国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2008/05/09


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
   平成20年(2008年)5月10日(土曜日)
      通巻第2179号  
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胡錦濤主席に5項目の公開質問状、「南京事件の真実を検証する会」が会見
「毛沢東が『南京虐殺』に一言も触れなかったのはなぜか?」など
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「南京事件の真実を検証する会」(加瀬英明会長/藤岡信勝事務局長)は5月8日(木)午後、東京・有楽町にある「日本外国特派員協会」で記者会見を行い、来日中の中国・胡錦濤国家主席に対し5項目の公開質問状を提出したことを発表しました。
 会見には同会の加瀬会長、藤岡事務局長らが出席、公開質問状の内容について説明を行いました。

 この記者会見の内容について「産経新聞」が5月9日付の朝刊国際面で別掲(下欄)のとおり報道しました。

 公開質問状及び産経新聞の報道内容はつぎのとおりです。
   ▲

胡錦濤国家主席閣下への公開質問状

このたび中華人民共和国国家主席胡錦濤閣下のご訪日に当たって、日中両国の友好を願う者として心より歓迎申し上げます。
 さて、われわれは1937年12月に行なわれた日中南京戦に伴って起こったとされる所謂南京事件を検証すべく、研究して参りましたものです。
貴国のこの事件に対する見解とその取り扱いにつき、深刻な憂慮を感じております。昨年南京屠殺記念館が大規模に拡張改装されましたが、一方で友好を唱えながらこのような非友好的なことを平然と行なう貴国に対して強い不信の念を感じざるを得ません。
そもそも南京で大虐殺があったという論拠は最近の研究によって根本的に否定されつつあります。
以下、重要な5つのポイントについて閣下のご見解を伺いたく、謹んでご質問申し上げま
す。

一、          故毛沢東党主席は生涯にただの一度も、「南京虐殺」ということに言
及されませんでした。毛先生が南京戦に触れているのは、南京戦の半年後に延安で講
義され、そして『持久戦論』としてまとめられた本の中で「日本軍は、包囲は多いが
殲滅が少ない」という批判のみです。30万市民虐殺などといういわば世紀のホロ
コーストとも言うべき事件が本当に起こったとすれば、毛先生が一言もこれに触れな
いというのは、極めて不自然で不可解なことと思います。閣下はこの事実について、
どのようにお考えになられますか?

二、          南京戦直前の1937年11月に、国共合作下の国民党は中央宣伝部
に国際宣伝処を設置しました。国際宣伝処の極秘文書『中央宣伝部国際宣伝処工作概
要』によりますと、南京戦を挟む1937年12月1日から38年10月24日までの間
に、国際宣伝処は漢口において300回の記者会見を行い、参加した外国人記者・外国
公館職員は平均35名と記録されています。しかし、この300回の記者会見において、
ただの一度として「南京で市民虐殺があった」「捕虜の不法殺害があった」と述べて
いないという事実について閣下はどのようにお考えになられますか。もし本当に大虐
殺が行なわれたとしたら、極めて不自然で不可解なことではないでしょうか?

三、          南京安全区に集中した南京市民の面倒を見た国際委員会の活動記録が
『Documents of the Nanking Safety Zone』として、国民政府国際問題研究所の監修
により、1939年に上海の英国系出版社から刊行されています。それによりますと、南
京の人口は日本軍占領直前20万人、その後ずっと20万人、占領1ヵ月後の1月に
は25万人と記録されています。この記録からすると30万虐殺など、到底ありえな
いとしか考えられませんが、閣下はいかがお考えでしょうか?

四、          さらに『Documents of the Nanking Safety Zone』には、日本軍の非
行として訴えられたものが詳細に列記されておりますが、殺人はあわせて26件、し
かも目撃されたものは1件のみです。その1件は合法殺害と注記されています。この
記録と30万虐殺という貴国の主張とは、到底両立し得ないと考えますが、閣下はい
かが思われますか?

五、          南京虐殺の「証拠」であるとする写真が南京の屠殺記念館を始め、多
くの展示館、書籍などに掲載されています。しかし、その後の科学的な研究 (『南
京事件の「証拠写真」を検証する』(東中野他・草思社)など) によって、ただの
1点も南京虐殺を証明する写真は存在しないことが明らかとなっております。もし、
虐殺を証明する写真が存在しているのでしたら、是非ご提示いただきたいと思いま
す。そのうえで検証させていただきたいと思います。

以上述べました5つの点は南京で大虐殺があったなどということを根本的に否定しているものとわれわれは考えざるを得ません。
上記5つの点につきまして、閣下のご見解を承ることができれば幸いです。
この問題は多くの日中国民の関心事と考えますので、公開質問状として提出させていただきます。子子孫孫までの日中友好を願うものとして、閣下のご高配を、衷心から期待しております。
                平成20年5月5日
「南京事件の真実を検証する会」
(会長)加瀬英明 
(事務局長)藤岡信勝
(監事)冨沢繁信 茂木弘道
(委員)阿羅健一 上杉千年 小林太巌 杉原誠四郎 すぎやまこういち 高池勝彦
高山正之 西村幸祐 花岡信昭 東中野修道 溝口郁夫 宮崎正弘
          ○
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(資料)
[産経新聞 20.5.9報道]

「南京大虐殺」見解を胡主席に公開質問状

中国・南京で住民らが日本軍に虐殺されたとされる「南京大虐殺」を研究している「南京事件の真実を検証する会」(加瀬英明会長)は8日、東京都千代田区の日本外国特派員協会で記者会見し、中国の胡錦濤国家主席への公開質問状を発表した。
質問状で同会は「昨年、南京大虐殺記念館が大規模に拡張改装されたが、一方で友好を唱えながらこのような非友好的なことを平然と行う貴国に対して強い不信の念を感じざるをえない」と強調。「南京で大虐殺があったという論拠は最近の研究によって根本的に否定されつつある」と指摘し、同会が行ってきた検証に対する胡主席の見解を求めている。
 記者会見で加瀬会長は「懸念しているのは、いわゆる南京大虐殺がこのまま歴史的事実として世界で定着してしまうことだ。今は、それがでっち上げられた虚構であることを証明する最後の機会ではないか」と述べた。

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(読者の声1)日比谷公園近くで胡錦濤来日に猛抗議を決行
5月6日、怒涛の4000人が集結したフリーチベットデモが大成功に終わって間もなく、我々は日比谷公園に向った。この日来日した胡錦濤は日比谷公園で福田首相との夕食会が予定されており、それに合わせて日比谷公園向かいの日生劇場前(帝国ホテルの隣)で抗議行動が行われることになっていた。
抗議活動は午後6時開始予定であったが、私が6時少し前に到着したときには、すでに地下鉄の階段を登るときから盛大なシュプレヒコールが聞こえてきた。地上にあがるとすでに多数の人々が集まっていた。参加者はチベット国旗や様々なプラカードを掲げ「胡錦濤を逮捕しろ!」「胡錦濤は人殺し!」「チベット人虐殺をやめろ!」「胡錦濤は毒ギョーザ事件を謝罪しろ!」「胡錦濤は南京大虐殺の嘘を謝罪しろ!」などのシュプレヒコールを叫んだ。
我々のすぐ目の前には多数の警察官が横断歩道を封鎖しており、さらに横断歩道の向こう側の日比谷公園入り口付近には何百人もの警察官が並んでいた。
虐殺者胡錦濤の来日にこれほどの厳重な警備を行うことに当然我々は納得いかない。しかもわずか10日前には中国人留学生による長野暴動で数十人の日本人が負傷したにも拘らず、警察が全く逮捕せず、日本人と台湾人だけを逮捕するという不祥事があったばかりだ。警察に対する不信感も積み重なっている。参加者はしばしば警察と小競り合いになった。

それにしても激しい抗議行動であった。途中で警察から代表者に、もう少し音量を小さくしてほしいという要請があったらしい。もちろん受け入れるつもりはない。我々は趣味やレクリエーションでやっているのではなく、本気で抗議の声を挙げているのだ。実際我々のシュプレヒコールは夕食会が行われた松本楼近くまで届いていたという。

昨年11月の馬英九来日の抗議行動のときも私は取材していたが、あのときとは雰囲気が全然異なっている。馬英九来日のときは参加者は25人程度で、馬英九が乗車するバスの目の前まで接近できたし、抗議行動が終わった後は警察に挨拶したり談笑したりしていた。
今回は違う。
500人に達した参加者は心の底から胡錦濤に対して激しい怒りを沸き立たせていた。抗議行動などになじみのない人がそのときの様子を見れば違和感を感じるかもしれない。
 だがこの激しい抗議行動は起こるべくして起こったとしか言いようがない。
胡錦濤は現在進行形でチベット人虐殺や、ダルフール虐殺への武器支援や、法輪功学習者からの生体臓器摘出を行っている中国共産党のトップである。
さらに我が日本も毒ギョーザ事件や東シナ海ガス田問題や歴史認識問題などで中国からは多大な迷惑を被っており、つい最近は長野での暴動によって数十人の負傷者を出すに至っている。このような極悪非道の凶悪ファシストのリーダーが来日し、しかも日本政府は歓迎している。我々一般市民が猛抗議をしないわけがない。

 この日行われた激烈な抗議行動は、一部の過激派右翼によるものではない。
集まった参加者は500人に達し、若い女性から中高年まで様々な層が集まっていた。これは間違いなく国民の世論が行動として現れたものだ。マスコミの報道を見ても、もちろん我々ほど批判的ではないものの、胡錦濤来日をそれほど好意的には扱っていない。むしろ歓迎している人たちのほうがごく一部の非現実主義者なのだ。
 抗議行動は午後8時ごろまで行われた。
この日は午前中に草莽全国地方議員の会が主催したデモ行進に600人が参加し、午後行われたフリーチベットデモには4000人が集結し、夜行われた日比谷公園前での抗議行動に500人が集結した。
まさに大成功だ。日本政府、及び警察はこうした国民の声を真摯に受け止め、対中政策を考え直さなければならないであろう。
 
以下のページで12枚の写真と4本の動画をご覧になれます。写真よりも動画のほうが雰囲気がよく伝わってくると思います。
http://dadao.kt.fc2.com/ron128.htm



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(読者の声2)新潟で「李登輝さんの最後の戦い」
5月18日(日)、新潟李登輝友の会が林建良氏を招いて第6回総会
  演題は「李登輝さんの最後の戦い」

 来る5月18日、日本李登輝友の会の支部第1号として設立した新潟県支部が第6回総会を開催します。記念講演の講師には林建良氏(本会常務理事・「台湾の声」編集長)をお招きして、「李登輝さんの最後の戦い」と題してお話しいただく。
 総統選挙後の台湾状勢について、李登輝前総統がどのように考えているか、日台関係をどのように考えているかなどについて話していただく予定だ。林建良氏の『日本よ、こんな中国とつきあえるか?』も販売、サイン会も行う予定です。
 講演会は無料、一般の方の参加も大歓迎。ふるってご参加下さい。

■日時  5月18日(日)午後2時〜
■会場  ホテルイタリア軒・朝日の間
      (新潟市中央区西堀通7番町1574)
     http://www.italiaken.com/access/index.html
■次 第 14:00〜15:00 第6回定期総会(会員のみ)
     15:00〜16:15 記念講演(参加費無料、一般も可)
             林建良氏「李登輝さんの最後の戦い」
     16:20〜18:00 懇親会(参加費:5,000円)
(日本李登輝友の会メルマガ日台共栄より)

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< 宮崎正弘の新刊予告 >
『北京五輪のあと 中国はどうなる』(仮題、五月下旬刊行。並木書房、予価1600円)。
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(( 最新刊 ))
  宮崎正弘・黄文雄共著
 『世界が仰天する中国人の野蛮』(徳間書店、1500円プラス税)
  http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
    ♪
((( 宮崎正弘のロングセラーズ )))
『崩壊する中国 逃げ遅れる日本』 (KKベストセラーズ、1680円)
『中国は猛毒を撒きちらして自滅する』 (徳間書店、1680円)
『世界“新”資源戦争』 阪急コミュニケーションズ刊、1680円)。
『出身地でわかる中国人』 (PHP新書)
『三島由紀夫の現場』 (並木書房)
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 宮崎正弘 全著作一覧 (これまでの128冊の著作リストを閲覧できます)
 http://miyazaki.xii.jp/tyosyo/index.html
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  • 名無しさん2008/05/10

    南京大虐殺、このような真実を何故歴代の日本政府は、自身で対応出来ていないのか、不思議です。今でははっきりいって、遅すぎます。中国がこれだけ存在感を増す中で、この問題にスポットを当てるためには、それこそ、先日の北朝鮮拉致問題をフランスでスポットを当てたような、国際的な舞台で、テーブルに上げるような方法しかないと思います。

  • 名無しさん2008/05/09

    胡主席来日に対する日本政府の対応、予想

    してはいたものの、あの馬鹿げた歓迎振り

    に憤りを覚える毎日です。日本人を教育

    するしかありません。更なる情報を繰り返

    し伝えてくださることを期待しています。

    友人にも、どんどんこのメルマガを紹介し

    ていきたいと思います。