国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

全て表示する >

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2009/10/30


●◎小誌愛読者15220名! アクセス・ランキング第一位!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
     平成21年(2009年)10月31日(土曜日)貳
         通巻2757号 <10月30日発行>
△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△

 はやくも投票所の数で食い違い。アフガニスタン大統領選挙やりなおし。
  ヒラリーが暴言「アルカィーダの首魁の隠れ家をパキスタン軍が知らないなんて」
****************************************

 アフガニスタンの大統領選挙やり直しは11月7日。
 アフガニスタン選挙管理委員会はカルザイ大統領が任命し、独自の調査により投票所を開設するが、前回の6305箇所から5800箇所に縮小されるとした。
 一方、国連選挙監視委員会は6322ヶ所に投票所が設けられるだろうと、はやくも数に齟齬が生じていることが分かった(ウォールストリート・ジャーナル、10月30日)。

 パキスタンを訪問中のヒラリー・クリントン国務長官が「暴言」を吐いた。
 「アルカィーダの首魁らがパキスタンの安全な場所に隠れているが、その場所をパキスタン政府、軍高官の誰もが知らないなんて、私には信じられないわ」。
 つづけてこう吠えた。「もし米国とパキスタンが成熟した連携関係を発展させようと思うなら、パキスタン軍情報部はもっと協力的になるべきで、そうでなければ能力がないのかしら?」

 これは「暴言」か「刺激策」か。パキスタン政府は公式の反論をしていない。政府高官筋の中には「クリントン国務長官から周りから間違って助言を得ているのでは?」と反発している(英紙ファイナンシャル・タイムズ、10月29日付け)。
 もちろんクリントン国務長官の発言が高飛車なのは、米国がパキスタンに援助する1億2500万ドルの緊急援助のドルの威力だろう。
  ◇
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◎読者の声 ◎DOKUSHA NO KOE◎ ☆どくしゃのこえ☆ 読者の声◎
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
(読者の声1)貴誌パキスタン攻撃の記事中に「米国はドロンの存在を否定している」とありましたが、そうではないと思います。
記憶が定かでないのですが(2〜3ヶ月ほど前か)、TBSで深夜放映している「CBSドキュメント」という番組がありますが、CBS放送の記者によるドロン運用部隊の詳細なレポートが放映されていました。
インタビューを受けていたドロンを運用する部隊の隊長は空軍大佐で、もともとはF16のパイロットとして長年勤務し、ボスニア紛争に従軍経験があるとのことでした。
ドロンのオペレーターはアメリカ国内の基地からアフガニスタン上空を飛ぶドロンを遠隔操作するのですが、あたかもTVゲームをやっている様な感じでした。自ら飛ぶわけで
はないので体に負担が無く、毎日自宅から通勤するので精神的ストレスも無いようです。
その大佐が、記者の「もう一度飛行機に乗りたいと思いませんか?」との問いに対し「その気はありません」と語っていたのが印象的でした。

話は変わりますが、ロボット工学の先進国たるわが国は最大限の資源と努力を傾注してドロンをはじめとする各種軍事用ロボットの開発を推進し、他国に先駆けて特許等を確保すべきと思います(従来型の戦車や戦闘機の開発からは手を引くべき。どうせアメリカの技術には追いつけないし、少子化の進むわが国はいっそう省力化軍隊の形態を推進すべきだから)。
げんにアメリカやイスラエルからも日本のロボット技術の引き合いは多いようですし。
この分野でわが国が圧倒的な力を持つことが安全保障の面で大きく寄与することになると思うのですが。防衛省・自衛隊もいまいち頭が固いし、それ以前に「友愛政権」に期待するのは無理でしょうね。嘆息。 
   (予備役空軍大尉)     


(宮崎正弘のコメント)拙著『軍事ロボット戦争』(ダイヤモンド社、1983年、絶版)はいまから思えば早すぎた出版でした。
 さてご指摘の米軍のドロン使用否定はアフガンとパキスタンの作戦ごとに出る米軍の声明での話です。文章をはしょり過ぎました。



   ♪
(読者の声2)「なぜ日本人は支那を「支那」と呼ばなければいけないのか」
最近、日本では、支那を「中国」と呼び、中共を「中国」と呼ぶ誤りが広がっているので、論理的に是正したい。

1.支那は固有名詞であり、「中国」は普通名詞で世界の中心という意味である。ということは世界の国々は中国を自称している。米国は勿論中国を自称している。自国の野球大会を世界大会と呼んでいる。仏も中国意識である。
日本も中国意識である。だから江戸時代の学者山鹿素行は「中朝事実」をあらわしているが、この中朝とは日本のことである。渡部昇一先生がよく引用される話である。

2.さて支那人も自国を世界の中心すなわち。中国と自称している。しかし海外に出ると誰も相手にしないので、支那すなわちチャイナと自称している。彼らのパスポートの国籍はチャイナである。「中国」の英訳は“センター・オブ・ザ・ワールド”である。チャイナではないのだ。 

3.戦前は日本は支那を支那とよび、外務省にも支那課があった。大学には支那学科があり、支那は権威ある正式の名称なのだ。それを戦後のどさくさに、蒋介石が日本人に支那を中国とよばせる工作を行ったようだ。

4.これは独立国家においては重大な問題を引き起こす。すなわち、支那を世界の中心と認めることになるからである。ご存知の華夷秩序に組み込まれることになる。
 古来、支那人は中国と自称するときは、外国人は南蛮、北荻、東夷、西戎といって蛮族と看做したのである。だから支那を中国と呼ぶことは、自動的に日本人が東夷(東の番族)であると卑下することになる。
 これは聖徳太子の遺訓に背くことになるのでダメである。

5.先般も中国建国60年記念式典をやっていたが、他方では中国四千年の歴史とかいっている。小学生が見ても理屈が合わない。実は支那では政権は歴代王朝の名前で呼ぶ習わしだ。というのは日本のように連続性がないからである。
特に外国の王朝がある。唐、元、近年の清などは支那人の王朝ではない、外人王朝なのだ。びっくりするだろう。
 ということで現在の毛沢東の共産党政権は、略称、「中共」でよいのである。よく中共は中国共産党の意味に使うというがそれは中共人である。日本人は別でよい。実は戦後もずっと中共だった。それが国交回復時期から中国を使いだした。
八千万の大量虐殺でおぞましい中共のイメージを変えようと偽装したのである。
それなのに日本のマスコミは国民を外国の謀略から守れなかった。それどころか、現地スパイとして工作員の指示にしたがって自国民をだました。最低である。民族反逆罪だ。

6.支那は蔑称か
そうではない。そういうと間抜けな日本人が騙されるからである。支那人得意の被害者偽装戦術である。支那人は日本人が支那人を中国人と呼ぶたびに腹の中で愚かな日本人を嘲笑している。 
日本人が自分で、先祖や自分、子供を番族ですと自己卑下しているからである。支那人は人が悪い。狙いを見抜かないと滅ぼされてしまう。要注意だ。
  (東海子)



  ♪
(読者の声3)『第6回 東トルキスタン・デモ in 大阪(独立記念)』のご案内
【ゲスト】イリハム・マハムティ氏 『日本ウイグル協会会長』『世界ウイグル会議日本全権代表』 
【決行日時】11月8日(日) 
【集合場所】愛染公園(あいぜんこうえん) 
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=34.65338111&lon=135.51222111&p=%B0%A6%C0%F7%B8%F8%B1%E0 
【最寄り駅】地下鉄堺筋線:『恵美須町駅』1A出口を東に徒歩五分 
【集会開始】14:20〜【デモ出発】15:00〜【ゴール】16:00〜16:30頃予定 
【デモ行進コース】堺筋を北上⇒千日前通り左折⇒難波(元町中公園付近解散)      
【歩行距離:所要時間】2.7km:約1時間  
【主 催】東トルキスタン・デモ実行委員会 
【参加団体】日本シルクロード科学クラブ 
【連絡先】080-5707-7078(手嶋)
※集合場所の「愛染公園」は場所がやや判りづらいかもしれませんのでお早目の御参集を頂ければ幸いです。



  ♪
(読者の声4) 11月3日に「明治節」を奉祝する行事が行はれますので、御多忙とは存じますが御参集頂けると幸ひです。明治節奉祝の集ひ
 日時:平成21年11月3日(火・祝)14時00分(13時30分 開場)
 会場:日本青年館 地下1階中ホール
   http://www.nippon-seinenkan.or.jp/hotel/access/map.htm
 《第1部 奉祝式典》
 国歌斉唱、明治節制定の詔書奉読、教育勅語奉読、
 会長挨拶、明治節の歌合唱、聖寿万歳
 《第2部 記念講演》
  講師:大原康男先生(國學院大學教授)
  講題:「明治人の心を偲ぶ」
  参加費:無料
 



(読者の声5)【京都】第18回桃山御陵参拝団
日時:平成21年11月3日(火・祝)集合 10時30分(参進 10時45分)
集合場所:京都市伏見区 桃山御陵参道西入口
     近鉄「桃山御陵前」東へ650m、京阪「伏見桃山」東へ700m
参拝順路:集合・参進→明治天皇御陵・昭憲皇太后御陵参拝→御陵石段下で集合記念撮影→臨場講話→解散
講師:椿原泰夫先生(京都読書会主宰・稲田朋美衆議院議員御尊父)
講題:「明治天皇のご偉徳を偲ぶ」
主催:第18回桃山御陵参拝団
     ◎◎◎
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
(サイト情報)米議会の大量破壊兵器拡散・テロ防止委員会は10月21日、調査報告書"The Clock Is Ticking"を公表した。同報告書はバイオテロの脅威が核兵器の拡散より緊急を要する課題だと警告した。
プレスリリース Bipartisan WMD Commission Says U.S. Failing to Address Urgent Biothreat: Interim Report Assesses Progress in Preventing WMD Proliferation and Terrorism、Commission on the Prevention of Weapons of Mass Destruction Proliferation and Terrorism, October 21, 2009
http://www.preventwmd.gov/10_21_2009/

報告書全文 The Clock Is Ticking: A Progress Report on America’s Preparedness to Prevent Weapons of Mass Destruction Proliferation and Terrorism
 http://www.preventwmd.gov/static/docs/report/WMDRpt10-20Final.pdf
 ◇
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
☆゜・゜☆ ☆゜・☆゜・*:☆  ☆゜・゜☆  ☆゜・☆゜☆
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
< 宮崎正弘の近刊 >
http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html

宮崎正弘 + 内田良平研究会 編著
『シナ人とは何か   内田良平の『支那観』を読む』(展転社)
   (定価1995円、送料無料。アマゾンの申込先 ↓)
   http://www.amazon.co.jp/gp/product/4886563406

宮崎正弘のロングセラー 絶賛発売中!
 http://miyazaki.xii.jp:80/saisinkan/index.html
『中国分裂 七つの理由』(阪急コミュニケーションズ、1680円)
『人民元がドルを駆逐する』(KKベストセラーズ、1680円)
『絶望の大国、中国の真実』(石平氏との共著、980円。ワック文庫) 
『やはりドルは暴落する! 日本と世界はこうなる』(ワック文庫、980円)
『中国がたくらむ台湾・沖縄侵攻と日本支配』(KKベストセラーズ 1680円) 
『トンデモ中国、真実は路地裏にあり』(阪急コミュニケーションズ、1680円)
      ★ ★ ★
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◎宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2009 ◎転送自由。ただし転載は出典明示。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2001-08-18  
最終発行日:  
発行周期:ほぼ日刊  
Score!: 99 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。