国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

全て表示する >

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2009/10/18


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
   「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
      平成21年(2009年)10月18日(日曜日)
         通巻2744号 (日曜版)
△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△

 マードックも首を傾げた中国メディア、身内の反乱
  中国の人気雑誌『財経』で幹部、社員ら70余名が集団退社
****************************************

「チャイナの『ニューヨーカー』」といわれる人気雑誌『財経』(隔週刊)は、日本で言えば『日経ビジネス』と『プレジデント』が合併したほどのメディア。中国で一番人気の経済とビジネスエリートの雑誌。
ただし国家管理で検閲がある。デジタル出版にも進出し、英語版もだしてきた。

同社の編集権騒動がこじれ、編集陣がオーナーシップを要求してきた。つまり言論の自由の獲得を、別の角度から目指そうとしたのだ。

国家管理をめぐる社内の確執が高じて、編集並びに広告部門の幹部十一名が一斉に退社し、70名の社員も辞めると言い出したので、突如大騒ぎに発展した。
 同誌はウォールストリート・ジャーナルをだすダウジョーンズとも提携している。社長のマードックもびっくりとか。

 他方、海賊版是正のジェスチャーはあるが、実行が伴わないのも中国の特徴である。
 独フランクフルトの書籍市(ブックフェア)で失礼と狼藉の限りの中国への風当たり。海賊版の反省なしという。
  ♪
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
△△△△△△△△△△△△△△△△△ MIYA △△△△△△△△△△△△△△△△△△△
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
(読者の声1)「円を防るもの」
 対アメリカ交易から対アジア交易に交易の主軸をシフトする日本の舵取りをめぐり、様々な議論があり、参考になります。しかし、ここの議論にもう一つ付け加えていただきたい要素があります。
それは、物づくり技術だけが重要なのではなく、信頼できる商品を作るトータルな商品製造管理供給決済技術、が重要なのだという点です。
交易とは基本的に信頼経済圏の確立であり、法治意識の共有化です。日本の高い経済力の源泉のひとつが法治意識の共有化です。そしてそのベースになっているのは共存共栄の原則です。
これを共有できる相手としか交易すべきでない。拡散すべきなのは物づくり技術ではなく、この共存共栄の原則です。そしてその基本は「自分が相手からして欲しくないことは相手にもしない」という倫理であり、その根本にあるのは「自己とは非自己ではないものである」という二重否定的自己規定、即ち免疫的自己規定です(この免疫の意味論を日本において展開された多田富雄氏に感謝。氏の病との格闘的共存を実行している姿には脱帽です。末永い文筆活動を希望します)。
貨幣とて、ベースは信用供与的価値以外の何ものでもない。信用が崩れれば、ドルとて単なる紙くずです。いま、まさにその現象が臨界状況ですが。
そもそも「ドルが崩壊すると被害を受ける」という禁止則、マイナス則、鞭と金融的ねずみ講幻想のみでもって延命させてきたドル価値は、金融資本主義的傾向が強い英米系勢力の強引な金融技術でもって延命させるべきではなく、ドイツ系の重商主義、重工業主義へのシフトによって、回復すべきだったのですが、そのハンドリングをアメリカは誤った。
重商工主義的傾向は軍産複合体へとパラノイヤチックに収斂し、民生転化して産業界と国民の利益に向かう正しいスパイラルを意図的に遮断してしまい、「地」においては地震気象コントロール技術、「血」においてはウイルスなど生物兵器、「知」においてはマインドコントロール技術やコンピューターハック技術、といった三重の「ち」支配技術開発暴走へと走ってきた。
いわば第二次世界大戦において英、独で蔓延したヨーロッパの病原菌がアメリカで密かに繁殖し、合併症化して肥大・崩壊したのがアメリカの最期の半世紀の歴史だった。金融軍産複合体の末路。イギリス金融界がアメリカに侵食したように、ナチズムもアメリカに侵食した。これはここ数百年オーダーでの発症はヨーロッパですが、そもそも基本的には手ごわい人類共通の病です。この独裁症候群、ひとりがち症候群により、北米大陸が食い散らかされ、ボロボロに使い捨てられ、その病原菌は中国に侵食開始したと見るべきです。その意味でアジアだけではなく、世界が警戒すべきなのは、アメリカから中国への独裁症候群の感染です。
浅学ゆえかもしれませんが、ブレジンスキーの地政学的戦略はその根本の哲学を欠き、不十分であるように私には思えます。生命哲学的に言わせていただければ、大陸中央に成立する中央集権的国家権力と、大陸周辺・海洋諸島に成立する交易的互恵主義的国家群の論理、この2者バランスのうえに「世界」という持続可能で開かれたシステム、生命システムは維持されます。これは「生命の本質は中央にある核でもなく、表面の細胞膜でもなく、それが一体として開放的にコントロールされる原形質流動のダイナミズムにある」という生命観です。

鳩山政権のシフトはある意味でアメリカからアジアへのシフトであり、アメリカからEUへのシフトですが、その根底にあるのは、欧・米・アジアの3極で世界を支配しようとする金融支配パラノイヤの戦略転換でしょう。多細胞化した生命系を開放的統合的に運営するための仕組みは複雑ですが、その複雑な仕組みの禁止則を許容するキャパを失い、支配のみをヒステリックに短絡的に実現しようとする衝動が細胞のガン化です。同様に、世界の三極構造はハンドリングを誤ると再び金融軍事融合勢力による「より硬直化しより巧妙化された世界支配」への行き着くだけです。
この病的症状は昨今のマスコミによる情報操作の不毛と病の深刻さをみると恐ろしい限りです。情報における独占禁止法の制定を望みます。公器と称され、政府による独占を許されている情報事業者には知りえた情報を報道する義務があります。これを意図的に怠った場合には罰せられ、権利を剥奪されるべきでしょう。独占の産む世界は決して開かれた生き生きとした生命の躍動に満ちた世界ではなく、意図的であれ無意識的であれ、隠れた支配パラメーター制御による硬直した世界、「地球植民地」を生むだけです。これを阻むのが、海洋貿易国家としての宿命を背負った日本の使命であると私は思う。当面、様々な反動的ゆり戻しを経ながらも、これにそって世界の大きな趨勢は動くことだろうと思います。

脱線しましたが、今回の私の主旨は、日本の製品をアジアにあふれさせる時代はとうに終わっており、共存共栄的法治主義をアジアに広めるのが日本の国家的使命であり、そこに日本の長期的繁栄と安定があるということです。中国には媚びるのではなく、自由主義的ルールが成立する国家体制へのシフトチェンジをともに模索するパートナーとしての信頼性を獲得するのが肝要と思われます。
いかに優れたもの作り技術により商品を作り上げても、代金回収の不安を抱えたビジネス、品質に偽りや問題がある商品だらけのビジネスでは繁栄はありえない。電話一本で物が定時に届き、支払いも滞りなく行われる互恵的ビジネス倫理の徹底が古より交易の繁栄に必須です。これをまずは東アジアで広め、普及させること、これが日本の国家戦略だと思います。約束を守る国、約束を守る力のある国の通貨こそが世界通貨として生き残る通貨であると思います。
すでに崩壊しているボロボロの核の傘にもかかわらず安穏とアメリカの核の傘を妄想している国民が使っている円(そのアメリカの大統領がそろそろ核の傘商売を店じまいしましょうといってノーベル平和賞を貰っている時代。日本は核について真剣に議論し、自国の防衛を「何で」行うのかを議論すべきでしょう)。
自国民を守る軍事力すら風前の灯のカナリア国家だと世界は知っているにも係わらず、なぜ、世界は円を信頼してくれているのか。約束を守るという国民の高い倫理とそれなりの資産という与信財、国民と社会の品質の高さが円の価値を支えている。この個的社会的品質の維持とその品質を高める技術の供与こそが円を支え、わが国の将来的繁栄を保証すると思うのです。
  (アシカビヒコ)


(宮崎正弘のコメント)「国民の高い倫理」というものは既に崩壊したのでは?



 ♪
(読者の声2)貴誌読者欄で機械論争が盛んですが、日本の素晴らしさは〔職人芸〕かなぁぁとこの頃思います。
私は、コンピューターが導入されて、エッジカード、紙テープの時代に端末操作をやっていた者ですが、その頃誰が今日のPCを想像したでしょう。
初期の頃のコンピューターにどれだけ使う側の人間が泣かされたか、雑誌発売前にミスに気づいて再度印刷したり請求書を二重に出してしまったり、コンピューターの怖さを身に沁みて感じている者には、子供でもPC操作が出来時代になって逆に手仕事になる職人芸に興味が湧いてきます。
なぜなら、余りに人間関係が希薄になりすぎだから、機械を通さない人とのぬくものが欲しくなって。そこで、身近な編物に挑戦してみました。
一本の糸から、帽子が、マフラーが、バック、ベスト、コート、、何でも出来ちゃうのです。ブランド、と大騒ぎする前に、自分の才覚で、どんなブランドにも見劣りしない素晴らしい作品が出来上がる。
それは、糸による所大ですが、染めの技術の進歩もあると思います。デザインも自由自在、技術さえ向上させればどんどん道は広がる、、日本人の繊細な感性を生かしつつ、手仕事の特性、身につけて優しく温かくそれでいて飽きの来ない作品は大量生産からは決して生まれない、、中国には絶対まねできないのがこんな所かなぁぁと思いながら自分で編んだものを身にまとっていると色々な方に声をかけられます。
型紙が欲しい、編めないので編んで欲しい、と。埋もれそうな日本人の特性を今後掘り起こしていくのもいいかもしれないなぁぁと、皆さんの機械論争に違った形で参加させていただきました。
  (FF子、小平)


(宮崎正弘のコメント)ITに対抗するのはHO(ヒューマン・オーガニゼイション)。
エリント(電子機器を使った傍聴、スパイ、偵察)だけでは不足で、やはりヒューミント(人間のコネ、人脈から敵情報を分析)が必要。日本はそれぞれ後者の理解が決定的に欠けているようです。



  ♪
(読者の声3)技術の問題、我国の競争力の根幹に関わりがあるため今少し突っ込んでみる必要があるかもしれません。私は当初は技術面での自虐論ではないかとも考えたのですが、そう楽観したものではないかもしれません。
 先端産業のレベルアップに手を貸して自身の競争力を失っているとしたら恐ろしいことです。政治が取り込まれる前に産業が取り込まれてしまえば打つ手がきわめて限定されることになるかもしれません。
自国での生産をあきらめた米国の二の舞にならないため、早急に対策を立てなければならないかもしれません。

まず貴誌に紹介された意見を再掲載します。
「(読者の声2)貴誌2742号の読者欄に気になる発言を見かけましたので、僣越ながらコメントをさせて頂きます。(中略)完成品は海外にシフトしていますが、必要な中間素材については、日本の優位は揺るぎないと思います。例えば、韓国の携帯電話の中身の部品は日本や米国の素材で占められています。半導体についても、製造装置や中間素材は日本に頼っています。日韓の貿易収支も見ても一目瞭然です。韓国が儲かれば、日本が自動的に儲かる仕組みとなっています。家電についても、便利な先端機能がついた日本製が登場して、半年〜1年後に海外が追随する傾向は続いています。(TH生)」。

掲載文に対する知人の反応
「この方の意見は半分正しいです。彼が言っているのは液晶テレビの製品構成です。但し、今年前半までの。今は最先端の液晶TVの製造技術の大半は中国に移管されています。
 中国の外資系(主に米国)企業の工場では、既に、十年も前からこれらの製造装置が稼動していました。私はシンセンや上海や蘇州でこの眼で見て、写真にもとってあります。
来年の1月には、それを公開しても良いと思っています。現在、準備中。
韓国にサムソンと言うメーカーがあります。このメーカは液晶TV、もっと広げて、TV受像機で世界一のシェアをもっています。二番目がかなり離されてソニーです。このメーカはICチップのメモリーのシェアもダントツで世界一です。また携帯電話は世界第2位のシェアを持っています。
韓国にLG電子と言うメーカがあります。この会社もテレビ、メモリー、携帯電話で夫々の製品で世界のトップ5以内にあります。
 ここで少し世界を広げると次の構造があります。これは業界人なら誰でも知っていることです。
液晶や半導体の製造装置は日本が韓国に供給します。同様に液晶で一番重要な素材の液晶用のガラス基盤やコンデンサ、チップ抵抗モジュール部品は、やはり日本が韓国へ輸出します。これを韓国で液晶モジュール又はユニットと言う半製品に組み立てます。この液晶モジュール又はユニットが液晶TVの品質を決めるキーテクノロジーです。
ソニーはこの液晶モジュールをサムソンから購入して液晶TVを組み立て世界へ販売しています・・・・情けない話です。サムソンはこの液晶モジュールを中国の自社工場で液晶TVへ組み立てて世界へ販売しています。
 いま、マクロに見れば最先端のTV製品は、製造装置、部品を日本がつくり、韓国が半導体チップや重要モジュールを組み立て、中国へ輸出し中国で製品を組み立て世界へ販売すると言う3極構造ができています。TH生が言っておられるのはこのことです。
 しかし、日本の部品メーカや製造装置メーカは中国へワンサと進出しています。これはソニーや松下やシャープ等が中国へ製品製造工場を作る度に、子会社や取引のある部品メーカへ中国進出を強制するからです。
この話は、次回私が中国で部品メーカの幹部から直接聞いた話をお伝えします。しかし、低価格品や標準品は以上の全ての工程が中国で製造されています。私はこの目で見てきました。サムソンは来年から、最先端の液晶モジュールを中国で組み立てることに決定し大きなモジュール工場を中国に建設中です。
 日本の幾つかの家電メーカは最先端の研究所を中国に作っています。
世界に輸出する製品を、中国人に研究開発させ、半導体チップ(LSI)も部品もモジュールも家電製品も全て中国で作り世界へ輸出する体制ができつつあります。
 私は業界団体で2002年にこうなることがあるから、こうならないため日本でこんな組織を作るべきだとメーカを集めて講演しました。集まったのが部長クラスだったため残念ながら目的の組織は出来ませんでした。こんな話は担当役員へ何度も何度も話すべきだったと無念におもっています。
この辺の実情は資料が腐る程ありましたが、残念なことに、全て2008年3月に廃棄しました・・・年金生活にはいったために。
来年一月までに分かりやすい資料を集めて、皆さんへメールしようかと思っています。
もう一度いいます。日本で出来る製品は中国でも、韓国でも、ベトナムでもできます。 
ソニーの社長だった出井さん(現在は中国最大の検索エンジン百度(バイドゥ)などの取締役も担う)は明確に述べておられます。「日本で出来る製品は中国でも、韓国でも、ベトナムでもできる」と!
  以上です。
  (宮崎太郎)



   ♪
(読者の声4)まもなく刊行される貴編著『シナ人とは何か  内田良平の『支那観』を読む』(展転社)を楽しみにしております。
ところで、推薦の辞を書かれている伊達宗義さんは、「夕日と拳銃」のモデルの伊達さんの一族なのでしょうか。あのドラマは大変わくわくして見ておりました。「怪傑ハリマオ」も面白かったです。
「快男児」という言葉が死語となりつつある現代です。男女共同参画法なる「キンタマツブシ法」が出来て寂しくなってきました。高場乱(おさむ)ぐらいの女傑が出てくれば面白いのですが、福島瑞穂ちゃんでは役不足のように思います。
   (桃太郎、倉敷市)


(宮崎正弘のコメント)伊達宗義先生は伊達政宗十六代末裔・伊達順之介(宇和島藩)のご長男、青島で父親の最後に立ち会われました。戦後、しばし若松重吾という筆名でさかんに中国分析を展開され、当時の中国研究者には必読でした。拓殖大学海外事情研究所教授を退任されすでに相当の歳月ですが、ご健在です。小生とも国民新聞で二度ほど対談しております。
 ご承知のように順之介をモデルにしたのが檀一雄『夕日と拳銃』です。
 弟の伊達政之氏は、大陸浪人の血を濃厚に引き継がれ、香港で日本語学校を経営されておられました。その頃、一年に三回ほど香港へ遊びに行きましたが、現代の梁山泊の雰囲気。あそこに「留学」した人は多いです。いまチャイナウォッチャーとして活躍のT氏もH氏もX氏も。杉森久英『アジアの憂鬱』は、この香港の梁山泊が舞台です。ところが正之氏は早世され、すでに30年。生前、中国に関する著作を二冊ほど書かれました。
 東京でも追悼会をやったのが昨日のことのように思い出されます。
 仰言るように現代日本の若者には珍しい、一世の「快男児」でしたね。
http://miyazaki.xii.jp/column/index10.html
    ◆
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
***************************************
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
撃論ムック
「迷走日本の行方」発売! オークラ出版 1200円
 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

発足後、高い支持率を維持する鳩山民主党政権。しかし、その実態は政権末期と言える。
数々のマニフェスト破りや首相の犯罪は大きく報道されず、地上波テレビを中心とする大メディアは、民主党政権の問題点にほとんど沈黙している。
しかし、それ以上に問題なのは、国民の広範な議論が必要とされる国家の基本問題を、マニフェストから隠したまま、旧社会党のイデオロギーにそった法案を次々と成立させようとする恐怖政治が行われていることだ。しかも、メディアは、全体主義の国家権力の代弁者として、それらの情報を封鎖していることだ。
 メディアと一体となった、民主党恐怖政治は、日本をどこへ向かわせるのか? 全国にさざ波のように広がる不安に応え、本ムックでは第一線のジャーナリスト、論客、研究者が現場から日本の行方を分かりやすく解説。
また、緊急特別座談会で、衆院選挙で4年ぶりに国政に復帰した城内実衆議院議員、小林よしのり氏、三橋貴明氏、西村幸祐が、そんな日本の現状を告発し、日本の進むべき道を訴える。迷走する日本の行方へ、全国民注目のムック、いよいよ発売。

<目次>
◎緊急特別座談会
STOP!日本解体計画―抵抗の拠点をどこに置くのか
城内実×小林よしのり×三橋貴明×西村幸祐
◎追悼、中川昭一氏。誰が政治を殺したのか? 西村幸祐 
◎総特集1 失われた日本人の座標軸
世界は新政権をどう見たか 島田洋一
米中接近と「東アジア共同体」という幻想 藤井厳喜
中国の「今」と日本の迷走 宮崎正弘
政権交代で揺れる沖縄の防衛 恵隆之介
「台湾=生命線」を忘れた日本人 永山英樹
ついに一線を越えた高金素梅 林建良
キューバ革命から見た、迷走日本 奥村篤信
民主党・対北政策への不安と期待 増元照明
平成の秩禄処分という見方 高山正之
「新世紀のビッグブラザーへ」の世界へ進む日本 三橋貴明
敢えて自民党の下野を歓迎する 岩田温
これからのメディアに問われるもの 水島総

◎総特集2 民主党内閣の恐怖
迷走&暴走する民主党新政権 花岡信昭
私は民主党の国家解体政策を許さない 土屋敬之
女流国防論第11回 北沢大臣の着任先は『敵地』なのか 桜林美佐
既に鳩山民主党も中国の手に堕ちたか 山村明義
民主党の日本解体法案の真実 水間政憲
首相官邸異状あり  阿比留瑠比
◎連載
思想の誕生第11回 「神の国」アメリカ 「神の国」日本(一) 西尾幹二
21世紀からの思索 早くも訪れた民主党の落日―矛盾だらけの「社民」政権 西部邁
情報の考古学第10回 変革の思想が問われていた時代(その3) 西村幸祐
ネット言論多事争論第11回 激震が走った芸能界とスポーツ界 宮島理
書評 宮崎正弘『中国分裂 七つの理由』(岩田温)
   ◎
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
☆゜・゜☆  ☆゜・*:.。.:*・゜☆゜・*:..:*・゜☆
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
   ♪
< 宮崎正弘の近刊 >
『中国分裂 七つの理由』(阪急コミュニケーションズ、1680円)
品切れ店が多くあります。ご注文はネットで。 
http://www.amazon.co.jp/dp/4484092344

  ♪
宮崎正弘のロングセラー 絶賛発売中!
 http://miyazaki.xii.jp:80/saisinkan/index.html
『人民元がドルを駆逐する』(KKベストセラーズ、1680円)
『絶望の大国、中国の真実――日本人は中国人のことを何も分かっていない』
(石平氏との共著、980円。ワック文庫) 
『やはり、ドルは暴落する! 日本と世界はこうなる』(ワック文庫、980円)
『中国がたくらむ台湾・沖縄侵攻と日本支配』(KKベストセラーズ 1680円) 
『トンデモ中国、真実は路地裏にあり』(阪急コミュニケーションズ、1680円)
 < 過去の拙著136冊のうち半分近くは下記サイトから注文できます ↓ >
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url?%5Fencoding=UTF8&search-type=ss&index=books-jp&field-author=%E5%AE%AE%E5%B4%8E%20%E6%AD%A3%E5%BC%98
 
 ♪
<< 新刊予告 >>
 宮崎正弘 + 内田良平研究会 編著
『シナ人とは何か  内田良平の『支那観』を読む』
  (10月27日発売 定価1995円、発売 展転社)
 ―中国文明の本質を鋭くえぐり、趨勢を見極めた「強攻」外交の提言。
 ―現在によみがえる内田良平の国家戦略書。間違っていた日本人の対中理解を正す。
  <目次>
推薦の辞   伊達宗義
第一章    激動する中国と問われる日本人の中国観
第二章    内田良平『支那観』(現代語訳 森田忠明)
第三章    異文明大国・中国とどう付き合うか(宮崎正弘)
第四章    『支那観』研究
第五章    内田良平『支那観』(原文)
 執筆陣   池田一貴、小田内陽太、片瀬裕、高木桂蔵、田中秀雄、永山英樹、福永武
       ★★
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◎宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2009 ◎転送自由。ただし転載は出典明示。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2001-08-18  
最終発行日:  
発行周期:ほぼ日刊  
Score!: 99 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • 名無しさん2009/10/18

    日本企業のずるさ・強かさが戦後派の経営者には掛けています。軍事知識が企業にも必要なのに日本には軍事学自体が消滅、立て直しにはどうしても競争原理が詰まってる軍事学を大学でも教えるべきと思いますが・・・無駄でしょうか?