国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2009/04/21


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 「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
     平成21年(2009年)4月21日(火曜日)
          通巻第2572号 
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マスコミ、ジャーナリズムを大きく揺らすグーグル問題のすべて
 各社、和解に応じるか、裁判に訴えるかの岐路に
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 検索大手の「グーグル」が発表した2009年度第一四半期決算は、売上高が前年同期比6%増の55億900万ドル、純利益が同9%増の14億2300万ドルに達していた。全世界のマスコミが不況に喘ぐ中、この会社だけは順風満帆に見える。

またグーグルは新興企業に投資するファンドの設立を計画中である。
投資規模は約1億ドル(約98億円)で、ファンド名称は「グーグル・ベンチャーズ」。グーグルは従来もエネルギー分野や関連分野領域へ投資してきた。グーグルの新ファンドは収益性を重視、幅広い分野を対象にする。

 ところがグーグルは新聞広告事業から撤退する。
 グーグルの広告顧客に新聞の広告スペースを売り込む事業を目論見、スカウトも繰り返してきたらしいが、不況の深刻化で、事業継続を断念したのだ。
グーグルは2006年11月にニューヨーク・タイムズなど全米有力紙50社と提携し、新聞広告分野に参入したばかりだった。これはビジネスモデルの多様化でもあった。
米国の新聞は地方紙が主で、特定地域の消費ニーズに焦点を当てなければ、やすやすと広告主がつかず、失敗に気がついた。

 世界を揺らす「ストリートビュー事件」も起きた。
地図と写真を組み合わせた新サービスの「ストリートビュー」について、新潟県弁護士会は「個人のプライバシー侵害をなくす措置」をグーグルに求めた。
 ストリートビューは世界中で閲覧でき、電子データとして加工できるので、人権侵害の恐れがあると批判され、撮影前に住民に告知することなどが提案されたのだが、表現の自由との兼ね合いもあって、グーグルに自制を促すだけに留めた。

 こうしたサービスをめぐって世界的規模でトラブルが相次いでいる。
報道に寄れば「ネット上の地図から現場写真を見ることができる「ストリートビュー(SV)」について「プライバシー侵害の恐れがある」との懸念が広がったばかりか、地図情報サービス「グーグルマップ」に書き込んだ個人情報が誤って閲覧可能になる」。また住所録が流出した事件もおきた。

  ストリートビューは個人レベルで楽しむのなら、問題は生じないけれども、このシステムでは、地図のURL(サイトのアドレス)を知人に送信すると情報が共有できる。友人同士で地図を共同で作成し、会合の待ち合わせに利用するなど、或いは同窓会名簿とか、団体名簿などを共有したりする。
とろこが地図に書き込まれた内容が、他のユーザーからも「丸見え」になるケースが頻発した。


▲著作権者を悩ませる大問題がおきた

最大の問題はグーグルの書籍全文検索である。
グーグルは2005年に米国で団体訴訟を起こされた。そして三年かかった裁判で、この大型の著作権訴訟は和解合意がなされた。
この米国での裁判結果は自動的に日本の作家、評論家など著作権者に大きく影響する。なぜなら日本が「ベルン条約」に加盟しているためである。

早速、日本文芸家協会は、「日本の著作権者と出版各社を大混乱に巻き込んだ」としてグーグル本社へ抗議声明を送った。

 グーグルは書籍の全文をデジタル化し、ネット上で閲覧できるシステムを構築した。これは著作権を侵害している。
このため米国の出版社が提訴したのだが、2008年10月に和解が成立した。
大筋は(1)無断でデジタル化した書籍に対して解決金を支払う(2)2009年1月5日以前に刊行された書籍などをデータベース化し、商用使用できる。

 日本文芸家協会は「和解案が重大な内容であるにもかかわらず、一部新聞などに広告を1回掲載しただけ。これは「信じがたい日本の著作権者に対する軽視。相談窓口も設けられていない」とグーグルのあやふやな姿勢を批判した。「全世界の著作権者を米国の法律・手続きで拘束することは極めて不当」と反対の立場である。

しかしながら著作権者の利益を考慮し米側の和解案に応じる。
日本ペンクラブも理事会で声明を出す方針を決めた。

 和解の対象は米国で著作権を有する人すべて。しかしながら著作権に関する国際条約「ベルヌ条約」は、あらゆる加盟国で出版された書籍は米国内でも著作権が発生する規定となっているために、その効力が世界160カ国以上に及ぶわけである。

グーグルはすでに入手できない書籍は「絶版」と定義し、絶版とみなされれば、データベース化して商業利用ができるものの著作権者側は、それを拒む手続きを行うことができる。
擁護派は、「データベース化されれば、多くの人に作品や学説などを広めることができる大きなメリットがある」として前向きな活用を提言している。
反対派はあくまでも著作権保護の立場である。
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(読者の声1)日本の支那事変中の講和提案の意義を日本人が理解するには、いくつかの基礎知識が必要です。その基本は歴史観です。戦後の歴史観はとにかく日本が悪い。何でも日本が悪いだけでした。
これでは話が始まらないので今、田母神論文で国民的に近代史を見直す動きが始まったわけです。

1.支那事変の謎。
蒋介石は支那統一優先という基本戦略の下で、九年がかりの国共内戦を戦い、ついに1936年支那統一五分前という有利な状況に到達しました。それが突然基本戦略を放棄して、翌年自分が大損する日本攻撃に向かいました。そして果たして大失敗し共産党軍に負けて台湾に逃亡しました。この近代史の謎の因果関係を解明しないと支那事変における日本の講和提案は理解できないと思います。

2.蒋介石の講和対応:
1)ヒトラーの仲介:ヒトラーはトラウトマンに命じて、熱心に日本と蒋介石の講和を仲介しましたが、蒋介石は幹部会にもはからずに拒否しました。
これでピンと来たヒトラーは蒋介石にソ連の影をみて、長年蒋介石の国共内戦を指導してきたドイツ軍事顧問団を引き上げたのです。

2)その後:蒋介石は日本の提案に一応対応しましたが、それは日本側の手の内を見るためだけであり、講和する意向ではなかったと思われます。今から見ると彼は米ソの傀儡であり、自主的に講和する能力はありませんでした。

3)米ソ:蒋介石に対日自殺戦争をやめられると困るので、スターリンは対日参戦するといったり(ウソだった)、米国は莫大な軍事援助をするなど、蒋介石のご機嫌取りをしました。ソ連が起こしたノモンハン事件の狙いは、独ソ戦ソを控えたソ連の対日牽制と思われますが、、敗北続きの蒋介石を支援するスターリンのパフォーマンスもあったように思われます。米国の莫大な援助物資を蒋介石一族が闇市場に流して大もうけしたので、米軍の支那派遣軍総司令官のスティルウェル将軍はカンカンになって、蒋介石と決裂し、後任にウェデマイヤー将軍が赴任するわけです。
米ソの動きは、支那事変が米ソの蒋介石を使った代理戦争であったことを意味しています。蒋介石には個人的利得は別として、政治的には得することは何もなかった。張学良によれば、戦後蒋介石は、支那事変の源である西安事件を起こした張学良に「お前のために支那を失った」と終生許さなかったそうです。

4)最後に蒋介石が講和提案してきたのは、日本の敗北で国共内戦が再燃するので、日本の軍事力を利用しようと狡猾にも考えたわけです。
 しかしもちろん時期からも主人の米ソの戦争意志(対日無条件降伏要求)からありえなかったのです。
    (東海子)



(読者の声2)シチリア紀行を拝読しました。
(引用)「カルタゴの海を見るため、波止場へと戻り、ついでだから記念のためにたちション。それから再び駅へ戻ると「次のパレルモ行きは5時です」と駅員が冷たい目をした。また2時間近くを駅で。ベンチに腰掛け、滅多に書くことのない絵はがきを10枚も書いてしまった。(何年も手紙を書いてない人にも出したから、きっと貰ったらびっくりするだろうな)で、せっかく書いたのに郵便局は街に見あたらないし(結局、そのはがきはミラノまで持ち歩き、空港の国際郵便局から投函した)」。(引用止め)
 
ほとんど漫画の世界ですね。こんなのを読んだら、最近宮崎先生のメルマガ読者になられた方は、驚かれるのではと笑いがこみ上げて来ました。
   (FK子、東京)


(宮崎正弘のコメント)シチリアは文明の交差点。20以上の民族の坩堝ですね。日本の多くは「マフィア」か、「パレルモ音楽祭」の印象しかないようですが。。。。



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(読者の声3)貴誌前号に「この南米の乱暴者(チャベス)が、オバマに急接近した背景は、情勢変化の予兆かもしれない」とありました。

 べネズエラは、オリノコ河床で取れるクルード・オイルで食っている国。インデイオとスぺイン人の混血が大多数で貧困層を形作る。ハワイのカナカ人に似て、「働く」という観念がない。
一日中、ぶらぶらと遊んで暮らす。カリブの国々はよく似たもんですね。だから、資源食いの社会主義国家が自然なのです。原始共産社会という。人口も2200万人と少ない。チャべスは、原油を売る男です。ルイジアナのconocoのガス・スタンド(チャべスの油)は安い。たまたま、通りかかれば、満タンにする。この男は、毛沢東の信奉者ではない。ちょいと借りているだけ。オバマとは組みやすいと考えたんですね。だからといって、プーチンと手を切らない。空軍基地も、軍港も、原子力開発も、アメリカのカネとロシアの技術で推進するのです。アメリカが中米、カリブ、南米を勢力圏に置く日は来ないのです。
(伊勢 ヒューストンにて)


(宮崎正弘のコメント)嘗てのカダフィ大佐のように。ときには反米、ときには油売り。まるで国盗り物語の斉藤道三、ってところですね。



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(読者の声4)加藤廣氏の『謎手本忠臣蔵』を見ていましたら保科正之が朝廷が使っていた時代遅れで不正確極まりない宣明暦を春海が編み出した実態に即した貞享暦に移行させるに付いて尽力したとありました。
他書によりますと当時農民は二十四節気などを使いつつがなく農作業をこなしていたようですが、織田信長が天下統一で目指した中に領国や地域で異なる暦法の統一もあったとか。貞享暦への移行が実現するのは正之の死後、柳沢吉保の対朝廷諜略に依ったと記されていますが保科正之の英明さがうかがえます。
この作品の主人公は大石内蔵助で、主君浅野内匠頭の敵討ちをした忠臣として人気の高い人物ですが、必ずしも主君を思慕しておらず臣としてよりも一人の男としての思い、意地を貫く姿が描かれています。

主君・後醍醐に殉じた楠正成とパラレルな存在として内蔵助を捉えることができますが、正成は戦前の皇国史観で持ち上げられていますからパラレルな存在だと言ったら非難ごうごうでしょうか。
一説に太平記の前半のモチーフは楠正成を「宋学的道義の理念」、つまり暗愚の君(平和を叫びながら国中を戦乱に陥れた後醍醐)ながらそれに尽くし殉じ果てた忠臣の中の大忠臣と捉えようとしているが、後半ではそれが消えて彼らの怨念を怖れ怨霊を鎮めるモチーフになっている、これは前半と後半で書き手が違うと唱えられています。
巻の二十二が消されたのは『太平記』から「宋学的道義」を無くそうとしたからだそうです。
細部に「歴史の真実」が宿ると言います。矛盾にも宿っていると思います。『資本論』はマルクスが書いた第一部に核心がありそこだけ読めばよいとの説があります。宮崎さんと佐藤優氏の御対談ではあれもこれも論じ合って頂きたいと期待が膨らみます。両書のクリティークも是非お願いしたいものです。
   (しなの六文銭)


(宮崎正弘のコメント)後醍醐天皇といえば、建武の中興。ところが、いまの歴史教科書、これを「建武の新政」と教えています。楠親子の「櫻井の別れ」(♪あおば茂れる櫻井の。。。)は、もちろん教えられません。
 楠木正成って誰ですか?「知ってます。学生服の宣伝」「オロナイン軟膏(楠公)の新型」。
ある女子学生の回答です。
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樋泉克夫のコラム

   ――残酷無残な芝居は、本当に面白いんです
『支那劇大観』(波多野乾一 大東出版社 昭和十八年)


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中国では芝居に入れあげる奇特な暇人を「戯迷」という。
戦前、北京や上海に住んでいた日本人のなかにも“俄か戯迷”がいたようだが、中国国民党や共産党の研究でも知られた著者は、おそらく辻聴花、村田烏江、井上紅梅などと並んだ正真正銘の、中国でも第一級の戯迷といっていいだろう。
ついでにいうなら、著者が1925年に北京で出版した『支那劇と其名優』は名著の誉れ高く、中国でも類書がなかったため漢訳され『京劇二百年之歴史』として出版された。同書は現在でもなお京劇研究の古典であり、中国でも必読文献として重視されている(最近では2008年1月出版の『民国京昆史料叢書』に復刻・所収)。

 著者のいう「支那劇」とは京劇のこと。
著者は「この本の目的は、支那劇を観ようとする人の手引きに在る。そのためには支那劇がどんなものであるかを、先づ説かなければならない」とする「第一編 京劇概説」と、「現下支那で最も普通に行はれてゐる脚本を集め、その梗概及び出處を、時代順にして配列して見る」とした「第二編 脚本梗概」から成り立っているが、京劇という芝居に関心がなくても読むべきは第二編だろう。
というのも、「現下支那で最も普通に行はれてゐ」た京劇の内容を知ることで、当時の中国、というより北京の庶民の日常生活の一面を垣間見ることができる、と思うからだ。

 太古の時代から「現下の」民国までを舞台にした芝居に加えて時代背景が明確でないものまで、700本近い演目の粗筋が記されているが、気になった数本を紹介しよう。

 先ず『封神演義』が種本の「摘星楼」だ。
殷の紂王を篭絡した妲己は、自分を排除しようとする比干は聖人だから心臓がうまいはず。其の心臓を羹にしたいと紂王に強請る。かくて比干の胸は割かれ心臓が取り出される――さて、どんな風に演じられたか。
 『西漢演義』に材を採った「博浪錐」だが、蒼海公は秦の始皇帝を祖国の仇と狙い続けるが、暗殺に失敗し捕縛され、ついには肉醤にされてしまう――肉醤とは、人肉ミンチを指すのだろうが、さて舞台上では、どう表現したのだろうか。

 種本は『西漢演義』のようだが、著者が「西漢演義にあると思ふが、正確にその個所を指定することができない」とする「戦蒲関」。
別名はズバリ「殺妾犒軍」「吃人肉」。王覇は蒲関を守るが敵の包囲が厳しく、援軍は期待できない。食糧は底を尽き、全軍餓死の危機が迫る。王は愛妾を殺して肉を、と考える。だが、自分では手を下せない。

そこで部下に命ずるが、妾は王の武運長久と王一族の繁栄を祈念し覚悟して待つ。妾を殺した部下は自害する。かくて「王覇は二人の肉を以て三軍を犒つたので軍士意気百倍、終に援軍を得て囲みを解く」――「二人の肉」でどれほどの数の「軍士意気百倍」・・・いや、そこが芝居。

 もちろん『三国志』『水滸伝』『楊家将演義』『西遊記』などを種本にした活劇や「梁山泊与祝英台」のような悲恋ものまで、内容は数限りない。
だが、ここに挙げた禍々しい内容もまた決して特別なものではない。戦争の時代にあっても、著者のいうように「現下支那で最も普通に行はれてゐ」たということを忘れてはならないだろう。

とはいうものの49年以後になると共産党政権は、この手の演目は「社会主義の道徳に反する」ということで上演を厳禁することになるのだが、その後の演劇政策の推移を見るに、不徹底だったようだ。
 庶民が好む演目は彼らの偽らざる性向を語る。それが中国庶民の精神文化だろう。
《QED》

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  • 万葉至乃輔2009/04/21

    我国には国連海洋法条約で定義された国際海峡が5つあります。北から宗谷海峡、津軽海峡、対馬海峡東西水道、大隈海峡です。



    本条約で沿岸国は領海を12海里とする国際的コンセンサスを得ており、我国は本条約を1996年に批准しております。(ちなみに米国は批准していません)



    条約では12海里を厳密に運用することにより、それまで公海上であった重要海峡が無害通航出来なくなりことを避ける為、これら重要海峡を航行する船舶に通過通行権を付与することにしました。海洋法条約の19条から32条はその無害通航に関する船舶のルール、禁止事項や沿岸国の義務、権利が列挙されております。



    我国は条約批准以前から領海法を制定し、領海を12海里としてはおりましが、国際海峡を国内法で「特定海峡」として12海里には拡張せず、それまでの3海里のままにしております。よって「特定海峡」は3海里以外は公海であり、各国の潜水艦、軍艦、空母は無害通航に関する取り決めを守らずに公海上として航行しております。



    これは核搭載艦がこれら5海峡を通過する場合、海洋法上拒否できなくなり、非核三原則を堅持できなくなることへの配慮からだと言われております。



    我国の政府外交当局は永年、非核三原則を堅持するあまり、国民を核の恐怖にさらしております。安全保障あるいは危機管理の観点から言えば、領海を妥協譲歩すべきことではなく、非核三原則を特例でも妥協すべきなことは明白であります。



    自民党はすぐにこれら特定海峡を領海12海里とし、海洋法条約に定義された国際海峡として、速やかに各国船舶に対し通過通行権に沿った海峡航行をさせるべきだと思います。



    本事案に対しては与党自民党は当然、言葉は違え、国民の生活が第一を標榜している公明党、民主党、社民党、共産党も反対を出来るわけがないと考えますが…。二枚舌の腰抜けですから難しいでしょう。

  • 名無しさん2009/04/21

    > 宮崎様、

    此処しばらく(二ヶ月ぐらい)、貴殿の「国際ニュース・早読み」を読まさせていただいております。時代の理解を助けていただき、ありがとうございます。



    さて、その一方で、貴殿が取り上げる(読者の声)は、大東亜戦争に関するものが多く、現代の情勢についての議論にはなり難いように思えるのですが、如何でしょうか。その時代、英米ソが裏で暗躍して日本を戦争に引き込んだのと同じ様に、現代でも裏で色々と蠢いている事を民間でも議論しませんと、「いつか来た道」を再び歩いている事になるのでは? と危惧致します。



    過去の反省に立って、つまり、国民の無知を愛国心や空想平和主義で煽ったりするマスゴミへのカウンターアクションを強める為、積極的に現代情勢に対する「声」の掲載を願うものです。



    何卒、宜しくご配慮の程、お願い致します。

  • 名無しさん2009/04/21

    最近、貴誌を購読し始めた「悲観桜」と申します。宮崎先生は、尊敬しております。それだけに、凹ロシアの工作員凹↓佐藤マ猿センセー↓、と対談されるのは、残念でなりません。