国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2008/11/17


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
   平成20年(2008年)11月17日(月曜日) 弐 
         通巻第2391号  (投書特集)
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 (本号はニュースの解説はありません)
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(読者の声1)G20の金融サミットが終わりました。
 新聞報道では、成果があったという記事もあれば、その逆もあり、錯綜しています。
私の率直な感想では、日本は資金を出す時期を間違え、効を焦りすぎたと感じます。極端に言えば、倒産する直前の企業に資金を注ぎ込めば、溝に捨てるようなものであります。筆者も実際に経験があります。
借金がどのくらいあるかも調べずに資金を融通したと頃、その数ヵ月後に完全破綻、全額焦げ付き、この時、破綻後に融資していれば、逆に利益を得られたのです。
現在の日本は、破綻寸前の米国に恩を売るつもりで融資しても回収不能に陥るだろうと憂慮する。
この時期に資金を提供することは、例えIMFであっても早すぎたと感じます。
麻生政権としては、何もしないと言う訳にはいかない苦衷の決断だったと思いますが、早々と方針を打ち出してしまったから、後に引けなかったのだろうが、もっと利巧に立ち回って欲しかった。
こんな感想を抱いていますが、先生の考えは?
     (一読者 KH生)


(宮崎正弘のコメント)日本の大盤振る舞い、欧米の先鋭的な意見対立を、新興諸国とくにロシアと中国は「リングサイドの特別席で見ていた」(NYタイムズ)。大胆な日本の決断ぶりに、北京もモスクワもついてこない、と言うより一緒にやる意思がない。
 打ち上げ花火は最初で、華々しい方が良いでしょう。実際に出すかどうかは、欧米の「共同歩調」を見てから実際に高度すれば良いのですから。



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(読者の声2)貴誌2390号、読者の声(5)への宮崎先生のコメントで、「その『同盟国』が、この窮地のアメリカを救うために十兆円もの大金をIMFに出すと言ったのですから、たのもしい『同盟国』と評価が変わったでしょう」
とあります。
 この日本政府がIMFに10兆円融資(?)に応じる、という政策決定は、「閣議決定」だけで可能なのでしょうか?国会での承認は不必要なのでしょうか? 
一国民としては、ちょっと「ア然とした」というのが実感です。IMFへの10兆円は、おそらく返還されることはないでしょうから。
  (KI生、兵庫県)


(宮崎正弘のコメント)条件に謳われた「外貨準備から」が味噌で、国会承認は不要です。
イラクの時は特別法を作って、予算化し、あとで税金にしましたが、これは外貨準備特別会計で、ドル介入資金と同じです
 2003年から05年にかけて為替介入(ト言う名のドル防衛)に43兆円を投じました。これも日銀の決断による介入で、国会承認どころか内閣の承認さえ要りませんでした。



   ♪
(読者の声3)BBCのWebに「The UK government's decision on 29 October to recognise China's sovereignty over Tibet, which was little noticed at the time, has put the Chinese government in a much better mood; even though it does little more than bring Britain into line with other leading Western countries」で始まる記事が載っていました。
10月29日に英国政府が中国がチベットに対する国家主権をもっていると認めると決定したそうです。
記事にあるとおり、このことに殆ど誰も注意を払ってきませんでした。
中国のチベットでの人権侵害を非難する一方、国家主権を認めるとはずるいやり方です。頬かむりしている日本政府の方がましかも知れません。しかし、世の中に数ある人権団体が問題としないのは不思議でなりません。
所詮彼らはこんなものなのでしょう。
安全地帯でしか行動できないのでしょう。この記事に付いていたビデオの最後に北京五輪の聖火リレーにチベット擁護派の人たちが抗議している場面がありましたが、聖火を持っているのはなんと福島愛さんで、プラカードには日本語が書いてありました。ナレーションにもキャプションにも日本でのリレーとは指摘してありませんでした。英国での聖火リレーを映せば物議をかもすが日本でのものなら彼らにとって安全だということでしょう。英国流のいやらしさですね。
   (ST生、神奈川)


(宮崎正弘のコメント)その「いやらしき」英国のブラウン首相がワシントンの金融サミットの場で、麻生首相のIMF強化プランを絶賛したのも、なんとなく胡散臭い?



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(読者の声4)貴誌2389号の読者の声4、のST氏の、意図が分かってきました。
ただ「侵出」の「侵」は、身勝手を感じさせる語感がありますから、防衛目的の場合は、防出(防衛出動の略)、攻撃目的の場合は、侵出、と区分けしていただけると有難いです。
また予め準備した上での計画的な侵出が、侵攻ということは理解できました。
さらに挑発され、それに受けて立った受動的な行動、すなわち、本来、侵出的な行動とは区分けされるべき軍事行動は擬侵出(侵出もどき)、あるいは、正当防衛的行動と考えれば、防出に組み入れるべきでしょう。
つまり防出、侵出、侵攻、の3種類で、すっきりします。基準は、受動、能動、超能動。(すなわち、計画的な侵出が、侵攻なら、侵攻は、侵出の先鋭的行動ということになります。)
よって南京アトロシティは、挑発されての侵出だということですから、南京防出事件ということになります。これが使えるなら、南京侵出事件などというより、イメージ改善の用語にもなります。
ところで貴誌を拝見していて、場の熱気のようなものを感じました。普通の読書とは異なるネットの瑞々しい、今という時間性の共有ということでしょうか。また貴重な情報に接することができます。
   (W生、武蔵野)


(宮崎正弘のコメント)佐藤和男先生の「侵略」「「進出」「侵攻」の区別を論じた著作を是非およみ下さい。
http://www.meiseisha.com/katarogu/sekaigasabaku/tyosha.htm



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(読者の声5)八百長とも言われる大不況を高みの見物とも行かず、いつ我が身に何が飛んでくるやら、と思いつつ、毎度、メールマガジンを拝読しております。
 日本が実質的に米国の経済的植民地であることを、日本人が認めなければ、それを改善することもできないのではないでしょうか?
日本人の健康保険や年金などの福祉の低下、勤務医の待遇の改善は、すぐに何とかしてもらいたいことの1つではないでしょうか?ではどうしたらいいのでしょうか。それを、いつも考えながら、貴メルマガ他をネットで読んでおります。何か行動をしなければ、更に悪くなりそうなのに、何を具体的にしたら効果的なのでしょう。
Takeさんの「日本人 預金やめましょう」にぷっと吹き出しましたが、そのとおり。預金を自宅に持っている方も多いのではありませんか? 米国のバンクホリデーと、日本の預金封鎖というのは、実際、あるのでしょうか?
「新聞購読を一時停止しましょう。」
「自分と家族にお金をかけましょう。」
「国内旅行をしましょう。」
「ロビィストを雇いましょう。」
「内部告発によって、職を失ったり奮闘されている方の本を買いましょう。」
「国産品、国産食品を購入しましょう。」
「着物を普段からどんどん着ましょう。」
こんなところでしょうか。すぐできそうなのは。何故着物かと申しますと、老若男女問わず、またよそ行き普段着を問わず、着物姿は美しいですし、心映えが、きりっとする気がするからです。振袖のお嬢さん達だけでなく、熟年男女以上こそ、着物をお召しになり、日本の良さをアピールしていただきたい。着物を着たら、日本語も丁寧になると思いますから。
サミット等でも何故首相は着物をお召しにならないのでしょう。
中国でのサミットでは、各国の首脳が、何故か、中国の皇帝の衣装を着て、写真に納まっていらっしゃいましたが。数年前から、大正時代からの着物を洋服にリフォームすることが、熟年女性の間で大ブームですが、思い出の着物が街着になって、蘇ることは素敵なことです。毎日洋服を着るから脳まで西欧化されてしまうなら、着物を着たら、日本人としての自覚が、より鮮明になるでしょうか?
着物の染めも織りも、世界一の技術だと思います。
   (BB生)


(宮崎正弘のコメント)金融サミットでは、ちゃんと民族衣装をまとった代表が二人いました。あとは中国を含めて洋装でしたね。着物? すばらしいけど高いのが玉に瑕?



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(読者の声6)以下の読者の方のご意見に対する意見です。
「(読者の声4)1.昭和天皇とマッカーサーの会見内容を綴った本に、吉田茂はサンフランシスコ講和会議の代表としてサ条約、日米安保条約に調印するのを嫌がり逃げまくったとありました」
(引用止め)

意見:とんでもない話です。吉田は数ヶ月前から好物の葉巻も酒も絶って絶対間違いのないように調印式に臨みました。
調印が終わると、米国のアチソンから吉田に極上の葉巻が届き、そこに添えられたコメントは「大事が成就したのでもう葉巻を再開されてもよいのではないでしょうか」とあったそうです。吉田はアチソンの気のきいた配慮に感じ入ったとあります。

 「2.吉田茂は朝鮮戦争が勃発してアメリカから求められた再軍備を断固刎ね退けたと喧伝されています。ですが、来日したダレスが帯びた使命は、日本の再軍備ではなく在日米軍基地の自由使用だったのです」。
(引用止め)

意見:1950年朝鮮戦争が始まる形勢なので、ダレスは日本に再軍備を許可するためにやってきました。しかし吉田は米国が再建日本軍を国連軍名目で朝鮮戦争に投入する意図と見破って、詭弁を弄して断ったのです。1950年は日本は占領下にあり米軍の基地の自由使用は当然で許可など不要でした。

「3.日本安保条約が結ばれた背景」
意見:日本が武装しないで米国が撤退すると一遍にソ連に占領されるので、安保条約を締結したのです。

「4.米から再軍備を求められたというのは安保条約を成立させるための吉田政権のブラフだったのです」(引用止め)

意見:米国はシナ満洲を手に入れるために邪魔な日本を滅ぼしました。
しかしシナと満洲はスターリンに取られてしまいました。そこで日本占領は無意味になり、国防代行の負担が無駄になりました。そこで朝鮮動員の狙いと合わせて再軍備を要求したのです。
米国では「アジア(朝鮮)はアジア人(日本人)に守らせろ」という声が上がっていました。
マッカーサーの更迭も日本再独立も日本を再軍備させるためでした。だからサンフランシスコ講和条約にはベルサイユ条約と違い日本の国防制限がないのです。それでも日本政府が再軍備しないので、1953年ニクソン副大統領を東京に派遣し、米国の作った占領憲法9条は誤りであったと公式に声明を出させたのです。
   (MC生)



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(読者の声7)貴誌2390号(読者の声1)でSG氏が、「韓国では近年植民地発展論と言われる学説が次第に力を増しつつあると言われます。これは日本の植民地になったから今日の発展があるとの考えです。台湾の八田与一の顕彰も同じ流れです。
田母神発言をチャンスととらえ、政府・マスコミの狙いとは逆に、歴史論争が活発化することを期待します」と書かれましたが、これを機会に星湖(ソンホ)著作集を原文(漢文)に加え現代韓国語訳、現代日本語訳、ついでに英語訳を付してどこかの出版社が出版してくれないものでしょうか。
星湖先生は、18世紀李氏朝鮮時代に活躍した実学者です。
当時の朝鮮では儒教以外の学問を実学と呼んでいました。統計等資料が乏しい中、実証的手法により今日の言葉で言えば社会学、経済学、地誌学上の研究を当時そんな学問がなかったところに創り出ながら行った、人類が誇るべき知的巨人です。
最盛期には2000人もの弟子がいて、第一級の学者として尊敬を集めていました。
あるとき、彼は、日本に関心を持ちました。そこで朝鮮から日本への通信使の報告書を読みました。それらには、私も極々一部よ読みましたが、日本人が禽獣にも劣る劣等民族として、あざけりをもって記述されていました。
星湖先生は、読みながら不思議に思い、書かれていることの中から、事実と思われることと、書いた人の意見を厳密に区分しました。そして、事実と思われる部分だけを解析、評価すると日本人はなかなかすぐれた民族であるとの結論に達しました。そこで朝鮮からの通信使は江戸で将軍の謁見を許されるにもかかわらず、日本からの朝鮮を訪れる通信使は釜山の倭館にとどめられていることを指摘して、これは失礼な対応である、ソウルで国王が謁見すべきであると言いました。
すると、朝鮮中の学者から非難され、弟子たちも去ったうえに星湖先生を非難いたしました。現在では、殆どの韓国人がその名前すら知らない状態です。
先日、池東旭氏に星湖先生のことを尋ねたら、「あなたは、星湖を知っているのか」と驚かれていました。
韓国でもごく一部の知識人しかその存在を知らないとのことです。しかし、上記のかれが歴史から抹殺された経緯はご存知でありませんでした。また、別の席で日本の大学で韓国語を教えている韓国人に尋ねたところご存知ありませんでした。
2005年に韓国人の研究家により、韓国皇帝からの諮問を受け、閣議で日本に合邦を求めるべきかを論じ、長時間の激論の後、合邦を求めるとの結論に達したことを記述した議事録が発見されました。
しかし韓国では一般国民には伏せられています。日本ですら、ほんの小さくしか報道されませんでした。こういった日韓関係研究の閉塞状況を打破するためにも、星湖著作集が刊行されることを祈念いたします。
  (ST生、神奈川)


(宮崎正弘のコメント)オン・デマンド印刷で、でも。



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(読者の声8)田母神空幕長更迭に関する件です。
 15日付けの地元紙の夕刊を読んで、幻滅させられました。それは14日に共同通信が配信した情報らしいのですが、なんと、米国務省高官が、共同通信とのインタビューで、田母神氏更迭は「適切」と述べたそうです。これって日本は永遠に戦争加害者だったことにし続けろ!ということでしょうか?
 疑問がもう一つ。
それはこの高官の見解が、合衆国政府の見解と一致しているのかということです。もし一致しているのなら、米国はもはや日本の同盟国なんかではなく、宗主国でしょう。また、もし一致していないのなら、日本における田母神氏と同じ問題になるのではないでしょうか?
 ちなみにこの高官は、『日本に対するアジア諸国の「畏敬の念と評価」を損ねないように促した』そうです。日本に人目を気にさせるようにする、誘惑というか、脅しというか、こうした発言には不潔感を覚えずにはいられません。
私は今までどちらかというと親米派だったのですが、こういう態度をとられると、米国人の大好きなM&A等も侵略やテロの一種と言えるのではないかと言ってやりたくなります。
(T.T)


(宮崎正弘のコメント)名前がでない高官は、マスコミ世界では相当の大物。政府統一見解はないので、個人的見解を述べたのでしょうが、ほぼアメリカ人はそういう見方だと想います。
 日本政府が困惑して田母神発言を批判しているわけですから、この事件では批判の対象は第一に麻生首相、浜田防衛相です。第二の責任はマスコミの誤報もしくはプリズムをかけた報道です。しかしネットの異見はほぼ圧倒的に田母神論文支持です。この大手マスコミ、政府とネット民衆の認識の乖離!
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宮崎正弘の三島由紀夫論 三部作!
 『三島由紀夫の現場』
『三島由紀夫“以後”』(ともに並木書房)
 『三島由紀夫はいかにして日本回帰したか』(清流出版)

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宮崎正弘の最新刊
 『中国がたくらむ台湾沖縄侵攻と日本支配』(KKベストセラーズ 1680円)
  

宮崎正弘のロングセラー中国論
http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
『トンデモ中国、真実は路地裏にあり』(阪急コミュニケーションズ)
               (全332ページ、写真多数、定価1680円)
『北京五輪後、中国はどうなる』(並木書房、1680円) 
『世界が仰天する中国人の野蛮』(黄文雄氏との共著。徳間書店、1575円)
『崩壊する中国 逃げ遅れる日本』(KKベストセラーズ、1680円)
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  • 名無しさん2008/11/18

    戦前戦後を通じて「言論」を独占、嘘のた垂れ流しで日本の崩壊に「言論」を披露うして来た。

    新聞・テレビの能力「疲労」?は限界でしょう、ネットの力が「力」に成る事を願いたいものです。

  • 至乃助2008/11/18

    全世界が金融パニック、国内が田母神空幕長更迭で意識が薄れてしまった間に、「国籍法の一部改正」が4日に閣議決定され、本日18日本会議で可決されようとしている。



    ジャーナリスト水間氏によれば「ソフトクーデター」が起きようとしている。本人の認知があれば簡単に、世界一すばらしい国の国籍が取得できる、このザル法を麻生総理、中川財務相をはじめ、ほとんどの閣僚が中身を知らずに署名したらしい。「なんたる怠慢!」





    この法案は本年6月20日にだされた、最高裁判決による、違憲状態の是正のため起案されえいるらしいのだが、



    (*最高裁平成20年6月4日大法廷判決

    http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20080604174246.pdf



    あまりにもすばやい手続きにはなにかの意図を感じるざるをえない。



    この問題は13日ごろから2チャネル、ミクシー等で浮かび上がり、「二重国籍取得の容認」で座長私案をだした、河野太郎議員のブログやミクシー日記へ多くの意見が寄せられた。ブログやミクシーの日記は現在停止状態である。



    私は13日から署名サイトにてこの事案に対する慎重審議を求める署名を企画したところ、本日現在2万3千を超える署名と声が集まった。



    心ある議員はやっと昨日、平沼元経済産業相、赤池議員らが意見書を提出したが、自民党の村田吉隆国対筆頭副委員長は(反対論は)トゥー・レイト(遅すぎる)だ」と取り合わない。



    この法案の可決はまさしく日本崩壊(いや熔解)の序曲だ。ある情報によると中国では法案可決を当てにして、すでに5千人からが待機中であるらしい。それだけ簡単に国籍が取得でき、また偽装の場合の罰則も軽いのである。



    本日午後2時からの本会議が注目されます