国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2009/09/17


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  「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
      平成21年(2009年)9月17日(木曜日)貳
         通巻第2716号  
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 アフガニスタンでの戦死者、ただいま1386名
  米英が最悪の犠牲をだして、オバマ、ブラウンに再選の芽は消えかけた
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 カブールは戦乱の巷。不安と猜疑心と復讐の目が光り、派遣されてきた西側の兵士のみならず多くの外交官はゆっくり寝ることも出来ない。
 警備をグルカ兵にゆだねた米国大使館はなおさらであろう。

 9月16日までの統計で西側からの兵士の戦死者は1386名となった。
このうち最大の犠牲は米兵で830名、英国214名、カナダ130名。以下ドイツ33,フランス31,スペイン25,デンマーク24,オランダ21,イタリア15,ポーランド13,豪とルーマニア各11,他12ヶ国で28名の犠牲。

 現在109000名の西側兵士が駐留し、このうち64500名が米兵。9000名が英国、そして三番目の派遣国はドイツで4200名、後者ドイツはクンドゥス地区に4000名が集中しており、9月3日に三名が犠牲となった。ドイツあげての衝撃、27日に迫ったドイツ総選挙に大きな影響がでる。
 ドイツへ戻った三名の若い遺体は棺が国旗で撒かれ、盛大な葬儀が営まれた。ドイツでは、アフガンからの撤退が世論の一角に登場した。

 さて何が問題か。

 世界の関心はアフガニスタン一色。次にイラク、そしてイランの核。
 西側が「世界平和」という幻想の元であれ、結束して対応しているときに日本はインド洋上からも逃げ出す。裏切り、卑怯、怯懦と思われるだろう。日本のイメージは湾岸戦争で最大の金銭的貢献をし、機雷掃海をなしとげてもクエートの感謝広告から国名をはずされるという屈辱を味わった。


 ▲JALの悲劇も情勢に即応できない怯懦からはじまった

イラクで重要施設の楯として、サダムフセインの人質となった日本人が救援を求めてもJALは救援機を飛ばさなかった。トルコの飛行機が邦人を助けてくれた。救援物資は台湾の飛行機が運んでくれた。
今日のJALを襲う経営難というのは因果応報かも知れない。JALを創設した男たちの愛国心とナショナリズムをおもうとき、なんという時代の変化、精神の萎縮だろうか。

 アフガニスタンへの対応が連日、西側マスコミが報じているときに、我が国には対米協力から逃げようとする異星人の政権が現れ、世界は「未知との遭遇」(ヘラルド・トリビューン、9月17日付け一面トップ)をみる。

 ところでオバマ政権は発足からまだ一年にもならないが、すでにレーム・ダック入りの観あり、支持率は急下降。民主党寄りの新聞漫画にも「オバマ」の肖像画の下に「HOPE」とあって、その下に視聴者が「−LESS」の追加文字。つまり、「希望」は「絶望」に変わったのだ。発足から八ヶ月で。。。。。

 異星人が首相となった「ボーフラ政権」の人気はおそらく年内。年明けから空中分解という運命が待っている。なぜって、世界の常識は日本の非常識、世界が直面している危機に適切な対応ができないどころか、関心がないんですからね。
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樋泉克夫のコラム
――踊る、踊る、中国人民は踊る・・・これでいいのだ
       『日常中国』(呉亮・高雲 江蘇美術出版社 1999年)
 


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「50年代老百姓的日常生活」の副題のままに、この本は50年代の中国における老百姓(じんみん)の日々の生活を、写真と文章とで回想する。
新しい中国へ向け社会全体を改造しはじめたばかりで旧い中国が色濃く残っていた時代から、「大躍進政策」で呼ばれた急進的で無謀な社会主義化に国を挙げて狂信的に取り組んだ悲劇の時代まで――「旧」と「新」の2つの中国が微妙な形で混在していた当時の世相が、この本から浮かびあがってくる。

先ず旧中国の1枚は、共産党活動家を暗殺した犯人護送の現場写真だ。
場所は不明だが、1951年7月16日の撮影と記されている。
写真中央の犯人は後ろ手に縛り上げられ、かつて死罪となった者がそうされたように罪名と自分の名前が記された卒塔婆のような形の板を背負わされている。

犯人を両脇から挟んだ公安と思しき2人の手は犯人の腕を掴む。残る1人は先導役か。共に若い3人は真正面からカメラを見ている。やや俯き加減の犯人の目もしっかりとレンズを見据えているが、その目は冷たく笑っているようだ。
覚悟ができているのだろう。周囲を取り囲む多くの見物人の間に屋台が並ぶ。処刑直前だろう。

写真の説明は、「50年代初頭は反革命鎮圧の時代だった。刑場への道すがら犯人は路傍の食堂にて、この世の最期の食事が許されていた。なかでも腹の据わった犯人は、そば屋の前にさしかかると護送車から『あの世への道中に抻麺(手打ち麺)を一杯』。店内に入る。犯人は大声で『龍鬚麺』。すると職人は黙々と麺打ちに取り掛かる」とある。

この死刑囚は撮影前に麺を食べたのか。
これから食べるのか。いずれにせよ撮影からほどなく処刑されたに違いない。
罪名が書かれた板を背負いながら口にする人生最期の麺という旧い中国。だが彼を裁いたのは、新しい中国を象徴する人民法廷と反革命なる罪名。

次は新しい中国。1枚は「無錫市青年文工団・共青団員による聯歓舞会」。残る1枚は「1957年の北京。
一般的な工場労働者の結婚舞会」。舞会とはダンス・パーティーのこと。聯歓舞会は、やがて権力の階梯を上り詰めることになる共産主義青年団のエリート青年が文芸工作団の選りすぐりの美女に狙いを定めた合コンらしい。

「魔都・上海」の紅灯の巷は別にして、中国の一般男女がいつの頃から社交ダンスに親しむようになったかは定かではない。だが革命の聖地と呼ばれた当時の延安では、既に社交ダンスは盛んだった。
毛沢東以下の共産党幹部は政権獲得後も、ともかく口実を見つけては社交ダンスを楽しんでいた。
どうやら中国では、革命とダンスとは切っても切れない関係にあったようだ。

聯歓舞会会場は公園の一角だろう。文工団の女性団員は白のブラウスにソックス、それにカラフルなスカート。
共青団の若者は人民服やら開襟シャツ。青空の下、互いの目をみつめ合い楽しげに踊った末に、「対象(こいびと)」をゲットか。

結婚舞会の会場は、おそらく工場の集会所だ。黒板には大きく「囍」と書かれ、その上の壁には毛沢東の肖像画を挟んで「熱愛勞働」の4文字。結婚を祝うダンス・パーティーで踊る男は黒っぽい人民服。だが娘たちの衣裳は明るい色調のようだ。ぎこちなく組み、互いに微妙に目線を逸らす。

あれから50数年。死刑直前の抻麺などという旧い中国は残っていないだろうが、いまだにダンスは盛況。
中国人民は踊る。どこでも誰でも、どんな曲でも踊ってしまう。そういえば文革当時、毛沢東に忠誠を誓う「忠字舞」の狂気乱舞もありましたっけ・・・ネエ。
《QED》


(宮崎正弘のコメント)懐かしい一コマ。そうそう、「対象」が恋人で、「愛人」が奥さんでしたね。台湾では二十年前、すでに「対象」は通じなかったけれど、いまの中国でも古語の部類じゃありませんか。小姐(ショウジェ)は「おねぇさん」。どこでも通じましたが、いまはこの語彙のニュアンスに売春婦の意味もあって「女士」(ニュイス)とか「美女」(メィニュイ)とかに言い換えなければいけないし。毛沢東時代の「同士」なんて、この十年、中国で聞いたことがありません。
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(読者の声1)貴誌2709号掲載の在米台湾人アンディ・チャン氏のコラムは興味深いものでしたが、オバマは何か勘違いをしているのだろうか?
それとも、確信犯なのだろうか?
まぁ、米国には草の根の民主主義があるので上手く行かないでしょうが、しかしこのグローバル・コミュニケーション時代に崇拝強制とは信長より大胆ではないですか(笑)。
オバマのナルシストなところは鳩山坊と良い勝負だろうが日本の政治家は幸か不幸かカリスマが無い。
鳩山は「小沢の傀儡になりません」と宣言する時点で笑い者です。
さてアンディ・チャンの記事の中で気になったのは米国では国民保険が社会主義や共産主義と関連付けて捕らえられている事。これは、良く言えば米国の価値観の底流にある自己責任的価値観なのだろうが、一面で米国指導層の頭の中には国民共同体というような意識が全く無いのであろう。
だから、国民の間に膨大な経済格差があっても平気なのだろう。
そこで米国の友好国を見てると、ケインズ主義者の建国した戦後日本は言うに及ばず、元宗主国英国も国民保険は充実しているし、日本極左に右翼国家と非難されているイスラエルでは国民の八割が社会民主主義的経済政策を望んでいる。
過度の経済格差は社会の安定性という面から見ても問題なのだ。そういう意味で米国は日本などの「国民共同体としての国家」ではなくて、「契約国家」なのだと理解しなくてはならない。事の善し悪しは別にして契約国家故にアフリカ移民の息子であるオバマが大統領に選ばれえるのだろう。

移民の流入を前提とした契約国家米国が日本の発展モデルになりえるか?
この辺を良く考えないと、移民一千万導入とかいうアホな政治家が出てくるのだ。正直言って、米国では成功した白人が黒人を養いたくないという現実がある。こういった対立構造を敢えて日本国内に作る事は無いのだ。
もう一つ気になるのは日本の保守派の米国保守派に対する過度の期待ですが、キリスト教信仰と古典的リベラリズムを基盤とした米国保守派は日本のそれとは以って非なる存在。むしろ、日本の政党は多文化的要素のある民主党の方に近いかもしれない。そういう意味に於いて、日本の保守派や次期政権は米国の「次の選挙」を期待せずに現政権としっかりしたパイプを作る努力をするべきだろう。
   (道楽Q)


(宮崎正弘のコメント)ちょっと話は飛びますが、アメリカの草の根保守の代表格ニュート・キングリッチ(元下院議長)が、最近中国へ行き、自分のブログに紀行を書いていて、北京では賈慶林に面会したことも気になるのですが、瀋陽へ行って「918記念館」(つまり反日記念館で日本の「軍国主義」とナチを同一視した改竄歴史観のオンパレード)を見て「これが日本軍国主義の中国侵攻のはじまり」なんて書いている。キングリッチはおっちょこちょいだけど、米国の草の根保守陣営への影響力が大きいので、このオッサンを外務省は日本に招待するべきではないか、と思いますね。



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(読者の声2)宮崎先生のメルマガを読み続けていて思ったことです。中共の強みとは何か? それは、『人命(人権)を尊重しなくてもよい人口の多さ』でしょう。
それがあるから、危険な所に人民をいくらでも送り込める。
また人命を尊重しなくていい人たちだから、地元住民から恨みを買うようなことも出来てしまう。
すなわち、資源などの“あさり”や搾取が可能になる。日本には絶対に真似の出来ないことですね。中共は自国民を外人部隊扱いする国であるように私の目には映ります。
   (T.T)


(宮崎正弘のコメント)人口の巨大さは逆に中国政治の最大の脆弱ポイントでもありますね。外国へ流出する頭脳、共産党幹部の子弟はなぜか米国留学、永住。だから国民も一度中国を出たら、還りたくない。
 イナゴの大群の習性に似ている。



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(読者の声3)おもしろい電話を新聞社から受けました。「昨日(14日)のオランダの新聞ADに、日本の新政府は、日本の人口減少への対策に、出生率のアップを目指すのではなく、移民を大量に受け入れるとあったけれど、読みましたか?」
「いいえ」(平静を装うも、内心「何ぃ〜!?鳩よ、馬鹿をお言いでないっ!あんたの言うmanifest,そう、manifestoではなくってね、では、隠しておいたんだってねっ!You lie!」と煮えくり返る私。)
「それで、質問ですが、オランダ人が日本へ移民申請したら、受け付けてもらえるのでしょうか。」「はあはあ・・・」(うわっ!さすがオランダ人!なんか、ちょっと違うみたいな気もするけど、いいとこついてくるわぁ。)
「その場合、受け入れてもらったとしても、一体オランダ人が日本の風土に適合してやって行けるでしょうか」
「う・・・」(そう疑問をもってくださるだけで、ありがたいわぁ。ただどど〜〜っと、どこぞの国々から、マフィアに騙されて入ってきちゃうのが殆どでしょうからね。)
「で、これらの質問を、オランダ人で、かつて日本で暮らしたことがあって、今はこちらに帰国している人に聞きたいんですけど、どなたか紹介していただけませんか」
(あら、私への質問じゃなかったのね、ホッ。)「はいはい、絶好の人を存じ上げてますよ!」と、かつて日本に大学院生としてご主人と共に永らく滞在、今はその息子さんが日本のお嫁さんをもらって日本に住んでいるという、60歳の生粋オランダ人女性を紹介しました。結果はいかに?
 
鳩山新政権前より、既にうなぎのぼりの中国人移民。この人たちは、どこに住んで、どこから収入を得ているんですか?税金、納めているんですか?新中国街、新韓国街では、昔からいる人たちさえも安心して暮らせないと聞いています。イギリス、フランス、ドイツなどと同様、既に国が「貧困層からの移民政策は大失敗であった」と認めているオランダ、それも、一番移民に荒らされているロッテルダムに住む身としては、これからわが故国が同じ憂き目にあうのかと思うと、いえ、もっと悲惨かも知れぬと思うと、気が気ではありません。
 
実は、私がこの夏引き籠りになった大きな原因の一つが、うちの裏庭の向こうに違法ルーフバルコニーが建ち、そこから連日、変な移民が私たちの家の中を覗き込むようになり、それを警察も取り締まれなかったこと。私が証拠写真を警察に提出すべくカメラを向けたのは違法で、家の中の覗き見は違法じゃないからですって。
さすがプロテスタント? いえいえ、警察官は、法を知りません。
「民事事件と刑事事件」の線で攻めたら、私の正しいのを認めたけれど、それでも取り締まりはできず。ただ今、市で違法建築取り壊しを検討中ですか、ひどく時間がかかります。
その間、私は警察と渡り合い、覗き魔のモロッコ女性と渡り合い、彼女の夫(これはオランダ人で、自称、役所勤め)がうちの庭に不法侵入してくるのと戦い、ほとほと神経がまいりました。
 
元々今の家に移り住んだのは、先に住んでいた家の周辺が、かつては屋敷街であったにもかかわらず、移民に荒らされてしまったから。連日の身近な強盗・殺人事件です。
それなのに、オランダ人しか住んでいなかったここへ越して来てたった5年、毎年モスリム連中の浸食甚だしく、近頃は、ついにうちの近所まで、頭巾を被った連中がぞろぞろとうろつき始めました。
彼らの大きな問題は、決してオランダ人社会に馴染もうとはしないことです。一人につき年間5千ユーロ(65万円以上)のオランダ語教育を各市が負担し(私たちの税金ですよね)、勉学を義務付けていてもです。
オランダ人社会との接触は、夫から禁止されている。夫たちはモスリム教会で群れをなし、日がな一日お祈り。夫婦は多数の子供や年寄り、ある時には違法にも、「妹」と称して複数の妻と共にオランダの生活保護で暮らしているにもかかわらず、オランダ人を「敵」と信じ込んでいる。長いこと「差別はいけません」「自由を認めましょう」と、間違った教育で洗脳されてきた白人オランダ人は、これらの人々と、正面切って渡り合うのを避けている。
蔭ではすごく不満があるので、私がその不満を言い出すと、「あなたがそういうなら」と、本音を語るようになる。
でも復讐を恐れて、自分たちの生活が脅かされても、じっと我慢。
 
フランスやイギリスは既に「インテリ階層、手に高等技術を持った人しか受け入れません」と公言していますが、時すでに遅しの荒らされ放題、凶悪犯罪多発。かのアンデルセンを生んだ美しいデンマーク王国でさえ、コペンハーゲンはモスリムと中国人が、今やぞろぞろ。あっという間の繁殖力。「友愛」などという安っぽいヒューマニスムを振り回す人たちには、先ず、これらの国の惨状を肉眼で見て、肌でしっかり感じてほしい。知識階級層が3K労働の担い手として移民するはずはないんですから。「文化がちがう」のではなく、「文化」なるものの存在しない土地から来る。教育しようにも、学ぶ能力のない人たちがたくさんいる。そういう人たちを受け入れる覚悟が、日本には出来ているのでしょうか。
 
一方、先日、東欧出身のパートナー(結婚とほとんど同じ制度で、パートナー制度というのが、オランダには存在する)を連れて日本へ旅行に行ったオランダ人男性、1週間禅寺へこもるのが目的だったそうですが、彼は問題なかったものの、パートナーの女性への身元調べは非常に厳しく、彼女名義の預金通帳の残高が相当まとまってなくてはいけないとか、宿泊先をすべて提出せよとか、帰りの飛行機の切符を提示せよとか、大変だったそうです。
全員本当にこれだけ厳しく監査しているんでしょうか。もっとも、預金通帳の残高にせよ、日本国内の身元引受人や住所にせよ、マフィアが絡めばいくらでも誤魔化せますから、誤魔化しが見抜けない、あるいは意図的に見抜かないようにしているとしたら、それが問題です。オランダはそれで、マフィアがらみの中国移民、違法滞在者が、わんさといるんですから。

日本の新政権、高校の授業料を全員タダにって言っているそうですが、本当ですか?
政治家や高級官僚の報酬や、特別な特権で多くのお金を騙し取っている方たちの取り分を削れば、可能かもしれませんが(?)、それだったら、ここのように、高校への進学ハードルを高くするべきだし、裕福層にまでの援助は必要ないでしょう。
それにしても、民主党、あまりに無謀な、人を食ったような政策ばっかりで、これで騙されたら、騙される方も悪いですわね。
 
西ヨーロッパ各国では、節度なき、教育なき「民主主義」の左寄りが過ぎて、過激な右翼が票を集めている昨今、寛容なオランダ人もついに限界、先日の投票結果は「右」「極右」圧倒的優勢。その一方には、危機感なく、この世界の流れに逆行する日本・・・中庸は、難しいものですね。 
ちなみに、オランダでの出産費用も、普通は保険がきかず。でもね、以前よりちょっと高くなって、3万円ほどですって。日本の何十分の一?
サーヴィスのよさも口伝えに聞いている日本の若いお母さんたちは、昔のように里帰り出産ではなく、皆さんここでお産をしています。私たち老後を考える世代も、経済面を考えると、日本へ帰りたくても帰れません。
移民から介護を受ける時には、衛生面や礼儀などで、彼らを「教育」せねばいけませんが、それでもここでなら、ホームレスになることもなく、医療は総て保険がカヴァー、どうにか無事に死ねて、お葬式も安い。
人間のみでなく、あらゆる命への配慮がなされている国。ただし、ゆりかごから墓場までのこの福祉国家、税金は高く、時には贅沢な日本人には耐えがたい、ひじょうに質素な国でもあります。
   (Hana、在オランダ)
 
 
 (宮崎正弘のコメント)異星人のハト某は、日本をオランダのような国にしたいのでしょうね。
中国人で一杯に。そうそう、先週、広州郊外の花都である日雇った運転手、なかなかのインテリでしたが、(梁啓超も魯迅も宋教仁も日本留学組って知っていたし、鳩山が「友愛」を標榜していることも知っていた。一般に中国民衆は孫文の名前は知っていても日本亡命の事実は知らない)、でつい言ったのです。「中国人が大量に日本にきたので治安が悪くなった」。「え、中国人が行ったら日本の治安が悪化した?なぜ?」。花都のような治安がまぁまぁでのんびりした場所にいると中国人が善良と信じているんですねぇ。。



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(読者の声4)厚生労働大臣の人選。あきれてあいた口がふさがらない。
WHOやILOに行くわけ?
我々はお母さんのおなかにいるときから、医療機関で死亡診断書を書いて家族に渡すところまで面倒を見ています。
新型インフルエンザ対策では乳幼児や5歳以下の子供が重症化している。重箱の隅をつっついて批判ばかりしている連中に医療:介護は任せられない。民主党は馬鹿のあつまりか? 
診療報酬の改定や後期高齢者の問題 来春の卒業生の就職先どうするのか? 国家の根幹をなす社会保障政策が荒廃すれば国が滅びることを歴史は証明している。厚生労働省の守備範囲 医療(医療保険分野を除く)健康(生活衛生分野を除く)医薬品・医療機器 食品 労働基準 労働災害 雇用(高齢者 障害者雇用 職業訓練分野を含む)男女均等(雇用均等) 児童 家庭 社会福祉 障害保険福祉 老人保健 介護保険 医療保険 年金。その他(遺骨収集に遺族会と行くのか?)
   (つけめんだいおう)
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  • 万葉至乃輔2009/09/17

    「ウラジオストック見聞記」大変興味深く拝見いたしました。拙者、昨今ロシア語でも勉強して、何か商売でもと考えておりましたので、そちらの意味でも参考になりました。



    プーチンが極端な保護関税を輸入車にかけているので、中古車業者は大変だという報道がありましたが、だれも国産の自動車を買わない。その出来栄えがひどいのを知っているからだという解説には絶倒しました。



    またロシア人にとっては日露戦争など、蚊に刺されてちょっと痛かった程度で、祖国戦争(ナポレオン戦争)と大祖国戦争(対独戦争)を勝利したことが、誇りだというロシア人の言葉にスケールの違いに驚くばかりです。



    さて宮崎さんの来歴、著作を見てまいりますと、文学青年が英米文学を学び、そこから浪漫的に国内回帰をして、国家革新運動に身を挺し、その成就を見ることは、超大国アメリカを知ることだとばかりに、その興味はアメリカに向かいますが、返す刀でアジアの巨人中国を斬り、同時にリムランド諸国を通して、現在はハートランドロシアへ関心が向かっているように思いますが、如何でしょう?