国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2009/10/29


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  「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
     平成21年(2009年)10月30日(金曜日)
         通巻2754号 (10月29日発行)
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 近く、台湾側が大がかりな妥協か?
  中台関係の劇的な「前進」に米国は暗黙の了解?
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 新華社報。「海峡両岸関係協会の陳雲林会長は台湾側の海峡交流基金会の江丙坤理事長と北京市内で会談し『中台のメディアが交流を強化し、中台関係の平和的発展につながる世論をつくってほしい』と強調した」(10月28日)。
 台湾側の窓口のボスは江丙伸、大陸側は陳雲林の背後に王毅(国務院台湾弁事処)がいる。

 台湾は中国メディアの国内取材を完全に自由にすると発表した。
 現在、台湾駐在の中国メディアは七社。これまでは三ヶ月ごとのヴィザが必要だったが、いきなり六ヶ月ヴィザを認め、しかも取材先を事前に届ける必要があったが、まったくの自由として、台湾国内何処でも事前の許可なく取材可能となる(ヘラルドトリビューン、10月29日付け)。

 従来、台湾では中国メディアは『スパイ』という認識だったが、それもなくなり、新華社と中国中央電視台はそれぞれが現地スタッフを三人から五人の体制とする。
 
 大陸で台湾メディアは同様な措置、特権を与えられておらず、この一方的妥協は台湾がつぎに大陸側から何かの取引を得たいと考えている証拠でもあり、馬英九訪中の地ならしではないか、と観測されている。
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  ◇読者の声 ●DOKUSHANOKOE ☆どくしゃのこえ ★読者の声
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(読者の声1)貴誌のアフガニスタン見通しを読んでやや衝撃を受けております。もし、米国がこの戦争で敗北を喫する事態が生じると、アメリカ帝国は瓦解をはじめ、やがて中国がアジアの覇権を握ることは明瞭、くらい近未来ですね。宮崎さんは、やっぱり悲観論ですか。
   (UI生、横浜)


(宮崎正弘のコメント)小生は人生に楽観的ですが、政治には悲観的です。米国は余計なことを始めて、自らを傷つけ、ベトナムで敗退したように、『納め方』がまずい。アメリカンデモクラシーの弊害でもあります。選挙と世論の狭間で戦争を継続することが、いまや如何に難しいか。
 アフガニスタンとパキスタン情勢は日本のマスコミがあまり詳しく伝えないので、小誌では本質論を今後も言及して行きたいと思います。



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(読者の声2)貴誌2752号に黒部峡谷の記事があり、その文章を追っていくと、吉村昭氏著『高熱隧道』が黒四がモデルであるように読めますが、拙生の記憶では、『高熱隧道』は黒三ダムがモデルではなかったでしょうか。黒部第三発電所:昭和11年8月着工、昭和15年11月完工のはずです。
  小説中の佐川組は佐藤工業であります。
黒三ダムは技術的にも困難な時代であり黒四よりもはるかに過酷な工事環境下での工事であったように思います。佐藤工業はその、三と四の両方で偉大な工事功績を残しました。
  (佐藤基夫)


(宮崎正弘のコメント)ご指摘有り難う御座います。現場で、そのことをよく伺って参りました。また当該のトンネル箇所は関電のトロッコ列車に乗せてもらい、通過しました。
 このルートだけはいまも一般観光客は便乗できず、欅平から富山へ折り返しです。

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