますが、破廉恥な民族ですな。
ワシントンポスト(11月29日)の記事で、在パキスタン米大使館の米情報部のコメントが数行あった。
先月、ヒラリーがイスラマバードへ行ったが、ザルダリ大統領を見限ったようですね。岡田外相はザルダリとばっちり記念写真決めたが(笑い)。
なんと言っても、アメリカとイスラエルにとって最も危険な国はパキスタン。米政府は超党派でパキスタンを同盟国に引き込もうとしているのです。
だからムシャラフ前大統領の復活が米国は本気でしょう。
だがパキスタンはこう思っている。「アメリカの外交政策は行き当たりばったり〜キューバ、南ベトナム、ハイチ、パナマ、グラナダ、全ての南米諸国に対する政策で失敗している〜対中政策も怪しい〜だから、エエ加減に付き合っておけ」
とですね。
「イラン、イラン、イラン」というコメントもあるが、もはや、オバマなどにイランの核保有をストップする能力はないというのがコンセンサス。ニュークリア・イランと、どう付き合うかのスタートラインに着かなければ、さらに後手に廻る。
日本人はなぜ、ニュークリア・ジャパンを国会レベルで議論しないのでしょうかね?
国防を論じない民族とは不思議で仕方がない。
   (伊勢ルイジアナ)


(宮崎正弘のコメント)国会でそういう議論をしたらどうかと発言しただけで、十二年前には西村真悟・防衛次官が馘首されました。昨年も中川昭一大臣が、おなじ趣旨の発言をしただけで問題になり左翼マスコミにごってりと虐められ、とうとう急逝されました。
 国会で核武装を議論することはまだ当面望めそうにありません。政治家は知能指数に劣る人が多くて。。。。。


(宮崎正弘のコメント)イランはイランですか。じつは台湾にもイランがあります。今回の地方統一選挙最大の激戦区でした。「宜蘭」と書いて北京語の発音はイランです。
 馬英九が合計三回もテコ入れに現地へ飛んだにも関わらず、馬の不人気で、結局、宜蘭は民進党が県知事の席を回復でした。



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(読者の声4)「三将特別講演会。日本の安全保障2010」が開催されます。
陸海空のそれぞれの将軍をお招きしまして「日本の安全保障2010」のタイトルの下、3時間強 ディスカッションも踏まえつつ、それぞれの立場から2010年の安全保障を論じます。
 日時 12月12日 17時〜20時10分予定
 会場 文京区民センター 2−A会議室 
(都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分、丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩3分)
 
講師(一部・二部)
川村純彦 (防大4期、元海将補・統幕学校副校長、岡崎研究所副理事長)
松島悠佐 (防大5期、元陸将・中部方面総監、日本戦略研究フォーラム政策提言委員) 
佐藤守 (防大7期、元空将・南西航空混成団司令、軍事評論家) 
 
二部コーディネーター
久野潤 (大阪国際大学非常勤講師、戦略・情報研究会代表)
 
参加費 1,000円 事前申し込みの女性・学生 500円。懇親会 事前申し込み 3,500円 事前申し込みの女性・学生 3,000円。当日申し込み 4,000円 当日申し込みの女性・学生 3,500円。
12月11日までにメールまたはFAXにてお申し込みください(当日受付も可)。
会場の都合により、懇親会参加者は必ず事前にお申し込みください
 【主催・申込先】 士気の集い TEL:090-3450-1951 FAX:03-5682-0018
代表 千田(せんだ)宛て    E-mail:morale_meeting@yahoo.co.jp


(宮崎正弘のコメント)この三人の将軍と田母神閣下と、四人の対談が本になったことありませんでしたか? ひとり抜けていたかな? いずれにしても日本の国防論議、最適の講師陣ですね。



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(読者の声5)「偽装献金問題、東京地検が首相聴取見送る公算」とか。
検察といえども、鳩小沢政権がいかに法を無視し、国会を蔑し、政治を壟断して、国益の損亡を招こうが招くまいが、自民を恨む大衆の支持が、偽装政治の民主に集まるかぎり、こうべを低くするのが賢明です。「人民の意志」にさからう役人には、明日がない。
○あの「戦後思想の最高峰」の方も、こう言って慨嘆しています。
「だんだん国家理性にかわって人民理性になった。こうなると為政者もコントロールできない。ビスマルクまでは国家理性はあったけれど、第一次世界大戦ともなると、世論というものが湧き立って、為政者自身がそれに左右されるようになる。
シュターツ・レーゾンからフォルクス・レーゾンへ。ぼくがマイネッケを読んでいたのが戦争中でしょう。本当にこの通りだと思ったんです。
よく軍部が悪いというけれど、マスコミも相当なものです。軍部はむしろマスコミが悪いというんですね。実際マスコミの煽り方はたいへんなものです。」(じぶんの父、丸山幹治への批判を匂わす?)

○しかし、マスコミといえど、資本主義社会における商品として、受け手に認められる紙面や画面を、営業として提供しなければ存続できないのも当然のこと。
しかも、、、、、、日本文明の歴史的な特質として、「一辺倒」主義があって、(ヨーロッパ文明では、文明の根源がギリシャローマ、エジプト、イスラムから北方蛮族まで、多元的だった。日の本では、シナしか手本なし)、異論が尊重されず、寛容の原理を欠き、メディアが団子になり、メディアスクラムが起こりやすい。。。。。。。。。
○そこで、メディアスクラムに痛めつけられた佐藤優さんは、人がアトムになったこうした世の中でこそ、国家と個人の中間の団体、地域、職場、趣味であれ社会奉仕であれ、おたがい同士で交流し熟知しうる健全な「中間団体」の存在が重要、としてみずからも実践しておられる、はず。

○話は飛躍するようですが、中国は歴史的に、そういう中間団体を欠く社会でした。鎮守も村界もある日本の村落とちがい、中国の村はまったく共同体の体をなしていない。
これは、昭和7,8年の左翼弾圧で「傷心」した若手研究者たちが、満鉄にやとわれて、中国の農村慣行調査に苦心して良い仕事をのこしたのです。でも、西尾幹二さんがつとに「国民の歴史」で言われたように、「戦後の中国史研究は、戦前の水準を正面から継承することを総じて回避した」というわけでした。それどころかわが戦後の中国研究は、ペテン師エドガー・スノーから始まった、のでした。

○日本では孝より忠が基本、中国では、親への孝が何より大事、これも、中間団体の有無というビューポイントからみるのが、ピンポンかも。中国における社会学の草分け、費孝通も、戦後すぐの小著『郷土中国』で、中国社会の団体性の欠如を指摘しています(樋泉先生のコラムでとりあげていただけないでしょうか)。「最高峰」の大先生は、中国の専門家竹内好と親友だったのですが、かれもやはり戦前の水準を継承せず、中国社会は日本よりヨーロッパに近い、など、とぼけた認識。
○しかし「排日が大勢だとなると、すべての者が排日を唱える」(長野朗)、もうひとごとでありません。
(石川県 三猫匹)


(宮崎正弘のコメント)エドガー・スノーの墓は北京大学の池のほとりの台座にひっそりと残っています。台北のメイン・ストリートは南北が中山路、東西が忠孝路です。そして「民権」「民族」「民生」の三民主義の看板も道路に冠し、あとは日本時代の宮前町も、なにもかも廃止して、中国の地図通りに北東部には旧満州の都市名などを道路名に、南西は雲南とか、ハミとか敦煌街とか、勢揃いしています。仁愛路とか、復興路とかもありますが、あの地名のつけかたにも蒋介石時代の宣伝戦争の名残がありますね。
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** コラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム ********
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樋泉克夫のコラム
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――革命的な衣裳を剥ぐと・・・古色蒼然とした思考形式だった
            『日常応用文』(学群編写 上海人民出版社 1973年)
 

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この本は手紙、電報、事務的文章、メモ、議事録、通知、事務連絡、祝い事、契約、計画、報告、日記、議事録、大字報、春聯など誰もが日常に接する文章の書き方を学ぶハウ・ツーもの。出版された時代が時代だけに、ハウ・ツーものであっても毛沢東思想に溢れ返っていることは致し方のないこと。

その一例を、黒龍江省に下放された息子が「貧農下層中農と共に日々大地と戦い、彼らからの再教育を虚心に受けている」と信じる父親の手紙にみると、「息子よ、お前たちの世代は実に幸せだ。父は旧社会にあって政治的には圧迫され、経済的には搾取を受け、牛馬のような生活を強いられた。

だが今日、党と毛主席のお陰で国家の主となったのだ。いまの我が身は共産党を忘れない。いまの幸せは全て毛主席から授かったもの。父は働きながらも世界に目を広げ、革命の為に全力を尽くしたい。お前が毛主席の教えをしっかりと記憶し、驕慢にならず革命の大道を胸を張って進んでいくことを、父も確信する」とある。

 中国全土が、こんなリッパな父親と息子に溢れていたら、さぞや素晴らしい理想的な共産主義大国に成長していただろう。考えただけでも、空恐ろしい限りだ。

 冒頭に掲げられた「手紙と電報を書くうえでの心得」も「革命書信寄深情、五湖四海心連心。開頭先把称呼写、正文叙述層次清、結尾致意共勉励、姓名、月日写分明。若有急事拍電報、言簡意明細訂正」。なんとシッカリと七言八句で、しかも韻を踏んでいる。

これを訳してみると、「深情(おもい)を伝える革命書信、心と心で五湖四海(せかい)を結ぶ。最初に正しく相手の名前、次に思いをしっかり書いて、結びは互いに励まし合って、名前と月日はしっかりと。
急ぎの用事は電報で、心を砕いて簡明に」といったところか。やや無理があるが、この文章の中国語音をカタカナ標記してみると、「ゴウミンシュシン・チイシェンチン、ウーフースーハイ・シンリェンシン。カイトウシエンバー・チョンフーシエ、チョンウエンシューシュイ・ツォンツーチン、チエウェイジーイー・コンミエンレイ、シンミンユエリー・シエフェンミン。ルーヨウジーシ・パイディエンパオ、イェンチェンイーミン・シーティンチョン」。もうお判りだろう。「情(チン)」「心(シン)」「清(チン)」「励(ミエン)」「明(ミン)」「正(チョン)」と「ン」で揃えてある。だから調子がよくて覚え易い。
一見すると革命的だが、どの例文にも溢れ返る毛沢東と党の文字を除くと極めて形式的。文章上の歴史と伝統が息づく。革命的四六駢儷体といったところだ。

なんのことはない。彼らは頑迷固陋で伝統的な文章形式を墨守しているにすぎないのだ。形式は思考方法を導くもの。漢字を使っている限り、漢字が醸しだす形に嵌った古色蒼然とした考えから解放されることはなさそうだ。古来、彼らは漢字という四角四面な文字と音から逃れられることはできなかった。
いや漢字とその音に捉われ続けてきたのだ。

敢えていうなら、彼らは漢字という文字の《形と音の囚人》である。漢字を使ってコミュニケーションをしている限り、彼らは漢族であり続ける。
その意味で言うなら、49年の建国直後に起こった「漢字を使うな。ローマ字表記にせよ」との主張は、確かにゼッタイにカクメイテキに正しかった。あの時、漢字を廃しローマ字表記にしていたら、中国人は現在のように野郎自大で尊大極まりない態度をとることはない・・・わけないよナ。
《QED》


(編集室より)二週間ほど前の当コラムですが、「平祥」の件。「埼玉TK生」氏がご指摘のように「憑祥」です。音が同じですので、タイの華字紙では一般に「平祥」を用いております、と樋泉教授より連絡がありました。
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  • 名無しさん2009/12/08

    政治家の知能指数は数字上は良い人が多いのでしょうが、国際的な常識・日本人としての常識が不足しているのでしょう。

    何人か判らなくなっている、決局日本の歴史を知らない事が致命傷、政治家には向かない人が多すぎるのでしょう。