国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2008/03/15


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成20年(2008年)  3月15日(土曜日)  
通巻第2125号  
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 国民党、農民対策で失点か
  「共同市場」に労組、農協が猛反発「台湾農業をつぶすのか」と反対集会
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 国民党が唱えた「一中市場」(台湾と中国の共同市場創設構想)に猛烈な反対が農家からあがった。
とくに苗栗県は原住民農業従事者が圧倒的な地区、国民党の金城湯池の本場から。その馬英九、粛萬長選挙対策本部へ抗議の農民集団が現れたのは11日午後だった。

「安い中国の労働力によって、軽工業分野では台湾企業が駆逐されるか、或いは大陸へ進出せざるを得なかった。しかし農業は農地を大陸へ移転できない。農作物が自由化されたら、野菜、卵などが中国産品で台湾市場は埋め尽くされ、台湾の農民は死に直面するではないか」。

馬英九は反論した。
「農産、魚介類の中国からの禁輸品目を減らしたのは陳水扁政権下の8年間ではないか。2246品目の禁止措置を832品目に減らした。そのうえなお、漁民が反対している大陸からの魚介類輸入許可に動こうとしているではないか」。

蘇貞昌(民心党副総統候補)の反論。
「台湾市場を整合性をもって開放するのはグローバリズムの流れ、国民党の言う『一中市場』は、台湾市場にがらんどうの穴を開ける愚挙。“花を木に接ぐ”などとする粛発言は問題である」。(「花に木とつなぐ」云々は粛萬長・国民党副総統候補の発言)。

 台湾農業産学連盟(農協組織に類似)と台湾労工陣線(労働組合連合)は、共同で反対行動を起こし、「労働者農民の生活が貧窮し、貧富の差が拡大するばかりか、台湾農業は大打撃を受ける。農園は消滅する」と危機感を訴えた。

 もう一つの失点が国民党にある。
 中国の大学卒業資格と台湾の大学卒の資格を同格に扱うという馬発言へ猛烈な反発が起きていることだ。
 謝長廷は「同じレベルで、教育内容も同じであるならともかくカリキュラムも異なり、大学の教育姿勢もちがう。医者、弁護士、看護婦、会計士などの資格審査を考えただけでも質の平等が得られない」と反撃している。
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(休刊のお知らせ)小誌、台湾総統選挙取材のため3月19日から25日を休刊します。
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 東中野教授と版元が不当な訴えをうけています! 支援の手を!

 ■日時   :3月17日(月) 午後1時15分開廷
 ■裁判所  :東京高等裁判所・第12民事部 824号法廷
 ■事件名  :損害賠償等反訴事件・平成19年(ネ)第6002号(夏淑琴さん裁判控訴審 第一回口頭弁論)
 ■傍聴券交付:午後12時40分 裁判所合同庁舎正門 2番交付所 
午後12時40分までに集まった方を対象に抽選を行うとのことですので、その数十分前から抽選券を配布し、12時40分で締め切りになるようです。
裁判所前が混雑する場合もありますので、なるべくお早めに起こし下さい。 
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黄文雄氏との共著
『世界が仰天した中国の野蛮』(徳間書店、三月28日発売予定、予価1600円)
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  『崩壊する中国 逃げ遅れる日本』 (KKベストセラーズ、1680円)
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『中国は猛毒を撒きちらして自滅する』 (徳間書店、1680円)
   http://www.business-i.jp/news/book-page/debut/200710130007o.nwc
   (書評と申し込み方法 ↑)
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『出身地でわかる中国人』 (PHP新書)
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宮崎正弘全著作一覧 (これまでの127冊の著作リストを閲覧できます)
http://miyazaki.xii.jp/tyosyo/index.html
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創刊日:2001-08-18  
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