国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2008/04/03

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
    平成20年(2008年) 4月3日(木曜日)弐
通巻第2142号  
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THE DAY AFTER
 戦い済んで朝が来て、台湾「ファースト・レディ」はジーパンで出勤
   おかっぱ頭、宝石もつけず、市バスで出勤するキャリア・ウーマン
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馬英九・次期台湾総統の夫人は周明青という。馬のハーバード大学留学時代、彼女はNY大学に留学していた。
選挙中、大事な国民党の集会では、ときおり馬英九のとなりに並んで旗を振ったりしたが殆ど発言しない、寡黙な夫人である。
おかっぱ頭で、殆ど化粧をしない。
いや正装もしないし、ネックレスも地味で宝石はつけていない。連戦(国民党名誉主席)夫人と百八十度ちがって庶民的。これ、意図的ではなく、普段からジーパンの小母さんである(ただし美人ではありませんが個性的な風貌をされています)。

「チョコレート・ケーキと餃子が好きで、仕事の合間に精神障害児の福祉チャリティに協力することくらいしか素顔が知られていない」(ヘラルドトリビューン、4月3日)。

選挙最中、ニュースを見ていると馬英九・周明青夫妻の二人の娘は米国留学中で、選挙前日に急遽、投票のため米国から帰國した(3月21日)。二人とも黒縁の眼鏡をかけ、終始うつむき加減なので馬英九に似ているのかどうか、定かではなかった。

台湾のマスコミは空港に出迎える母と娘をカメラで執拗に追いかけ、なんと出国するとき(23日)も、娘二人のパスポートを二階からカメラがズームアップしていた。馬英九本人や姉ふたりにグリーンカード所持の疑惑が持ち上がっていたからだ。

さて当選翌々日の月曜日のことである。
ホテルの部屋で台湾のテレビニュースをかけたら、次期台湾総統夫人の出勤風景。それも普段のおばさんにもどってジーパンにTシャツで、公共のバスにのって通勤である。
私服刑事らしき男が二人画面に映っていたが。。。

警備上、いつまでこの風景が続くのか、いや、それよりファーストレディが、これまで通りの勤務を続けて良いのか、5月20日の就任式前後に結論が出るだろう。
ちなみに次期ファーストレディの周明青は、過去22年間台湾の大手銀行(国際商業銀行)に勤め法務対策のチーフと言われる。
3月27日には「仕事を続ける」と声明文を出している。

総統官邸は改修工事にはいり、八月に完成。馬夫妻は官邸に移ると予想される(自由時報、3月30日)。

近年の高学歴社会と経済の繁栄により、大学どころか米国の大学院を卒業する女性が社会に躍進し、台湾でもキャリア・ウーマンは結婚しないか、しても子供をつくらない女性が目立つようになり、結婚したら専業主婦の戻るという率は80年代の80%台から、いまや40%台。
台湾の国会議員で女性の割合は30%。34人の立法委員が活躍している。馬夫人は新しい台湾女性の象徴となるかもしれない。
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(読者の声1)  経営コンサルタントの大前某氏が2008年4月2日の某誌にて「中国よ、10年後の世界を見定めよ」と中国を窘める論調のコラムを発表されていました。
この御仁はマスコミの露出も多く経営と縁のない私でさえ知っておりますが、確かいつも「中国にはビッグチャンスがある、みんな乗り遅れないよう早く中国で始めよう!」というようなことを言っておられたような気がします。
今回の記事を見ても何か宮崎先生のようなチャイナウォッチャーの意見をただつなぎ合わせた、大学生のレポートのような薄っぺらな内容になっています。
宮崎先生のレポートを読んでいれば素人の私にでも分かることをお前に言われたくないわ!という気持ちです。景気が良い時は散々煽っておいて悪くなると手のひらを返すとは、こんな知識人に振り回される一般経営者、サラリーマンが可哀想でなりません。
    (ME生)
 

(宮崎正弘のコメント)大前某の言説が、しかしながら何故、一部のビジネスマンにいまも読まれるのか、その皮相な現象が不思議です。
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  (((((( ダライラマ法王が十日に来日 )))))))
  緊急集会
 「中国の実態を告発する国民集会」
北京五輪にNO!
世界最大の抑圧・侵略・汚染国家「中国」の暴虐を許すな! 

日時 4月10日(木)午後6時半開会(開場6時)
会場 豊島公会堂(みらい座いけぶくろ)
池袋駅東口下車徒歩約5分  (入場無料)
((( 登壇者 )))
     加瀬英明(外交評論家)・陳惠運(食品ジャーナリスト)
平松茂雄(軍事専門家)・ペマ・ギャルポ(桐蔭横浜大学教授)
相林(中國民主運動海外聯席會議アジア代表)・殿岡昭郎(中国民族研究家)
宮崎正弘(評論家)・大原康男(国学院大学教授)ほか関係者多数。。。
(順不同。敬称略)

主催「中国の実態を告発する国民集会実行委員会」(代表・加瀬英明)
 千代田区平河町2―16―5―302 高池法律事務所気付 
電話03(3263)6041 Fax03(3263)6042 
当日連絡先080(5086)2965(藤本)
090(7725)6256(福永)
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  詳しくは下記をクリック。
http://miyazaki.xii.jp/sina/index.html
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 宮崎正弘・黄文雄共著
『世界が仰天する中国人の野蛮』(徳間書店、1500円プラス税)
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『崩壊する中国 逃げ遅れる日本』 (KKベストセラーズ、1680円)
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『中国は猛毒を撒きちらして自滅する』 (徳間書店、1680円)
『2008年 世界大動乱』 (改訂最新版、1680円。並木書房)
『世界“新”資源戦争』 (阪急コミュニケーションズ刊、1680円)。
『中国から日本企業は撤退せよ!』 (阪急コミュニケーションズ刊)
『出身地でわかる中国人』 (PHP新書)
『三島由紀夫の現場』 (並木書房)
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宮崎正弘全著作一覧 (これまでの128冊の著作リストを閲覧できます)
http://miyazaki.xii.jp/tyosyo/index.html
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