国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

全て表示する >

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2008/08/16


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
    平成20年(2008年)8月16日(土曜日)弐
通巻第2290号 
△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△

 移民一千万人計画を粉砕する行動計画は?
  現実の脅威はもっと身近に、しかも着実に動いている
****************************************

 ちなみに下記の数字をごらん頂きたい。
 
 2002年  3209人
   03   3778
   04   5264 
   05   5878
   06   8272
 2007年 10262

 この数字は、日本へやってきた中国人留学生のなかで、卒業後も、日本で就職した人の数。つまり日本の就職戦線でライバル日本人を蹴落として、職をえた中国人の異常な増え方に注目していただきたい。
他の国の留学生居残り組を含めない。

 かれらは日本の若者の職場を奪っていることに結果するのか?
ちなみに下記に掲げるのが、彼ら彼女らの昨年の就職先の一覧である。

 翻訳・通訳     3431人(33・4%)
 販売・営業     1574人(15・3%)
 情報処理      1242人(12・1%)
 海外業務       656人( 6・4%)
 教育         541人( 5・3%)
 ほか        2818人
 合  計     10262人
 (数字の出展は『留学生新聞』08年8月15日号より)。


 ▼現実を直視する必要があるのでは?

 これらの統計が意味することは日本企業(中国・台湾企業の日本法人を含めて)が、むしろ積極的に中国人留学生を採用しているという“実態である。

 翻訳通訳は中国人の強みである。日本企業は通訳をほしがる。法律事務所や特許事務所は優秀な翻訳家が欲しい。
 社内で日本人が中国語を習得しようとする意欲を欠落させているからである。

 営業・販売は中国人の積極性を買われた。日本人よりエネルギーがあるからだ。五輪をみても、あれほどの闘魂をみせて、メダルを獲得していく中国人のさまを見ていると、ある種感慨が湧くというものだろう。

 情報処理は、逆に中国人のコンピュータ・スキルを求め、しかも安く雇えるからという企業のニーズにマッチしているからだ。

 つまり、中国人留学生にとっては中国に帰国しても溢れる新卒の群れに、コネがないと無職転落か、あっても3k現場の労働者や、サウナの番人になるくらいなら日本で永住したほうが良いと計算したからである。

 まだある。
 かれらはたくましく日本籍の配偶者を捜し求め、国籍を取得し、その数がすでに十万人を越えている!
 この現実を目撃して、むしろ歴史のイロニーを感得するのである。

というのも遣隋使・遣唐使が日本から夥しくシナへ仏教を学びに行った。最澄、空海、道元という巨星も。
 しかし同時にシナから日本へやってきた「遣日使」が、じつは日本からの留学生をはるかにしのぐ人数であり、そのうえ彼らの大半が日本に居座って帰らなかった。この歴史的事実がなぜか知られていない。

 日本人は阿倍仲麻呂にしても望郷の念やみがたく、ついには帰国船がベトナムに流されて帰国の夢を果たせなかったけれども帰国して祖国に貢献したいと念じた。
 他方、鑑真和尚に代表される遣隋使は、そのような野心、使命感は淡かったのだ。

 1000万人の移民受け入れに反対する諸兄!
 抽象的反対ではもはや時間的猶予は限られている。具体的な戦術が必要である。

 遣隋使の打ち切りを提案した「現代の菅原道真」が必要だろうが、同時にすでに日本に帰化した中国人を、「第二の鑑真」とする努力も必要ではないのか。
     ◎ ◎ ◎ ◎
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
宮崎正弘の最新刊
 『トンデモ中国、真実は路地裏にあり』(阪急コミュニケーションズ)
   (全332ページ、写真多数、定価1680円)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4484082187/
(上記サイトから申し込めます。送料無料)
 
『北京五輪後、中国はどうなる』(並木書房、1680円) 重版出来!
(↓下記アマゾンから申し込めます。送料無料)
 http://www.amazon.co.jp/dp/4890632298/
  ♪♪
宮崎正弘・黄文雄共著
『世界が仰天する中国人の野蛮』(徳間書店、1575円)
  ♪
 宮崎正弘のロングセラー
http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
『崩壊する中国 逃げ遅れる日本』(KKベストセラーズ、1680円)
『中国は猛毒を撒きちらして自滅する』(徳間書店、1680円)
『世界“新”資源戦争』(阪急コミュニケーションズ刊、1680円)。
『出身地でわかる中国人』(PHP新書)
『三島由紀夫の現場』(並木書房)
    ◇
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
 ◎小誌の購読(無料)登録は下記サイトから。(過去4年分のバックナンバー閲覧も可能)。
 http://www.melma.com/backnumber_45206/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2008 ◎転送自由。ただし転載は出典明示。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2001-08-18  
最終発行日:  
発行周期:ほぼ日刊  
Score!: 99 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • 名無しさん2008/08/17

    急がば回れ。アジアの一員の立場で現代中国の人権、経済の更なる情報提供を。通訳翻訳は日本人の有資格、レベルアップの制度化と厚遇策を。毛沢東の裏は本当に知らなかった。つい昨日まで。

  • 名無しさん2008/08/16

    宮崎 様

    少子高齢化、日本民族は衰退する。米国でもPh.D取得者の半分以上は外国生まれで米国のハイテク力を維持するために優秀な海外からの人財に優先して労働ビザを与えている。我が国も能力低下、人財不足、国力増強のためもっと多く優秀な外国人を入れるべきである。

       日本人の仕事が取られると言う短絡的な考えを持つべきではない。

       私の友人でそれぞれ東工大、名大、東大のPh.Dを持つ中国人達は日本のために貢献しているし、私の娘は米国のバイオ研究所で米国に貢献している。

       中国やインドを空っぽにしても精華大学、IIT, 北京大学の理工系学生を買い取った方が世界を制することになる。

    大場

  • 名無しさん2008/08/16

    中国人の採用?通事だけにして置けば良いものを中国の歴史・中国人を知らないからこうなるのですね。

    殆どがいざと言う時は「スパイ・争乱要員

    長野を見れば分かりそうなものを・・・