国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2008/12/05


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
    平成20年(2008年) 12月5日(金曜日) 
        通巻第2414号
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 次期オバマ政権の外交担当幹部が馬英九総統と接触
  タルボット元国務副長官が訪台、馬政権と政策協調の摺り合わせ
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 ストローブ・タルボット(ブルッキングス研究所所長)は部下で北東アジア担当のリチャード・ブッシュとともに12月1日に訪台し、馬英区総統と接触したことが分かった。

 ストローブは冷戦終了前後の『TIME』誌の外交担当記者で、ソビエトの専門家だった。
とりわけ核戦略、レーガン政権下で進捗したSALT(戦略核兵器削減交渉)について詳しく解析した。保守の戦略家と見られていたが、大学時代、ビル・クリントンと同級生だったこともあって、強く請われてクリントン政権入りし、クルストファー、オルブライト両長官の下で国務副長官を務め、辣腕を振るった(1994−2001年)。

 一方、リチャード・ブッシュは、1997年―2002年米国台湾協会(事実上の大使館)理事長をつとめた台湾通で、現在、ブルッキングス研究所の北東アジア担当。

 次期オバマ政権には、このブルッキングス研究所から大量のスタッフが政権入りし、副長官、次官、次官補クラスに就くと見られる。
 したがってタルボットらの訪台と馬英九総統との接触は重要である。
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(読者の声1)在日朝鮮人(韓国人)や教育委員会に棲息する人権派連中の講演会の模様について書かせて頂きます。
 12月4日、徳島県の鳴門市で、「08 ヒューマンライツメッセージなると」(主催 鳴門市、鳴門市教育委員会、鳴門市人権教育推進協議会)という人権啓発の為の講演会が行われました。
 主催者の簡単な挨拶の後、県内から選抜された小学生、中学生、高校生、大学生による「人権作文」の発表、次にメインである在日韓国人活動家の金慶子による講演会でした。
 最初に、社会について無知な子供達の人権作文を読ませました。(小学校低学年から始めて、徐々に学年が上の子供に発表させるやり方)
 純粋な子供の目や体験を通して、様々な差別(部落差別、障害者差別等)に対する批判を行わせることによって、聴衆の間に「如何なる差別も許すまじ」という空気を作り上げる一種の心理操作や洗脳?を行う効果があり、聴衆の反応は、上々でした。(アメリカのリヴェラル派が本題に入る前に、一見、本題に関係無い話をしたり、データを見せて自身に都合好いように聴衆の心理操作をする手法に似ています。)
 謂わば、これらの子供達の作文は、後記の在日韓国人活動家が出てきて在日韓国人に対する差別批判について話すまでの一種の心理操作の役割を果たしたと思います。
 これらの子供達の発表会が30分くらいで終わった後、在日韓国人活動家、金慶子(以下、彼女)が、色鮮やかな民族服を身にまとい、さっそうと登場しました。
 彼女は伊丹市人権教育指導員という肩書を持った人物であり、本人の話によれば、「中学、高校等教育現場で人権問題(在日、同和、就職差別等)について講演活動を行ってきた」そうです(主に、幼児、中高生、教員等を対象として、手広くやっているようで、活動開始は1990年頃からとのこと。また母の妹が、北朝鮮にいるそうです。)
 講演自体は、自身の体験から、日本社会に対する恨み辛みを人権や差別にすり替えて話す内容でした。

 例えば、
!)在日韓国人、朝鮮人の就職差別(賃金が日本人に比べて相当安い。碌な仕事につけなかった。)
!)戦後に帰る機会が有ったが、いろんな事情(金が無かった。家族が病気だった等)で、仕方なく嫌いな日本に住むしかなかった。
!)駐車違反等の軽犯罪を犯したくらいで、帰化申請受理が遅れるのはおかしい。(日本は「帰化させてやるという態度だ。」)
!)税金を払っている外国人が、民生委員や人権擁護委員等にもなれず、参政権も奨学金給付も無いのはおかしい。
!)在日韓国人が本名を名乗れないのは日本社会での差別が激しいから。仕方がなく日本名を使う人も多い。実際に、彼女のお子さんがいじめにあったそうです。

 彼女の話し方の特徴
!)聴衆に親しみを持たせるために、最初の挨拶で韓国語に日本語の単語(名前、地名)を混ぜて自己紹介をした。(外国人が日本語の単語を話すだけでも、無知な一般聴衆に対して、親近感を抱かせることができる。)

!)話す時に感情の起伏(ユーモアたっぷりに日常生活を話す時と自身の一家が体験した差別に対して憤りを見せる時に、ただ怒るのではなく、悲嘆に満ちた声と表情)を最大限に見せた(これによって、聴衆に対する親しみやすさと感情(特に差別への悲憤慷慨)の共有を与え、増幅することができる。)

!)自身も含めた一家の悲惨な差別体験と在日韓国人という特殊な被害者的な立場(貧乏な生い立ちと外国人であることから来る疎外感等のコンプレックス)を感情の起伏を激しく見せて主張すると同時に、自分が一介の庶民であることをユーモアたっぷりにアピールした。(これにより、聴衆に、親近感から来る憐憫の情を植え付け、感情的にすることができる。)

!)自身が受けてきた、または体験してきた差別を批判する前後に、同和や身体障害者に対する差別を混ぜて批判し、最後には「とにかく、こんな状況を作った、または放置している日本という国が悪い。」という方向に話を持っていく。(「論」より「情」に訴えて、聴衆の間に在日韓国人に対する同情心、連帯感を作ると同時に、日本社会を共通の敵のイメージに作り上げていく。)

!)自身の活動の実績をアピール(例1:伊丹市行政当局の外国人に対する待遇を交渉によって改善したという実績主張。例2:講演後に届いた聴衆(学生、教育実習生等)からの感動の手紙の読み上げ)し、それを奇貨として、外国人に参政権が無いのはおかしいという論を展開したり、差別への批判を行なった。(差別撤廃に対する努力や実績のアピールを強く行ない、感動的な逸話を感情的に話す行為によって、聴衆に自らの行為や主張への正当性と信頼性を印象付ける)
 以上が、講演会の主な内容です。

 今回、反日勢力や売国奴連中が奇襲のようなやり方で行なった国籍法改悪により、ここに書かせて頂いた在日韓国人活動家、金慶子のような人物や人権活動家? の跳梁跋扈が、おおっぴらに巧妙に今後ますます勢いを増してくることを考えると、絶望的になってきます。
 なんとか日本人のための「国籍法改正」を実現しなければならないと痛感すると同時に、保守、愛国勢力の巻き返しを願って止みません。
   (TS生)



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(読者の声2)「早雪忌」(故三浦重周・四回忌)のご案内です。
 はやいもので前三島由紀夫研究会事務局長、重遠社代表だった三浦重周氏の自決からまる三年となります。命日を前に関係者、OBが集まります。
        記
とき      12月6日(土曜日) 午後五時
ところ     九段会館 地下「有明」
会費      おひとり 8000円
献花、追悼挨拶、懇親會を予定。
お問い合わせ  (090)3201−1740(担当佐々木)

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(休刊のおしらせ)小誌は12月8日―11日、台湾への緊急取材のため休刊となります。
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(予価933円。12月26日発売予定!)

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  • 名無しさん2008/12/05

    内容はもちろんいいのですが、

    メールの字切れや段落分けが悪く、

    非常に読みづらいです。

    そこだけ直してくだされば幸いです。