国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2008/09/09


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
    平成20年(2008年)9月9日(火曜日)弐
通巻第2313号  
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(増大号)石原慎太郎靖国分祀論への反論特集(読者欄)
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 野卑で事大主義で横着な朝鮮人の性格は、近年もっと歪んだ
   創始改名は自らが望んだように、韓国をすてる若者も後を絶たず
                        評 宮崎正弘

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呉善花『韓国 倫理崩壊 1998−2008』(三交社)
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 これほど辛辣な、しかし真実な韓国論を読むのは久方ぶり、日頃の神経的疲れも一挙にとれる。
読後感といえば韓国人は世界一哀れな民族であり、国際常識がわからず、世間知らずの自己中心主義が世界の笑いものになっていることに気がつかないほどの愚かな国民であるということだった。
 「強制連行? 殆どが経済的理由で自ら日本へやってきた。創始改名? 殆どは韓国人から改名を希望した」。
 嘘をついても平気、だまされる方が悪いという風土があるから、嘘がまかり通る。戦後、日本が韓国になした経済援助によって地下鉄もできた。製鉄所もできたが、それを知る韓国人は殆どいない。
 呉女史自身が日本に留学にくる前まで、あれは韓国自らの努力で建設したと思っていたという。

 昔、池東旭氏と小生が対談した折、氏から指摘があった(宮崎、池共著『兄弟だから許せない』(学陽書房)。
「外から客間がみえるように応接間をつくり本当は映らないのに大きなテレビをこれ見よがしに飾り、本棚には中身がない文学全集を並べていた」。
外見上の見栄っ張りが韓国人の特色だった。
近年は偽造され改竄された反日教育で、倫理を欠いた日本批判と、あまりのジコチュウの歴史に洗脳された韓国人の、奇妙な振る舞いが目立つ。スポーツ大会での振る舞いは枚挙する必要もないだろう。

韓国人は嘘つき同士だから、じつに詐欺が多い。
世界ランキングでも韓国の詐欺発生件数はトップクラス、しかも偽証罪で起訴された件数を人口比で比較すると、韓国は日本の671倍、法廷での誣告罪は日本の4151倍、つまり法廷も「嘘の競演場」だと呉さんは言う(本書120p)。
売春ビジネスは金額に直すと、韓国GDPの5%にも及び、「専業女性」は全韓国女性の4%にもあたる(本書198p)。
だからエリート高麗大学で『来世は韓国人に生まれたくない』とアンケートに答える若者が51・4%もあるという。(本書157P)
実に過半数以上である。

 そうだ。
 儒教・儒教と呪術のように言いながら、かの国の国民は何時、倫理を喪失したのか?
 呉善花さんは次の指摘をしている。
 「いくら嘘がばれても責任を問われたり職を辞さなくてはならないといった心配がないので(日本では偽メールを流した国会議員は辞職に追い込まれ、大分県教育委員会は不正合格を取り消したが)、誰もが平気で嘘をつくのである」。
 儒教の先輩格と日本にいばり、また欧米にはキリスト教の深い信仰が国民の間に広がっている韓国で、このインモラルな生き方に対して、「なぜ?」訝る声もあるだろう。
 回答はこうだ。
 「韓国人の倫理道徳観は一般に、内面からの自己自身を律するものではなく、外面での形式的なモラリズムの『外貌至上主義』に過ぎないからである。ここのところは、大きく『誤読』している日本人が少なくない」と。
  韓国文化を論じるファッショナブルな文化論を横行する中で、こういう深淵からのぞく韓国論、待ち望まれたものである。
 秋の読書界の話題をさらいそうだ。
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(読者の声1)小生は宮崎さんと違って、東京オリンピック支持派である。招致できるものなら実現した方がよいと思っている。
 「新東京銀行」の失敗にしても、その意図やよし。多くの保守派がその失政を攻めたてていることには苦々しく思っている。
400億円の追加出資は(仕方がないことではあるが、)認めたのは当然である。1000億位の追加出資を覚悟して、都の直接融資システムを再構築する方がベターだとは思うのだが。
 石原都知事が、靖国神社の「A級戦犯」分祠露論者だとしても、多くの都府県の中にはトンデモナイ首長もいることからすれば、ことさら都知事だけをこの問題で槍玉に挙げて攻撃するのはいかがなものか、と考えてきたのである。

 しかしながら石原氏が、その考えを古賀誠氏の主張(おそらく靖国神社境内の別の場所に分祠するということであろうが、)の実現と結びつけるとすれば事態は一変する。
 石原氏が、産経の同じ欄で「移民受入」について法務省の検討を求めたこともあるが、それも一地方首長の言として聞き捨てられる限り、それでよいのだが、仮にそれが「中川秀直氏の1000万移民の受け入れを支持する」ということに繋がったとしたら。
我々は石原・中川(秀直)連合軍と闘うのかと想像してみれば、そのオゾマしさ明らかであろう。
(まあ、そんなことにならないことを祈るが。)
 ところが今回の石原氏の言は、石原・古賀連合軍という図式が現実性をもって我々の前に迫ってくる危険を示すものである。
 もはや東京オリンピックの招致は実現しなくても(そのこと自体は大きなマイナスであると考えるが)、それはやむを得ない。
次回の都知事選挙でとんでもない左派知事が登場する結果になったとしても石原・古賀連合の形成、ましてや「分祠」の実現などを許してはならないと考える。
(TK生 埼玉)


(宮崎正弘のコメント)政局がらみの生々しさですよ、すべてが。息子は「山崎派」ですし、五輪のためには政治信条を横に置いての合従連衡、古賀、中川派への接近という意表を突く作戦にでたのでしょう。
 ところで「五輪反対」を掲げる左翼候補の勝利?そういうシミュレーションもありますか。



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(読者の声2)サンケイ9月8日付け石原論文と「読者の声1」のご意見について以下私見を記します。ご参考まで。

1.背景:石原都知事は子息の自民党総裁選挙を控えて古賀議員に擦り寄っているような感じがする。古賀議員は愛国者のはずの石原氏が好まない政治家と思っていたがこの論文には失望した。

2.論理の誤り:石原氏は、出征した方々の動機について、家族のために死にに行ったという発想であるが誤りである。
なぜなら戦争は国民が国家のために義務として戦うものであり、好き嫌いでする私闘ではないからだ。昨今、この矮小した戦争意識宣伝が卑近で分かりやすいためか、巷間に流されているので注意が必要である。

3.用語の誤り:靖国神社の英霊の「分祀」というのは神道ではコピーのことである。石原氏は「廃祀」というべきである。
廃という文字がこの主張の恩知らず、恥知らずであることを示すので、国民に隠蔽、歪曲、偽装しているのであろう。

4.戦争の意味の重要性:石原氏は遺族にとってささげた人の犠牲は戦争の意味や歴史的価値は関係ないという。そうではないだろう。
戦死というのは、共同体の防衛のための価値のある死だから遺族は慰められるのである。 
どこの国家も戦死者は戦没者とは別に特別に顕彰する。戦死者は犠牲死であり交通事故死とは違うのである。
これは万国共通の価値観であり論理である。 石原氏は公私混同をしているようで、公が見えないようである。

5.靖国神社の意義:戦死者が靖国神社で会おうといったのは、それだけの意味ではない。
自分たちも日本民族共同体を守るために殉じた先祖の英霊の列に加わるという歴史的伝統の中に回帰する願いなのだ。
だから戦後世界各地で日本軍人や軍属が冤罪で敵に処刑されたが、そのときの最後の言葉や遺言は「天皇陛下万歳」であった。敵によって私人ではなく日本人として殺される時に残す言葉は当然「お母さん」ではない。

6.東京裁判について:
1)戦争責任:開戦責任
石原氏は近代史を勉強しておらず戦争の因果関係を知らない。日本が真珠湾をいきなり攻撃したと思っているのだろう。占領時代の反日教育で頭が停止しているようだ。歴史に無知であり勉強していない。化石頭である。
開戦責任は対日戦争を仕組んだスターリン、ルーズベルト、ソ連米国の傀儡蒋介石に求めるべきものである。

2)戦争責任:敗戦責任
日本が戦争に負けたのは、パキスタンの大統領の言っているように、原爆を開発できなかったからである。当時の日本には原爆を開発する技術も国力もなかった。だから指導者の責任ではない。日本人全体の責任である。敵の分断工作に乗って指導者を非難するのは、倒錯工作に騙されているのであり、敵に嘲笑される間抜けである。

3)指導者は国民の身代わり:
東条英機以下の指導者は全日本人の身代わりである。敵の日本人全体への報復というこれほどの大きな責任を引き受けてくれた。だから東條英機以下の英霊には感謝すべきである。石原氏はまったくの恩知らずである。 

7.ノモンハン事件の責任:これもスターリンの陰謀である。
石原氏はソ連崩壊後にソ連で公開されたノモンハン事件の背景や史実をまったく知らない。
実は日本は前半で圧勝している。航空戦では日本は1700機のソ連機を撃墜している。被害は170機であり1/10である。戦車戦でもソ連戦車700輌を撃破している。日本の被害は100輌以下である。兵員の被害は互角かソ連の方が多い。
ポーランド分割戦争が迫り焦ったソ連は八月の攻勢で十倍以上の兵力を動員して日本軍を押し返した。だから日本がボロ負けしたというのはソ連の偽宣伝だったのだ。その証拠にソ連のシュテルン司令官はジューコフに大被害の責任を負わされてスターリンにより処刑されている。
ノモンハンはソ連が独ソのポーランド分割を控えて東部国境の牽制のため、事前にシベリヤ鉄道の駅から一千キロも離れた大原野にのちの日本軍の四倍以上の大軍と数千の戦車、飛行機を準備して開始した対日挑発戦争である。支那事変中の日本が対ソ戦争をするはずが無い。
ソ連の反日宣伝は、日本人に事件の真相から目をそらせ、常に内輪同士で争うように誘導する。その手に乗って味方の辻政信氏を非難してどうする。石原氏は敵味方の区別がつかない。 
少年時代に受けた占領時代の反日倒錯宣伝が今も染み付いているのだろうか。
新しい史実情報を知らずに自分の国民軍である日本軍を非難さえすればよしとする弊風は、戦後教育を受けた人に多い時代錯誤で間抜けな「馬鹿の一つ覚え」である。

8.大東亜戦争の評価:日本は負けたが正しい立派な自衛戦争であった。
1939年ノモンハン直後にフィンランド(人口350万)もソ連(1億七千万)という大敵に襲われたが反撃し有名な冬戦争では、ノモンハンの敗北の経験を活かさなかったソ連軍を大敗させた。最後には負けたが指導者のマンネハイム将軍は今も銅像となって国民の尊敬を集めている。日本もいい加減目を覚まし、東条英機の銅像を建立しなければならない。しかし日本はまだ治安維持法や特高を非難している時代錯誤振りだ。蟹工船まで売り出されている。世界の笑いものである。

9.なぜ日本人なのに民族主義者の廃祀を望むのか:

1)敵に迎合する:周辺敵性国家は日本人の民族主義の再建を妨害しようとしている。そのためには日本人の連続性を絶たなければならない。
そこで日本人に歴史と先祖を否定させることが必要となる。そうなれば日本民族は拠り所を失うからである。
それが自衛戦争と国民の身代わりになって殺された東条英機の否定宣伝である。見え透いた手口であり、逆であれば米国人も支那人も朝鮮人もロシア人も決して引っかからない。彼らは十分狡猾で敵の狙いを簡単に見破る。これはそれだけ日本人が間抜けだということである。

2)占領利得体制の崩壊につながる:東条英機を顕彰することは東京裁判を否定し、占領体制を否定することになる。占領憲法も否定される。
これは日本が独立したのに、史実を国民に隠蔽し占領利得体制を維持していた自民から共産までの既成勢力には困ることである。
だから頑強に反対する。しかし冷厳な現実は日本国民に占領利得体制の清算を迫っている。さもなければ日本は滅亡するからである。
    (PB生)


(編集部から)この他たくさんの石原都知事批判が寄せられました。
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  • 名無しさん2008/09/09

    石原批判文が本人に届いて欲しいものです。日本の歴史を殆ど知らない人を評価していた応援団も豹変?した石原像を記憶しておく必要が有ります。

  • 名無しさん2008/09/09

    石原都知事は失望しました。今回のメルマガは「読者の声」1、2共全く同意です。

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