国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

全て表示する >

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2009/07/21


☆小誌愛読者14800名! メルマガ・ランキング、アクセス第一位!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
      平成21年(2009年)7月21日(火曜日)
         通巻第2670号 
△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△

 習近平と李克強の権力闘争、つぎはリオ・テントをめぐるスパイ合戦
  李克強訪豪を前に「上海派」と「太子党」が陰湿に胡錦涛執行部へ揺さぶり
****************************************

 前の共産党大会の人事をめぐる暗闘を想いだしていただきたい。
 第十七回党大会は、江沢民の懐刀だった曾慶紅が「引退と引き替えに」、習近平を三階級特進させた。浙江省書記からまず上海市書記に栄転させ、ついで政治局常務委員、国家副主席と三段階を一気にまたいだ。
曾と、その背後にいる江沢民と意思である。

 同時に曾慶紅は賀国強と周永康を法務公安規律のポストに送り込んだ。つまり習、周、賀の三人が政治局で「江沢民派」であり、同時に習近平は太子党の利権を代弁する。
 だから筆者は書いた。
「中国では石川五右衛門と長谷川平蔵は同一人物である」と。いうまでもなく利権汚職と捜査の元締めが同じだから(呵々大笑)。

 さて上海派と太子党にとって「団派」(共産主義青年団)ほど疎ましくも邪魔の存在はない。胡錦涛、李克強、李源潮、王洋らが団派である。
 共産主義の理想を追求し、汚職にときに立ち向かい、政治改革を獅子吼し、五月蠅いのだ。
したがって団派 vs 上海派+太子党 の対決構造が、いまの中国の権力構造の基軸にある。

 さて、先週あたりに李克強の子分たちが、周永康の「捜査」により汚職で断罪されようとしている事は述べた。李克強のパワーを弱め、引いては胡錦涛の指導力を弱体化させるのが目的である。


 ▲豪中関係の円滑化を邪魔すれば李克強を失脚させられる

 ここにリオ・テントのスパイ事件が絡む。
 リオ・テントは豪の鉱山会社だが、中国が買収をしかけ、豪政府が資源ナショナリズムに立脚して中国鋸業(チャナルコ)を退け、BHPとの提携に踏み切った。
 リオとBHPの合併は世界最大の鉄鉱石鉱山企業の誕生、カルテルと実質は同じ。

買収直前まで交渉が進んでいたので、中国はこれを恨んだ。
いずれ、執拗な中国のことだから、なにか政治的意趣返しがあるだろうと予測されていた。
 案の定、リオ・テントの中国駐在社員四人をスパイだと言って拘束し、豪勢府はすっかり慌てた。豪中関係がにわかに緊張した。

 もうひとつ背景があった。
 このスパイ事件は背後に権力中枢の闘争が絡んでいると指摘したのは博訊新聞網(7月19日付け)である。同紙によれば来週から豪訪問を予定している李克強(副首相、次期首相候補に有力)への当てこすり、一番やっかいな外交を李が、どれほどの能力で処理できるかの試験にもなるとばかり上海派と太子党が仕組んだ。

 というのも、習近平は副主席になって一番目の訪問先は北朝鮮、つぎに北京五輪の責任者に抜擢され、外国首脳とつぎつぎとあった。それからメキシコを訪問したが、評判は芳しくなかった。外交能力に疑問符がつけられた。ならばライバル李克強いは外交もうまくこなせるのか、と団派への面当てが再開したわけである。

 この事件で浮き彫りになったことは胡政権の脆さと、最高意思決定機関の内部闘争の深刻さ、要するに上海派の横暴に対して、適宜適切な対抗措置がとれない実態である。
同時に上海の勢力が独立王国のごとく、中央からアンタッチャブルであるという、星雲状況である。
 
 胡の掲げた「小康」(社会の安定)はまだまだ遠き目標である。
          ◎
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
緊急シンポジウムのお知らせ

 ウイグルで何が起きているのか?
 **************

【日時】7月26日(日) 開場18:15 開会18:45
【場所】国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟4Fセミナーホール
http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html

【資料代】2千円
【主催】日本ウイグル協会 イリハム・マハムティ
 
●パネリスト
イリハム・マハムティ/世界ウイグル会議日本全権代表 日本ウイグル協会会長
ペマ・ギャルポ/チベット文化研究所所長
石平/評論家
永山英樹/台湾研究フォーラム会長
青山繁晴/独立総合研究所代表取締役社長
西村幸祐/作家・ジャーナリスト、チャンネル桜キャスター 
詳細は日本ウイグル協会の公式サイトをご覧下さい。
http://uyghur-j.org/urumqi_symposium_090726.html
  ○
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
*:*。.:*:・☆:*。.:*:☆。. ☆。.:*:・'☆*。.:*:・☆:*。.:**:・'☆*。.:*:・☆:*。.:*:☆。:☆。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
(読者の声1)貴誌2639号の(読者の声2)にこうあります。
「しばらくツンドク状態だった貴著『謀略投機』(徳間書店)ですが、昨秋のリーマンブラザーズ以来のウォール街大不況と金融ショックの境遇の中で、ふとツンドク本棚から取り出して読み始めたら、面白いのなんの! 凄まじいほどにスリリングで、濡れ場もふんだんにあって意外や意外、宮崎さんは女性心理もチャンと書くのですね。
読者へのサービスなのか艶聞情景もしっかりかき込まれており、しかも今日的状況をはやくから予言していたがごとく、手に汗を握りながらとうとう徹夜で読み切りました。日本がおかれた他律的金融政策の本質をえぐり出し、またアメリカ人の野望を透徹し、なぜ、この宮崎さんの代表小説とおもわれる作品が人口に膾炙しないか、テレビドラマ化されないか、不思議でなりません。遅ればせながら」(RS生、鎌倉)。

そこで、私も是非、読んでみたいと『謀略投機』を取り寄せました。
「RS生、鎌倉」氏が仰言るとおりで、これは宮崎先生にしか書けないなぁと。意外だったのが女性心理描写の上手さ、宮崎先生は、女性は描けないと先入観がありましたから、ある箇所では、「上手いなぁ」と唸ってしまいました。
それにしても凄いですよね、1999年6月30日初版とあります。その当時、既に今日的状況を予言していたがごとくに書いておられる。
そこで新刊の『人民元がドルを駆逐する』(KKベストセラーズ)も読もうと言う気になります。だって惹句も「これほどタイミング良く、しかも予測が的中している本はない」と評判です!」とありますし。
私にはちょっと難しそうなので、その前段階として「謀略投機」を拝読しましたが正解でした。
『人民元がドルを駆逐する』を求めに、書店へいきます。10年後に書かれたこの本は、宮崎先生ご自身の10年の歴史も読み取れるようでとても楽しみです。
   (BN子、東京)


(宮崎正弘のコメント)十年して、ようやく理解者がすこしずつ。ひょっとしてベストセラーになるのは五十年後?
 ともあれ率直なご感想をいただき有り難う御座います。




  ♪
(読者の声2)以下に貴見スターリン書評への感想を記します。
参考書:「スターリンの国際戦略から見る大東亜戦争と日本人の課題」(落合道夫著、東京近代史研究所)
 まず貴誌書評より引用です。
「スターリンの独裁が強まると周りには茶坊主しかいなくなり、強いはずのソ連軍の有能な指導者はあらかた粛正されていた。スターリンは潜在的に自分をおびやかすものを悉く粛正して、安心した。だから滑稽なことにスターリンの周りの軍人トップはいずれも無能な輩ばかりになっていた。有能だったのは海外で諜報活動にあたるゾルゲくらいだった。
 ゾルゲは在日外交筋を通じて、確度高い情報をキャッチした。独ソ不可侵条約をいきなり反故として、ドイツがソ連に攻め込むとゾルゲはスターリンに忠告したが、スターリンは取り合わず、別荘で愛人たちと酒盛りをしていた。ヒトラーは怒濤の進撃でソ連領内に侵攻するやスターリンは真っ青になって別荘に閉じこもり、命令系統はずたずた、となっていた。開戦八日目に、スターリンの別荘に六人の男が突如入ってきた。外相、内相、副首相らで、そのときスターリンは、彼らが自分を逮捕にきたのか、と青ざめた。
 かの独裁者は「政敵らを片っ端から逮捕、銃殺しつくした」ゆえに「自分の逮捕を確信したように『驚愕』して身構えた」と斉藤氏は書く。
 あらためてスターリンの謎を新資料から読み解く労作である」
(引用終わり)

感想:
1.スターリンの党内戦略:スターリンはトロッキーと違い、政権奪取前はロシア共産党では目立たない存在であった。これは意図的な保身策と思われる。政権奪取後は組織を握り、指導者同士を争わせ漁夫の利作戦で独裁者となった。そして元指導者たちを皆殺しにした。そして一九三〇年に入ると、古参共産党員や左翼を用済みとして家族もろとも大量逮捕、強制収容所で奴隷化し、大量に銃殺処刑した。この結果ソ連から左翼は一掃された。しかし対外的には左翼の本山を宣伝したので、西側は騙された。

2.新しい党員:これは共産主義者ではない。命令に無条件で従う冷酷で有能な人物がとって代わった。彼らは相互に通婚し特権階級「赤い貴族」層を形成してゆく。

3.茶坊主幹部:スターリンは真に恐ろしい存在であった。フルシチョフによると「スターリンが踊れといえば、頭の良い奴は踊った」と記している。事実彼は宴会でスターリンにコサックダンスを求められ、苦しみながら踊った。スターリンとの宴会の帰途KGBに逮捕されたものもいた。また「幹部会で欠席しているものがいてもスターリンに理由を聞く勇気のあるものはいなかった」とも記している。元外務次官のマイスキーはソ連崩壊後、スターリンの感想を求められると、顔色が変わり一言「恐ろしい人間だ」と述べている。

4.軍人の粛清:スターリンはトハチェフスキー以下、共産軍の幹部を大量に処刑した。この動機は独ソ戦を控えて混乱から軍人に天下を取られることを畏れた。これは仏大革命のあとナポレオン・ボナパルトが台頭した史実から、左翼は「ボナパルティズム」と呼び軍人を警戒するのである。

5.独ソ戦警報事情:スターリンにはドイツ攻撃の切迫は、世界中から数十の確度の高い警報が入っていた。チャーチルはスターリン宛書簡に加えて国会演説までして警告している。そこでモスクワ会談で、知らなかったのか、聞くと、スターリンは知っていた、と答えている。大体国境に接近するドイツの三百万人の大軍に気づかないわけがない。ゾルゲの警報は、在ベルリン・ソ連大使館からの通報を含む八十通といわれる警報の一つに過ぎなかった。ゾルゲは帰国すれば口封じで殺される運命だった。彼のソ連人妻や上司ベルジン将軍も処刑されている。日本政府内にはコード名、「エコノミスト」など複数の日本人ソ連スパイ網があった。ゾルゲの評価は過大である。

6.スターリンの大戦略:スターリンはヒトラーの「我が闘争」を読んでおり、ソ連攻撃計画を以前から察知していた。このため用心深く準備した。
(1)1936年:東西挟撃を防ぐべく、東部国境では反共の蒋介石と日本を無力化するため、西安事件を起こして蒋介石を脅迫し転向させ、支那事変を起こさせた。スターリンは蒋介石に三億ドルの戦争資金を与え、航空機一千機、軍事顧問四千名を送り込んでいる。
(2)1939年 ポーランド分割:ヒトラーのソ連国境接近策と理解して、ソ連に隣接する北欧(バルト三国、フィンランド)を予防占領した。
 (3)ソ連の国際評価:この結果、ソ連は国際連盟から除名され、欧米では悪評が高かった。 
(4)1941年 緒戦大敗の狙い:スターリンはドイツ軍への反撃を禁じ、指示を出さなかったのでソ連軍は緒戦で大敗した。しかし狙いがあった。
 (a)米国世論の誘導:スターリンは人間の心理に通じていたので、被害者を装った。米国の世論は一変し、スターリンは親愛なジョー伯父さんと呼ばれるようになった。
この裏には米国に構築された政府中枢やマスコミを含むソ連の大スパイ網の工作があった。
(b)ドイツ軍のソ連領内引き込み:ナポレオン戦争のクツゾフ将軍にならったもの。冬装備のなかったドイツ軍は冬の到来により、モスクワ正面で大敗した。スターリンは前年の欧州の羊皮相場の安定からドイツ軍に冬装備がないことを察知していたという。
ヒトラーは三ヶ月でソ連を征服できると公言していた。

7.イワン雷帝の故事:イワン雷帝はロマノフ王家よりも前のロシアの皇帝である。拷問好きで残酷で、自分の長男まで誤ってだが、槍を投げて殺した。彼が大貴族との抗争で郊外の修道院にこもった事跡から、スターリンが独ソ戦のはじめ、指揮を執らずに、自邸にこもったことを重ねるのであろう。
しかし上記のように狙いはまったく違っていた。

8.スターリンは徹底した冷酷な権力主義者であり、万事用意周到であった。女性関係では妻の自殺後は、ボリショイの踊り子や共産党の美人タイピストなどを情婦にし、最晩年はKGBの大尉クラスの美女が家政婦兼妾として仕えたという。

9.スターリン研究:ロシアのある研究家は、スターリンは謎に満ちた人物であり彼の本格研究は死後百年してから始まるだろう、と述べている。
また或る研究家は、スターリンの信じがたい組織能力、大衆誘導能力、残忍さ、冷酷な権謀術数、ヤルタで米英の英雄とされる政治家を手玉に取った事実などから、彼は学歴はなかったが、明らかに生来の政治の天才であったと評している。米国の外交官、Gケナンも恐るべき危険な人物であるが、真に偉大な人物であったと記している。
 斉藤勉氏の労作は日本におけるスターリンの研究に大きな貢献をするものであり、小生としては、特に若い人がこの分野に関心を持ち、研究を継承発展することを希望します。
   (東海子)


(宮崎正弘のコメント)戦後、スターリンが死んだとき、日本の株式が大暴落を演じて、「スターリン暴落」と言われましたっけ。神学生だったスターリンは、ところでロシア正教を或る程度信じており、教会を破壊しなかった。徹底的にロシア正教会を破壊し、司祭らを弾圧したのはフルシチョフでした。



   ♪
(読者の声3)いつも貴重な情報や知識を提供していただき、ありがとうございます。
貴誌2669号に、「イスラム兵士には多くのウィグル人がいる」という主旨の話が載っていました。
そこで敢えてサヨクの日頃の論理に従うならば、これは『ウィグル人たちが中共に差別され貧困を強いられて人生に絶望しているから』ということになるはずではないでしょうか?
サヨクは、テロ(に若者が走ること)の原因として、よく貧困を挙げますよね。ならば、ウィグル人についても、そういう論理を展開すべきだと思うのですが、なぜかしません。
そこが不思議でたまらないのですが…。
    (T.T)


(宮崎正弘のコメント)左翼は革命を忘れ、サヨクはカクメイって何か分からない。ウィグルの民が、かれら(サヨク)にとって“神聖なる”共産党政権に立ち向かっているのが許せない、だから敵視しているのではないでしょうか?
  ○○○
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(編集部より)前号の「書評」のなか、知恩院が臨済宗とあるのは誤謬。浄土宗総本山です。多くからご指摘ありました。深謝申し上げます。
      ▲
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ☆編集後記☆ へんしゅうこうき ☆EDITOR‘S NOTE☆ 編集後記☆
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    ♪
<<<編集後記>>> ○某月某日 恒例なのか、元『週刊現代』編集長だった元木昌彦氏がジャーナリズム論を受け持つ大学生およそ百人を集めての課外授業。ようするに飲み会。昨年は上智大学の女性学生が主体だった。今年は明治学院大学。ジャーナリズム志望が多いが、女子学生ばっかり、男子は目立たないのが最近の傾向。草食系? ですか。小生が客員教授をつとめる拓殖大学だって嘗てのバンカラ気風はなし、お坊ちゃま、お嬢様が多いのです。昨年驚いたのは「君たち、就職大変だな、冬の時代、ビッグ・フリーはつぶれそうだし」と水を向けたら、「えっ。秋刀魚と武とタモリが」と言われた。ことしも、そういう勘違いおこりそう、と妙な期待をしつつ、会場でビール飲み始める。女子学生、ビールのつぎ方も知らない。冗談交じりに、「君たち加山雄三の芸名は「可」が山をなして、「優」は三つしかないからだよ」と言うと、皆がキョトンとしていた。原因が分かった。いまの大学は優、良、可ではなくてA、B、C評価だそうです。なぜだか中国の女性群に質問して驚いたことを思いだした。「君たちの干支は?」「なぁに、それ。星占いなら知ってるぅ」。。。。(ところで加山雄三の芸名は加賀の加、富士山の山、英雄の雄、小林一三の三からとったと本人の履歴書にあり)。

○某月某日 三月になくなった知友の新盆。増上寺で過去一年間に物故した門徒の合同儀式、声明が響く。荘厳な雰囲気のなかで、焼香した。参会者は四百人ほどだった。戒名は「香華文彩大姉」。本堂で読経のあと、裏の墓前であらためて棚経をあげてもらい、それから近くの日本料亭で施主や友人、遺言検認の弁護士らとお清め。猛暑、外気は三十五度という。当然、ビールが進み、思い出話が尽きず、いささか酩酊し、終わってから新橋のサウナへ急行し、ともかく酒気をとる。今度は夕方から別の会合。中村彰彦氏ほか合計六名で銀座の日本料理。飲めないと思ったが、まだまだ焼酎がすすみ、いささかグロッキー。おわって別の要件があるという中村さんと別れ、タクシーで帰宅。すぐに寝た。猛暑の行事は疲れます。   
   ◇  ◇
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
MMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMM
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
宮崎正弘『人民元がドルを駆逐する』(KKベストセラーズ、1680円)
〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜〜〜〜
http://www.amazon.co.jp:80/dp/4584131694/
 「これほどタイミング良く、しかも予測が的中している本はない」と評判です!
 
 ♪
宮崎正弘のロングセラー 絶賛発売中!
 http://miyazaki.xii.jp:80/saisinkan/index.html

『絶望の大国、中国の真実――日本人は中国人のことを何も分かっていない』
(石平氏との共著、980円。ワック文庫) 
『やはり、ドルは暴落する! 日本と世界はこうなる』(ワック文庫、980円)
『中国がたくらむ台湾・沖縄侵攻と日本支配』(KKベストセラーズ 1680円) 
『トンデモ中国、真実は路地裏にあり』(阪急コミュニケーションズ、1680円)
『北京五輪後、中国はどうなる』(並木書房、1680円) 
『世界が仰天する中国人の野蛮』(黄文雄氏との共著。徳間書店、1575円)
  < 下記サイトから注文できます ↓ >
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url?%5Fencoding=UTF8&search-type=ss&index=books-jp&field-author=%E5%AE%AE%E5%B4%8E%20%E6%AD%A3%E5%BC%98
        ★★
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
☆.:*:*.:*:・☆:*。.:*:☆。. .:*:・'゜☆。.:*:・'☆*。.:*:・☆:*。.:*:☆。.
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ◎小誌の購読(無料)登録は下記サイトから。(過去のバックナンバー閲覧も可能です)。
 http://www.melma.com/backnumber_45206/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2009 ◎転送自由。ただし転載は出典明示。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2001-08-18  
最終発行日:  
発行周期:ほぼ日刊  
Score!: 99 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。