国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2009/11/12


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  「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
      平成21年(2009年)11月13日(金曜日)
           通巻2769号 (11月12日発行)
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 米国の新聞ビジネス、購読者激減は無限地獄に近い
   過去半年間で新聞発行部数はまたもや10・6%の減少を示した
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 新聞の発行部数激減傾向が止まらない。
 日本も同じだが、新聞ビジネス先進国=アメリカのほうが凄まじい。
 すでに今年上半期までの一年間で全米44の新聞が休刊し、大手が貳社倒産し、さらに老舗『クリスチャン・サイエンス・モニター』は紙の新聞をやめて、ネットだけの配信。
 紙媒体の新聞発行部数は全米で4400万部。これは1940年以来、最低という。

 最悪の部数激減は名門と言われた、『サンフランシスコ・クロニクル』。六年前の半分となり、252000部。
 USAトディも230万部から190万部へダウンした。ホテルの集客が不況で悪くなったことが主因という。

 唯一部数を増やしたのは『ウォールストリート・ジャーナル』。それも僅か0・6%だけの微増だが、これはリーマン倒産以後の市場情報への読者の欲求が増えた所為もある。
 有料ネットだけの読者も同紙は40万人を誇るという。 

 ニュース産業の基幹は記事の質、記者の資質もさりながら、広告収入だ。
 昨年度、全米のニュース産業の広告収入は16・6%減少した。
今年の推計では、およそ28%の減少となる。つまり新聞に広告を出しても効果が薄いとなればスポンサーはネットなどへの出稿に切り替える。

 かくて新聞業界は真っ暗闇の近未来。
 拙著『朝日新聞のなくなる日』(ワック)は、17日発売です。 
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◇読者の声◇◆ ☆DOKUSHA―NO―KOE▲◎ ☆◇どくしゃのこえ◇◆
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(読者の声1)ブッシュ前大統領の負の遺産は大きいですね。
ところでオバマの出生地や、21歳の時にパキスタンに旅行したときのパスポート(インドネシア?)やオバマはモスレムと、ラジオホストが言い出して、FOXでも話題となった。
Youtubeが出回り、その検証をするのかどうか大声になっている。
裁判所は、BIRTHER(オバマは米国市民ではないと主張する団体)の主張を退けてはいる。どういうことになるのか判らないけど、キリスト教右派は「オバマはイスラムの回し者」とやめない。
アメリカ民主主義の崩壊とは思いませんが、あと三年で大統領選挙が始まる。
明確なのは、出生に疑惑の多いオバマは再選されないことです。
  (伊勢ルイジアナ)


(宮崎正弘のコメント)オバマ再選がない、と断言できるあたり、凄いですね。しかし「最悪のシナリオがある時、事態はかならずそちらへぶれる」ってマーフィの法則もあります。



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(読者の声2)一年前ほどの貴誌にウィクペディアへの批判がでていた記憶があります。調べ物ついでに宮崎先生の項目をひくと、ひどい誹謗中傷がならんでいました。抗議されて訂正を申し込まれると良いと思います。老婆心ながら。
     (GY生、島田)


(宮崎正弘のコメント)ウィクペディアの創設者が反省を籠めて綴っていました。「まるでフランケンシュタインのように増殖し、いまでは政治プロパガンダの戦場のようになった」と。数年前にどなたか、読者の方がご親切に訂正してくれたことがあるのですが、その後も修正による改悪記事がなされている由です。先方は、情報戦のプロでしょう、おそらく。保守の人々がねらい打ちされていることは間違いありません。
 小生としては訂正の遣り方も分からず、ま、ウィクペディアなんぞを信じる人はいないだろうと放置しております。



  ♪
(読者の声3)2年近く上海にいました。日本の電気製品は中国人が好きなのですが携帯電話はほとんどがノキアかサムソン、
ノキアがほとんどで私も使いやすく通信費も安く重宝しました。日本の携帯がない。なぜ日本の携帯がないのでしょう?
日本は通信費が高いように思います。また電気製品のボルトは200v。すぐ炊飯器などご飯が炊ける。日本もなぜ200vにできないのでしょう?
   (ごんしゃん)


(宮崎正弘のコメント)関ヶ原で東西のボルトを別けて、鉄道も直流と交流の切り替え拠点は米原と長浜のあいだ。戦争中の分散戦略の名残でしょうか?
 長浜と言えば秀吉が初めて城をもったので「出世城」といわれ、その隣の国友村が、信長の鉄砲量産ハイテク基地でした。旧軍はそういう地縁も考えたのでしょうか。
 日本の携帯電話が中国で流通しないのは機能が多すぎるからで、中国人のプラグマティズムでは電話の機能だけあれば十分だからでしょう?
 六年前に黒河(ハルビンの北、ロシア国境)で雇ったタクシーの若い運転手、携帯で彼女と交信し、毎月当時の円換算実勢物価で6000円(当時の物価は日本の十分の一)支払うと言っていました。ノキアでした。彼女が途中から乗り込んできた。彼女の携帯はフィリップでした。しかし小生が雇った車で、その日、遠出をするとなると(当日、小生は黒河から愛軍、孫呉までチャーター)、彼女を平気で呼び出して同乗させる、あの図太い神経も中国人ならではのもの。公私混同って概念はないのですね。末端の庶民にいたるも。

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(お知らせ)13日金曜日。午後一時から二時四十分までラジオ日本「ミッキー安川のずばり勝負」に宮崎正弘が生出演します。
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@@@@@@@@@@ 宮 @@@@@@@@@@ 崎 @@@@@@@@@@
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< 宮崎正弘の近刊 >
http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
宮崎正弘+内田良平研究会編
『シナ人とは何かーー内田良平の『支那観』を読む』(展転社、定価1995円)

 < 予告 >
 宮崎正弘『朝日新聞のなくなる日』(ワック、11月17日発売)

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< 宮崎正弘のロングセラー 絶賛発売中 >
 http://miyazaki.xii.jp:80/saisinkan/index.html
『中国分裂 七つの理由』(阪急コミュニケーションズ、1680円)
『人民元がドルを駆逐する』(KKベストセラーズ、1680円)
『絶望の大国、中国の真実』(石平氏との共著、980円。ワック文庫) 
『やはりドルは暴落する! 日本と世界はこうなる』(ワック文庫、980円)
『中国がたくらむ台湾・沖縄侵攻と日本支配』(KKベストセラーズ 1680円) 
『トンデモ中国、真実は路地裏にあり』(阪急コミュニケーションズ、1680円)
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◎宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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創刊日:2001-08-18  
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