国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2009/01/09


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
    平成21年(2009年) 1月10日(土曜日) 
        通巻第2447号 (1月9日発行)
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 ヒズボラもイスラエルをカチューシャ・ロケットで攻撃
    だが、第二次レバノン戦争を想定した攻撃ではない、とイスラエル専門筋
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 パレスチナ問題がさらに複雑化した。
 7日、レバノンに潜伏するイラン系列の「ヒズボラ」がイスラエルにロケット攻撃を加えたからだ。
 イスラエルはガザ侵攻作戦の最中、これで北側でも戦端が開かれる軍事的には不利を強いられる。

 まずガザを実効支配する過激テロリストの「ハマス」だが、イランが胴元、ロケットは中国製。だが北京は「あれは第三国から密輸されたものであり、中国は直接、ハマスには売却していない」と言い逃れに終始した。

 ハマスが邪魔なのは、第一にPLA(パレスチナ自治政府)、第二にエジプト、第三にイスラエル、そして第四にサウジなどアラブ世俗イスラム国家だろう。
 だからハマスへの同情はアラブの民衆と、日本の大手マスコミくらい。米欧はハマスをテロリストと規定している。
 イスラエルはガザへの戦車投入で、21日のオバマ就任式までに主な作戦を終わらせようとしており、ガザを当面、東西で両断する戦術をとっている。

 さてヒズボラは、これまたイランが胴元の過激派でレバノンに潜伏するグループだが、シリアも暗黙に支援をしてきた。
 レバノンには「ハマス」以外にも、十の過激派セクトがあり、それぞれがセクト抗争とともに、功名争いでイスラエルの軍人を急襲したりするが、すぐにイスラエルから復讐されるので、際立った力にはなりえない。

 ヒズボラのロケット攻撃の狙いは、戦線を拡大させるように見せながら、じつはハマスへの支援表明、そのための後方攪乱である。
短期的目標はアラファトの後継ぎ=アッバス率いるPLA政府への嫌がらせ。
「ヒズボラの実力を勘案すれば、イスラエルとの本格的戦闘を開くには2005年レバノン戦争で被った軍事組織の壊滅から立ち直っておらず、ひたすら軍事部隊の再建を試みている段階である」(エルサレムポスト、1月9日付け)。

 だから第二次レバノン戦争をイスラエルは想定していない。
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宮崎正弘のホームページ。「辛口コラム」更新致しました。
http://miyazaki.xii.jp/column/index.html
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紀元節奉祝式典【第25回】のご案内

謹啓 厳寒の候 愈々ご清祥のことと拝察申し上げます
さて 本年は皇紀二千六百六十九年 紀元の佳節たる二月十一日当日 神武天皇肇国のいにしへを偲び 第二十五回「紀元節奉祝式典」を左記により開催致します天皇陛下御即位二十年といふ御慶事を迎へ 尊台のご参列を仰ぎ 共に奉謝の誠を捧げ尽忠報国の誓ひを新たに致したく茲に謹んでご案内申し上げます                 
     
    記
 日  時 2月11日(祝・水)午後3時半開場 4時〜6時
 会  場 日本青年館地下中ホール(「千駄ケ谷」「信濃町」「外苑前」下車) 
     電話03(3401)0101
 紀元節祭 神武天皇即位建都の大詔奉読・浦安の舞奉納・紀元節の歌奉唱他
 記念講演 田母神俊雄氏(前航空幕僚長)「日本は侵略国家であったのか」
 参加費  1000円(学生無料)
 主  催 紀元節奉祝式典実行委員会
      〒170-0003 東京都豊島区駒込6−27−11
      電話03(3918)9524
     http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/2024/
 当日連絡先090‐2622‐4242(三澤)
      080‐5086‐2965(藤本)
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(読者の声1)危機の時代を迎え先生のメルマガは非常に大切です。本年もよろしくお願いいたします。
 以下、「TA様(川崎市)」のご意見に追加させてください。
「引用>【ハト派】自分の方が友好的態度を示せば、誰も自分に危害を加えないだろうと考える楽天的な人。
 ハト派には、大別して次の四種類がある。
 (1)現実のきびしさを理解できない幼稚バト。
 (2)断固たる態度をとる勇気に欠ける臆病バト。
 (3)ハト派的言辞を弄した方が、マスコミの受けがよいと考えている俗悪バト。
 (この種のハトはばかり気にしているので、本当はハトではなく、カッコウだという説もある)
(4)自分たちの意見に同調しない、非ハト派を発見すると凶暴化するタカバト。<引用終わり」。

意見です。
この問題では、実は鳩の背後に鷹匠ならぬ悪党の「鳩匠」がいることが重大です。これは徹底的に冷酷な現実主義者で、馬鹿な鳩をつかって私利私欲のために世の中の人に危害を加えるのです。レーニン、スターリン、毛沢東などがそれです。
若い人に、世の中には常に理想主義者の馬鹿を利用しようとする狡猾な人間がいることを伝えたいものです。
   (MC生)


(宮崎正弘のコメント)ハト派の巣窟は東京大学。おかしな政治学を牛耳った坂本義和らの名残ですが、カモ派ってのも、いましたっけ(鴨武彦)。呵々大笑。



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(読者の声2)西村議員のご意見に対しての前回の読者の声IHさんや今回のTさんと同じく同感です。
拉致被害者の方々は私と同世代であり、他人事とは思えず、国防(国民を守る)について国の備えがしっかりなされていれば、あのような事件は起こらなかったと思います。
刻々と日本は危険な状態に向かっているのにマスコミはどうして何も変わらないのですか?
高校生の息子が今回のイスラエルの行為に対してマスコミの論調とは違う、本質をついた意見を言うのには少々驚きました。
若者でさえマスコミの報道に欺瞞性を感じているのです。
   (YK子)


(宮崎正弘のコメント)ヤングのなかにも頼もしき人々が出てきました。ポーツマスネットワークや、日本保守主義研究会につどう若者たちをみていると、日本の未来を悲観的にみる必要もないだろうと思っています。
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(サイト情報)2009年1月12日より、日本を含むすべてのビザ免除プログラム対象国の旅行者は、ビザなしで短期商用あるいは観光目的(90日以下)で米国に渡航する場合、米国行きの航空機や船舶に搭乗する前にオンラインで渡航認証を受けることが義務化されます。
以下のウェブサイトで申請手続きを行うことができます。
(1)電子渡航認証の申請ウェブサイト  
ESTA (Electronic System for Travel Authorization) 
https://esta.cbp.dhs.gov/esta/esta.html?_flowExecutionKey=_cCDE19710-6CA9-D0C3-F5DD-4A254135E183_k81BA69F2-81E0-907C-5A76-F2B0FD3B44CF
 (2)ESTA電子渡航認証システムについて 
在日米国大使館領事部 
http://japan.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-esta2008.html 
ビザ免除プログラムについて 
http://japan.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-waiver.html  
なお「グアムビザ免除プログラム」を利用してグアムに渡航する場合、機械読取式パスポート、e-パスポート(IC旅券)の所持義務はありません。 ESTA渡航認証を申請する必要もありません。グアムに16日以上滞在する場合や、グアムから米国の他の都市に引き続き移動する場合は通常のビザ免除プログラム(VWP)を利用してグアムに渡航する事が可能です。
 
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『やはり、ドルは暴落する! 日本と世界はこうなる』(ワック文庫)
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