国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

全て表示する >

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2008/05/27



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
    平成20年(2008年)5月27日(火曜日) 弐
通巻第2204号 
△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△

 国民党の呉伯雄・主席が南京入り。27日、北京で胡錦濤と会見
    中国側は陳雲林(台湾弁事処主任)らが熱烈歓迎の横断幕
****************************************

 国民党大使節団(団長は呉国民党主席)が香港経由で、昨日(26日)南京入りした。
 五泊六日の旅、呉伯雄は四川省北川県の被災地も視察する予定。夥しい土産物を持参した旅になる。

 日本人の感覚からすれば、これは「第三次国共合作」の具体化?
 初日にわざわざ南京を選んだのは、またもや「南京大虐殺」の嘘放送で、中国と台湾が共同に日本批判にでるか、と身構えがちだが、国民党のセンスでは南京は「国父」孫文が眠る中山陵墓がある。
 この場所で花輪を捧げて、大陸と台湾の共通の利益を模索し、「擱置争議 共創未来」といきたいわけで、大事なジェスチャーの式典を執り行う。
 到着の夜は南京の金稜飯店で盛大な宴会が行われた。

 米国のマスコミ論潮は、この呉伯雄訪中を歓迎しており、「過去八年、陳水扁政権で冷え切った両岸関係だったが、馬英九新政権発足後、初めての国民党幹部の訪中であり、相互の観光客解禁とチャーター機乗り入り(三通)の早期実現を協議し、新時代の第一歩とするのだろう」(ヘラルドトリビューン、5月27日付け)。

 南京の飛行場には国民党代表団十六人を迎えるために、陳雲林(台湾問題の中国側チーフ)ら国務院幹部が総出、『自由時報』によれば、三年前の連戦(国民党名誉主席)を出迎えた顔ぶれとほぼ同じだという。
 赤字に黄色の横断幕は「中国国民党訪中団熱烈歓迎」の大文字が躍った。

 野党・民進党の蔡英文党首はすぐに記者会見し、「国民党は共産党に取り込まれる。ワナに落ちた」と激しく批判した。
だが、三年前の連戦訪中団のときのように、出発に反対するデモ隊の姿はなかった。呉伯雄・国民党主席は「台湾の民主主義が成熟し、国民の両岸関係改善への意欲が真剣だから」と新聞記者に語ったそうな(博訊新聞網)。

 呉主席は、南京での式典後、北京へ移動し胡錦濤主席と会見する。
 その後、四川省の被災地を視察する予定。
 △
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
☆.:*:'☆.:*:'★':*.:☆.:*:☆.:*:★':*.:*:☆.:*:'★'.:*:☆:*:'★':*.:☆.:*:☆.:*:★':*.:*:☆.:*:'★'.:*:☆
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
(読者の声1)ハリウッド女優のシャロンストーンが「四川省地震はチベット弾圧のカルマ」と発言し、これに批判が集中しているそうですが、仏教の輪廻転生からいえば、シャロンが行ったことは正鵠を射ているんじゃないでしょうか?
        (YU生、山梨県)


(宮崎正弘のコメント)ハリウッドは、リチャード・ギアはじめ多くの俳優、監督、プロデューサーがチベット擁護です。行動をおこします。
 日本の芸能人は?



   ♪
(読者の声2)許昭栄烈士を悼む
 
 しゃぼん玉浮沈の果ての死は一瞬
       君逝くや高雄の空の大花火
          (アンディ・チャン、在米) 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(休刊のお知らせ)地方講演旅行のため小誌は5月29日から6月2日付けまで休刊です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


宮崎正弘の新刊『北京五輪後、中国はどうなる?』(6月15日発売。並木書房)。
@@@@@@@@@@
<内容>チベット虐殺をめぐる中国非難の声が全世界に巻き起こり、中国を見る目は完全に変わった。国内的にも華南を襲った大雪害と未曾有の四川大地震で政情不安が高まり、大規模な暴動がいつ起こっても不思議ではない。
上海株式市場は07年秋をピークに半値に大暴落し、不動産バブルもはじけた。
国威発揚をかかげた北京五輪の開催すらあやぶまれるなか、共産党王朝の終焉がいよいよ始まった。

   ♪
<< 本誌読者に特典 >>
 四大特典つきで、この本の予約を版元の並木書房のご好意により募集します。

(1)著書サイン入り(ただし先着300名様。301名様からはサインがありません)
(2)送料無料(メール便です)
(3)発売日前に到着(店頭発売は6月15日ごろ。予約の方には6月6〜10日ごろに届きます。)
(4)振込手数料も無料!(到着後、封入された「振替用紙」をご利用下さい)。
 
宮崎正弘新刊『北京五輪後、中国はどうなる?』(並木書房、定価1680円)の御予約はいたって簡単です! 
「宮崎新刊」とだけ書かれ、(1)お名前、(2)御住所(郵便番号を併記)、(3)電話番号(宅配便なので)を下記へメールしてください。
eigyo@namiki-shobo.co.jp
◎手続きはこれですべて終了です!
◎お支払いは書籍に同封される郵便振替用紙にて到着後に支払い(振込手数料も版元負担)。
◎予約は6月4日午前10時に締めきります!

△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△

   ♪
(( 発売中の新刊 ))
  宮崎正弘・黄文雄共著
 『世界が仰天する中国人の野蛮』(徳間書店、1500円プラス税)
  http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
    
((( 宮崎正弘のロングセラーズ )))
『崩壊する中国 逃げ遅れる日本』 (KKベストセラーズ、1680円)
『中国は猛毒を撒きちらして自滅する』 (徳間書店、1680円)
『世界“新”資源戦争』 阪急コミュニケーションズ刊、1680円)。
『出身地でわかる中国人』 (PHP新書)
『三島由紀夫の現場』 (並木書房)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 宮崎正弘 全著作一覧 (これまでの128冊の著作リストを閲覧できます)
 http://miyazaki.xii.jp/tyosyo/index.html
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    ☆.:*:★':**:☆.:*:'☆.:*:'★':*.:☆.:*:☆.:*:★':*.:*:☆.:*:'★'.:*:☆
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
 ◎小誌の購読(無料)登録は下記サイトから。(過去4年分のバックナンバー閲覧も可能)。
 http://www.melma.com/backnumber_45206/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2008 ◎転送自由。ただし転載は出典明示。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2001-08-18  
最終発行日:  
発行周期:ほぼ日刊  
Score!: 99 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • 名無しさん2008/05/27

    モンゴルは内モンゴルを中共に取られているのでやっぱりロシア頼みの線からは抜けられないでしょうね。内心は中露が牽制しあう状態を望んでいるのかもしれません。