国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2009/05/28

★小誌愛読者14500名!
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 「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
    平成21年(2009年)5月28日(木曜日)
         通巻第2608号 
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 ウィグル人の居住区とイスラムの文化遺産を破壊しつつ辺境開発
  景気刺激策のばらまきは少数民族の習俗をついでに破滅させる一石二鳥。
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 アルタイ山脈はモンゴル、露西亜、カザフスタン、中国を東西に貫く。
その頂点とみられる、ベルーハ山は標高4506メートル、カザフと露西亜の国境を分ける。中国側の「アルタイ市」は、地理的にウルムチの北方およそ600キロ、「阿弥泰」の漢語を当てるが、原住民はもともと漢族ではない。
ちょうどアルタイ市の位置は中国、モンゴル、露西亜、カザフ国境であり、北のロシア側はアルタイ共和国。
明らかにウラル・アルタイ系の民族が住んでいた。

 周辺は金、水銀、ウランなどレアメタルの宝庫である。
 アルタイ山脈の雪解け水は中国領内で「ウルンクル河」と呼称される河川がカザフスタン側へ注がれ、ザイサン湖にたまり、そこからカザフ語の「イルティシ河」となって、カザフ北方を東から西へのび、ロシアへ流れ込むと西シベリアのオムスク市あたりまで達し、他の河川に合流する。
 山岳地帯だが、水資源には恵まれる。

 さて当該地域は山岳地帯、地震が多い。
 アルタイ市の北側は北屯鎮をいわれ、河の北岸を新都心「北屯新区」とする計画が決まった。景気刺激策の57兆円プロジェクトに便乗し、三年間で四億元を投資する。
くわえて民間企業への貸し出しを十億元以上と見込むそうな。

 2010年にはアルタイに繋がる鉄道、高速道路開通も予定されている。巨大な開発は新都心つくり、新空港整備などに置かれ、アルタイは樹氷でも有名なので、冬の観光客が見込めると「取らぬ狸の皮算用」もやっているが、真の狙いはレアメタル確保である。
 そしておそらくは過激派の温床となるのを防ぐために新都心を築くのだ。
 中国共産党が善意と政治目的だけで辺境開発をするわけがない。

 すでに新彊ウィグル自治区には14の空港がある。予算の分捕り合戦、あげくに地元デベロッパーの賄賂、手抜き工事。危なっかしい工事が予測される空港を、新彊ウィグル自治区では三つ、新たに増やし、合計17の空港を構築する。イーニン、アクス、ウルムチなどの空港は大規模な改修工事、クチャは移転工事が進んでいる。


 ▲砂漠のオアシス=カシュガルでは?

 新彊ウィグルの西端、カシュガルという砂漠のオアシス都市は世界的にも有名だろう。キルギスと国境を接する街、イスラム教の聖地エディカル・モスクがあることでも知られる。
 このカシュガル周辺がM6・8の地震の襲われたのは08年10月5日だった。同地区では1902年にもマグニチュード8・0の大地震があり800名前後の死者がでたという記憶がある。

 夏は摂氏30度、真冬は零下十五度という寒暖差がはげしいカシュガルはシルクロードの要衝として古くから栄え、駱駝が闊歩して胡人の隊商が行き交い、むしろ漢族の入植が遅れた。
殆どがイスラム教徒だった。

 中国のイスラム教徒にとって、カシュガルのエティカル・モスク参拝は、メッカ巡礼のごとく聖地への憧れ、1422年の建立。正門12メートル、ミナレットは18メートルの高見櫓として左右に立ち、壁面にはイスラム文化の文様が彫り込まれている。
 カシュガル市は、このエティカル・モスクを中心にユスフ・ハズ・ジャジャブ(カラハン朝の大侍従)の墓、シルクロード博物館、バザールが拡がって「カシュガル旧市街」を形成した。

近郊にはアバク・ホージャ(新彊イスラム白壇派指導者)の墓、30キロ北東には千年以上前の莫爾仏塔が砂漠のなかに蜃気楼のごとく残る。

 このカシュガル旧市街という文化遺産を「地震対策」を名目に建て替え、住民を近郊に「新市街」を建設し、高層アパートに移転させるという無謀なプロジェクトが展開され始めた(ヘラルドトリビューン、5月27日付け)。

 すでに900世帯が立ち退き、残り13000世帯も「地震がくるから移転を急ぎなさい」と市当局から煽られて、強制的な引っ越し準備に明け暮れている。
「これはイスラムの文化遺跡破壊ではないか」と前掲ヘラルド紙が批判を繰り出した。

 カシュガル市当局は対象住民と何回も話し合いを持ったと言い張るが、住民側は立ち退き日程と保証金を聞かされただけ、プロジェクト全体の費用はとりあえず4億4000万ドル、これに57兆円の景気刺激予算から追加の配分がある、という。


 ▲イスラム教徒を分散居住させ、治安対策にする?
 
 二十日以内に立ち退けば、保証金の他に30ドルの報奨金、一ヶ月以内なら15ドルの報奨金が貰える、と即物的なカネの宣伝を繰り返し、ウィグル人の住居という習俗、文化風習を無視してプロジェクトを急ぐ。
この結果は、さらに漢族支配への敵愾心を増幅させたようだ。

 どうやら中央政府は治安対策上、イスラム教徒過激派の集合場所を分散できると踏み、省政府とカシュガル市政府の高官はプロジェクトでカネが転がり込むと踏み、土建屋的発想が文化遺産保存という考え方もついでに破壊した。

 北京の文化関係者のあいだにも不評で「愚かな政策」と吐き捨てる者がいるが、国連ユネスコ「世界遺産」登録リストから北京政府は意図的にカシュガルをはずした。「これは政府高官の命令と思える」と文化遺産関係者が憶測しているという。

 チベットに次ぐ文化破壊の愚挙、ますます深刻化している。
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(お知らせ)明日5月29日(金)午後一時。ラジオ日本「ミッキー安川のずばり勝負」
 宮崎正弘が生出演。北朝鮮の核実験、韓国の政情不安。揺れる朝鮮半島と背後に陣取る中国の思惑は?。
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(読者の声1)貴誌に掲載されたある投書の「支那が今やるべきことは『秦』と言ふ国名に由来すると言ふ由緒ある『支那』と言ふ呼称を大切にし,それに世界が畏敬の念を抱くやうにすべく自らを律することです」
云々。

感想と意見です。
1.誤解の整理:支那の中国呼称問題について、多くの方が多角的に論じられ、蔑称という表面的な誤解は整理されたと思います。
本来、中国というのは世界の中心という普通名詞であり、あらゆる国家は本質的に「中国」を自称しています。江戸時代の日本の「中朝事実」は支那の話ではなく日本の歴史談です。日本が中国なのです。欧米では米国はもちろん仏も世界の中心と自称しています。

2.歴代支那政権の執心:そこで支那の政権が、支那を中国と呼ぶように日本に要求するのは、日本を支那の属国とみなすための工作と考えられます。金印偽造と同じです。
支那の政権は昔から日本を属国にしようとしてきました。古代には倭王の朝貢記録があり、その後には隋朝にたいする聖徳太子の反論があります。中世には足利将軍が日本国王という支那の皇帝に服属する地位を与えられました。

3.敗戦時の混乱:大東亜戦争の敗戦で、蒋介石の子、蒋経国は1945年スターリンとの会談時に、日本はこれで二度と立ち上がれないだろうと述べています。
ただしスターリンは反論し、日本人は遅くても十年で立ち上がるだろうと答えています。
こうした支那人の対日蔑視の下で、蒋介石が戦後の混乱期に日本に古来の要求である支那の「中国」呼称を要求したものと思います。ただ日本人の反発を起こさせないように、逆に蔑称を正す、などと小細工して騙したのです。
 しかし日本人は混乱の中でそれがどういう政治的な意味を持つのか理解せずに従ったわけです。これで支那人の有史以来の狙いは完成しました。
日本人が自国の独立性を放棄し、支那を世界の中心と呼ぶことにより自分で属国化を認めたからです。日本人の間に聖徳太子の偉業の意味が正確に伝承されていなかったというわけです。

4.独立の回復は言語の回復から:というとこで今後支那から日本の独立を取り戻すためには、二つの原則があります。
それは支那を中国と呼称しない。中華人民共和国は中共と呼ばなければいけないということです。もちろん、ホテルなどの固有名詞は除きますが。
私は意識的に中国を使わず、支那、中共呼称をしています。日本人ならすぐに慣れます。やってみてください。
   (東海子)


(宮崎正弘のコメント)中共は、昭和四十六年ごろまで、朝日をのぞく日本の新聞が使っていました。あの時代は「中国」と呼ぶことに言語感覚としても違和感がありました。だから佐藤政権末期は「北京政府」と読んでいましたっけ。



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(読者の声2)貴誌2606号での接見に対する先生のオバマに対する「米国没落の道筋を自らつけている」という評価がありました。
確かに、例えばグアンタナモ収容所閉鎖に関して捜査効果の観点からでなく、「(テロリストの)人権を守る」ところから始めたり、核廃絶を訴えている最中に北朝鮮のミサイル実験遂行というケーキを顔に塗り付けられたりと安全保障面から見るとカーターを思わせる間抜けぶりかという感じは私も持っています。

カーターは1979年にイスラエルとエジプト平和条約という中東最重要2カ国関係締結の保証人となった人物ですが、現在イスラエルの政治指導部に非常に嫌われている。昨年4月にカーターがイスラエルとシリアを訪問し、ダマスカスでハマスの政治局長ハレド・メシャルと会おうとした時にイスラエル側は当時外相のリブニは「外訪中」、首相オルメルトと野党代表のネタニヤフは会談拒否。何と、その上に元米国大統領のカーターを警護するシークレット・サービスが要請した警護補助を国内諜報機関シャバックが拒否するという異常事態となりました。
http://www.msnbc.msn.com/id/24107417/
流石にその点で「大人」である海千山千のシモン・ペレス大統領はカーターを迎えましたが、苦言を呈するという形を取りました。
http://www.haaretz.com/hasen/spages/974463.html
後にカーターはイスラエルは核兵器を持っているぞと吹聴して益々憎悪を買っている。
*http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/middle_east/article4004300.ece*<http://www.msnbc.msn.com/id/24107417/>

さてイスラエルに於いて政治指導者以外でカーターを嫌っているのはイラン出身者です。奇しくもエジプトとの平和条約と同じ「運命の年」1979年まで、中東に於いてイスラエルの最友好国はイランでした。
サウジ・アラビアなどアラブ諸国がイスラエルとの和平提案する今日とは逆に当時はアラブ・ボイコット盛りし時代。実はそのイランをイスラム原理主義者に引き渡したのがカーターです。原因はカーターの人権外交で、当時のイラン統治者シャーを弱めた結果、イスラム革命で反米反イスラエル政権が成立。
そして人権状況はさらに悪化という皮肉な結果になりました。
http://www.thenewamerican.com/history/world/1111
オバマの大統領選挙時にいち早く支持したのがそのカーターであれば、イスラエルがオバマに不安を持ち警戒するのは当然です。
ただカーターもイラン革命と同年のソ連のアフガン侵入で目が覚め(て、またすぐ寝)た。そしてテヘランの米国大使館救出作戦を試みたが見事失敗。昨日、北朝鮮が再び核実験を強行しましたがオバマは第2のカーターとなるのか?
http://www.forbes.com/2009/05/25/obama-north-korea-iran-israel-china-opinions-contributors-nuclear-test.html

だが、ある意味でオバマが幸運なのは1年目にしてイランや北朝鮮に変な期待をしても無駄だと気が付きそうな事。イランや北朝鮮は絶対に妥協しない。両者は左右の車輪の様にミサイル実験、核実験と連動している。イランの核実験も時間の問題です。
http://www.debka.com/headline.php?hid=6091
そうなると安全保障問題唯一の解答は対イラン・北朝鮮同時戦争しかない。さらに経済問題の解答としてドルの信用は通貨発行量に拠るのでなく米国の軍事力により保たれ危機になればユーロやルーブルで無くドルが求められるとなる。(オバマはルーズベルトを尊敬している)
 具体的には宗派別の三地域に人工的に作られたイラクと違い、国民国家イランは各段に統治しやすい。
イランには狂信的老人支配にウンザリしている若者、女性がわんさと解放を待っている。イランを直接間接に米国が押さえれば、アフガン、パキスタン、イラク、コーカサスに睨みが聞くし、ヒズボラやハマスなどのテロ組織は終わり。一方金朝朝鮮は韓国侵略で200万人の犠牲者、90年代に300万の餓死者を出した史上最悪の国家。その国家を滅ぼす事以上に人類に対する貢献はあるのだろうか?
ところでクリントン政権時代に米国は日本政府に北朝鮮爆撃する為の協力要請したが「犠牲者が出る」という理由で折角の申し出を断っている。
もし今度、金王朝の核ミサイルが東京にでも落ちれば、二度核爆弾を喰らった日本人は歴史から全く何も学ばなかったと世界中から嘲笑われる。
いわばユダヤ人が再び羊の如く強制収容所に引っ張られるようなもの。本来、被爆国日本を狙う金王朝の核ミサイルを防ぐ為なら暗殺でも爆破でも何でもやって良いはず。そう考えない我々は一億総カーター化ですか。
  (doraQ)


(宮崎正弘のコメント)カーター政権とは前半がハト派、後期がタカ派に急に変身したため同盟国は迷惑を受けた。
 とくに日本はある日突然「防衛努力が足りない」「ああしろ、こうしろ」と防衛への介入が凄まじかった。カーターにへいこらしていたのが宮沢喜一という官房長官でした。
あまりに無能なので、再選されずレーガンの地滑り的大勝となった。
カーター再選と睨んでいた宮沢はショックで数時間、口がきけなかった(という噂で湯治の永田町は持ちきりでした)。
同様にオバマ政権がカーターの二の舞を演じたら、次は保守政権ということになりますが。。。



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(読者の声3)サーチナのちょっと前の記事です(5月22日)。
【中国ブログ】南京大虐殺の際、中国軍は何処で何をしていた?
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0522&f=national_0522_003.shtml

(引用始)『米国人の友人と食事をした際、一つの質問を受けた。
「中国人はずっと、日本人は南京大虐殺で中国人を大量に殺害したと言っている。この大虐殺は2―3カ月もの間続いたと言っているが、その間中国の軍人はどこにいたのか?2カ月も続いていたとすれば、どこにいても駆けつけることができたはずだ。日本軍人はわずかに5000人だったそうだが、中国軍はなぜ南京の市民を守らなかったのか?」
以上が、米国人の友人から受けた質問だ。
私はこの質問を聞いて唖然としてしまった。私はこれまでこのような問題について考えたことが無かったし、私の周りの人間も考えたことが無かっただろう。
 米国人の友人は私に「当時、共産党や国民党は一体何をしていたのか?」と尋ねてきたが、外国人たちは、これについて、「彼らは旨いものを食っていたに違いない」と言っていた。私はこれに対して、それはあまりにも誇張された考え方だと反論したが、確かに良い質問だと感じ、帰って調べ、後でメールすると答えた。
 資料を調べて分かったのは、当時南京に侵攻した日本軍は5000人ではなく6万人であったことと、南京にいたのは多くの売国奴であったということだった。
友人からの質問は私を大いに混乱させることとなった。また、私はGoogleで検索したのだが、何の資料も見つけることができなかった。
当時、中国軍が何処で何をしていたのか、一切の記述が無いのである。私は友人に対してどのように答えれば良いのだろうか?(編集担当:畠山栄)』
(引用終)。

 南京にいたのが売国奴なら虐殺する必要もないはずですね。日本軍を騙った便衣兵などが処分されたというのが実情でしょうか。国民党や共産党の幹部連中が旨いものを食っていたのはたぶん本当でしょう。
 戦前の朝日グラフでは南京攻略戦で「正月を迎える20万安全区住民」とか「清野作戦で南京城外に火を放つ国民党軍」のような写真がありました。上海戦線でも「卑怯にも英米の艦船に隠れて攻撃を仕掛ける国民党軍」というような写真も。揚子江には英米始め各国の軍艦が停泊していたわけで日本軍は世界各国注視のなか戦闘をおこなっていたのですね。中東でいうとクウェートからバグダッドまで進軍し、バグダッドで30万人虐殺した、というようなものでしょうか。
 朝日新聞の記者やカメラマンも多数殉職していますが、今の朝日新聞は当時の殉職者の扱いはどうなっているのでしょう。当時の報道は嘘だったとでもいうのでしょうか。常識で考えれば南京大虐殺などなかったことがわかりますね。
   (PB生)


(宮崎正弘のコメント)朝日新聞をいまも信用している読者って、どれくらいいるんでしょうね?



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(読者の声4)麻生首相はオバマの従者ではありません。オバマは北朝鮮を扱いかねている。
オバマの関心は(1)国内経済の危機は去ったか(失業率は平均8%で上昇中です)?(2)イランの核開発でイスラエルが暴発しないか? (3)パキスタンは崩壊しないか?(4)イラクから撤退できるのか?5)タリバンとの戦争に勝てるのか?
これらの厚い壁に面して、そのアタマは精一杯なのです。
余裕は麻生さんの方がある。北朝鮮が照準を合わせているのは日本です。だ・か・ら、麻生さんが「多国籍軍の形成」を提唱するべきなのです。目的は北朝鮮の核爆弾と弾道ミサイルの武装解除ですね。多国籍軍を形成したら、「最後通牒」を平壌に届ければ良い。キムが応じるならば、戦争の必要はないということです。
中国共産党軍は参戦しないし、ロシアは決めかねている。何しろウランを日米に売ってキャッシュにしたいからですね。ロシア軍が背後から進入することがベストだが。これなんか、満州やベルリンを想い出すわね。
先生はベルリンへ行ったことある? ぼくはドイツ人は狭量なので好きではないが、車窓から眺めたドイツの田舎は好きですね。メキャベツの畑が広がっていた。ドレスデンには、深い印象を持ちました。これぞ、サクソンというね。「ドイッチランド」というよりも、「プロイセン」という古称が好きです。
ドイツのパンは旨いし、パンパニッケルや、バター、北海のパイクの干物、燻製の鮭、コーヒーも上等です。
(伊勢ルイジアナ)


(宮崎正弘のコメント)ドイツへも何回か行きましたが、旧東ドイツのほうが多い。まだオストマルク(旧東ドイツの通貨)がベルリンでちゃんと使えた頃、そして東西ドイツ統合前の「通貨統合」の日にも、月刊雑誌『宝石』の取材で行きました。
 もちろん、ポツダムを見てきました。ツェツェリンホフ宮殿は小ぶりで瀟洒な夏の避暑地の宮殿。庭が広大で小川が流れていて、ゴルフ場がありました。こんな場所で連合国はポロ競技に興じながらポツダム宣言を起草したのです。
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http://miyazaki.xii.jp:80/saisinkan/index.html
宮崎正弘・石平 共著
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  • yul2009/05/29

    Miyazaki-san,



    Please take care that there is Kakyo Gr behind North Korea and Shu-Kinpei.

    This is very important to understand China govenment and NorthKorea's movement.