国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2008/09/25


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
    平成20年(2008年)9月25日(木曜日)
         通巻第2334号  増ページ特大号
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 香港ではやくも取り付け騒ぎ。「東亜銀行」に数千の列
   リーマンブラザーズへ巨額の出資が焦げ付く恐れに噂が拡大したため
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 日本経済新聞には小さくしか出ていないが、ヘラルドトリビューン(9月25日付け)は、一面トップ扱い。大きなカラー写真が配されている。

香港の大手銀行「東亜銀行」(バンク・オブ・イースト・エーシア)は、およそ60億円のリーマンブラザーズ債権を保有したおり、この焦げ付きが銀行経営を怪しくするという携帯電話などの噂メールが広がり、香港の本店前で長い列ができた。
 いずれも預金を引き下ろそうとして長い列をつくったもので、事態を重く見た香港当局(HKMA=香港金融管理局)は緊急記者会見を開いて「当該銀行の財務は安定している」と騒ぎの沈静化を急いだ。

 今回の一連のウォール街陥没で、アジアにおいて銀行に取り付けの列が出来たのは初めて。先週、シンガポールではAIG保険契約者が解約に並んだ騒ぎがあった。
 米国ではあちこちの銀行に取り付け、預金引き出しの長い列がある。
 
 東亜銀行はリーマンのほか、AIGへの債権が640万ドル程度あり、S&P(スタンダード・プア)社などが格付けランクを落としたばかり。当日(24日)、同行の株価は6・9%の下落を演じた。

香港の場合、もともと空売りの本場、ディトレードの本場で、投資家の視野は狭い。目先の動きだけで投資先を急いで変更するという、広東人特有の性格が反映される。
そのうえ香港では預金保護は一口座につき上限10万香港ドル(140万円前後)だ。
だから噂による動きが、思わぬ方向へ流れることが往々にしてあるために東亜銀行本店周辺は警官隊が配備される騒ぎに発展した。

かといって香港の投資家は現金で持っているわけではなく「次に儲かりそうな商品は何ですか?」と投資先の大量移動を平気で行う。現地の投資アドバイザーらは「インド、露西亜投資を推薦している」という。

理由は新興工業国家群のなかで、両国の実質成長率が群を抜いており、全体で5253億ドルの政府債権が流通する市場に育っている。
成長率も顕著であり、インドの外貨準備高は2950億ドルにジャンプしており、またロシアのそれは5810億ドル。いずれの新興工業国家群の政府債権の満期はまだまだ先である。

一方、米国での出来事。
ゴールドマンサックスに世界一の投資家ウォーレン・バフェットが50億ドル以上の出資を発表、近く予定される三井住友グループの30億ドル出資話が遠く霞んでしまった。これで市場に安心感が広がるかと思いきや、ゴールドマンサックスの株価が下落していることに留意しておきたい。
       
 市場の混乱はまだまだ続く。
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(休刊のおしらせ)小誌は海外取材のため明日9月26日から9月30日が休刊予定です。
 このため、期間中の御投書は、10月1日付け小誌に掲載となります。なお、投書はなるべく
yukokuki@hotmail.com
をご使用ください。掲示板の書き込みは当方から閲覧できない場合が多いのです。
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最新刊 HPを更新(宮崎正弘のホームページ)
http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
著作一覧
http://miyazaki.xii.jp/tyosyo/index.html
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(読者の声1)貴誌において、以下のコメントの表現のセンスが面白いと思いました。日本人は中共を同じ漢字の国と思っていますが、やはり表現力では一枚上手ですね。
貴誌前号の「(奇貨に便乗し)日本の金融巨魁、(ウォール街へ)乱打入」。
   (MC生)


(宮崎正弘のコメント)ちなみにウォール街は「華爾街」。シティ銀行は「花旗」。マッハンタンは「曼蛤頓」。雷曼兄弟(リーマンブラザーズ)。摩根士丹利(モルガンスタンレー)と書きます。
 もっとついでに紹介しておきますと、ホワイトハウス(白宮)、布希(ブッシュ)、保羅森(ポールソン)、巴克来(バークレー銀行)、高盛(ゴールドマンサックス)、美聯(バンクオブ・アメリカ)といった具合です。
 発音と充てる場合と意味を重ねる銘々、さらには意味だけで漢字を用いることもあり、解読はややこしい限りです。



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(読者の声2) 財政通(?)といわれる自民党総裁選候補で2番になった、しかも支持層は議員であった与謝野財政相は、リーマン倒産の知らせに、演説で「ハチに刺された程度」とのたまう。
さすがに21日、茂木金融相が「ハチにも色々ある」と言ったまではいいが、「致命的ではない」とのたまう。
杉本財務事務次官は、日本には影響なく欧州にという。これは煙幕かもしれませんが。ともあれすでに表面化しているだけで日本金融機関の実害は15兆円。貴台の深読みではもっともっと大きいでしょう?
 宮崎先生、こういうボンクラたちでも日本経済を防衛するために多少ともすぐにできることに何がありますか? ひとつだけご示唆ください。
 次に米国内での7千億ドル支援をめぐる論争という貴重な情報提供から連想したことでの貴見をうかがいたい。
 米国のネオコンによる対イラク戦の数兆ドルという膨大な戦費は、現在から見れば、こうしたバブル米経済の裏付けによってなされていたわけですね。現在の金融機関への支援に批判的な面々、たとえばマケイン大統領候補などは、その関連なり表裏なりをどう認識しているのか? 
それとも小生の設問自体がおかしいのか?
(SJ生)


(宮崎正弘のコメント)イラク戦争の戦費捻出のからくりについては、ノーベル経済学賞のスティグリッツに優れた論考があります。
 ジョセフ・スティグリッツ『世界を不幸にしたグローバリズムの正体』『世界を不幸にするアメリカの戦争経済』(いずれも徳間書店)。
http://nikkeibooks.blog.so-net.ne.jp/2008-06-03-3

 ともかく今後の世界的規模での金融界の推移に焦点は移るだろうと思います。三菱UFJ銀行は余剰の資本金を使うので、万一、転んでも大火傷程度。
 しかし野村証券は命がけの冒険ですから、決断の大きさが違うように思います。あの中国でさえ躊躇ったリーマンブラザーズを、部門買収とはいえ、残骸もろとも、世界で5500人の従業員も引き継ぐというワイルドな大胆さは、長年世界で鍛えたノウハウを蓄積してきた野村だけに、本気であると思われます。
 今朝の「朝日新聞」(9月25日)の「社説」を読まれましたか? なんと朝日新聞が野村證券の行為を前向きに評価しています。
小生はバブルの頃にNY、香港、シンガポールなどの野村證券を克明に取材して『ニューヨーク野村證券』と『野村證券の24時間 世界マネー戦争はここまで来た』の二冊を書いたことがあり、野村という会社の企業文化が、やけに国際的であり、現地のスタッフを日本的年功序列にとらわれないでどんどん採用するか、現場の熱気を感得してきた記憶が甦りました。
 それこそ拙メルマガに書いたように「シンドバッドの冒険」かも知れません。
 冷戦がおわって露西亜と中国の帝国が復活したと思いきや、世界はまたちがうパラダイムで動かされる事態になったようです。



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(読者の声3) 貴誌通巻第2333号にTH氏が(読者の声2)で「。。。民間金融機関である『FRB』を運営する『ニューヨーク連銀』の株主の半数以上は、欧州の金融機関です。残りの株主もユダヤ系です。一連の金融危機は或る目的に向かった芝居のようにも感じますが、如何でしょうか」と書かれました。
ニューヨーク連銀はじめ12の連銀は米国の中央銀行機能の実行機関でありそれらを統括調整するのがFRBです。
各連銀の株主は公開されており、10年ほど前に見ましたがニューヨーク連銀の場合は、当時のチェースマンハッタン銀行とシティ銀行が30%強、合計70%弱を保有していました。
また全ての銀行は、その銀行を管轄する連銀の株を保有することが義務付けられています。配当金は年率6%と決まっています。
また、株主の連銀の運営に対する権利は法律で制限されています。
TH氏が本を読まれてそのとおりに読者の声に書かれたのなら、その本はこんな公開情報に関してすら出鱈目を書くので、廃棄することをお勧めします。古本屋に売ると、つぎに買った人が迷惑します。
「一連の金融危機は或る目的に向かった芝居のようにも感じますが」と書かれますが、ここまでの危険な大芝居を演じるだけの肝っ玉と才覚と実行能力のある人間はいないと考えます。
ただし、あのばかげた不動産価格暴騰を冷静に見ていればどうなるかは、容易に推測できたはずです。そしてうまく儲け逃げできた人もいることでしょう。
殆どの人間は、そんなこともわからず熱狂する存在です。

投機の世界はゼロサムです。儲け逃げされた分を誰かがかぶるか、それを埋め合わせるに十分なだけ実態経済が地道な努力の結果として大きくなるかしない限り、真の回復はありません。
いずれも、特に後者はなまなかなことではありません。
また市場が安定化すれば、投機、鞘取りのうまみがなくなるので、誰も儲からなくなり資金は逃げます。
にもかかわらず市場を安定化させよなどといっているのはよほどのアホか市場が安定化したため失速することを見越して儲けようとしている人間です。つまり、市場の死神です。
今回儲け逃げされた結果、開いた穴はとてつもなく大きく、ちょっとやそっとのことでは埋まりません。
たとえ国家が保証したとしても、注入される資金は有利子資金です。利率以上の利益が最終的に出なければ、救済にはならず逆に損失が拡大します。1929年には大デフレが起きました。今回はインフレでしょう。
理想の解決策は儲けて逃げした人間から金を取り返すことですが、それはほぼ不可能です。
   (ST生、神奈川)


(宮崎正弘のコメント)いまから成田空港へ向かうところですので、詳細のコメントをする時間が無くなりました(苦笑)。STさん、文中の「市場の死神」は、誰が言い出した言葉でしょうか。何かの機会に使わせて頂きます。



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(読者の声4)宮崎先生のメルマガ読者に女性を増やしたいと願う者です。
ここまで日本が駄目になるとは想像すらしていませんでしたが、数年前に、宮崎先生のメルマガに出会ってとても救われた思いがいたしました。宮崎先生は言うに及ばず、そこに投稿なすっておられる真摯な方々の存在にです。
新聞、TVの現状に不信感を募らせ知的欲求を満たせないでいる多くの女性にこのメルマガの存在を是非知らせたい。
その為に先ず、なにが必要か。PCで出切る事、それはせいぜいメールが送れる、買い物が出来る程度の彼女たちにキチンとした、情報収集の仕方を知ってほしい
  そこでお願いです。宮崎先生のメルマガ読者諸兄の奥様、あるいは、身近なご婦人に是非、宮崎先生のメルマガを紹介してほしいのです。
おそらく、最初は難しいからとか、主人が読むと思うわよ、、と敬遠されるかもしれませんが
何とか支援してあげて読み続けるようにしてみてください。
いつの時代にも、優れた男性の元には必ずそれを支える賢い女性の存在がありました。
今の時代「自己実現」を夢みる女性ばかりが目に付きます。私もそうでしたから、それはそれでいいと思いますが、日本の行く末にも目を向けてほしいものです。
  時代がどう変わろうが、女が子供を産み育てることは変わりようがないのです。

日本の四季が、この国の人間の感性豊かにするように、女性が賢くなれば、この国が堕落していくのを食い止める事が出来ると信じます。その第一歩が、老若を問わず多くの女性に先ず、宮崎先生のメルマガの存在を知ってもらうそして読者になっていただく・その中で何かを学び、子供の教育に反映する事が、どれだけ、ここまで落ちてしまった日本人の質を向上させる事に役立つか、すでに読者になっておられる諸兄にはお解かりのはず。
  「教育」は、人間にとって宝。学歴云々で子育てし、失敗したお母様方の多くが、宮崎先生のようなトータルでのものの見方ができていなかったからだと思います。
いい学校、いい企業、そんなレールに乗せる事だけ、母親の狭い情報、小さな価値観による子育ての結果が多くのニートを生んだと言ったら言い過ぎでしょうか?
少子化の時代であっても、宮崎先生のように文学に、経済に、人間関係にも気配りのできる人材が増えれば増えるほどに、日本の将来を不安視しなくても済むと思います。
  宮崎さんがいわれる「100年に一度の戦争が起こる」にしても地上から人間がいなくなるはずでもないでしょう。日本人なんだと思います。
この地球を護れるのは!
  日本の素晴らしさは、台湾人ばかりが、私の知る限りベトナム人も、タイ人も、インド人も、アジアの人々はみな感謝してくださっているのです。宮崎先生の獅子奮迅の頑張りを側面から応援する意味においても、ここに集う皆さんが一人でも多くのご婦人に先ずこのメルマガを読むきっかけを作ってほしいと願うものです。
      (FF子、小平)


(宮崎正弘のコメント)話が飛びますが、最近、女性の躍進は保守系ジャーナリズムにおいても然りですね。大阪で大高美貴さんが講演会、満員だったときいて三日とたたないうちに、今度は桜林美佐さんの出版記念会にでました。うわっ。自衛隊OBを中心にずらりファンと取り囲んで盛況でした。石破元防衛相も出席とかでしたが、小生は所用あって中途退席、その足で或る会合の打ち合わせへ。そこで、元気印の代表のひとり浜田麻記子さんらと会食、会話は女性が中心です。
 東京レディスフォーラムも鎌倉をよくする会も、いくつかの女性主導の会に呼ばれますが、やっぱり女性が引っ張る団体が急増しているという印象を持ちます。桜チャンネルを支援している委員会を主導するのは、杉並区議でもある松浦芳子さん。
 最年少で大臣となったのは小渕優子議員。彼女の尊敬する政治家が野田聖子議員(こんども目玉の大臣の一人)。
 イスラエルでは外務大臣のレビニ女史が組閣を開始しています。
 米国の副大統領候補はペイリン女史、韓国もいまのが転けると、やっぱり朴女史の可能性が高いでしょう? 台湾野党の党首も祭女史です。馬総統の人気急落中で、ひょっとして次期総統の芽と言われ出した。
 


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(読者の声5)貴誌24日付け「宮崎正弘のコメント」のなかで、「ウォール街のエリートの延命のためのプラン」という批判が米国でも広がっていて、そのような性格の側面があるでしょうね。ご指摘の示唆、ユダヤ主導説ですが、これはあり得ません」と断定されていました。
正直、感銘致しました。この宮崎先生のコメント。先生の「スタンスの確かさ」への信頼が一層増しました。
(KI生、尼崎市)


(宮崎正弘のコメント)じつは十数年前にも、ユダヤの陰謀論が巷間に充ち満ちたおりに、小生は『ユダヤにこだわると世界が見えなくなる』(二見書房)という緊急書き下ろしの本を上梓しており、しかもこの本は十万部ちかく売れましたが、ユダヤの陰謀を言いふらした元凶はロシア(ニコライ朝時代)の秘密警察。ユダヤ人弾圧を目的に陰謀論をでっち上げ、ナチスがのちに援用する偽書『シオンの議定書』によるものです。
 いま、この世紀の偽造文書の真似を中国が展開しているのが「南京大虐殺」というつくり話です。
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(休刊のおしらせ)小誌は海外取材のため9月26日―30日が休刊予定です。
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((((( 政局を語る講演会 )))))
新総裁が麻生太郎氏に決定しました。
解散までの道のりは?小沢民主はどう動くのか?そして政界再編は?
政局を長年見つめてきた花岡先生にこの後の政界の展望を大いに語っていただきます。

●日本保守主義研究会講演会「混迷する政局を斬る!」
 講師:花岡信昭先生(政治評論家・産経新聞客員編集委員)
 日程:10月5日(日曜日)
 時間:14時開会(13時半開場)
 場所:杉並区産業商工会館(杉並区阿佐ヶ谷南3−2−19)
(JR阿佐ヶ谷駅南口徒歩6分、地下鉄南阿佐ヶ谷駅より徒歩5分)
会場分担金:2000円(学生無料)
参加申し込み、お問い合わせは事務局まで。当日直接お越しいただいてもかまいません。
※尚、当日は多くの参加者の方が見込まれますので、事前にご連絡いただければお席の方は確保させて頂きます。
TEL&FAX 03(3204)2535
        090(4740)7489(担当:山田)
メール  info@wadachi.jp
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(サイト情報)米国の信用市場についての公聴会が9月23日、上院の銀行・住宅・都市問題委員会で開かれ、ポールソン財務長官、バーナンキFRB議長、コックスSEC委員委員長が証言した。
(1)証言内容は以下のサイトhttp://banking.senate.gov/public/index.cfm?Fuseaction=Hearings.Detail&HearingID=7a41ae9e-30b2-4d7f-8f1b-4ef2e8ae28f7 
(2)金融危機や住宅金融に関するその他の公聴会 
http://banking.senate.gov/public/index.cfm?FuseAction=Hearings.Home 
(3)下院の金融サービス委員会の公聴会
http://financialservices.house.gov/hearings_all.shtml 
(4)金融危機を回避するための米国政府の措置に関する議会調査局報告書
CRS Report for Congress.  September 23, 2008.  RS22956.  6p. 
http://assets.opencrs.com/rpts/RS22956_20080923.pdf 
Proposal to Allow Treasury to Buy Mortgage Related Assets to Address Financial Instability 
CRS Report for Congress.  September 22, 2008.  RS22957.  6p. 
http://assets.opencrs.com/rpts/RS22957_20080922.pdf 
(5)ブッシュ大統領は第63回国連総会で最後の演説。全文。 
President Bush Addresses United Nations General Assembly、The White House, September 23, 2008 
http://www.whitehouse.gov/news/releases/2008/09/20080923-5.html 
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宮崎正弘の新刊
 『中国がたくらむ台湾沖縄侵攻と日本支配』
     KKベストセラーズ 1680円、ハードカバー

▲侵略と強奪と独裁の現代史を読む
▲ナショナリズムの狂気が凶器へ
▲ナチスベルリン五輪後のチェコ、ポーランド侵攻を忘れるな!

(((( まえがきより本書の狙いを抜粋 ))))
 北京五輪後の中国の行方だが、最も気になるのは膨張しきった「愛国」と「中華」。その拝外主義的ナショナリズムがもたらす”狂気”の行方である。
 間違った自信を得た中国が誤った方向へ暴走する危険性があるからだ。
 「中華民族」の団結イメージは少数民族の犠牲のうえに成立しており、強制というタガをはずせば絶頂から転げ落ちる。機関銃やミサイルを持ち出しての警備や海外メディアからの抗議をよそにインターネット妨害、デモ禁止など。
 そのあまりに自己中心的な、自己陶酔型「中華思想」宣伝大会(1936年、ヒトラーのベルリン五輪を彷彿とさせた)を目撃すると嘗ての「義和団の乱」や先年の反日暴動のように中華ナショナリズムの狭隘さが次に不吉な事態を導きかねない。
 なにより過激攘夷ナショナリズムを制御する理性が中国には決定的に欠けている。

 大気汚染、河川湖沼汚染の対策は進まず、予算を取れた公害防止プロジェクトは汚職の温床と化した。軍の国軍化が急務というのに、軍の中で「国軍論議」は依然タブーであり、一方で軍のサラリーマン化が迅速に進んでいる。
 中国は「ヤヌスの首」のように、失政をすり替えるために突如、微笑みを中断し、対外政策を激変させて戦争をしかける危険性が十分にあるのではないか。
 その場合の攻撃目標とは、軍事的にもっとも脆弱な日本であり、ナショナリズムの狂気が凶器と化す対象は台湾、尖閣、沖縄がセットとして浮上することになるだろう。
 本書はむろん、あり得ない夢想を語るのではなく、たとえ現在の状況が安定を目ざす政治環境であろうとも、危機のシナリオに百分の一の可能性があれば、それに備えることが国家安全保障の第一義であると考えるからだ。

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 <本書の内容>
 プロローグ 中国が日本を飲み込むシナリオはばかばかしいか
第一章侵略と強奪と独裁のパラノイア
第二章北朝鮮は中国の経済植民地
第三章現代版「中ソ対立」も始まった
第四章チベットはいかにして侵略されたか
第五章ウィグルは東トルキスタン独立を勝ち取れるのか
第六章インド周辺からアフリカまで触手
第七章東アジア共同体の幻想
第八章台湾は北京に飲み込まれるのか
第九章尖閣諸島、沖縄が中国領になる日
第十章米中が再度、結託する悪夢のシナリオ
 エピローグ 中国経済が闇に沈没すると?

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 宮崎正弘『トンデモ中国、真実は路地裏にあり』(阪急コミュニケーションズ)
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宮崎正弘『北京五輪後、中国はどうなる』(並木書房、1680円) 
宮崎正弘・黄文雄共著『世界が仰天する中国人の野蛮』(徳間書店、1575円)
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『崩壊する中国 逃げ遅れる日本』(KKベストセラーズ、1680円)
『中国は猛毒を撒きちらして自滅する』(徳間書店、1680円)
『世界“新”資源戦争』(阪急コミュニケーションズ刊、1680円)。
『出身地でわかる中国人』(PHP新書)
『三島由紀夫の現場』(並木書房)
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  • 名無しさん2008/09/25

    面白い記事満載です、日本の女性が賢く有れば日本再生は可能〜確かに昔から日本の女性はしっかりとした人が多いようでした、今のように女性を振り回さない女性、男女に区別は有るのですからお互いが認めれば良いのでしょうが「差別」として仕舞うから福島某・辻元某・猪口某の様に成ってしまうのですね。

    中国の漢字の呼び名、5000年の歴史を持ちながら日本のひらがな・カタカナも持てないのは哀れですね、まあ近代中国語は日本語の転換したものでしょうから・・・