国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

全て表示する >

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2008/04/06

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
   平成20年(2008年) 4月6日(日曜日)
通巻第2146号   
△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△

 がらりと台湾の政治雰囲気がかわり始めている
  「チャイニーズ・タイペイ」名義で国際機関への加盟を申請へ方針を転換
***************************************

 馬英九次期台湾総統の動きが世界の焦点となっている。
 「WHOなど、国際機関への加盟は実利的かつ柔軟に」という基本姿勢で、加盟申請の名義をオリンピック方式の「チャイニーズ台北」でやり直すという。
http://www.cna.com.tw/CNAeng/RealTimeNews/NewsDetail.aspx?strNewsDate=&strNewsID=200804040022&strType=PD

 この主権をはじめから投げやりにした態度には、今後多くの批判がありそうだ。

 また読売新聞のインタビューに答えた李登輝前総統は「アドバイザー役を受けることに前向き」と次期馬政権での対日交渉の顧問就任に前向きの姿勢を顕した。

 ◎
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ☆.:*:★':*.:*:☆.:*:'☆.:*:'★':*.:*:☆.:*:☆.:*:★':*.:*:☆.:*:'☆.:*:'★':*.:*:☆
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
   ♪
(読者の声1)貴誌2146号、三澤氏の(読者の声1)で[講談社発行の「月刊現代」5月号に原武史明治学院大学教授(元日経新聞記者)が「宮中祭祀の廃止も検討すべき時がきた」との副題で「皇太子一家『新しい神話づくり』の始まり」なる文章を書いています]とあります。
宮中祭祀を行わないなら、天皇(スメラミコト)ではない。
それは、退位さらに廃位を意味します。宮中祭祀は昭和40年頃まで、宮内庁職員が勤務時間外の奉仕活動としてお手伝いをしてきました。一部職員がこのことを問題として騒ぎ出し、以降宮内庁職員は、皇室の「私事」である宮中祭祀を手伝わないことになりました。
以降、素行會をはじめとする氏素性のしっかりした皇室を崇敬する人たちがやっている愛国者団体から推薦された人たちが替わってお手伝いをしています。
一つ私が非常に気にしていることがあります。
宮中三殿の中で天照皇大神を祭っている賢所に、天皇低陛下が正式の礼装をして毎朝8時に参るという伝統がありました。陛下が正式な礼装を着て参るということは、お供の人たちも着付けに努力を要する礼装をするということで、あまりに負担が大きいといとして、侍従長が陛下が本来着られるのと同等の礼装で陛下に代わって参り、陛下は通常住んでいられるところから、賢所の方に向って祈るということに替わりました。
それがいつの間にか、侍従長が洋式礼服で参拝することになりました。洋式礼服を着た人間では壇上に上ることが赦されません。
したがって、御祭神からかなり離れて壇の下から拝礼することになりました。
先帝陛下の時代のことですが、おそらく未だに正されていないことでしょう。それなら、侍従長などといわず宮崎さんのメルマガの愛読者の中で思想堅固で奉仕の精神の旺盛な方々が正式の礼装でなさった方がよほど良いのではないのでしょうか。
宮中祭祀は、明治になったそれまで途絶えていた多く宮中儀礼が復活しました。一時的なゆれ戻しかもしれません。しかし、譲れない一線というものもあります。
また、逆に明治になって廃止になったよき伝統もあります。これは、伊勢神宮内宮のことですが、大物忌の制度の廃止はまことに残念なことです。お引き受けくださる童女の方には大変なことでしょうが、是非復活してほしいものです。
現代日本の活力復活には、こういった根本的なところを正していくのが、良法と信じます。
   (ST生、神奈川)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
   ♪
((((( 今週の書棚 )))))

平沼赳夫・監修、池田一貴・訳、財団法人無窮會・編
『福沢諭吉の日本皇室論 現代語訳─原文(総ルビ)付き』(島津書房)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

 内容を簡潔に紹介します。
丸山真男らによって戦後流布された「市民的自由主義者」という福沢諭吉像を、諭吉自身が見事にくつがえしている天皇論、国体論。
福沢諭吉は(天は人の上に人を作らず、などという)単なる「平等主義者」ではなかったことが、本書を読めば如実に理解できます。欧米の王室や議会に関する蘊蓄と、日本人としての愛国精神を縦横に駆使して描く、あるべき近代天皇論。
「尊皇・愛国の知識人」たる福沢諭吉の本領が一目瞭然。
近代皇室の在り方を説いた天皇論の古典「帝室論」「尊王論」が、現代語訳によって若い人々にもすっきり理解できるようになりました。
内容理解に資するため、わかりやすい「解説と梗概」が付いています。「解説と梗概」を読むだけでも本書の全容がつかめます。

【本書「序文」より抜粋】(平沼赳夫)
 皇室の存在は、個々の思想や政治信条を超えているのです。
 福沢諭吉先生はそれを「帝室は政治社外のものなり」の一言で喝破しました。
 まさにそのとおりです。このような視点から皇室の在り方を論じた「帝室論」「尊王論」は、明治憲法や皇室典範が成文化される以前に公刊されたもので、福沢先生の本質を射抜く洞察力と先見の明が遺憾なく発揮されています。

【本書「帝室論」現代語訳より抜粋】(福沢諭吉)
 わが帝室〔皇室〕は万世無欠の至宝であり、人心収攬の一大中心である。わが日本の人民はこの宝玉の明光に照らされて、この中心にひしめき集い、内には社会の秩序を維持するとともに、外には国権を四方へ拡張すべきものである。その宝玉に触ってはならない。その中心を動揺させてはならない。官権・民権などというもの〔両派の争い〕は小児の戯れにすぎない。小児をして宝玉に触らせてよいものだろうか。小児をして一大中心を動揺させてよいものだろうか。謹んで汝の分を守れ…(以下略)…
------------------------------
   本書の目次   
------------------------------
●序文………財団法人無窮會理事長・衆議院議員 平沼赳夫
●日本皇室論(1)現代語訳
「帝室論」及び解説と梗概…………福沢諭吉著 池田一貴訳
●日本皇室論(2)現代語訳
「尊王論」及び解説と梗概…………福沢諭吉著 池田一貴訳
●原本「帝室論」(底本 東京時事新報社版)総ルビ付き
●原本「尊王論」(底本 東京時事新報社版)総ルビ付き
●あとがきにかえて……財団法人無窮會常務理事 頭山興助
         ●
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◎ 10日午後午後六時、豊島公会堂で中国を糾弾する国民集会が開催されます!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪ ♪ ♪
ダライラマ法王が十日に来日
  緊急集会が行われます!
 「中国の実態を告発する国民集会」
北京五輪にNO!
世界最大の抑圧・侵略・汚染国家「中国」の暴虐を許すな! 

日時 4月10日(木)午後6時半開会(開場6時)
会場 豊島公会堂(みらい座いけぶくろ)
池袋駅東口下車徒歩約5分  (入場無料)
((( 登壇者 )))
     加瀬英明(外交評論家)・陳惠運(食品ジャーナリスト)
平松茂雄(軍事専門家)・ペマ・ギャルポ(桐蔭横浜大学教授)
相林(中國民主運動海外聯席會議アジア代表)・殿岡昭郎(中国民族研究家)
宮崎正弘(評論家)・大原康男(国学院大学教授)ほか関係者多数。。。
(順不同。敬称略)

主催「中国の実態を告発する国民集会実行委員会」(代表・加瀬英明)
  千代田区平河町2―16―5―302 高池法律事務所気付 
電話03(3263)6041 Fax03(3263)6042 
当日連絡先 080(5086)2965(藤本)
090(7725)6256(福永)
             ♪
  詳しくは下記をクリック。
http://miyazaki.xii.jp/sina/index.html
   ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
     ♪
 (宮崎正弘の新刊) 
  宮崎正弘・黄文雄共著
 『世界が仰天する中国人の野蛮』(徳間書店、1500円プラス税)
  http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html

((( 宮崎正弘のロングセラーズ )))
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url?%5Fencoding=UTF8&search-type=ss&index=books-jp&field-author=%E5%AE%AE%E5%B4%8E%20%E6%AD%A3%E5%BC%98
     
『崩壊する中国 逃げ遅れる日本』 (KKベストセラーズ、1680円)
 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=32009305
『中国は猛毒を撒きちらして自滅する』 (徳間書店、1680円)
『2008年 世界大動乱』 (改訂最新版、1680円。並木書房)
『世界“新”資源戦争』 (阪急コミュニケーションズ刊、1680円)。
『中国から日本企業は撤退せよ!』 (阪急コミュニケーションズ刊)
『出身地でわかる中国人』 (PHP新書)
『三島由紀夫の現場』 (並木書房)
     △
宮崎正弘全著作一覧 (これまでの128冊の著作リストを閲覧できます)
http://miyazaki.xii.jp/tyosyo/index.html
宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
◎小誌の購読は下記サイトから。(過去4年分のバックナンバー閲覧も可能)。
http://www.melma.com/backnumber_45206/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2008 ◎転送自由。ただし転載は出典明示。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2001-08-18  
最終発行日:  
発行周期:ほぼ日刊  
Score!: 99 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • kanagawa2008/04/06

    小田内氏の発言は、左翼ドクドクの言いまわしで、善良な国民を誘導しょうと、している。

    一見耳当りの良さそうな、言い回しに注意しょう。一見インテリ程いやらしい、人種はいない。