国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2009/04/24


☆本誌愛読者14200名!
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 「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
     平成21年(2009年)4月24日(金曜日)
          通巻第2576号 
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(速報)
 中国、きょう郵便法改正を可決か
  外国宅配便の「メール便」参入を排除する恐れ
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 DHL,FedExpress,USパーセルなど米国の「宅配便」「特急便」企業から中国に要請の出ていたのは、メール便への海外企業の進出である。
 法改正が討議され、おそらく今日(24日)中央委員会に提出され、可決される見通しだとウォールストリートジャーナル(23日)が報じた。

 中国の現行法でも「郵便配達」は国家の独占事業とされ、速達、書類特急便なども「郵便局」が独占してきた。この条項を改正するか、しないかでWTOが謳う「自由競争」が産まれ、メール便に欧米企業の参入が可能になる。

 中国のおける速達サービス事業は07年に前年比21%、08年に前年比26%も伸びた魅力の市場。
中国郵政の独占が続きそう、とウォールストリートジャーナル紙は見ている。
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 本日です!
どなたでも予約なくご参加いただけます!

 三島由紀夫研究会「公開講座」
  ケント・ギルバート氏を招いて『春の雪』を中心に語ります
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弁護士、タレントとして活躍のケント・ギルバートさんを招いて公開講座です。
 じつはケントさん、たいへんな親日家であることはご承知の通りでしょうが、大学時代に三島文学論も書いた。『春の雪』は何回も読んだそうです。
そのあたりから日本文化と米国文化の違いなどを雑談もまじえて語っていただきます。
        記
とき      4月24日(金曜日) 午後六時半(六時開場)
ところ     市ヶ谷「アルカディア市ヶ谷」四階会議室
講師      ケント・ギルバート
演題      「私の卒論もミシマだった」(仮題)。
会費      2000円(会場分担金として)。賛助会員ならびに学生=1000円
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 講座修了後、近くの居酒屋で「懇親会」があります。別途会費3000円を予定。これは希望者のみです。
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(読者の声1)『謎手本忠臣蔵』の中に秀吉と家康の二人を通貨政策面から比較して論じたユニークな箇所があります。以下そのくだりを引用します。
(引用開始)
「秀吉は、金(慶長大判・小判)をもっぱら褒美に与える「見せ金」とし、流通には銀と銅を使っていた。この天才的な二重貨幣政策を家康は理解できなかった。そして生活貨幣に金を混ぜ入りさせるという愚を犯したのである」。
(引用止め)。

秀吉は銀と銅を流通通貨に用い、金は武勲を挙げた部下への褒賞や他国の武将へ協力を求める際の引き出物などこれぞという時に使い、支配権力の源泉に溜め置いたのです。
関ケ原の合戦で勝ちを収めた家康は滅ぼした豊臣家が所蔵していた大量の金を奪い取りました。
家康はこの金に目が眩み通貨として鋳造し流通させました。後に佐渡他の金鉱山が枯渇したため江戸幕府は混入率を下げる改鋳を度重ねる羽目に陥りました。これはインフレと(一時的には出目による利潤を産みますが)幕府財政の窮乏を来し権力の威信を揺らがすことになりました。
後世の商品経済の発展とそれによる貨幣需要の増大を見透せなかった家康は最高権力者として結果責任を問われます。
もう一点、指摘しておかなければならないのは金の海外流出です。日本国内の金が足りなくなった背景に海外への大流出があったことです。当時産出量の急増したメキシコ銀がヨーロッパにどっと流入して金との交換比率が悪くなったことを知らない日本は不利な昔の交換率のまま外国商人へ銀と引き換えに大量の金を渡していたのです。
その原因が幕府による海禁(現在“鎖国“と言い慣わされています)政策による海外情報の疎さにあったことに思いを致すと徳川政権の政治責任は重大です。
この金が海外へ流出せず日本国内に留まっていたなら日本の国力は欧米列強諸国を圧倒するか彼らと伍し、日露戦役の戦費調達で高橋是清が苦心惨憺せずに済み、昭和金融恐慌や世界大恐慌の荒波をより軽微なダメージで耐え凌ぎ、地方農村はあれほどの疲弊窮乏を来さず、それに同情した皇道派将校が立ち上がって5.15事件、2.26事件を起さなかった。
そして大東亜戦争にも勝利していた、と言うより日本に畏れをなしたアメリカが大戦を仕掛けられなかったかも知れないのです。
どれほど多くの金が江戸時代に海外流出したかは詳細な研究がなされているようですので大東亜戦争突入の淵源が江戸幕府の貨幣政策にまで遡れるかどうか(の妄想)はその内検証してみたいと思っています。
『謎手本』の著者は、徳川幕府には収入を計って支出を制する自制的財政思想がなく、幕府経済自体が徳川家の個人家計で国家財政の基本思想がなかったとその限界を指摘しつつも、貨幣改鋳を強く献策した荻原重秀、それを支持した柳沢吉保、断行した将軍綱吉は、ケインズより二百年以上早く貨幣経済を先取りしたと評価しています。
どうなんでしょう。
  (しなの六文銭)


(宮崎正弘のコメント)鎖国中の通貨政策ですから、今日の国際化のあとの後知恵で比較評価するのは意味がないと思います。
 秀吉が経済政策で秀逸だったポイントは、通貨発行において、アジアに流通していた宋銭、明銭を、すくなくとも日本から駆逐したこと。明の日本侵略の野心を宣教師の情報によって早くから見抜き、さきに予防戦争を仕掛け朝鮮に橋頭堡を築いた。この貳点は評価して良いでしょう。
 徳川の税制政策? 小判の改鋳の必要性は鎖国故にかならず発生します。だから、長崎の出島を吐きだし口として有効活用したのでしょうね。



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(読者の声2)NHK偏向問題の是正方法は訴訟がよいと思います。
本件は、占領軍の反日宣伝の走狗となったNHKの必然的に行き着くところであり、日本国民を危険に陥れる売国報道です。
そこでこれに対して電話抗議はもちろんですが、断固訴訟を起こすべきです。証拠は偏向報道が沢山あるので、困りません。したがって訴訟は一つではなく複数起こすと効果的と思います。
NHKは国民を馬鹿にしていますが、訴訟は嫌がります。この過程でいろいろ事実が明らかになってくるでしょう。
歴史を知らない若い人が社会に入ってくる以上、国民はNHKの偏向放送を止めさせな
ければなりません。
  (東海子)


(宮崎正弘のコメント)現在の法律では名誉毀損による民事でしょうね。スパイ防止法がありませんから刑事で訴えるにはちょっと難しいのでは?



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(読者の声3)いつぞや貴誌で「新潟ID」さんの文中にありましたように某国のスター?ぺ・・・氏は「〇〇様」。そして皇后陛下を゛さま″と(〇日新聞はじめマスコミは)表記、いつも。
なぜ漢字でなくひらがなの″さま゛なのですか?!。あの、一家の大黒柱のお父さんが犬になっている携帯会社のCMとか・・・見てるうちに、これを喜んで見ている日本人を、彼らは心の中で笑っているのでは?とか。
尊大不遜な民族性の方々ですから・・・。そんな事を考えたり、考え過ぎかしら、と思ってみたり。
しかし″美智子さま″は失礼だと思うのですが。新潟ID様が言われましたように、反日巨大広告会社はじめ財力にものをいわせた勢力の意図するままに(マスゴミ?)大多数の日本人が操られつつ(政治家も含め)、ここまで来てしまったような気がします。
以前、中川八洋氏が正論(2006年6月号)で東大反日教授K氏について書かれたように(彼らのシナリオ通り)来ている気がしてなりません。
先生がご指摘されましたように、田母神氏のご発言、講演活動から始まった静かなさざ波のような国民の動き、又民主党頭首の献金問題 以来、風向きが変化してきている事も事実。NHKの偏向番組への、当然と言えば当然の国民の抗議の声など。変わらないのは冷静にマスコミを見つめている国民の視線に鈍感なテレビ始めマスコミでしょうか?
   (YM子)


(宮崎正弘のコメント)マスコミを「ますごみ」と比喩する人たちも急増しています。



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(読者の声4)貴誌通巻第2574号(読者の声2)でSJ氏が、貴誌2573号(読者の声1)で私が書いた、「井上教授の見解のほうが宮中の伝統に忠実であるといえます」という結び方の意味をお尋ねになられたので、以下に記します。
明治になって、南北朝鼎立時代の天皇は、南朝が正統であると明治天皇陛下がおっしゃられました。にもかかわらず同時期に北朝の天皇陛下が宮中祭祀に使われた三種の神器を現在にいたるまで宮中で南朝が受けつできた元からの三種の神器と同様に大切に守っていられるということは、形式的に本物とされる三種の神器だけではなく、正統ではないとされた北朝で宮中祭祀に使われていた三種の神器ですら、元からの三種の神器と同様に守り伝えられるほど尊いものであると宮中ではみなされているということです。
つまり、元からのものか、北朝が新たに作ったものであるかにかかわらず、天皇陛下が宮中祭祀に使った三種の神器であれば尊いということです。
結論として、宮中での三種の神器の取り扱いは天皇陛下が宮中祭祀に使うからこそ三種の神器は尊いのであって、三種の神器が天皇陛下に正統性をあたえるのではないという井上博士の論と一致します。
ただし、おそらく井上博士はこの宮中での北朝があらたに作った三種の神器の扱われ方をご存知なかったと推察いたします。
知らずして真実を見抜くすごさが井上博士にはあったということです。
   (ST生、神奈川)


(宮崎正弘のコメント)昔、学生運動にコミットしたときの日本学生同盟の旗とバッジは三種の神器の現代的アレンジで。真ん中の鏡に刀を斜めに配し、その周囲を曲玉が飾りました。入魂式は明治神宮で行い、その旗をもったのは森田必勝でした。
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(サイト情報)米下院外交委員会で4月22日、オバマ政権下の外交政策に関する公聴会が開かれ、クリントン国務長官が証言。ヒラリー・クリントン国務長官は、アジアは不可欠なパートナー、日本や韓国をはじめとするアジア諸国と協力し、様々な課題に対処していくと述べた。
New Beginnings: Foreign Policy Priorities in the Obama Administration、Hillary Rodham Clinton, Secretary of State、House Foreign Affairs Committee, April 22, 2009
http://www.state.gov/secretary/rm/2009a/04/122048.htm
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 NHKに対して重要な抗議行動が行われます!

平成21年5月16日(土)
「マスメディアの報道を考える国民集会」
14:00〜15:30  集会
会場:TS渋谷アジアビル501
〒150-0041 東京都渋谷区神南1-12-16 アジアビル5F
渋谷ハチ公口から線路に平行に、西武百貨店・マルイシティ・渋谷神南郵便局を左に見ながら徒歩6分

★デモ行進から参加の方・・・
渋谷宮下公園集合
16:00〜16:30 デモ行進挨拶準備
16:30〜17:20デモ行進
 
風船ガス入れのお手伝い頂ける方は、13時30分に宮下公園に集合(集会は出られませんが、台湾のイメージカラーの緑の風船を多くの方に持って行進するための準備で、重要な役目です)
 ◎集会は会場が狭いので、溢れた方は、宮下公園にてお手伝い(風船ガス入れ)していただけると有難いです。
  主催:草莽全国地方議員の会・日本文化チャンネル2千人委員会・メルマガ台湾の声・NHKに公正報道を求める会・NHK報道を考える会・昭和史研究所・誇りある日本をつくる会・
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宮崎正弘の新刊  http://miyazaki.xii.jp:80/saisinkan/index.html
  宮崎正弘・石平 共著
『絶望の大国、中国の真実――日本人は中国人のことを何も分かっていない』
(定価980円。ワック文庫) 
       4月24日配本。四月下旬に全国主要書店に並びます。


宮崎正弘の近刊  絶賛発売中!
『やはり、ドルは暴落する! 日本と世界はこうなる』(ワック文庫、980円)
『中国がたくらむ台湾・沖縄侵攻と日本支配』(KKベストセラーズ 1680円)
 『トンデモ中国、真実は路地裏にあり』(阪急コミュニケーションズ、1680円)
 『北京五輪後、中国はどうなる』(並木書房、1680円) 
 『世界が仰天する中国人の野蛮』(黄文雄氏との共著。徳間書店、1575円)
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宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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 http://www.melma.com/backnumber_45206/
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